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外国からのお客様に対する強烈な洗礼・・・
通勤に京浜東北線を使っているので、例外なく車中は混んでます。いつも同じようにむぎゅむぎゅに詰め込まれるんですが、その日はちょっと意外なお客様がいました。
白い肌青い目のお人形さんのような姉弟とその両親。どこの国というのはぱっとわからないけれど、英語を・・・それもかなり分かりやすい発音の・・・話していたので英語圏の国から来たんだろうと思います。
お姉さんはまだ十代そこそこ弟は6,7歳ぐらい。で満員電車の京浜東北線に乗り込もうとしたとき、お父さんだけGIVE UP!まあ荷物がダンチに多かったんで、あの人混みに入るのは無理と判断したんでしょう。で、お母さんと幼い姉弟と3台のキャリーバック。
お母さんあの人混みで子供たちとはぐれないようにたびたび振り返って声をかけます。
そこではじめて知ったんですが、My sweet heart って本当に言うんですね。映画とかお芝居の中の言葉だと思ってた。
そこで健気だなぁと思ったのがお姉さんの行動。右も左も自分より大きな外国人に囲まれて、弟と自分の荷物と弟の荷物を抱え、不安がらないように弟に声をかけている。
思わずつぶれない様にかばってました。

降りる間際弟がキャリーバックのもち手を伸ばしたとき
「♯%&$!」(ダメよ伸ばしちゃ! ぐらいの言い方でしたね)
弟の手を払いのけて縮めるとそのまま自分の荷物と弟の荷物を持ってヨッコラショッと人ごみを掻き分けて列車らか降りていった。

いったい日本に今の時期何をしに来たのか分からないですが、朝の京浜東北に乗らなければいけない移動プランを立てた人GJ!
日本のいい思い出の一つとしてあの家族の心の中に残ることでしょう。
Papa:まったくあの時はひどかった。あれが日本の酷電か
Daughter:違うわよパパ、ラッシュアワーでしょう。
Son:僕泣かなかったヨ。
Daughter:そうだったかしら。震えてたみたいだけど。
Son:そんなことないよ!
Mama:えぇちゃんと見ていたわ。えらかったわよ。(額にキス)
Daughter:ママったら、甘いんだから。
Papa:まあ二度と出来ない経験だ。
Daughter:来年PapaがJapan勤務になったりして。
Mama:困るわ。毎朝あの電車に乗るのよ。
Papa:おいおい、勘弁してくれ。
Son:僕乗れるよ。次は大丈夫。
Daughter:ドウかしら・・・
ホームコメディ風になったかしら。
by zukunashi | 2008-01-31 13:47 | 小ネタ


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