皮相な見方
政治的なスローガンや政策について云々する事をこのブログでやろうと思ってはいない。
しかし『アンテナに引っかかった事を書いていきます。』という姿勢なので気になった事は書いていくことにする。コメントにしようかチョット迷ったけどトラバっておきますた。

ところで何にトラバったかというと『民主党都内地方自治体議員で平成15年9月に結成された若手20代議員(当選時)の政策集団』Tokyo15 "東京フィフティーン"さんの所の4月30日自由投稿日:JR西日本の事故について(マスコミ報道のあり方)と題した佐藤利信氏の記事についてトラバっています。

これは政治の世界ではよくあることなのかもしれません。マスコミと政治家の付き合い方についてはとやかく言う気はありませんが、気になったのはこの最後の一文です。
マスコミの報道を鵜呑みにして良いと思いますか?
おいおい(ーー;)
これは単なる失言かと思いますが、マスコミに拠らず本に書いてあることでも、人から聞いた話でも、当然ネットの情報も全て鵜呑みにしていい情報はありません。それがたとえ四則演算の基本
1+1は2である。
というものだとしても、そこで本来は“いや待てよ?!”というぐらいの姿勢を持っても罰は当たらないでしょう。現実にそこまで疑ってかかる人はあまり存在しませんが。
まァマスコミ報道について裏を取るということは市井に暮らしていれば出来る事ではないか、そんな事に係わっているぐらいならもっと金になる事をしようとするでしょう。今はその気になれば(それでもかなり時間がかかりますが)ブログやSNSや通常のネット情報を調べて、テレビやラジオ、新聞の情報とネットに上がっている情報の差を調べたりしてバランスをとろうとする事ができます。しかしそれとて自分の目で見ているわけではなく、また目で見たからといって、それを全て鵜呑みにして良い道理もありません。手品などで容易に騙されますからね。
マスコミの報道が偏っているという批判は、以前からいろいろな人がしていますし、大体マスコミ報道が中立で、マスコミ側が不利になる事も全て報道していると思っている人もそう多くは無いと思います。

そして政治家が、たとえ地方議員とはいえこのような誤った観念に基づくマスコミ批判(モドキ)を行う事はあまり褒められた所業ではないと考えます。逆にこの人は何かを鵜呑みにしていらっしゃるのでしょうか?そんな事は無いと思いますが、どうなのかは私には確認する術もありません。

あとついでに申し上げれば、情報を発信する者が具体的な指摘を怠り、情緒的な情報を発信して、マスコミについてネガティブなキャンペーンをしているという感じがいたします。時間があまり無いでしょうし、本来のご自分のお仕事ではないと思いますが、だからといって
『JR西日本や、運転士の批判ばかり言う姿勢には、
たいへん違和感を感じます。
感情的な報道で視聴率を上げようとしているところや、
「電車=悪」という短絡的なイメージを植えつけようとするのも、
おかしいと思います。』     (改行などそのまま引用)
という文章だけ出せば、確かにそう感じる報道がありますが、どの報道についてそう感じるかは人それぞれ千差万別です。上に掲げました文を読んだ人は情緒として理解できますが、具体的な指摘をしていない為に、佐藤氏の考え方に共感したわけではありません。

情緒的な話だけでいいならば決してこんな事を書きませんし、議員という肩書きをつけていない方でしたらこんな絡み方はしません。考え方を改めて欲しいわけでもない事を最後に添えて起きます。事実を記載しないで情緒的に同意を求めるような文章を、有権者に選任された議員が書くべきでない、というブログのテクニックについて指摘させていただきます。



追伸…

上記の佐藤利信氏のWebサイトにある4月29日の日記には下記の通りマスコミについて気になった事が羅列されています。
違和感を覚える点
・普段、時間通りに運行されないと文句を言うのに、
 今回ばかりは「安全を優先すべき」というコメンテータ。

・自動車事故の死者は、年間約10,000人いるのに、
 「電車=危険」という断定的な報道。
 先日、酔っ払い運転のトラックが電車と衝突しました。
 しかし、被害が少なかったのであまり報道されていません。

・「オーバーランが事故につながった。過密ダイヤが悪い。
  起こるべくして起きた事故だ。それ見たことか。」
 という報道を耳にしますが、
 過去に「オーバーラン=危険」と
 取り上げていたマスコミはあったでしょうか?
 オーバーランのニュースなんて聞いたことありません。

・社員教育に関して、
 私としては体育会系の教育も時には必要だと思います。
 現に、鉄道の事故率はそうとう低いと思います。
 社内の抜き打ちの調査を「スパイ」と報道するのもヘンです。

・被害者数が増えるたびに「ついに○○人を超えた!」
 という感情的な報道。
 人数を競うような報道はやめて欲しい。

・しつこい取材に対して、怒っている人や、
 うんざりしている人も多いが、
 それらを自ら報道することはない。

今後の補償や、安全対策、災害時の救助活動のあり方など、
もっと建設的な報道をして欲しいです。
佐藤としのぶ ホームページ[Diary]4月29日より引用
ここに書かれている事についてもTokyo15 "東京フィフティーン"ブログで書かれている事より多少具体的ですが、どの報道について指摘しているのか記載されているわけでもありません。(読んでいて、きっとあのニュースの事だろうなとか勝手に想像できますが)また最後の一文『補償』『安全対策』『災害救助』について報道していないかといえば、そうでもありません。JRの対応のまずさと入院費などまずどうなっているのか、脱線に至るプロセスについて、レスキューがどのようにして被災者を救助していたか等等、主要なマスコミサイトを見るだけで山のような情報が出てきます。
ブログに記事を書くということすなわち、情報発信者となっている事実をお忘れないようにお願いいたします。佐藤利信氏の書かれた文章から、佐藤氏が指摘しようとしているマスコミの錯誤と同じ事をしているのではありませんか?
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by zukunashi | 2005-04-30 08:12 | Comments(0)


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