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ユーキース・エンタテインメントプロデュース公演Vol.16「たりない写真、歌えなかった唄のために」
さて、久しぶりの更新です。そして芝居の感想です。

本当はこの前に一つ芝居を見に行っているんですが、自分の感想を思ったように言葉にできなくて詰まっています。等に千秋楽も終わっているので、気楽に書けばいいのですが。

ところで今回見に行きました芝居。下に書きました公演情報を見て頂ければ分かります通り、実は何回か見に行っている演出脚本、そして役者さんもいます。何を隠そう
この頃見に来る人もめっきり少なくなった当ブログですから隠すことなんて何も無いんですけどね。
以前見に行って感想書いた時に脚本演出担当した方が当ブログにご降臨されています。対角線に浮かぶソネット ユーキース・エンタテインメントプロデュース公演これです。コメント欄に一人しかいないので直ぐわかると思いますが。

あれから3年経ったわけですね。以前も5月ですからほぼ3年と言っていいでしょう。実際のこのお芝居もその翌年2013年に初演されているのですが(注)リンクその年月でどう変わっているか楽しみでも有ります。

ではまず今回の芝居がどんな話かざっくり説明すると・・・
震災の影響で東京に転校してきた泉あかりと、そこで仲良くなったクラスメイトたち、そして被災地にボランティアに行き、絶望し、歌うことをやめてしまったミュージシャンのサカモトさん・・・
ふるさとをテーマに、さまざまな人の想いが交錯する心温まるお話です。
という事です。最初震災直前の光景が有り、その数年後の東京で主人公と仲良くなったクラスメイトが部屋掃除のお手伝いで、失踪したミュージシャンの家に集まります。その後の場面はずっとそのままで進みます。
舞台上には右手奥に小さな椅子と机。机の下椅子のそばにはウィスキーの酒瓶。その直ぐ左には本棚とピックアップ付きのガット・ギター。左手奥には電子ピアノ。手間には四角い白い箱が2つとカホン。電子ピアノのそばにはベースギター。部屋中に紙が散らばり、分けわからない箱がおいてあって雑然としている。

さて、突然ですが役者さんについて書きたいと思います。
○今安琴奈 主人公の友達ベースギター担当。父の会社に入って長距離トラックを転がす20才。今回一番安心できる役者さんでした。ギャグの掛け合いなどタイミングがいい感じでした。
○木下かれん 主人公の友達カホン担当。アイドル目指してます。メジャーデビュー直前?チョイ自分勝手で周りの空気を凍らすこともあるというキャラのようですが、表情がガラッと変わるところなんかチョイとドキッとさせられてしまいました。
○松下芳和 仙台のボランティアでサカモトとあい、ちょくちょく連絡をしていたらしいアイドルオタク。オタクのステレオタイプな演技だった。嫌味なく爽やか。
○島村彩也香 サカモトの婚約者?の親友。ハタチそこそこの集団に対して年齢的コンプレックスがある役柄。いくつかの掛け合いはいい感じ。借金取りに怯えて、でもその後毅然と撃退するシーンは面白かった。
○田中優樹 失踪したミュージシャンのサカモト。何か心が削れていく感じの役。ギター爪弾いたり主人公のピアノで歌ったり歌唱のシーンは70年台にデビューしたフォークシンガーっぽい佇まい。もっと悩むシーンを見たかった。

■冨田真由 主人公の友達ガットギター担当。主人公の名前のあかりについて劇中で述べるシーンが何回かあったが、意味が掴めなかった。自分の好きな人と嫌いな人の差が激しい役柄のようだが、あまりはっきりしない。ツンとデレのシチュエーションがよく分からなかった。
■藤本かえで 主人公。木下かれん役の友達と衝突することが多々あったがテンションの差が見えないので何時も同じように怒っている感じ。同様に自分の心の中を吐露する場面で心の底から喜んでいるような笑顔も違和感が残った。父も母も姉もいなくなってさっぱりしたの?と突っ込もうかと思ったが、次に言う時は暗くなっていた?よくも悪くも平板。
■山崎洋介 ボランティアでサカモトと合っていたよくわからない男。ジローと名乗っていた。この役者さんは何回も見ていましたがこういうアクの強い感じの役者で行くことに決めたのでしょうか?ギャグとしての今安琴奈との掛け合いは相手に救われている部分がまだ多いが、テンションの切り替えがスムーズで落とす所は面白かった。もっと引き出しを増やして役を楽しめるようになればと思う。(うわぁ偉そうだ、オレ!)
■おぐまひろし サカモトの元婚約者の新しい彼氏。ちょっとダメ人間。借金4万で借金取りに怯えるヘタレだが憎めないネアカ根性。セリフを言うタイミングとかいいテンポを作っているんですが、全体的に何か違和感。上手いなぁと思ってみていると素に戻っているような表情をする。観客のいる芝居なんだからもっと観客にアピールして欲しかった。周りの役者さんとの絡みは面白かった。
■借金取りの役 チラシに載っていないので後で出来たのでしょうか?大阪弁でまくし立てる典型的な古い借金取り。申し訳ない役者さんのせいじゃないと思うんですが、おもいっきり浮いてました。ていうかこの人は職人的な役者さん。何故チョイ役なんでしょ?

▲吉見麻美 サカモトの元婚約者。部屋の掃除を頼んだ人。冨田真由の役の上での姉。知的なマネージャー?それとも母性で包み込む恋人?どちらも中途半端でしかも新恋人に対して騙されても良いとか言っているが説得力がない。表情とか作りこんでいる感じが強いのと台詞に情感がこもっていない。サカモトと抱きあうシーンでもマネキンのようだった。

△山縣桃子 晴野未子 主人公の仙台時代の友達。いつも3人でいる仲良しグループという設定のような気がするが、見せ場がない。終わり近くのシーンで転校する主人公と話しているが、主人公があまりにあっけらかんと「父も母も姉もいない、写真もない、もうココには何も無い」と言い切っちゃってまあああいう反応するわなというシーンが有ったあとで、一件落着して(本当は何も落着してない)主人公4人がライブっぽく演奏するところに、アイドルオタクが見つけ出して(?)連れてくる。そしてニコニコして電子ピアノのそばで主人公の歌を聞いている。多分感動に華を添えるつもりなんだろうと思うけど、どうかと思った。彼女達二人は良くも悪くも印象がない。

