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失言は芸の肥やし?
昔はどうだったのかわかりませんが、昨今の政治家は結構馬鹿な失言をするようです。
それなりの地位にある人がこんな事を言えば問題になるのは分かっている・・・筈なんでしょうが、リップサービスのつもりなのか、それとも心の中の秘めたる思いがつい口に出てしまうのでしょうか。
それにしても森元首相や武部元幹事長のように何だこいつ?的な失言はまだ可愛い方で、総裁選にもでた麻生氏や今は東京都知事の石原氏のように朝鮮半島をネタにする失言などは、外交に少々影響してくるあぶなさがあります。ちなみに石原氏がディーゼルエンジン締め出しの時に行った炭素の粉播きパフォーマンスなどを見ると、ああこの人科学的なことに極端に弱いなぁと感じますが、それはまた別のこと・・・
さて、今回もニュースになった柳沢厚生労働大臣はついこの間まで金融担当大臣でその前は税調会長、国土庁長官などもやってましたがどちらかと言うと金融関係が得意そうですね。
そんな方が厚生労働大臣に就いたという事は、今の政府の財政状況を考えれば彼の仕事は医療保険制度の予算を減らし、労働政策を大企業向けに自由化する事でしょう。
と、決め付けるのはよくないですが、でも彼の頭の中では少子化問題も消費税も金融破たん問題もそれをシステムの問題として認識されているようです。要するに子供を増やすには多く製造できる環境整備から着手すべきという事なのでしょう。
女性は「産む機械、装置」 松江市の講演で柳沢厚労相 [ 01月27日 20時53分 ] 共同通信
世継ぎという言葉が示すとおり、女性が子供を産むことは、男からみれば自分の跡継ぎを作ると認識されていたのは隠す事の出来ない事実です。また、政治家は二世三世当たり前の世襲制の職業です。とすれば彼にとっては至極当然の事なのでしょう。
自分の地盤を受け継ぐ子供を作ってくれる事こそ、柳澤氏が奥様に求めた第一条件だったのではないでしょうか。

さてそんな柳澤大臣の弁明を漁っていた時に別の政治家の発言を見つけたのですが、それはまた次の機会にでも・・・
by zukunashi | 2007-01-28 22:59 | 事件・事故


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