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ミケランゼロの1%(その壱)
長らくのご無沙汰です。ズクナシです。最後に書いたのを見たら2017年でした。あの頃はまだヤマダ電機で仕事していた頃ですね。その後派遣会社からカスタマサポートエンジニアとして派遣先で常駐したのが2018年の1月なので、最後のブログから3ヶ月後。そして今年の3月でそこも離れてホント久々のフリー生活です。フリーってカッコよく言ってますけど要するに無職です。

さて、そのフリーでいるときにタイミングよくやってきた出来事についてお話したいと思います。

今年の3月のことです。一通のはがきが見覚えのないところから送られてきました。裁判員選任手続期日のお知らせ(だったかな?)というようなA4の大きめな封筒が送られてきた。そうです、都市伝説かと思っていた裁判員候補に選ばれたのでした。実はその前年の秋頃だったかに、裁判員名簿に登録されましたよ、という通知が来ていました。その中には、裁判員になれない人がいるので、もし該当するようだったらその旨教えて下さい、という趣旨のアンケートも入っていて、それは返信しないといけない。まあ私はその時は仕事はあったけど、面白そうな話で且つマッタク問題のない人だったので、もちろん出来ます!!とお返事しました。

とはいえ色々調べるとなんと1万人に1人ぐらいの確率らしく、まあ無いかなと思っていました。なのにくじ運がいいのか第二関門も突破したわけです。

選任手続期日は5月21日です。それまでに仕事を始めているという未来もあったはずなのですが、今回はちょっとした別の出来事もあり、ハロワにも行かない状態でこの日を待っていました。

ところで裁判員制度ってどのくらいの人がご存知ですかね?
私はあるということぐらいしか知りませんでした。

ということで今回裁判員になった経験を何回かに分けて書いていきたいと思います。

第一回は裁判員選任手続きについてです。

さっきも書きましたとおり裁判員選任手続期日は5月21日だったのですが、その日の13時頃に到着いたしまして、まずは入り口で金属探知機のゲートを通ります。通るとピーっと鳴ればまだ金属がある証拠でそれを外して再度通る。空港なんかと同じやり方です。ちゃんと通り抜けて指示された部屋に参ります。ちょっと早めだったけれど問題なく通してもらいました。私はちょうど3番目でしたので、3番の椅子に座って時間が来るのを待ちます。間断なく少しずつ人が入室してきます。そして端からどんどん席は埋まっていきます。大体20人ぐらいは来たと思います。
時間になりました。
司会をしているのは事務の方(書紀さんとかとはまた別の方のようです)だと思いますが、どういう感じに進めていくのかを話してくれます。そして最後にくじ引きをして裁判員を決めるという話でした。
次に裁判長(今回は女性の方でした)が登壇されお話をされます。そのときに別室に待機していた裁判官と検事、弁護士が全員出てきて自己紹介されました。そして今回の裁判についてかんたんに、といっても起訴状自体が読み上げられます。このときは自分が裁判員になれるか分かる前でした。
そして秘守義務について、注意事項について説明があります。質問が受け付けられ特に問題がなければ、一旦休憩を挟んでくじ引きです。
くじ引きは商店会の歳末セールみたいなガラガラを私達が回す・・・ワケじゃなくて、別室のパソコンで選んでそれを発表する方法でした。
休憩後にくじ引きの結果が表示され、なんと当選!裁判員は6名補充裁判員が2名の合計8名がのうちわたしは3番めの裁判員に選ばれました。なんか今年のくじ運使い切ったかのような出来事でした。
まず裁判員選任の名簿登録で一つ、その後裁判員候補になることで二つ、そして裁判員になることで三つの関門を無事くぐり抜け(全部だが)裁判員にまで昇り詰めた(?)私の活躍(?)が始まるのは6月1日からとなります。(つづく…)


追伸
# by zukunashi | 2021-06-18 12:48 | 映画・演劇・音楽
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』鑑賞

7月頃から気になっていて、全然行けなかったからもう終わっているだろうと思ったらまだやっていたという幸運。
見てまいりました。

お久しぶりです。

11ヶ月ぶりに新しい記事を上げると、ちょっとドキドキしますね。ズクナシです。

ズクがないから放っているということにしてよいでしょうか?信州の方なら分かる話ですが、他の地方の方だとわからないですね。

というわけで、映画鑑賞をホント久しぶりにしてきました。全然映画見てないわけじゃなかったんですが、でも見に行った本数は片手にさえ余る。
ただ、今回は素晴らしかった。ホント映画を見てよかったと思える作品でした。