あとは演出脚本の話になるんですが、どう言えばいいのだろう?ツイッターの評判見ると皆感動していると書いている。確かに感動できる話だ。役に感情移入できれば特に主人公の泉あかり役に移入すれば泣くことも出来るだろう。しかし、水を指すようで悪いがいくつかそれに対して障害がある。

芝居の中で「希望って・・・」とか「夢って・・・」みたいに思いを言葉にするシーンがあるけど、いやそれ言って終わりにしちゃうお気軽お手軽な芝居でいいの?決めちゃっていいのかな?たしかにその言葉がしっとり響いたり、すっぽり収まって心地よかったりすれば良いんだけど、どうも居心地が悪らしくていい感じに響かないし収まらない。主人公は仙台から東京に転校して大学生(なのかな?)して10万という大枚欲しさに友達のバイトして・・・どこから見てもリア充ですありがとうございます、と言ってもいいでしょう。確かに生活はリア充だけど心の中は…というギャップが面白かったりするんですが、強がりとか裏がとか影がとか全く感じさせない。本当にニコニコと父母姉(結婚間近?)が居なくなった。写真もない、もう何もない。(だから?)歌いたくない、歌は嫌い、歌で何が変わるの?と無邪気に言う。いやたしかに役の上では怒っている風に見えるんだけど、声はそんなふうではない。天然なのかな?といぶかしく思う。主人公は歌いたいけど歌えないという感じじゃなく歌わせてもらえないから拗ねているようでもある。その言い訳が「歌いたくない、歌は嫌い、歌で何が変わるの?」と聞こえてもくる。
ナゼそう感じるのか?関連があるかどうかわからない所だが全体的に動機づけが弱い気がする。
主人公がナゼ歌いたくないのか?サカモトはナゼ歌を歌えないのか?元婚約者はナゼ騙されてもいいのか?アイドル目指している娘はナゼ主人公の夢は歌手だと考えたのか?でも最期に主人公は歌をうたう。歌えたからまあ良いっしょ、という感じで終わったように思う。

あと細かい事を言うと、法律の改正で借金取りが大声出したりするとマジに法律違反。その貸金業者共々お縄になる。だから借金取りが出向くこと自体ありえない。ついでに借金取りが大阪弁というイメージの貧困さもちょっと萎えるわな。いいかげんにせぇと思う。広島弁や大阪弁を喋る奴はヤクザみたいなイメージの貧困さは芝居の幅を狭める。

方言で言えば一番最初まだ主人公が仙台にいるシーンで変なイントネーションの東北弁を喋っているが、やっぱり聞き苦しい。こだわるんだったらきっちり演技指導すべき。こだわらないなら標準語のほうがいい。

いくつも書いてきましたが、最期にいつもこだわっている経済性の話をします。
千本桜ホールのキャパシティから言って火曜から日曜まで8回公演でチケット収入で150万ほどを上がれば御の字でしょう。優待チケットや満席にならない場合を考えれば120万ぐらいを想定しているでしょうか?1週間借りておおよそ50万。小道具、音響、照明、衣装他練習場などのレンタルを入れると100万前後かかると予想すればとんとんかチョイ赤ぐらいと、予想しました。で、前売り3500円のクオリティの芝居だったでしょうか?これは見に行った方と劇団、それに関わった方に考えてもらいたい。前売り3500円は適正価格でしょうか?私にはそうは思えません。

公演情報
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by zukunashi | 2015-06-14 17:00 | 映画・演劇・音楽 | Comments(1)
ジャングルベル・シアター2015年春公演 ~20周年記念~「おとぎ夜話~特別編~」
ジャングルベル・シアター2015年春公演 ~20周年記念~「おとぎ夜話~特別編~」

4月18日土曜日の【福禄寿・寿老人】の回を見てまいりました。
実際これはもっと小さいギャラリー公演という五十人入れば一杯になってしまうような所でやっていたものを再演したものです。一幕物で一つの話なんですが、その主たる話しを三つの小芝居で説明するようなそんな筋立てになっています。一つ一つの小芝居に出てくる人は三人ぐらいで、あまり関連ないなぁと思っているそれらの小芝居が最後にちゃんと関係しているのがわかるという、なかなかスカッとする終りで芝居を初めて見るような人にはわかりやすくオススメできます…が、今日の六時が最後になります。ですから次見に行きたい劇団にリストアップしてみるのをおすすめします。

とまあ特に感想というわけでもなく色々書いていたのですが、今回一つだけ非常に残念だったことが有ります。ギャラリー公演で見た時と今回で特に演出もセリフも、舞台装置や衣装、大道具、小道具等変化がなかったということ。

フォローするとすれば、ギャラリー公演でかなり完成されてしまった脚本、演出だったということなんだと思います。細かいことを言えば脚本だって今に合わせて台詞が変わってますし、装置や衣装なんかも変わっているんですが、大きなイメージとしての芝居にほぼ変化がなかった。
なので、前回見た人(私を含め)はちょっと物足りなかったのではないでしょうか。

もっと踏み込んで言えばギャラリー公演と本公演の値段差に納得がいかない。

とは言え非常に楽しかったです。前回と当然キャストが違うのですが(同じ人もいました)演技の質や話を伝えるエネルギーはたしかに今回のほうが上回っているでしょう。それでも前回のギャラリー公演とだぶるように感じました。それは個々の役者さんのスキルの問題ではなく、もしかすると無難な演出を選んだ演出家の問題なのかもしれません。

あと強いて小さい問題点を上げるとすれば、お客様がかなり身内の方が多かったのではないかという点です。確かにクスっとくる所でしたが、明らかに笑い声が上がっていたシーンが二、三箇所有りました。お客様が知っているなぁという空気を感じました。

そして逆にとても気に入った所は、やっぱり細かいマイムや動き、雰囲気を作るモブシーンは素晴らしい。始まって直ぐ、居酒屋の店内の雑然とした雰囲気を醸し出す場面や、教授を待つときの本を読む仕草、何も無い所に石像を置いてそれを見ながらあーでもないこーでもないと話す場面。本当にジャングルベル・シアターはそういう所に手を抜かずキッチリお芝居してくれます。
そして最後の最後にすべての話がジグゾウパズルのようにきっちり嵌る場面では、既にこうなる事を知っているにもかかわらず鮮やかさに喜びを感じました。

