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相場師は評判を気にするのは当たり前だけど
東証Project : Amazonへの開示請求とレオス在職中の資産増加についてという記事にトラックバックしてみた。

私株相場とかそういう類は一切しません。

で、じゃあ何でこのブログにTB(トラックバック)したかというと、この方ある炎上騒動を起こしたからです。
Amazonレビューで低評価を付けたら情報開示請求された? → 著者がブログで反論「(開示請求をしたのは)事実です」 by ねとらぼとまあアマゾンレビューで低評価→アマゾンに書き込んだ人の個人情報の開示請求が送られて、書き込んだ人にメールが行ったという話です。

ねとらぼの記事でもでていますし、市場上野業で私もリンクした書いた人のブログでも書かれていますが、「本の内容とは無関係かつ、事実と異なる情報の記載により私の今後の活動に悪影響を与える可能性があるもの」について2件の開示請求がなされているということです。

記事になった後に書かれた作者のブログ東証Project : Amazonへの開示請求とレオス在職中の資産増加についてを読むと、それまでに2ちゃんねるで叩かれて、それと同じことをアマゾンで書かれたので止むを得ずというふうに書いてらっしゃるんですが、やり方はまずいなぁと思いました。

作者のブログ内でも仰言ってますが、
「Amazonは非常に多数のユーザーが訪れるサイトであり、その影響力はネットの掲示板などとは比べ物になりません。私とてネットの個人投資家界隈でこそ多少の知名度がありますが、今回の出版を機に初めて知ったという人が世間的には大半のはずです。そうした方々が初めて目にされるレビューに、事実と異なるネガティブな書き込みをし、私が不正を働く投資家であるとも取れるような印象を与えることが正当なレビューとは到底思えませんし、これを放置することはこれから生涯をかけて投資家として活動していこうとしている私にとって無視できないリスクです。」
とのこと。リスクを排除すると言うのは仕事をする上でまず考えることかもしれません。しかしリスクを排除するときの方法は熟慮する必要があるでしょう。

というのもこの方は確かに投資家・・・私は相場師とタイトルで書いちゃいましたが・・・としてリスクを云々と仰言ってますが、本を出版すれば投資家だけではなく作者という肩書も付きます。彼は作者ということについて全く考えてないようですが、本職が投資家だと行っても本を書いたという事実は覆せません。投資家としてリスクを排除することが作者としてはどうだったかというと、とってもマズイ方法だったとしか言えない。

リンク先のブログでは自分の資産状況などを数字を使って反論してますが、一般の人に対するこういう宣伝的な情報開示をせずに、開示請求をしたことは直情径行で理不尽な対応というイメージになるのは当たり前でしょう。そして、ブログの最後の文にも書かれているますが、「本に対するきちんとしたレビューをして下さった方はそれがどのような内容でも感謝しています。」という言葉も虚ろに響きます。
なぜなら作者のブログで書いているような数字を使った情報が全く為されていない状態で「事実と異なるネガティブな書き込み」なのかどうか、一般の人には全く判断できないからです。

作者にとっては2chと同じことがアマゾンでもされるのかという恐怖などもあったと思いますが、こういうリスク管理については、なりふり構わずということで尚更傷つく場合が有ります。自分の権利を守るために他人の権利を制限するような場合、もう少し考えて行う必要がありそうですね。

あと、作者ブログは通常トラックバックもコメントできるようになってましたが、リンクした記事は両方共出来ないようになっています。多分批判や炎上を恐れてのことと思いますが、ならいっそ全部閉じないと好き勝手に書かれることでしょう。
特にコメントやトラックバックに応答しているようにも見えないので、逆に開いたままにした方がいいとは思うんですけどね。

どちらにしても対応する手を間違わないように。
by zukunashi | 2015-06-16 10:48 | 小ネタ


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