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いまだに正月ボケ~その2
新春!男女対抗TBボケ駅伝開幕!復路は自信がありません。やっつけ仕事は前回も変わらないんですが・・・。

という事で今回は・・・・・


■□■□■□■□■【新春!男女対抗TBボケ駅伝!】■□■□■□■□
【ルール】
 お題(共通お題)の記事にトラバしてボケて下さい。
 今回は駅伝なので男女対抗の団体戦です。
 たすきとして、前走者のネタの中から単語を1つチョイスして
 自分のネタに組み込んで下さい。
 そして、記事の最後にチョイスした単語を発表してください。

 開催は1/1共通お題発表、往路1/1~4、復路1/5~8の1週間です。
 往路復路で1人1TBずつ参加可能です。(同一路に1人2TBは不可)
 お題記事と前走者の記事の2つにTBしてください。
 お題記事は男女別なので注意して下さい。
 男性チームTB記事 http://earll73.exblog.jp/1498480
 女性チームTB記事 http://earll73.exblog.jp/1498483

 より多くのTBがついたチームが優勝です。
 優勝チームの中からMVPを発表します。
 MVPには「TBボケ2ndステージ第1回のお題出題権」が贈られます。

 参加条件は特にないのでどんどんトラバをしてボケまくって下さい。
 お祭りなので初参加歓迎です。

 ※誰でも参加出来るようにテンプレを記事の最後にコピペお願いします

 企画元 TBボケ駅伝実行委員会
     毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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その桁外れに大きな小惑星が地球にぶつかるという報道が始めて為されたのは、年末で忙しい12月も28日だった。これまでも何回か小惑星が地球に激突するなどという噂が流れ、その都度軌道計算した各国の天文台が、衝突のおそれが無いことを、記者会見で発表したりWEBサイトに公表したり電話受付に忙殺されることがあった。今回もそういう経緯をたどるだろうと思われていたが、その小惑星が通常の軌道を外れてこちらに近づいていると分った11月初めからそうはならなかった。通常だと直ぐに計算をして“デマ”である事を発表する天文台を始め各国の大学の超一流の研究者たちが、揃って口を閉ざしていた。その下っ端の研究者たちやアマチュアの天体観測者からは、凄まじいほどの警告が流れ出していた。アマチュアや天文学者の卵とはいえ、彼らはちゃんとした天体観測技術とパソコンを持ち、出てきた日付はみな同じだった。1月2日!衝突または10万キロ以内に進入してくる確率は98パーセントと計算されていた。

12月30日東京渋谷
金持ちはみな日本を脱出してユーラシア大陸の一番安定しているといわれるロシアやモンゴルに行った。渋谷には行き場の無い若い連中が毎晩毎晩ドンちゃん騒ぎやプチ暴動を繰り広げていた。でもすでに取り締まる警察はいないし、行政も機能していなかったが、不思議な事に携帯電話は使えた。

その携帯のメールで奇妙な噂が流れ始めていた。
『1月2日の朝6時に渋谷で福袋が発売される。たった一つ望むものがかなう福袋だ。場所はいつも一番人がいたところ』
その噂を聞きつけ、電車は動いていないが東京近郊から続々と渋谷に若者が移動してきた。

そんな時にその女はスペイン坂のテッペンのシネマライズ前にいた。どう見てもおばさん。それも髪の毛は頂上右左と三つでお団子を作り、薄い黄色の丸首セーターを着て、膝までのスカートの下にはおばさんソックスを履き白い半円のエプロンをしていた。まるで日曜六時半のアニメから出てきたみたいだ。その女は道を行き交う若い女の子に片っ端から
「福袋はどこで売るか知ってる?」と聞いて回っていた。みんなだいたい、わかんない、私が知りたいの、どこだと思う、という感じで聞き返したり首を横に振るのだが、中には意味深に笑ったり、あからさまに馬鹿にするような子もいた。でも彼女はめげずに聞いて回っていた。次第にその見たまま「サザエさん」という名前がつき、本人もそれを嫌がるようでもなかった。「サザエさん」の周りには、噂の福袋の情報のやり取りをする人がたくさん集まるようになってきた。それでもまだどこで発売されるか、その情報はなかった。それでも次第にたくさん集まってくる若者たちの間で、「サザエさん」はカリスマになってきた。「サザエさん」とその集団は昼はそれこそしらみつぶしに街を行き交い、店を覗き人に福袋について聞いて回った。そして夜はシネマライズに集まり「サザエさん」が作った夕飯を食べて昼間の成果を話し合った。
しかし31日、そして新年。人類の歴史の最後の年かもしれない200X年の正月も餅を焼いて食べながら、お魚くわえたドラ猫を追っかけながらみんなで探していた。
しかし1月1日も大した成果は上がらなかった。みんな明日の朝6時どこで福袋が売り出されるのか、それだけを話していた。「サザエさん」も膨大な量の情報からどこなのか探し出そうとしていたが、不確かな情報ばかりでそれも無理な話だった。
朝が近づいてきた。「サザエさん」グループは小さな班に分かれて町じゅうに散って誰かが福袋の販売所を見つければ良い、という戦略を取る事にほぼ決まっていた。みんな泣きながら、さよならを言い合い、最後の身支度をしていた。そこに突然みんなから「ワカメ」と呼ばれていた少女が息を切らせて飛び込んできた。
「来て、来て」
「どうしたの、見つけたの」
みんな色めきだって彼女を取り囲んだ。彼女の話はこうだ。
三日ほど前から東京山手教会が硬く門を閉ざし、誰も入れないらしい。しかし中に人がいることは夜に明かりが窓から漏れているから間違い無い。しかもそこを張っている仲間から、ついさっき何かが急いで運び込まれたらしいという連絡を受けて走ってきた。
「サザエさん」はみんなを見回した。みんなの目には決心の色が浮かんでいる。
「行こう。」
100人近くの若い女の先頭をサザエさんが歩く。
山手教会は直ぐそこだ。サザエさんの右側を歩く通称泰子がサザエさんに聞いた。
「何を願うの。」
「何を言っているのよ。決まっているでしょう。」
「言ってよ、言ってちょうだい。」
真っ直ぐ前を見て澄んだ瞳のサザエさんを泰子は羨望の眼差しで見ていた。貴方のおかげでみんな希望を持って今日まで生きてこれたわ。さあ貴方の望みを言ってちょうだい。
「来年もサザエさんを放映する事よ。」

200X年1月2日人類の歴史は終わった

一休さんよりたった一つ望むもので繋げさせていただきました。
by zukunashi | 2005-01-08 21:05


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