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彼は海の男だったのだろうか?
宮城県沖の太平洋上で見つかった漂流ヨットの船内から、米国へ単独航行していた米国籍の畑下栄さん(81)のパスポートや船員手帳、運転免許証などが7日までの第2管区海上保安本部(塩釜)の調査で見つかった。・・・

日本に奥さんの遺骨を納骨してあげたい。

その思いで日本にやってきた畑下栄さんは、海を知っている生粋の海の男ではなかったようだ。若い時に船員をやっていたが、アメリカに渡ってからは陸に上がり、ヨットを買うまで全く海との接点はなかったらしい。また買ってからもそんなに訓練したわけでもないらしい。南紀州新聞社より

このニュースを見てそしてネットを漂っていたら今給黎教子さんのオフィシャルWebサイトのBBSに行き当たった。ここで支援していた人が彼の行おうとしていた『再度の太平洋横断』をいかに止めようとしていたのかわかります。去年の12月に畑下さんが日本に到着してからずっとずっと世話をして、6月15日に出航するまで、いろいろな事がこのBBSには載っています。新聞では非常に単純にこの冒険の事に触れているだけですが、以下に無謀であるか、いかに運が良かったのかがここを見る事でよく分りました。
今給黎教子さんは畑下栄さんをよく支えよく意見し、よく尽くしたと思います。しかし非常に残念な結果にはなりました。畑下さんが選び取った人生だとしても、その結果は周りの方々に大きな影響を与えています。

また、今給黎教子さんのBBSで手前勝手な理屈を振りかざし、『男らしい』『立派だ』などと畑下さんを持ち上げている幾人かの人たちがいました。昨日まではまだ表示されていましたが、今は削除されています。
この削除については今給黎教子さんの行為を支持します。デリカシーのない誤ったヒロイズムやナショナリズムを披露する場は、2chやYahoo掲示板などいくらでもあります。今給黎教子さんのところで行うのはお門違いでしょう。また畑下さんは立派な人だったのでしょう。しかし彼の死を賛美する事は彼が生きてサンディエゴに行こうとしていた事をも侮辱する行為です。彼は死に場所を探していたのではなく間違えなくアメリカに戻ってまた新しい事をしようとしていたのです。

メディアのデリカシーのなさを個人までが真似する事はない。


重ねて畑下栄さんのご冥福をお祈りいたします。
by zukunashi | 2005-07-07 23:28


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