確かにオリオン座だけれどね・・・
[CNN]オリオン座のベテルギウス、15年で15%縮小と 米研究者の魚拓
CNNの記事を読んでいてそこに付いている写真がなぜかオリオン大星雲の写真だった件について。

オリオン繋がりではあるけれど、ベテルギウスは星雲じゃないから。オリオン座で一番明るい上に肉眼確認できる変光星だし、何よりも赤色巨星として小学生に星の話をするときに非常に重宝する、喰い付きのいい話のねたになる星です。

通常この星は太陽系に置き換えると木星の軌道まで膨れ上がった赤色超巨星と言われていました。地球どころか火星や小惑星の軌道もすっぽり飲み込まれているものすごくデカイ星であると。ところが現在は金星の軌道程度まで・・・だから地球は飲み込まれていない・・・小さくなっているという事です。なのに明るさはほとんど変わっていません。確か半規則変光星の場合も収縮すると明るくなり膨張すると暗くなると聞いたのですが。

ニュースにも出ていましたが、もしかするとこのまま爆発するのではないか・・・とするとカニ星雲が出来たときと同じ、地球上から肉眼観測できる超新星になるのではと思われています。まあ爆発するとは決まっていません。分からない事が多すぎますから。

もし超新星となればカニ星雲の距離より1/10という至近距離(それでも640光年・・・光が到達するのに640年かかる)でのものになりますが、どうなんでしょう。これ以後の観測結果が待たれます。

もし超新星爆発ともなれば1054年のカニ星雲の超新星爆発のときと同様に、昼間でも肉眼で観測することが出来るのではないでしょうか。チョッとわくわくします。

そういえば昔星野之宣の「超新星メギド」という漫画でシリウスのそばに赤色超巨星が隠れており、それが超新星爆発を起こし、地球に壊滅的な打撃を与える話が出ていました。ニュートリノ、ガンマ線、衝撃波、そして最後に破片(だったと思います・・・)シリウスが8.7光年と非常に近いのでこういうことが起きるという設定なんですが、もしベテルギウスだったら・・・。

想像は尽きません。

という事で、真っ暗な夜空がありえない東京でも、なんとか見える数少ない星の話でした。
[PR]
by zukunashi | 2009-06-14 06:11 | 小ネタ | Comments(0)


<< 一澤帆布に関する新しい最高裁判... 備忘録・・・スパムの通報の為・... >>