ダンスシーンは言うに及ばず、彼の子供時代からの歩みを語るインタビュー。母、父、祖母、先生、ロイヤルバレエ団の友人、それぞれの話が絡んで彼の複雑な心の中が少しずつ分かるようなきがする。そして時々に織り込まれる子供から大人になるまでの様々な、そしていろいろな人が撮った動画とも相まって一人の天才と呼ばれたダンサーの半生記として生々しく迫ってくる。

見に行った劇場がアップリンク渋谷の最前列で、座椅子にもたれて見ていたので、映画を見るというより親戚の家でそこの子供の動画を見るようなそんな楽さ加減で見ていた。
おかげで生々しい彼の人生と、有名なYou Tubeの上がっている彼の動画 Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle がその楽しさ、嬉しさ、そして苦悩が見えるようで非常に感動的だった。

とても示唆に富んでそして見るに値する何かを残してくれる素晴らしい映画でした。

# by zukunashi | 2017-11-12 19:26 | 映画・演劇・音楽
DOGのBLUES ジャングルベルシアター 2016/12/4 18:00より
ジャングルベルシアター冬公演 「DOGのBLUES」観劇

どんな情景なのかというと・・・港町に住む野良犬や家犬たちの話だ。まだおおらかだった昭和50年代のころの話と、チラシで主宰の浅野泰徳さんが書いている。

その頃って…今のように空き地があってもすぐコインパーキングにするようなこともなく、ドラえもんの世界のように土管がそのまま積んであったり、野良犬がいたり、お母さんは買い物かごをもって、割烹着を着て八百屋さんや魚屋さん、肉屋さんを回って買い物したり、家の中でお父さんがタバコをバンバン吸って、リビングが紫煙で臭くなってたり、トラックから真っ黒な排気ガス、交差点では時々息苦しくて、夏には光化学スモッグが何回も何回も起きる、そんな時代だった。
主人公はタイトルにもあるBLUES。ボクサー犬だけど、演じる俳優さんは二宮康さん。長身イケメン鍛えている腹筋の好男子。ちなみにアクションシーンでちょっと背中やお腹が・・・。鍛えてますね、さすがに。
話の中での彼はぶっきら棒、お人良し(お犬良し?)、強い。彼が話の中心の筈が、お人良し(お犬良し?)のせいか、他人(他犬)のエゴであっち行ったりこっち行ったり。優柔不断とも取れる。彼は何にもしない。周りが勝手に彼に期待したり、頼ったり、世話を焼く。
ヒロイン役はメンフィスという愛玩犬(犬種忘れたぁ)演じる俳優さんは稲垣希さん。(主人公から見たら)チンチクリンで可愛らしい。そして声も通るし表情もクルクル変わる。
でもちょっと影がある、劣等感がある。そして飼い犬なのに自由で元気。なんかアンビバレンツなところを持ったヒロイン。いろいろしがらみがあるけど、まんざらここも悪くないっていう感じ。キレたら怖いね、きっと。
二人のボスのうち老獪な裕次郎は地元の顔役だ。演じる俳優さんは篠崎大輝さん。正義感が強いとか真面目っぽい役が多かった気がするんですが、今回は一癖ある老犬の役。
でも温厚だけでは人(犬)を締めることはできない。硬軟織り交ぜてこの街を支配している。強くはないけど、人(犬)を見るタイプですね。そして意外と締めが甘い。そのせいでこの界隈はギスギスしてないのだろう。ただ、昔は強かった…のだろう。
そしてこの話の陰の主役ともいえる新興勢力のボスジャッキー。演じるのは福津健創さん。ジャングルベルシアターでは変わった役(外人とか)が多い。今回も犬だよと思ったけどみんな出演者は犬だった。そう考えると一番普通の役かも。ただそれを普通にやったりはしない…。
彼は雑種でも野良の誇りでのし上がってきた苦労人(犬)。人(犬)たらし。以前BLUESとやりあって負けたからか、仲間を作って戻ってきた。昭和な肉体系お父つぁんだね。
その右腕、キレる頭脳、意外と腕力もいけるダルメシアン。ロック役は金澤洋之さん。所属は劇団熱血天使の座長さんでいらっしゃいます。熱血天使さんのプロフィールでは和服に刀な感じなのです。
しかし、彼はジャッキーの右腕としてそして二頭の手下を従えて策を巡らし縄張りを広げる。でもジャッキーとロックの思惑はいつも一緒…?
そしてジャッキーの左腕モモコは谷口明日菜さん。初かと思いましたがどうもカプセル兵団の『ゾンビ×幽霊×宇宙人 オール恐怖大行進!!』に出てらっしゃいましたね。でもあの芝居、私の中では評価低いんですよ…ごめんなさい。
だが、彼女はボスの左腕…っていうか鼻とか食欲系のところ担当。でも野良犬だからご飯のありかを見つけられるこういう特技は超重要でしょうね。あと嘘がつけない犬の役なのでそこを付け込まれたりしますけど、基本はいい人(犬)です。
そして超天然犬、ビートルズは西村太一さん。いろいろな顔がある怖い役者さんです。ただ器用なだけじゃなく、観客に強く刺さる芝居もします。
そんな彼の役は超天然。ビートルズとつけた飼い主も天然だろうからその影響か?裕次郎や仲間に呼ばれるときはふくすけ。まあ、名は体を表す…ぼけた名前だとぼけた性格に育つということか?でも恋女房のためなら…。
そして変わり身の早いペロは大中小さん。どこかでお会いしているような気が若干します。
だれでもお腹を見せちゃいます。降参とか撫でてとか…どちらにしても平和主義。そのせいで欲しいものは指をくわえて見ているタイプです。また、芸もないです。どうする?!

