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雁屋哲氏は勘違いをしている
朝日新聞に(表現のまわりで)「鼻血問題」への思い 「美味しんぼ」原作者・雁屋哲さん:朝日新聞デジタルという記事が載っていた。朝日新聞デジタルだと最初の数行しか読めないから、何を書いてあったか全文を転載したい所だが著作権的に問題が多い。

なので、2つに絞って書いておきたい。

一つ目は「議論」という事について。

朝日新聞の記事が記者の思惑に沿ってインタビューを色々こねくり回してないとすれば、文中に議論という言葉が何回も出てくる。
「福島では、私以外にも原因不明の鼻血を出した人たちがいますが、議論すらされない」
 「福島は安全とする国への異論は、『風評』の一言で封じ込まれてしまう。批判することを許さず、何もなかったことにさせようとしているように感じます。大事なのは、議論すること。私の意見が間違っているというのなら、一緒に議論しましょうよ」
議論という言葉を太字でチョット目立つようにしました。議論をしよう、議論したいというふうに仰っているのですが、違和感が有ります。議論・・・というかマスコミの取材すら遮ったのはほかならぬ雁屋哲氏です。
2014-05-04
反論は、最後の回まで,お待ち下さい
及び
2014-12-10
お知らせ
等彼が自分のウェブ日記に書いているように最初は雑誌連載の完結まで待たせて、その次は単行本を読んでからにしろと言い、その後反論本をだします。
確かに雑誌連載から単行本で表現が変わっているところがありましたが、上記のように時間を掛けるように仕向けたのはほかならぬ雁屋哲氏ですし、その間に議論(て言うより何かのアクション)が全く無かったのはむしろ彼の都合によるものだろう。
ネット界隈を見ているとある意味議論は出尽くしているように思う。たしかにそこには雁屋哲氏の声は無いが逆に問いたい。何故あれほど時間を掛けさせたのか?議論が終わって静かになった所で彼は「議論をしましょう。」と仰るが、貴方が気が付かないからといってもう一回同じ事をする義理はない。

そしてその二は「福島の人の反応」について違和感が有ります。
新聞記事では福島からの反応は
「インターネットには信じがたい言葉で私を批判する言葉があふれましたが、福島の人を傷つけた、と言われたのはすごくショックでした」
及び
自身のブログには福島県民から「誰も言えないことを言ってくれた」「勇気がある」といった投稿が寄せられているという。
という二つの文があります。政府の風評について云々とかも書いてありますが、直接福島県民に関する事についてはこの二つの文だけだと思います。但し最初の文は福島県民からの声ではないです。なのに何故この文を出したかというと、私が見たウェブの反応では福島の人が傷付いたと言っている場合が多いのです。例えば雁屋哲原作「美味しんぼ」内での「福島では鼻血が多発」デマというTwitterをまとめるサイトでは結構多くの福島県民が声を上げています。但しツイッターで自分の所在地を偽る事も出来ますから、100%の信頼を置くべきではありませんが、福島在住と分かっている人もいますので全部嘘では有りますまい。そして、それは同じく二つ目の文にも言えます。雁屋哲氏のブログに福島県民からの投稿が寄せられているという事なんですが、お問い合わせというところからメッセージを送ってきたのを見ての話なのでしょうが、それも嘘はつけます。どれ程お問い合わせが来たのか分かりませんが、彼しか分からないところのモノで話されても真偽は判別できません。

だとすれば福島県民からの声は届いていないか、偽の声に惑わされていると考えざるを得ません。

何を今更しようというのでしょう。時代は貴方を置いてもう先に先に進んでいます。臨場感のある新鮮な情報もなく総括的に見直すには真偽の分からないものが多い。マンガの中でも『そばもん ニッポン蕎麦行脚』や『いちえふ』『はじまりのはる』ほか福島での現状を様々な視点からマンガにしています。マンガで福島の問題を考えるならば少なくとも有名ドコロのこの3冊は外せないでしょう。

ネットだけではなく書籍やマンガ、テレビなども交えてバランスよく・・・と言いたいところですが、テレビや新聞はもういいかな、とも思います。バランスよく考えてみてみましょう。

最後に、私は雁屋哲氏の『美味しんぼ『鼻血問題』に答える』は読んでいません。ですので、その本については一切言及致しません。
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by zukunashi | 2015-02-18 12:59 | 事件・事故