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久米田康治がネタにした・・・でもあまり分かりやすくないけど
何をネタにしたのかというと、週刊少年サンデーの原稿紛失の件ですが。
あまりはっきりネタにしていません。

<ネタバレ注意>
『出版社と
漫画家
徹底的に
やればいいのよ!』
『読者が
いなくなります!』

うわぁ言っちゃったよ・・・というほどインパクトないっすね。正論だなぁと言う感じ。
大洪水になりのあの箱舟のような船がやってくる。後世に文化を伝える為に各業種の方々をのせていく。後定員1名の所で・・・

『漫画家の
私を
乗せて
ください!』
『編集者の
私を
乗せてください!』
~中略~
『漫画家が
いなければ
漫画が描け
ません!』
『編集者が
いなければ
本が出せません!』
『どっち
乗せるぅ?』
『中学生に
聞いてみたら
?』
中学生『マンガ読む
ヒマがあったら
ケータイか
ネットっしょ』
パワーマックと携帯が乗せられる・・・
段落まで再現しているんでかなり長くなってしまっていますが、漫画かも編集者も一蓮托生でお先真っ暗・・・というのは裏読みすぎでしょうか。
巻末の一言で・・・
『南国の返却原稿を整理していたら大変な
モノを見つけてしまったあー これは他の
作家さんの原稿だー どーしよう(銭形風に)』
まあなんというか、あまりブラックでもないし、でもちゃんとヒネっているってか。

とまぁ大部分を白っぽくしてしまっていますが、結論から言えば、そんなに踏み込んでいないし、自分の経験を語っているわけでもないのですが、話には上手く絡んでてさすが久米田という感じでしょうか。

それ以外には例えば
GIGAZINEの2008年06月20日 09時00分00秒に「金色のガッシュ!!」の作者である漫画家、雷句誠さんにいろいろとインタビューしてきましたという記事があります。この記者の人はかなり漫画好きか『金色のガッシュ!!』好きなんでしょうね。雷句誠さんのブログを読んでいれば大体分かる話です。インタビューとしてはあまり価値無いような気がする。
「雷句誠が小学館を提訴まとめ」
色々拾ってきていますね。特に漫画家さんのブログに乗っているこの件の感想については、こんなにあったんだといまさらながらに驚きます。
その中でいしかわじゅんが書いているのを見つけました。なるほどね、いしかわ先生。大人な対応だなぁと思いましたが、その中で少年サンデーやその他の漫画家の育成方法と別の方法で漫画家になったいしかわじゅん氏ならではと思ったのがこの言葉。
それにしても、この問題は、
編集者が漫画家を育てる日本式システムに
大きい原因があるなあ。
編集者が絶対的権力を持って若手漫画家を支配するシステムは、
成果も大きいかもしれないが、弊害も大きい。
ぼくは現在の漫画家と編集者のような関係で育てられてはいない。
どちらかといえば、勝手に育った。
編集者の意見がぼくと違えば、それは無視した。
ぼくのことはぼくが知っている。
編集者の仕事は、ぼくを選ぶことだ。
そこから先はぼくがやる。
そういう風に30年以上仕事をしてきたので、
編集部主導型の育て方にはかなり疑問を持っている。
編集者の意見は素直に聞く。
それに助けられたことは多い。
しかし、納得できなければ無視して構わないと思う。
仕事がなくて収入もろくにないころから、
それは一貫していた。
雷句は、編集者とそこまで感情的軋轢を生む前に、
なにかするべきだったと思う。
もちろん編集者も。
それを怠ったことが、
今回のトラブルの原因のひとつになったと思う。
漫画家と編集者が対等であって欲しいと願う雷句誠さんにとって、いしかわじゅん氏をお手本にするべきだったのかもしれない。納得できないことは無視をしろ。もしかすると説教するような付き合いより、ダメなら無視するという突き放す方がいい場合も・・・。いや、普通の仕事関係ではそれは出来ませんね。自分の回りの仕事が全然回らなくなる。とすると、日本的な”皆様のおかげで”という仕事になるんでしょうね・・・。
すべての漫画家がいしかわじゅん氏の様になるのは無理だけど、雷句さんはそうしてみる価値はある?かな?
by zukunashi | 2008-06-20 23:18 | マンガ(新しい)


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