あと松宮かんなさんのC-05…別に未来からやってきたサイボーグじゃないです。…その子供ノゾミ役の都築知沙さん、メンフィスのお母さんミニーの長尾歩さん、アイドル、キャンディー役の天野耶依さん…焦ってたんかな、歌が…その旦那犬アンソニー役千葉太陽さん…たぶんあれだけ上手なアムロの「ぶったね…」とその次の完璧なタイミングで繰り出された「2回も…」は素晴らしい…そして、ロックの手下ロッソ氏平充信さんと力王の青木隼さん。
べ、べつに脇役だからはしょったとか、そんなに話にかんでないからとか、セリフが少ないからとか、そんな理由で十羽一絡げにした訳じゃないんですよ。ただ単純に…長くなってきて疲れただけです。すみません。

ちょっと気になったのはさいしょにBLUESが発したセリフ。なんかいわくありげだ。とはいえ話としてはとてもシンプルだ。狭い町の中で生き残るために戦ったり仲間になったりする普通の冒険譚だ。詳しくは書かないが、いろいろ謎が解けてくると最後は大団円になる。ジャングルベルシアターらしい楽しく見れる芝居だ。

で、日曜日の夜の回を見てああよかったなぁと思ったのは終了間近、ロックとジャッキーのやりあうシーン。それまでは水面下で徐々に網を張って、そして一気呵成に決めるロック。そしてその標的には自分のボスジャッキーも入っていた。純血種と雑種、プライドと誇り、トップとナンバー2。思惑は交差し生きるか死ぬかの死闘になる。どっちが勝っても面白い話、結末になっていたと思う。あの芝居の中で唯一緊迫した場面。アクションでは出せない緊張感が心地よかった。そしてラストシーンの弛緩。

どのシーンを切り取ってもその前後との関わり、話の筋立てに無理がなく足りないところを補うように謎が明かされる。大きなタペストリーを編み上げるように完結した今回の芝居は、次の芝居リヒテンゲールからの招待状」とどう関わるのかワクワクしている。
# by zukunashi | 2016-12-07 19:00 | 映画・演劇・音楽
この世界の片隅に【ネタバレあり】
実際沢山映画も芝居も見に行っていましたが、近頃はその感想、批評を書くのもちょっとさぼり気味なズクナシです。

さて、そう書いていおいてタイトル通りアニメ映画の話です。

『この世界の片隅に』皆さん観ましたか?私もつい先日見てまいりました。

大絶賛という言葉につられ、そしてキッタハッタの大娯楽映画もいいんですが、ちょっとまあおちつこうか、という事でこの映画を見に行きました。

で、さっそく見てきた感想ですが、大絶賛!!というわけではないです。でも普通の映画ではない。戦争映画と言えばそうだが、戦闘映画ではない。日常の話ではあるが、我々の思っている日常ではありません。そして私が小さかった時だって、こういう生活ではなかったので、リアルなのかという事は何とも言えません。ただリアルに感じる事が出来る映画でした。この映画で何かすごい感動を味わう事は無かったですが、主人公の強い思いが出るシーンや、何もかも打っ棄ってしまいたくなるシーン、後悔に苛まされるシーン、そして愛し合うシーンなど、とても馴染みがあり上映終了時間まで穏やかに見る事が出来ました。

