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月と太陽は身の程をわきまえているが人はそうじゃないという話
7月22日の日食は日本の大部分で部分日食が見られるいい機会でしたがどうだったでしょう。

私の住んでいる東京は雨降りで、ほとんど見えませんでした。ただもしかすると空全体が暗かったのは日食の影響なのか・・・それとも単に雨雲が厚かったからなのか?

後でわかったことなんですが、お台場では見れたようですね。車で走り回ってみればよかったかも(-_-;)チィィ

ところで日食情報を探してウェブをうろうろしていた時にであった話。遠野凪子オフィシャルブログ「リズム感☆日記」でとんでもない・・・と思いたい・・・はなしがありました
あのね…実はワタシ…太陽と月が同じ物だと思っていました。 20歳過ぎまで。 ウソ…2年位前まで(^^ゞ 海で見ていると、太陽って海にジューッて沈んでいくじゃない? そこで一度熱を冷まして上ってきたのが月だと思っていました。
遠野凪子オフィシャルブログ「リズム感☆日記」イタイ話Part2m(__)m
太陽が海に沈んで熱を冷ます光景は、それはそれは感動的だろうなぁと思いますよ。
でもそう思い込んでたとしても辻褄が合えばいいんですが、朝になって月が太陽になるのはどういうプロセスなんでしょうね?
にしても小学校の時に理科でやったはずだけどなぁ。
つきと太陽が同じだなんて思っていなかったとしても、意外とこんな問題でつまづく人もいるんですよね。
ある晩、東京で満月が見えるとすると、東京のほぼ裏側になるブラジリアの夜にはどんな月が出るでしょう?
1.満月
2.新月
3.半月
4.三日月
さあどれ!!
とまあこんな問題で間違える人はいないですよね(^O^)/

そういえば子供たちは電気の話は植物や動物の話など結構喜びますが、今迄で一番食いつきがいいのは星の話しですね。特に星にまつわる言い伝えとか。星座の話は結構喜びますね・・・若干女の子の方がその手の話は好きそうですけど。ただ天体の中で一番不人気なのが太陽と月ですね・・・何故かな?

まあでもこういうほほえましい(?)間違い勘違いなら全然問題ないと思います。気が付いたことでブログのネタにもなるし(笑)この女優さんも実際そうしてますね。

でもこういう人もいます。
その方は副島隆彦という方です。この方の本を読みませんし、授業を受けたり知り合いだったりもしません。なのであまり知りません。ただ数年前にはやったアポロ着陸に関する陰謀論で彼は「人類の月面着陸は無かったろう論」という本を書いています。これはと学会で2005年の日本トンデモ本大賞を受賞し、と学会から「人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート」という本を出されて、内容の誤りをほぼ書きつくされています。しかし副島氏はその本のあとがきにこんな事を書いていたそうです。
「私の主張が明白に間違いで、アポロ11号の飛行士たちが月面に着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、その時は私は筆を折る。もう二度と本を書いて出版することをしない。」
ウィキペディア副島隆彦ヨリ

ところで朝日新聞やニュースでもやっていたようですが、ルナー・リコナイサンス・オービタがアポロ宇宙船の着陸地点の撮影をして、その痕跡を確認したようです。NASA-LRO Sees Apollo Landing Sitesそれに対して副島氏は自身のウェブサイトのBBSで


[1278]ウソ の人類の月面着陸から、今日で40周年である。やれやれ。 投稿者:副島隆彦投稿日:2009/07/20(Mon) 09:16:03

副島隆彦です。 今日、7月20日で、有りもしなかった「人類の月面着陸」から丁度、40周年である。嘘つきアメリカ帝国の衰退(ファールダウン)が、私たちの目の前で、毎日、進行している。

 私は、『人類の月面着陸はなかったろう論』(徳間書店、2004年6月刊)の著者として、ひとりで感慨深い。あとあと取り返しのつかない馬鹿なことをやってしまった人間たち(犯罪的な権力者たち)は、己(おのれ)の内心に向けて、ひとり静かに、恥多き人生を生きて行くがいい。 

この、略称『月面本(げつめんぼん)』をまだお読みでない人は、是非、読んでください。人間(人類)とは、群れを成す(=支配構造を作る)と、途方も無く愚かなことをする動物だということがよく分かります。

 おそらく、来年、2010年中には、真実が大きく露見、発覚するだろう。そして、アポロ計画の大嘘を、見抜けず、アメリカの巨大な洗脳空間にどっぷり漬(つ)かったままだった人たちは、これもまた、ひとりづつ、静かに、自分の脳が割れるような痛みを味わうがいい。 

全ての事態を、このあとも私は、冷やかに見つめ続けます。

気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板
より
その後『[1280]ワハハ、 ゲラゲラ』で、朝日新聞の記事を転載しています。まあご本人は論評するに値せずというような意味なんでしょうが、記事を転載してただ笑っているようです。

副島隆彦というこの人はアメリカが衰退することのみで何でも判断しているんでしょうね。あのアメリカだからアポロ計画だって『有りもしなかった』はずだ。アメリカはウソを吐いているという前提でこの本を書いたのでしょう。
人文科学を誹謗する気はないですが、こんな的外れの陰謀論にどっぷり漬かってしまった人でも法学や政治学の一端の論客であり大学の特任教授なのです。

こういう陰謀論を唱える人にとって『真実』は隠されているもので、自分はその真実のありかに気が付いているが、権威ある自分以外の人はまったく関係ないところを探している。というスタンスで語っていますね。本当に『真実』がそこにあればいいのですが。
by zukunashi | 2009-07-23 11:14 | 小ネタ


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