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そういうことか・・・医療報酬改定の影響
2006年7月の医療報酬改定については、今日NHKのニュースでやっていました。

どこかのニュースをリンクしたいのですが、新聞各社は特に動いていないのでしょうか、それともリンクされたり引用されたりするのは嫌いなので、そういう記事はすぐ有料データベースの方に動かしてしまうのでしょうか。簡単に出てくるのは『しんぶん赤旗』ばかり。特にこの記事ショック! 療養病床の病院が休止に出てきた病院は、急性期を脱したあたりの我が母を入院させたい病院としてもリストアップした事がある有名なリハビリ病院の話でした。愛知から伊豆は遠いので検討するだけで終わったのですが、伊豆韮山温泉病院はリハビリの質には定評のある良い病院だったはずです。
それ以外に全国保険医団体連合会06年度 医科診療報酬改定についてというものも在ります。
この06年度 医科診療報酬改定についてで気になったのは、問題点の三番目として『慢性期の医療』が『医療の必要性』の差によって報酬に格差をつけ、24時間介護が必要だったり筋ジストロフィのような難病でない限り病院から出なければならない“安い医療報酬”になっている事です。
母はもしかして、こうなる事で子供に苦労をかけるのが嫌で・・・などと妄想してしまう自分が怖い。
でも亡くなるまで入院していた病院の母と一緒の部屋にいた人でまだ40代の女性は、ときたま風邪を引いたりする事もあるのですが、24時間呼吸器をつけたりされていないので、今回の改訂の影響を受けたのじゃあないだろうか。
あの病院にいる事で安心という訳ではないが、だからといって自宅で介護できそうでもない。その女性の80を越すお母さんは毎日見舞いに来ていた事を思い出します。

わが母や同じ病室だった方のような意識のない状態の人を、国はどうするつもりなのでしょうか。介護付きのホームはまだ絶対数が少ないですし、入居時にかかるお金も月々払わなければならない金額も安いものではありません。
国民保険制度というが、枝葉を切り捨てていった為に今やしか残っていない枯れた森のような気がします。

医療保険でのリハビリも上限があり、その後介護保険でリハビリを受けるはずだが、まだ全然出来ていないと聞く。医療保険が破綻するからといって、受けることが出来る人をどう選別するのがいいか試行錯誤しているように思える。

介護保険費も払い、医療保険も払っているが、将来自分が病に倒れてもその保険からは何も賄われない気がしてならない。
by zukunashi | 2006-10-03 23:07 | えー?!


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