歴史問題って、いったいなんだ?
靖国神社参拝、竹島・独島問題、歴史教科諸問題etc……

歴史認識は基本的に学芸の世界のはずが、今のところアジア諸国では歴史教育という政治問題になるようである。確かに政治的に扱えないわけではないが、確定した歴史というものが固定しているわけではないので、当然見ようによっては色々な側面があり、それをどう解釈するかで千差万別となる。しかしこれは理屈の話で、実際はそうならない。ある答えが先にあり、それを補強するために歴史の“事実”をほじくり出してくる。

さて、いつも思っている事でチョット政治色が強かったり、チョット理屈っぽかったりすると「書こうかなぁ、やっぱ止めよう」という感じで自主規制していたのですが、一回は書いておくべきと思い、こうしてキーを叩く。

まず靖国神社について・・・
なぜ神道の神社に戦没者を祀っているのか?散々『政教分離」に抵触するといわれているし、祭祀として神道の様式を取っているので、他の宗教の信者とて問答無用に祀られていたとしても、逆に他の宗教だから祀られていなかったとしても、どちらも問題であるといえる。
まず自民党では(民主党も)決断できないだろうが、『千鳥が淵の戦没者墓苑』に公式参拝すればいいだろうと考える。どこの国でもある無宗教の無名戦士の墓である。靖国神社は明治からの全ての軍人が祀られているからという言い方があるけれど『政治的な歴史問題』として、参拝すれば不利になる事が分っているのにあえて靖国神社にこだわらなくてはいけない理由がよくわからない。神道という殻を取り去ればもっと多くの人が・・・当然そこには中国や韓国の人も含まれる・・・過去を顧みる余裕が出来るのに。これはむしろ無為無策であることのマイナス点ではないか?国内保守系右派の動向のほうが国際世論(主にアジア)より重要であると言う事なんだろうか。小泉首相はこんな事も言っているようですけれど・・・。

竹島・独島問題・・・
地域紛争の最も多い原因は『国境線問題』海の上にもそれはあります。どちらかと言うと日本が…というか島根が何であんな日を作ってまでアピールしたかったのか。むしろ余計なちゃちゃを入れただけと思います。これについては至極当然なんですが、国際司法裁判所にこの問題を持ち込むべきだと考えます。何が何でも裁判で決着というのは後味が悪いとは思いますが、既に存在するルールを使う事まで躊躇する必要もないでしょう。確かに二国間の協議で決着するのが最善だと思いますが。

歴史教科諸問題・・・
これが一番面倒なんですが、ただ普通に考えて歴史教科書というものがその国の歴史の平均値であるだろうと考える事は出来る。ただ日本の場合業界の自主規制的な側面があるにしても一応自由に教科書を作る事が出来る。そのいい例は扶桑社の『新しい歴史教科書』である。
それと、誤解されているのではないかと思うが、国の検定とをパスした=国定教科書のように韓国や中国で思われているのではないだろうか。それを採用するか否かは教育委員会が決定する?のだったと思う。たしか。でもそれを中国や韓国にちゃんと理解されるように伝えたのでしょうか?政府の問題もあるとはいえ、マスコミの報道などでも効果はあると思うが。それに全く出鱈目を教え無いように、ある種の歯止めは必要だと思う。国ではなく学術研究者の委員会等でも良いのではないかと思うが。


ココに書いた事は絶対動かしがたい私の意志というわけではない。当然変更されるし変更していくのが当たり前と思っている。

ただし今までの事とは別に非常に気になる事が一つある。
何で日本の偉い人とその周りの人々は意思の統一が図られていないのだろうか?まあ別に好きでもない自民党の政治屋さん達を弁護する気は無いが、むしろこの人々が日本の象徴である不幸は例え様も無く、どう考えても国益を損なっている。誰かが靖国神社に参拝して物議をかもし、そのためわざわざ外交テーブルでやらなくてもいい謝罪ポーズまでとって見せたのに、その後別の偉い人が失言をしたりする。今回は大丈夫ですかね。ブログネタとしては格好の題材なんだけど。

それとこの際だからもう一つ。頼むから森前首相はしゃしゃり出ないで欲しい。最も強力な爆弾発言する人なんだから、逆に派閥の領袖として床の間にでも飾っておいて欲しい。本当に雄弁会出身なんだろうか?
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by zukunashi | 2005-05-19 01:32 | Comments(0)


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