ただ、それらがあったとしてもやはり残念では有ります。今回のジャングルベル・シアター2015年春公演 ~20周年記念~「おとぎ夜話~特別編~」 に喜びはたくさんありました。でも驚きはあまり有りませんでした。私が見に行ったのはシアターグリーンのベースシアターで歌舞伎座や明治座では有りません。なのでそこは一考して頂きたいと強く感じました。
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by zukunashi | 2015-04-20 17:31 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
超天晴!福島旅行 第19次笑の内閣 福島第一原発舞台化計画―黎明編―
終わった芝居についてアレコレを書く、近頃恒例の「終わっちゃったら好き放題」劇評のコーナーです。パフパフ。

今回は急遽『超天晴!福島旅行 第19次笑の内閣 福島第一原発舞台化計画―黎明編―』の東京公演を見ようと画策しました。なぜか?いつもなら知り合いが出ているという知り合いのツテで見に行くんですが、今回はツイッター繋がりです。早野龍五先生のツイッターにこの劇団『笑の内閣』の方からのツイートが入ってましてそれをみて決心しました。

タイトル通り福島第一原発についてなんですが、いや全くこれがもう緊迫感ゼロ・・・最後に少し有りましたね。まあほんのチョットですが。

話の筋は・・・
● あらすじ
滋賀県大津市にある私立高校、鷹真学園高校は3代目理事長が就任した20年前以来、管理職は必ず学園OB が勤め、外様派は冷遇されていた。しかし、2年前近隣に出来た西園寺大学附属守山高校に志願者をとられている現状に危機感を覚えた校長猿田博士は、大手予備校世阿弥ゼミナールの名物講師だった間久部録郎をヘッドハンティングし教頭に抜擢、歴代校長は必ず教頭から昇格するため、間久部が初の外様校長になるのは確実視されていた。
 しかし、急進的な間久部の改革姿勢に、猿田をはじめとするOB派は反発失脚を狙う。間久部は失脚を免れるためには、理事会の支持が不可欠であった。
 そんな中、学園では修学旅行の旅行先を決める会議が行なわれようとしていた。学園は、毎年北海道に行っていたが、行程中ずっとスキーをする旅行はたいへん不評で、生徒自ら行き先を選べる西園寺に志願者が流れる原因となっていた。ここで、魅力的なプランを出せば理事会の支持が得られる、そう踏んだ外様派が出した案は「福島」であった。
 果たして間久部の狙いは、政争の具なのか、真に被災地に寄り添うためなのか?
 笑の内閣新作は、福島に観光に行く意義を、遠い滋賀を舞台に問う学園政治劇!
とまあ結構まともです。あ、あらすじに一点間違いが有ります。間久部録郎は教頭じゃなくて副校長でした。教頭は別の人がやってました。さて、じゃあチョット気になる所を書いていきましょう。

※OB派校長猿田博士
小心者で汲々としている感じが良く出ていましたし、普通に威厳のあるところは校長先生にぴったり。声も滑舌もとても安心して聞いていられました。

※OB派教頭青居邦彦
やっぱり小心者でなんかオタオタしている感じ。ああ、教頭って校長の金魚の糞、太鼓持ちって感じでぴったり。彼の一番見せ所、トカゲの尻尾として切り捨てられるときの土下座退職の弁は本当に悔しそうでいかったです。

※一応OBの金丸大和先生
高校の演劇部の顧問らしい。一番笑いを取っていました。笑いを取る時の容赦無い掛け合いは息もぴったり。役どころは重要ではないですが、話の潤滑油。面白いように受けてました。

※一応OBの馬渕速魚先生
お金持ちの世間知らずなお嬢様的先生。修学旅行先に第三の目的地を出すが全く反映されない。ただ金丸先生とセットで動くことが多いので、金丸先生に食われて今一記憶に残り難い。

◎外様派副校長間久部録郎
自分の能力を過信してしまうきらいが有り、イマイチ好きになれないだろうなぁと思われるキャラで且つ策士。しかも策士策に溺れる。チョット気になったのがこの方の表情。メッチャ硬い。無理に笑っている感がたっぷりある。筋肉で笑っているっていう感じ。チョットぎこちない感じ。逆にそれが今回の役にはマッチしていたかも。

◎外様派坂東卓 後の教頭先生
この人は頭の切れる探偵?!ですね。ええ、裏を読んで動くところもそうですが、結構ビシビシ予想して当てちゃってます。名探偵です。でもって、冷たい感じもあり、そうでないところもある。会議の席でも議長は校長先生がしているはずなんですが、いつの間にかこの先生がしきってたりします。笑いは取りませんがいい味が有ります。

◎外様派江田珠美
今回の福島旅行について一番推進していたのはこの先生。一応福島県出身の方です(役の上で)。この次の山野辺先生と付き合ってたんですが、副校長に乗り換え。でも副校長は別に本命がいる・・・という恋愛に振り回される役。で、普通にぎこちない元恋人同士という感じがピッタリあっているんですが、最後のどんでん返しの時に、彼女の吹っ切れたような目が色っぽいです。

◎外様派山野辺雅人
今回の一応主人公らしい。が、喋りが不安定。キーポイントとしては元恋人江田先生となんとなくしゃべりづらい感じがいいなぁと思って聞いていると、怒っている時にもそんな感じが出てしまっている。理路整然との時もそんな感じが若干ある。あれ?もしかして・・・地?

※新日本トラベル社員 十和田玲於奈
ダメ社員を熱演!!めっちゃ良いです。金丸先生とのコンビがとてもハマってました。こういうダメな奴・・・いますね。握手したかった。

◎DDT社員 牧村奈々
・・・最初に謝っておきます。ゴメンナサイm(_ _)m 滑舌も発声も話の間も声に関しては全然評価できない。この芝居に出演した人の中で唯一笑えなかった。上手い下手ではなく練習不足?表情とか動きの張りとか颯爽としているんですがしゃべるとオヤ?となってしまっていた。風邪でも引いていたか練習不足か・・・。

◇学校法人鷹真学園理事 城之内時子
ヒステリーババァです。ええ、本当に居そう(笑)ただ一本調子でただ怒って帰っちゃったので印象薄い。でもネットでもああいう人がいるなぁと思い出せるので、そこのところは何かうまくはまっていました。

