人気ブログランキング | 話題のタグを見る
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』鑑賞

7月頃から気になっていて、全然行けなかったからもう終わっているだろうと思ったらまだやっていたという幸運。
見てまいりました。

お久しぶりです。

11ヶ月ぶりに新しい記事を上げると、ちょっとドキドキしますね。ズクナシです。

ズクがないから放っているということにしてよいでしょうか?信州の方なら分かる話ですが、他の地方の方だとわからないですね。

というわけで、映画鑑賞をホント久しぶりにしてきました。全然映画見てないわけじゃなかったんですが、でも見に行った本数は片手にさえ余る。
ただ、今回は素晴らしかった。ホント映画を見てよかったと思える作品でした。

ダンスシーンは言うに及ばず、彼の子供時代からの歩みを語るインタビュー。母、父、祖母、先生、ロイヤルバレエ団の友人、それぞれの話が絡んで彼の複雑な心の中が少しずつ分かるようなきがする。そして時々に織り込まれる子供から大人になるまでの様々な、そしていろいろな人が撮った動画とも相まって一人の天才と呼ばれたダンサーの半生記として生々しく迫ってくる。

見に行った劇場がアップリンク渋谷の最前列で、座椅子にもたれて見ていたので、映画を見るというより親戚の家でそこの子供の動画を見るようなそんな楽さ加減で見ていた。
おかげで生々しい彼の人生と、有名なYou Tubeの上がっている彼の動画 Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle がその楽しさ、嬉しさ、そして苦悩が見えるようで非常に感動的だった。

とても示唆に富んでそして見るに値する何かを残してくれる素晴らしい映画でした。

by zukunashi | 2017-11-12 19:26 | 映画・演劇・音楽


<< ミケランゼロの1%(その壱) DOGのBLUES ジャングル... >>