たまたま見ていたニュースページからリンクをたどった所、
リハビリテーションの期間を症状によって制限する事を知った。
亡くなった母の回復の助けにならないかと思い、姉弟と私の奥さんでいろいろなリハビリを調べて、病院にも頼んだり、見よう見真似で自分達でも週に一回二週に一回ぐらい、足を揉んだり音楽を聞かせたり手や顔をマッサージしたりしていました。
今振り返ってみると、母の病状が急性期が過ぎ安定期に入ると、6ヶ月で転院をしていく生活が始まった。
どの病院でもある程度関節の拘縮が進まないリハビリをしてくれたが、急性期の病院でほとんど理学療法をされなかった為もあるが、手足の関節は硬くなってしまっていた。
もし母が意識を取り戻したとしても、あの手足では自分で歩く事も食べる事も出来はしない。もしそれでもリハビリをすることで多少改善するだろう。
しかし、これから先はそうは出来ない。
(例外はあるが)脳血管疾患、脳外傷、脳腫瘍、神経筋疾患、脊髄損傷、高次脳機能障害などで180日という期限が付く。
半年である。半年で社会生活が出来るようになれないと、それからはどうなるのだろうか。
特にお年寄りの方々はリハビリをしたからといって、劇的に良くなることはないだろう。
でも歩くことがうまく出来ない人がリハビリ期間を終了してしまった場合、歩けないまま寝たきりなどになってしまう可能性が高い。寝たきりになれば廃用症候群→衰弱と、坂を転げ落ちるように体調が悪化することが考えられる。
介護度の低い人に予防介護で筋力トレーニング等をすることを考えると、なぜこのようなチグハグな制度が承認されたのか分かりません。またこういうことに興味が無いために気が付かなかった。結局自分の首を絞めて
もらっているような感じだ。
遅まきながら、この改正には反対します。今までこういうことに消極的で、滅多に署名をしたことがありませんでしたが、この署名はいたしました。
もし感じることがございましたら、考えてみてください。
リハビリテーション医療の打ち切りに反対する署名活動