作演出の高間響さんは役者として出てないですが、幕が開く前と閉幕後に出てきて楽しくおしゃべりしてました。レンタカーの事故は面倒ですね(笑)お金集まるといいですね。あと、論文のためにアンケートお願いしますと言われていましたが、書けませんでした、申し訳ない。

脚本、上手くハメました。偶然を装って策を張り巡らせた、そんな気にすらなるような脚本です。音楽、途中に挿入される動画、照明。特に眼を見張るようなものはなく、しっかり話に調和していたように思います。

何度か役者さんがセリフとかんでしまったところはご愛嬌ですが、話の進行上仕方が無い山野辺先生の放射能講座はもうチョット何とかなった気がする。雰囲気がすごくタルンでしまったように感じました。

とはいえ、非常に面白い試みでした。これで終わりじゃなくて火の鳥みたいに黎明編の次にヤマト編とか未来編とか宇宙編とか出来る事を期待しまてます。接触編と発動篇でもいいですけどね。
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by zukunashi | 2014-12-15 18:52 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
ハグワイベルシアター第2回公演「Dear・・・私様」 その2
グワィニャオン、ハグハグ共和国、ジャングルベル・シアターの皆様お疲れ様でした。
本日私も見に行きました「Dear・・・私様」千秋楽を迎え無事終わったようです。(ツイッターで確認リンク

という事でその2を書くことにします。
とはいえ今までは2回に分けて書くようなことはなかったので、その2は何を書くかといえば、ネタバレしても大丈夫なことを書きます。
ついこの間その1を書いた時に気がついたのですが、今までは上演中に書き切ることが出来なかった芝居の感想。何故だと考えてみると、大体書いているうちにネタバレに気が付き、あれも書けないこれも書けない・・・ならいっそ終わってから書くか。と言う事になっていたようなきが・・・、まあそういう事です。

で、今回のお芝居で素晴しいと感じたのは、見易い、テンポある演出というところです。
オープニングの1人佇む主人公のシーンから一転して女達の喧騒の中に引き釣りだされ、宣誓しまるで裁判のような話かと思わせて俳優紹介になるというドラマチックな場面から、一転して昭和30年代頃の田舎のお祭りになる。そこで主人公の過去が・・・とテンポよく進む演出が、細いシーンの継ぎ接ぎになりそうなストーリーを淀みなく流していく。中年から青年そして少年と3人の主人公秀生によって小さい頃からの成長ストーリーが舞台上で表現される。ウソマコトという人がその成長の話をあるときは修正しある時は矢継ぎ早に先に進めたりする。

話を全部書いてもしかたがないので、ここまでにしておきます。

話の流れを上手く制御しているのは演出のお手柄でしょう。とは言え、役者さんがそれをしっかり理解しないと、どんなに素晴らしい演出プランでも絵に描いた餅です。そして今回は一人ほぼ一役で出演する役者さんが多い。それでこのクウォリティですから、演出も役者もブラボーです。

そこで、ひとりひとりの役者さんについてコメントするのは難しいので、気になった人だけを何人かコメントします。最初に断っておきますが、超個人的な趣味なので男優より女優さん中心になってしまいますが、勘弁して下さいね。

まず暴走族ヘッド3人のうち蛇年の朝緒さんと寺山くん。特殊な役です(笑)最初はちょっと違和感があった蛇年の朝緒さんは独特なロボットダンスのようなカクカクした動きと一見普通っぽく見せて実はサイコな役柄というというギャップで強烈でした。寺山くんは・・・あれって寺山修司?でも白塗りって・・・暗黒舞踏??キレやすさは蛇年の朝雄さんとどっこいどっこいでしたが、無表情さで怖いww
そしてレディースのヘッドさんはそんなに印象がなかったのですが、やたら青年秀生が気にしていたんですが、もしかして幼稚園で一緒に遊んでた女の子のその後でしょうかね?でもあまり動いていないという印象しか無い。

3人の秀生で一番と思ったのは青年でも中年でもなく少年。彼は(役者さんは女性ですが)一つ一つのシーンをほぼ同じテンションで演じきっていました。そう、私にはずっと少年に見えていました。青年秀生は中年に中年秀生は初老へと時間の経過が感じられてよかったのですが、少年秀生はずっと少年で、そして最後にポツリと放ったセリフ
「僕が忘れていたんだね」(だったかな?そんなふうなセリフ)
が印象的です。記憶の扉がギィィィぃと重い軋みを響かせて開いた感じがしました。本にブラボーです。

ちょっとクサいエピソードはマルが死んでしまうところでしょう。体育座りが妙にマッチしていました。一人暮らしすると言い出したときに捨てられた子犬のような目で青年秀生を見ているところ、週に一度月に一度年に一度・・・と言っている時の恋する乙女チックな仕草に惚れてしまいそうでした。ブラボー( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

定時制高校の先生のアクションシーンはキレもよく、スラっと伸びた足がかっこよく、小さなカラダでバキバキ男をやっつけちゃうところは恐ろしく、そして最期のウェディングドレスのアクションはカリオストロの城の姫様のように可憐でした。

ジョニーさん、ブルース・リー、ジャッキー・チェンときたなら、次は何でしょうね。

45歳以下のすべての出演者の方、お疲れ様でした。7分間頑張った証を下に残しておきます。一番下の縦長の写真は、これからボコられる青年秀生が静止している途中でキャップを開けてもらい水をのもうとしているところです。ずるい(笑)
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このお芝居、謎が溶けた爽快感は当然ありますが、それがスゴイということもない。確かに涙あり笑いありアクション有りですが、適度にという感じで、突き抜けた笑いや悲しみを表現しているわけでもないです。
ですが非常に満足しましたし、たぶん今年最初に見たこの芝居が、今年の基準になりそうです。何がそんなに私を満足させたのか?
それは今はわかりません。でも、と言うか、だからまた生で芝居を見に行きたくなるのでしょう。
グワィニャオンやハグハグ共和国の芝居も見に行こうかなぁ?まだ未見なんで。

それではm(_ _)m
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by zukunashi | 2014-02-17 00:46 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
ジャングルベル・シアター『八福の神』
年末になり、今年一年芝居を見た数は・・・少なかったなぁ。映画も同じく。
年末になり見そびれた芝居や映画を指折ってみると、芝居はあまり無いなぁ(笑)映画はたくさんあるなぁorz

