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何か頭のゆるい大臣ですね
柳澤伯夫厚生労働大臣という方はもしかしたら・・・すごくボキャブラリーが貧困なのか、それとも愉快犯なのでしょうか。

まあ女性を産む機械と表現した時もそうなんですが、まあ機能的には間違いじゃないでしょう。ただし生みたくない人もいますし生めない理由がある人もいらっしゃいますので、そういう十把一絡げな言い方をすれば、ある種の方々の反感を買うことを知っての狼藉とも思っていましたが・・・予算委員会では平身低頭の謝罪を繰り返していたのでなんだろ、ツリじゃないんだ。

と思っていた矢先に今度は
前略・・・他方、ご当人の若い人たちというのは、結婚をしたい、それから、子どもを二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけですね。・・・後略
厚生労働省:平成19年2月6日付閣議後記者会見概要 強調はzukunashiによる
まあ厚労省が行った未婚者への意識調査をめぐり、少子化対策に対する柳沢厚労相自身の考えを述べたもので、未婚の男女の約85%が子供を2人以上欲しいと答えた結果を評価したもの。日テレNEWS24 今年度補正予算成立 野党は審議復帰の方針<2/6 14:45>らしいですが、別に健全という言葉付けなきゃいけないでしょうかねぇ。
これはもう、元から私申し上げておりますように、要するに、若い人たちの雇用の形態というようなものが、例えば、婚姻の状況等に強い相関関係を持って、雇用が安定すれば婚姻の率も高まると、こういうような状況ですから、まず、そういうようなことにも着目して、私どもは若者に対して安定した雇用の場を与えていかなければいけないと、こういうことでありましょう。それからまた、女性、あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計というようなものが、子どもを持つことによって厳しい条件になりますから、それらを軽減するという、いわゆる経済的な支援というようなものも必要だろうと、このように考えます。それからもう1つは、やはり家庭を営み、また子どもを育てるということには、人生の喜びというか、そういうようなものがあるんだというような、意識の面の、自己実現といった場合ももう少し広い範囲でみんなが若い人たちが捉えるように、ということが必要だろうというふうに思います。ただ、前から言っていることですが、そういうことを我々は政策として考えていかなければいけないのではないかと思うのですが、他方、ご当人の若い人たちというのは、結婚をしたい、それから、子どもを二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけですね。だから、本当に、そういう日本の若者の健全な、なんというか、希望というものに我々がフィットした政策を出していくということが非常に大事だというふうに思っているところです。具体的な事について、いろいろまた考えていかなければいけない。基本的枠組みとしては、そのようなことです。
厚生労働省:平成19年2月6日付閣議後記者会見概要より
ちょっと長かったですね。グレーにしたのは例の“健全”発言の部分です。意味通りませんか?結局若者が結婚して子供を作りやすくする政策が必要といいたいわけで、『極めて健全』とか『健全』なんて言葉無くても意味は問題なく通じていると思います。

なぜこんな言葉を混ぜるのか?それは本人に聞いてもわからないでしょうが、一つ疑問なのが衆議院予算委員会でアレだけ『女性は出産マシーン発言』で平身低頭謝罪しまくっている方の頭の中には、揚げ足を取られないような発言をしよう程度の注意力が無いという事です。
小学生でも一度やった失敗を二度繰り返さないようにするでしょう。別に小学生でなくてもいいんですが、普通の会社員だって、普通の旧大蔵省の官僚だって口は災いの元という諺ぐらいはご存知でしょう。

自民党もすごいツリ師を雇ったもんだとちょっとビックリ。
つられる野党に同情しながらも柳澤大臣の発言を取り上げている自分も釣られているなぁ、と思う。
次はどんな余計な言葉を付けてくれるのでしょうね。

出来れば『あのヤクザみたいな野球選手』とか『弱い犬ほどよく吼えるボクサー』みたいな命知らずな発言を希望します(^o^)丿
by zukunashi | 2007-02-07 22:54 | 事件・事故


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