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死刑判決に対して
アフガニスタンの23歳になる学生ジャーナリストが、イスラム社会の一部における弾圧的な女性の扱いを批判した記事をダウンロードして配布したとして、死刑判決を受けている。・・・
ダウンロードで死刑判決:アフガニスタンの学生ワイヤードビジョン2008年2月4日ヨリ

今までも日本では考えられない裁判等があった。その国、そこの人々、宗教、信じるものなどいろいろな要素で日本では考えにくい判決が下りる。ちょっと前だが、1989年にイギリスの作家サルマーン・ルシュディーの[悪魔の詩]に関して当時イランの最高指導者ホメイニ氏による死刑判決と懸賞金が話題になった。日本の翻訳者が殺害されニュースになったのも覚えている。
私は宗教に対して全くといってよいほど知識が無いため、ムスリムの考え方が私とどう違うのかよく分からない。しかし、死刑判決出る以上よほどの大罪を犯したのだと思う。
悪法も法といって死刑判決の毒を飲んだのはソクラテスだが、イスラム法はそういう考え方は無いのだろうか?Wikipediaなどで[イスラム法]などを見てみるが、あまりよく分からない。代議士の作る法律ではない為、日本国憲法より改正は難しそうである。

アフガニスタンの学生ジャーナリストが何の罪で死刑になるのか、調べてみようとして2日徒労に終わってしまった。
民主主義が最高という押し付けをすればアメリカと同じ轍を踏むことになるが、イスラムのほうが間違いなく優れているという訳でもないと思う。グローバリズムという衣に隠れて民主主義の押し付けをするのは胡散臭いが、だからといって相手の行っていることを100%受け入れるわけにも行かない。神が冒涜されればすべて死刑だとすれば、冒涜される神はいなくなるが、それがすべての解決になるのだろうか?

頭の中に混沌が渦巻き確固とした考えにならない。
但し何かこの死刑判決はおかしい気がしてならない。

今は反対する。何が問題なのか分からないので、自分なりの考えは留保しますが彼を殺すことが正義とか真実ではないような気がする。
by zukunashi | 2008-02-06 14:35 | 事件・事故


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