とまあ色々考える年末です。
さて、先週末12月11日(水)~15日(日)にタイトルにあります劇団ジャングルベル・シアターの2013冬公演『八福の神』を見に行ってきました。
と書いたのが先週の話です。もう2週間立ってしまいました。゚(゚´Д`゚)゚。

本当は公演中にこの記事を掲げようと頑張ったんですよ。でも駄目でした・・・orz

で、今に至る。

今回の『八福の神』はギャラリー公演でやっていた演目を本公演にしたもので、劇中劇が3つあり、大きな謎を解きつつ、途中で出てきた謎も最後にはしっかり解かれて終わるところなど、形式的には同じものでした。

で、他にギャラリー公演と似通っているのがまず舞台装置。

ギャラリー公演の舞台と同じように真ん中に大きなハコのようなものに、黒い幕を掛けてポツンと置いてあるだけ。役者の出入りはギャラリー公演と違ってその後ろにちょっと高くしたばしょの左右から出来るのでちょっとそこは自由度が高いのですが、舞台上はそれだけ。

それと、メインキャラの服もそうですが、それ以外の、とくに劇中劇に出てくる人の衣装もダボッとした生成りっぽい綿のシャツとパンツで、職業を意識させない・・・逆に言えばどんな人にでもなれそうな服。

そして、なによりも「七福神」に係る話だったということ。

今回見に行って一番気になったのは、話をどう落とすか、というところ。ギャラリー公演の締めを本公演にしてくるとすれば、しっかり話を完結させるのだろう、とまず考えました。

芝居が始まり、メインの話と3つの劇中劇が進んでいくに連れ、ギャラリー公演では出来なかったことが、本公演でそれまでの劇場の広さなどの制約を離れるとやっぱりその分面白くなりました。それは音楽や照明を、大きな話にしても、中身がすかすかになるようなことがない演出や脚本も含め芝居全体がスケールアップして、最後(になるのかな?)に相応しいものでした。

メインの話のちょっと火曜サスペンスっぽい配役や1つ目と2つ目の劇中劇の漫画チックな演出

・・・とくに1話目のネギとカニの掛け合いのところとか、貧乏神と疫病神の駄目っぷりとか、2話目は藤田和日郎さんのマンガにありそう・・・

がツボにはまりました。

そしてメインのもう一つの話。諸子とおじいちゃんの話が、意外と普通なんです。火曜サスペンスっぽい話しの横で普通に思い出話が進行するんです。サスペンスと思い出話。この2つの取り合わせが絶妙で、最後におじいちゃんの謎(謎のおじいちゃんではない)が解けると 腑に落ちた という言葉通りでした。何かストンと落ちてきて、1つのピースだけはまっていなかったジグゾーパズルに、どこからかそこにハマるピースが、コロコロ転がって来て自然にハマったような、そんな終幕でした。

積み残し無く船出していった七福神の宝船のように、宝は残りませんでしたが、希望とか幸せのような何かが心に残りました。

楽しかったです。

で、役者さんで誰が良かったか?
主役3人(浅野泰徳、大塚大作、野上あつみ)は除外・・・悪い意味じゃないんですが、ハマっているところがあまりに強固で、良かったですはまり役ですぐらいしか言えないです。
諸子の祖父の竹内俊樹さんはおじいちゃん役にいいんですが、若い人の役の方が当たり外れがあって好きですね。悪くはない。
火曜サスペンスの2人(林智子、東野善典)エエ、出てきた時から分かってました。この2人の出来が主役3人を引き立てるということは。しかし私が見に行った2日目マチネ公演ではとくに東野さんの嫌味があまりに爽やかでええなぁ~と思わず声が出ました。あと、これが大人な芝居だったら林さんと東野さんは絶対不倫ですね(笑)
1話目の長女の演し物では女神とネギを演っていた松下勇さんがおかしかった。ただひたすらおかしかった。
2話目の次女の演し物ではひたすら西村さんが怖かった。いや、怖いなんてもんじゃなく怖かった。
3話目の荷実屋初代の話しでは、誰がいいということではなく、船出して嵐に立ち向かうところの皆の動き、そして船と波に目を見張った。海の上で風をいなし、波を乗り越えていく船乗りが素敵だった。

とまあ、なんか皆いいんですよ。で、もし誰か決めないとと言われたら火曜サスペンスの2人。ジャングルベル・シアター外の人ですが、この2人の芝居がフニャフニャだったら・・・と思うと今回は林智子さんと東野善典さん2人と握手がしたかったです。

出待ちすれば迷惑と思いしませんでしたが、久々に握手したかったです。素晴らしい演技、そして演出、脚本、照明、音響、大道具、小道具、衣装、美術。

今年はこれで芝居終了!!

また来年
(^O^)/
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by zukunashi | 2013-12-20 20:56 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
なかのエンジョイ♪えんた~て~めんとVol4 中野サイド物語
今回の観劇は『なかのエンジョイ♪えんた~て~めんとVol4 中野サイド物語』要するに中野を舞台にしたお話・・・とおもいきや全然架空の場所になってましたけど(笑)

今回のお芝居の舞台である架空の中野はなんか島が真ん中にあって、そこに野人が住んでて、それ以外の土地を東野氏と西野氏で分け合っている状態。で、当然東野氏と西野氏の仲は悪い。

そして、話は題名からするとウェストサイド物語・・・と思いきや絵のとおりロミオとジュリエットです。剣を取って戦うところなんかはウェストサイド物語じゃないですね。あちらはナイフでしたから。

お芝居の粗筋は、だいたい皆様頭のなかで想像したものとそう大した差はないと思います。違うとすれば誰も死なないところでしょうか。そこら辺はむしろ少年ジャンプの影響でしょうか(笑)恋あり、愛あり、チビっと肉欲あり、東野氏と西野氏の戦い、野人との戦い、そして全編通して歌、踊り、殺陣と結構お芝居のいろいろな要素がぎゅっと詰まっています。

そしてリンク先の一番上に書いてあるとおり
なかのエンジョイ♪えんた~て~めんとは、はじめてお芝居を生で観る7才のお子様から77歳のお子様だった方まで、皆さんにエンジョイしていただける笑えて泣けて心あたたまる、歌とダンスとアクション満載のハートフルエンターテイメントです。
というとおりわかりやすく楽しめる舞台でした。