みんなに見た方が良いよ、とお勧めする事が出来る点があるとすれば、その、穏やかさだと思います。

穏やかに見終わって感じたのは、とてもシンプルな事でした。

ああ、生きていてよかった。

ホッとすると同時に、何か世界の片隅がすこし色鮮やかで潤いのあるものに見えてきました。

# by zukunashi | 2016-11-30 12:41 | 映画・演劇・音楽
京都北山のホメオパシーセンター @Ryohsuque さんとのツイートの返事
Ryohsuque まっちん · @Ryohsuque  18th Jan 2016 from Tweetlogix
近頃京都北山のホメオパシーセンターさんという方とツイートのやり取りをしている。最初は
京都北山のホメオパシーセンター
‏@Ryohsuque
あるものを体系立てて、それに対して仮説をたて、検証し、臨床に応用する。これはニセ科学!!なのか?そんなことはない!!と昔は憤っていたものです。 
5:47 - 2016年1月14日
ツイートより
に対して私が
zukunashi taro
‏@zukunashi
@Ryohsuque 結果の分析、評価が無いからニセ科学かもしれないね。
16:41 - 2016年1月14日
ツイートより
と返したのが始まりです。

ただこの時は相手の方がここまで真面目だと思っていなかったです。

そして先方はtwitlongerという長い文章をツイートするやり方でお返事がきます。それに私は長いのを幾つかのツイートに分けてお返事していたんですが、ちょっと面倒になりましてblogでお返事に切り替えました。

とまあここまでが前回までのおさらいっぽい話です。で、一番上のリンクが最新のお返事です。

幾つかは理解できますが、根本的な点で相違があります。

京都北山のホメオパシーセンターさんは仰います。
医療というものは、客観性や論理性はとても大事なものです。もちろんです。しかしそれと同じくらいに現象がありそれをある仮説に基づき体系化し、その方法論を使えば癒えるという事実があるならば使うべきなのではないでしょうか。
・・・中略・・・
まず、客観性や論理性というのはどこで担保されるのでしょう?
共通のルールに従ってだした実験でとった数々のホメオパシーがプラシーボ(とよばれているもの)よりも効果があるというデータを見て、それが科学的正しい手法で確証されているならば、ホメオパシーの原理はわからないがとにかくきくのであろうという前提に立っていただいて、同種の法則を理解していただき(あっているかどうかはさておき)、その上で希釈震蘯のこともそういうものがあるのかもしれないと頭に入れていただき、そのうえで現在のホメオパシー側の発言をかんがえて頂けなければ、それは当然何も話がつながるわけはないように思います。
・・・中略・・・
現在の私の考えは、今私の意見に異論がおありなzukunashi taro様がいらっしゃり、あなたが何故そのような意見をお持ちなのか想像しています。そして私の意見を理解していただくには、まずエビデンスを受け入れていただき、前提としてホメオパシーとは有効でこういうものであるという立場に立っていただき。その上で再度この一連の疑問に対して考えて頂きたいということです。
三つの文章をあげました。この三つ共通しているのは、レメディで効果測定できる=ホメオパシー(の同種の法則)は有効であるという前提を受け入れて欲しいという事だと思います。

ですがこれはおかしいです。レメディという砂糖の玉により効果が出ている場合があるという報告があります。しかし効果が出ていないという報告もあります。客観性や論理性より前に、科学的な手法の統計で効果が出ているのだからホメオパシーは科学的だと、もし仰りたいのだとすれば、効果が無いという結果も尊重するべきです。でなければそれは科学ではなく信仰になってしまいませんか?

通常仮説を提唱しそれを検証するための実験や観察を適切にコーディネイトしたうえで結果を分析し検証、仮説を補強もしくは棄却という手順を踏んでいきます。この一連の流れの中で必ず必要なものとしては、疑う事を保証することです。

疑う自由といってもいいかもしれません。

ですが京都北山のホメオパシーセンターさんは上記の特に三つめの文章でこうおっしゃってます。「前提としてホメオパシーとは有効でこういうものであるという立場に立っていただき。」これは科学ではなく信仰です。先ほどお話ししました通り効かないという統計結果も出ていることも同等に扱うべきです。前提としてホメオパシーの有効という話もあるが、効かないという論文もある。効果だけを取り出して話すのは科学的ではありません。

長く間が空いてしまいまして、申し訳ありませんでした。
# by zukunashi | 2016-02-01 22:01 | ニセ科学…科学を詐称するモノ