今回の舞台ではUMEとMISOに別れていくつかの役についてはダブルキャストでしたが、どちらもそんなに大きく変わっているようには見えませんでした。もちろんキャストにより役の性格がかなり違う場合もあるのですが、それが本編にはあまり影響していませんでした。私としてはそういうところはもっと違いを見せてほしかったです。せっかくのダブルキャストなんですから。

役者さんでは特に東野氏の新しい族長になるトモヤ役の寺門祐介さんは、愛、プライド、そして中野の未来について辛い立場にいる新族長の役をかなり分かりやすくしっかり演じてらっしゃいました。

歌についてはちょっと評価が分かれるかもしれません。西野氏の族長ジュンイチ役杉本崇さんとヒロインである東野族長の娘、トモヤの妹役(役名忘れましたm(_ _)m)美里悠茉さん二人の歌が多いのですが、杉本さんの歌はワザとのどをつぶしてオペラっぽく発声しているのか、それとも元々そういう歌い方をするのが普通なのかわかりませんが、台詞の時との声の差が激しく、音量もちょっと足りないように聞こえる為、あまり聞きやすくありませんでした。一方美里さんは声に張りがあり、でもやっぱりちょっと無理しているような感じもあり、若干ハスキーでしたが、歌はしっかり聞こえてきたので聴きやすかったです。

またみなさんアクションはかなりキレがあり、見ていて安心できる本当にそういう意味では安定した良いお芝居でした。

7歳から77歳までという場合、7歳にはまだちと辛いシーン・・・ちょと愛欲まみれなところとか、ベッドの上では勇者とか・・・も有ったことはありましたが、まああっという間に過ぎ去っていくので、問題ないでしょう・・・ネ?!

それ以外にも、舞台の展開や美術、大道具小道具、音楽、照明などもしっかり出来上がっている、安心できる仕上がりの舞台でした。まあ例によってこの記事を書いているときには、既に終演してしまっているのですが、次回公演も見てみたいものです。

ところで・・・
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by zukunashi | 2013-08-20 00:29 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
【芝居】武士道第7陣 渡り鳥【終了済み】
初日に見に行った芝居の感想を終わってから書くので、およそ見に行った劇団には全然嬉しくないレビューアーのズクナシです。

まあ自己満足的なものが大半を占めていますが、単に筆が遅いだけという話もあります。

さて、今回見に行きましたのは彩の国さいたま芸術劇場小ホールでの公演、武士道という劇団
HPを見るまでもなく、殺陣とか着物とか侍とかイメージ出来ますね
渡り鳥というお芝居です。

粗筋は劇団ホームページでご確認頂くとして、いちおう悪の大名とそこに雇われた武士団と盗賊の三つ巴の戦いに、諸国を回り芸で身を立てる一座が加わり、盗賊団のお頭の素性が明かされその後考えもつかない結末に・・・という娯楽時代劇風お芝居です。

まず見通して感じたことを二つ。

その一 『時代劇と殺陣で人間の心を表現する・・・』という劇団コンセプトから見ると違和感のある刀の扱い。

別に時代劇が大好きというわけじゃないんで、そこがそんなに気になるとは自分でも思っていなかったんですが、雇われ武士団の何人かは初日の公演で鞘当てしていましたね。あと、人間を担ぎ上げるからといって刀をその場に放っておくのは・・・それはダメだろう。私の殺陣についての知識だと、鯉口を切ってスラっと青眼に(大上段でも、下段でも八相でもいいけど)構え・・・勝負が決したら拭いをかけて鞘に収める。という一連の型の美しさはあまり意味のないこだわりなんでしょうね。そうだとしても、人を切る所は盛り沢山で、アクションとしての殺陣はエネルギッシュだったんですが、緊張感の有る遣り取りという長らく私が抱いていた殺陣のイメージは、あまり・・・盗賊団の校川蔵馬と傭兵団の雑賀孫市の殺陣だけじゃなかったかな・・・出てまいりませんでした。
とはいえ盗賊団は刀を大事にするしないはいいとして、武士である傭兵団は心を粗末にしちゃだめじゃん。

そしてもう一つ、もしかして原作原案を出した人・・・カリオストロの城に知らず知らずのうちに影響を受けた?

お姫様の扱い、その後のお姫様の行動などちょっと気になる程度なんですが、あれ?と思いました。まあ最後は違うんですけどね。

さて今回のお芝居を見て思ったほど入れ込んで芝居を見ることができませんでした。まあ入れ込みすぎるのも良くはないんですが、でもやっぱり久しぶりなんでどっぷり首までつかって、芝居の空気を一杯吸い込んできたかったのも確かです。では何故そうなったか?前述の刀の扱い云々は芝居に没入して楽しめなかった一つの大きな理由でした。私が持っていた殺陣、時代劇に対する先入観がずれていたと言う事です。

しかしそれ以外の話の筋、役者さんの動き、声は広い舞台にかき消されること無く、しっかり届いていました。縦横無尽に動いき回るアクション、舞台袖の使い方、入と捌けの使い分け。とってもカッコイイ!
照明、音響・・・そうそう、小ホールとはいえアングラ芝居のビルの芝居小屋と違って天井は高く、バトンは多く、音響は素晴らしい。音響、照明オペレーターはやりがいあっただろうなあと思います。また選曲やライトの選び方も綺麗だった。

そういう意味ではあともう一点何とかなればもっと楽しめたと思っています。

それは観るお客様。
今までいろいろな芝居小屋で芝居を見て来ましたが、凡そ大きな劇場で有名な人が出る芝居や有名劇団の芝居の観客席は芝居を見る緊張感が足りない。こう言っちゃいけないけど、芝居なんかなんでもいいから○☓んを見たいとか、ファンクラブ的なノリで開幕前からずーっと暗転してさあ始まるぞって時まで喋っている人は、ロビーでやってて見に来なくてもいいよとすら思います。
今回も私の後ろでは(いつも芝居は最前列と決めているので)さすがにバイブでしたが携帯が何回か鳴り、あまつさえ暗転中にそれを取り落としてゴソゴソヒソヒソと・・・うるさい!

なんかこんな事を書くのもちょっとげんなりしてしまうんですが、多分役者の身内の方々だと思いますが、あなた方の行動が劇団の未来を左右すると行っても過言じゃないですよ。自覚しましょう。その観劇法は間違っている。ストイックにしろとは言わないが、役者の作った芝居の空気をブチ壊さないようにして下さいね。

あゝ、お客様の事を長々と書いてしまった・・・また・・・_| ̄|○

さて、最後に台本と演出について一言。なんか言い回しや敬語が変だった。でもまだ微笑ましい程度。ただし本格的な時代劇との大きな差がそこで出ている気がするのは私だけだろうか?

役者さんでは傭兵団明烏の頭領 塚田龍二さんは緊張感の有る仕草、セリフ回しで芝居をぎゅっと引き締めていました。渡り鳥の吹雪役の伊藤紗代さん・・・この方の芝居ということで見に来たんで身贔屓かもしれませんですが・・・和気藹々とした盗賊団の雰囲気をちょっとした台詞、仕草で醸し出していました。

次はどんな芝居を見せてくれるのでしょうか?そしてその時にはどんなお客様が集うのでしょう。

楽しみです。

【粗筋】
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by zukunashi | 2013-01-29 13:47 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
ゾンビ×幽霊×宇宙人 オール恐怖大行進!!
度々遅延する電車のようなブログ「廃園の秋」のズクナシです。
と言うか毎日書くなんて絶対無理ですね。沢山書いている時だって月15本ぐらいですから。

ということで、この話を書いている裏ではまだ書ききれていない話があります。体力と記憶力の続く限り書くつもりでありますが、もう少々お待ち下さい。今年中には書いておきたい話もありますし・・・。

さて、タイトルにあります「ゾンビ×幽霊×宇宙人 オール恐怖大行進!!」は芝居の題名です。とっくの昔に終わっていますから、今更観るのはできませんが、劇団からDVDが出ていますので、もしこの記事で興味を掻き立てられたら、行ってみるといいかもしれません。その劇団の名前は「カプセル兵団」結構名の知れた劇団・・・?なんでしょうかね。私達の大好きだった惑星ピスタチオに所属していた吉久直志さんという方が座長です。惑星ピスタチオは一瞬で燃え尽きてしまった巨大な彗星のような劇団と言う印象があります。初めて見に行った「白血球ライダー」からその表現力が楽しくて見に行っていたんですが、直ぐに人気劇団になってしまい、高嶺の花に。今は動画サイトにその片鱗が見られます。今でもおもろいっす。

さて、話を元に戻しますと…じつは「カプセル兵団」を見に行った時には、座長が元「惑星ピスタチオ」所属と走りませんでした。なぜ見に行ったかといえば、近頃見に行くジャングルベル・シアターの役者さんが客演しているからです。
「ゾンビ×幽霊×宇宙人 オール恐怖大行進!!」
 
脚本・演出:吉久直志

出演:
◇ノーマルバージョン◇
吉久直志・周晴奈・瀬谷和弘・岡田勇輔・工藤沙緒梨・森澤碧音(DanceCompanyMKDC)・遠藤公太朗・林潔・小林美穂・仁木紘・若林辰也(優演隊)・神里まつり・福山渚・中森康仁
◇バカバージョン◇
吉久直志・周晴奈・青木清四郎・庄章子・中山泰香・北出浩二(teamSPITFIRE)・熊手竜久馬(虹の素)・五十嵐勝平・石神まゆみ・大場トシヒロ・渕井達也・谷口明日菜・國崎馨(スターダス21)・西村太一(ジャングルベル・シアター)

ゾンビに追いかけられた若者たちが逃げ込んだ屋敷は、有名な心霊スポットだった・・・。
屋敷の中で起きる怪奇現象の数々。外にはゾンビ、家の中には幽霊が待ち構える絶体絶命の状況へ様々な人々が逃げ込んでくる。はたしてこの状況を打破することはできるのか!?
新しい演劇の可能性に挑戦し続ける劇団、カプセル兵団が「飛び出す演劇」「ビジュアルイマジネーション」に続き挑戦するのは「ダブル演出」!! 同じ脚本を使い『ホラー』と『コメディ』相反するジャンルの作品を作り上げる!超実験的シチュエーションホラーコメディ。
劇団webページより引用。太字はズクナシがしました。
あらすじは引用したとおりです。で、実際の芝居はといえば、ノーマルバージョン、バカバージョン両方を連続してみた感想は・・・ちょいがっかりでした。

パワーマイムっぽい表現はあります。目まぐるしく位置を変え、ドタバタと動きまわり、頻繁に人が入れ替わり場面転換していました。しかし、それらの動的な、アクションの合間にある場面では、メリハリがあまり無く、恐怖を煽るためなのか、ただ絶叫したりステレオタイプな演技に始終していたように感じました。ノーマルバージョン、バカバージョンともにあまりシチュエーションに拘っているように見受けられなかったのが見ていて辛かったところです。怖い時は泣き叫ぶ、楽しい時は笑う、喜ぶ、怒るetc。たしかにその通りなんですが、それをその通り表現するだけでは、ちと飽きます。両方共(ノーマル、バカ)そこら辺の受ける印象がほぼ同じでした。なので、2回見て2回目(バカバージョン)では結構飽きてきちゃいました。

また、バカバージョンは結局楽屋落ちとシモネタ解禁というバージョンだったのが、がっかりだった理由のもう一つです。いや、バカをやることは単にリビドーを開放したりボケて突っ込むをやるだけじゃダメではないでしょうか?バカという言葉で受けるものは色々ありますが、一般常識からチョット外れている、と言う意味合いは少なくとも有ると思うのですが(そりゃあ大きく離れていてもいいのですが)最初のシーンを見た途端、ああきっとやるなぁこれ、と思った事は結構やってくれました。ある意味馬鹿と言われてやりそうなことを常識的に演じられていました。もしかすると、私が観劇スレしているのが原因かもしれません。(とはいえ、そんなに芝居を沢山見ているわけでもなく、芝居に関わる経験が長いわけでもないんですが)意外性のある馬鹿が見れなかったのは残念でした。ぎゃくにハマるギャグはたくさんあり、そういう所ではおもいっきり笑いました。

という訳で、三ヶ月経ってやっと書きました芝居の感想。全く役に立たないと思いますが、今日も芝居を見に行くので、その感想に押し流されてしまう前に文章化。
とはいえ、まだ書ききれていない芝居の感想が2本有る。正直に言うと(書く気が無いのも含めて)4本あります。いつ書き終わるのかなぁ( ´O)
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by zukunashi | 2012-10-24 14:56 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
ママ ジャングルベル・シアター6月4日シアターグリーン(池袋)
芝居を見るのも演るのも好きですが、もう演る方は出来ないzukunashiです。

見るのもこの頃は年に数本という有様ですからね。あまり熱心とはいえないかも。

さて、今回見に行ってきたお芝居は、既に一ヶ月前です。中々書けない。書こうと思うと空回る。という事で一ヶ月かかりました。時間をかけた割には冴えない感想ですが、読んでやって下さい。

ところで、ジャングルベル・シアターと言う劇団はご存知でしょうか?うちの奥様の今一押しの劇団です。元は違う劇団のお芝居を見に行って、そこの役者さんが客演する舞台を見に行ったら、ジャングルベル・シアターのお芝居だったわけです。その芝居は奥様と友達が見に行ったので、私は見に行けなかったのですが「悟らずの空」というお芝居でした。私はその次の特別公演「続々・おとぎ夜話~寿~」を観ました。そこで、私もこの劇団に興味を持ったわけです。そして今回、再演ということだったのですが「ママ…」を観てきたました。

率直な感想はメロドラマだなぁ、というものでした。笑う場面あり、泣く場面あり、人情味のあるラストで最後を締める。晴れやかな気分で劇場を後に出来る。そんな芝居でした。一つに収束してほっと出来る台本でした。はらはらドキドキするんですが、後味の良い終わりになる予感のある、そんな舞台でした。

大学の頃、芝居を始めてまもなくの頃は、逆にそういうものは馴れ合っている感じがして、できるだけ観ないように、遭わないように務めていました。そいういう芝居は観に行かず、先輩や知り合いがやっているアングラ色の強い舞台を良い舞台だと思っていました。たぶん今でもそう思っている事でしょう。

年月が変えたのでしょうか?面白い芝居ならそこまでこだわる気がなくなりました。18年前に遊気舎のとかげ親父を見た時に舞台上を圧倒する快気と怪奇。ひっくり返るかと思った結末。そしてごく普通に爆笑を織り込んだエンターテインメントを観てから、こだわっていたことがバカバカしくなったのかもしれません。東京に出てきて細々と芝居を見てきましたが、もう面白い芝居はないか・・・と思っても、東京のどこかでやっぱり面白い芝居は演られているんですね。

という訳で、一ヶ月前に終わってしまっていますが、この「ママ」と言うお芝居、そしてそれを上演したジャングルベル・シアターは良い芝居で且つ良い劇団です。

これからも見ていきたいと思います。

ちなみに私が見た時、一番良かった役者さんはポチ役の本多照長さんと金倉役の大塚大作さんでした。

次回は9月22日から、続々・おとぎ夜話と同じギャラリー公演ですが、コレも期待できます。なんたって安いし(笑)

では。
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by zukunashi | 2012-07-04 09:56 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
対角線に浮かぶソネット ユーキース・エンタテインメントプロデュース公演
【満員御礼】ありがとうございました。 『対角線に浮かぶソネット』 | ユーキース・エンタテインメント [演劇公演紹介] ★CoRich 舞台芸術!
http://stage.corich.jp/trackback/27184

えーまたもや芝居、演劇のお話です。

正直に申しますと、ザ・シェルターと寿歌のブログがかけなかった為に、こちらも延び延びになっていたわけです。と云う訳で4月に見てきました公演の感想なぞ書かせていただきたいと思います。

ところで、覚えていらっしゃる方がおられましたら、私のブログを遡って頂ければいいのですが、そんな暇人いないでしょうから、先に書いてしまいます。この芝居は4年前にもやっていて、それを見に行っています。理由は知り合いが出ているから。で、今回も出ているので見に行きました。
廃園の秋 : 芝居見てきました・・・「対角線に浮かぶソネット」
前回はこちらです。

で、今回はと言えば・・・もう公演も終わりましたので正直に書きます。

出口なしという状態で皆がどうなっていくか?細菌がバラ撒かれそれによって人が簡単に死んでしまう。どうすれば罹らないか、どうすれば生き抜けるか?!という状況でのお話です。
だからかもしれませんが、セリフの中にふんだんに『希望』と言う言葉が入ります。希望を持つことが如何に素晴らしいかを謳い上げようとします。『希望』のキーワードとして子供の時の遭難騒ぎが出てきます。主人公とその友人達はしつこいぐらいその話をします。
それだけ何回も、時には説明的に、時には情感たっぷりに語られるのですが、全然リアルじゃない。遭難騒ぎもよくわからないし、それによって紡ぎ出されるはずの希望も、TVゲームの中の主人公の話す『希望』より薄っぺらい。そう、ただ『希望』を持とうと連呼するだけなんです。あの時も大丈夫だった、だから『希望』を持とう、と。
まるで聞きたくもないのに、覚えこませるためだけに連呼する、選挙の時のウグイス嬢にも似た感じです。この白々しさを感じさせるのが、この芝居の目的なのかと勘ぐってしまいます。

役者さんはちゃんと芝居をしていたでしょう。多分、キット。
『イラッシャイマセ』と言えば罹らないから、新興宗教よろしく皆で唱和し始める下りや、ワクチンを持って来た人をなじる所、たった1人自死するところなど、見所はチョクチョクありました。しかし、全体を通して語られた『希望』というキーワードはそれらを帳消しにしてしまいました。

何故こうなったのか、それは外部からではわからないでしょう。
ただ観客として率直に申せば、演劇舐めんなよ、と。芝居の内側にいたこともあるので分かりますが、3500円という前売り券はノルマがあったことでしょう。売らないと持ち出しが増えるだけで経済的には厳しいのは分かりますが、ならばなお一層、芝居をみがきあげて、演出も、脚本も磨きあげた素晴らしいものを見せて下さい。もしこれが全力の脚本、演出なのだとしたら・・・私が言うべきではありません、ご本人は分かっている事でしょう。

補足すると、音楽、SEは気になりませんでした。装置はオーソドックス、ライティングも可もなく不可もなくです。
そして今回も感じたのですが、題名と芝居の関連が全くわかりません。開幕と同時に語られる独白に何がしかの意味があったとしても、途中で幻想的な場面があったとしても、なぜ対角線でなぜソネットなのか、結局分かりませんでした。

何か足りないのでしょう。でもそれは私?それとも芝居の方?
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by zukunashi | 2012-05-15 14:03 | 映画・演劇・音楽 | Comments(1)