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この世界の片隅に【ネタバレあり】
実際沢山映画も芝居も見に行っていましたが、近頃はその感想、批評を書くのもちょっとさぼり気味なズクナシです。

さて、そう書いていおいてタイトル通りアニメ映画の話です。

『この世界の片隅に』皆さん観ましたか?私もつい先日見てまいりました。

大絶賛という言葉につられ、そしてキッタハッタの大娯楽映画もいいんですが、ちょっとまあおちつこうか、という事でこの映画を見に行きました。

で、さっそく見てきた感想ですが、大絶賛!!というわけではないです。でも普通の映画ではない。戦争映画と言えばそうだが、戦闘映画ではない。日常の話ではあるが、我々の思っている日常ではありません。そして私が小さかった時だって、こういう生活ではなかったので、リアルなのかという事は何とも言えません。ただリアルに感じる事が出来る映画でした。この映画で何かすごい感動を味わう事は無かったですが、主人公の強い思いが出るシーンや、何もかも打っ棄ってしまいたくなるシーン、後悔に苛まされるシーン、そして愛し合うシーンなど、とても馴染みがあり上映終了時間まで穏やかに見る事が出来ました。

みんなに見た方が良いよ、とお勧めする事が出来る点があるとすれば、その、穏やかさだと思います。

穏やかに見終わって感じたのは、とてもシンプルな事でした。

ああ、生きていてよかった。

ホッとすると同時に、何か世界の片隅がすこし色鮮やかで潤いのあるものに見えてきました。

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by zukunashi | 2016-11-30 12:41 | 映画・演劇・音楽 | Comments(2)
【ネタバレ有り】既に冬の陽気なんですが【映画:セッション】を堪能しました 其の三
今日も今日とてイベントが有り、それについてはまた後で書こうと思っておりますzukunashiです。

日差しは温かいですが、気温が低く、家の中のほうが外より寒いというzukunashi家。だからという訳じゃないですが、今週末は家は寝るだけという感じで外に出ています。

では28日土曜日は?絵画、芝居ときて次は・・・?

実は映画を見に行っていました。そう、今年の年末も見たい映画が目白押し。コードネームUNCLEでしょう、007スペクターも見たいし、ジョンウィックもそう。
だけど今回見に行ったのは、見そこねた映画です。
セッション
予告編をみてロードショーで見たかったんですが、何故か見に行けず、そろそろ忘れたころに早稲田松竹で上映されるという広告を見ました。a0008523_11363133.pngそりゃ見るでしょう(笑)
という事で電車乗って久しぶりに高田馬場に行ってまいりました。

久しぶりっているのは、仕事がバイク便だった時ここが本社だったんで、ちょくちょくバイクで来てたんですね。電車だと通過するだけなので降り立つと何か不思議(笑)

ところで同時上映のバードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)も見そこねていたので一緒に見たかったんですが、前日が過酷だったんで今回はセッションのみ。また見に行きます。

そのときはまた書きまっせ。



という事でセッション(原題:WHIPLASH)を見るために劇場に着いたところ・・・すごい人出Σ(゚Д゚)
チケット自販機前の係の人が「立ち見になるかもしれません」と自販機前に並ぶ人に注意喚起するぐらい人がいます。私と私の奥様は11番12番と書かれた整理券を渡されます。立ち見11番12番という意味ですね。

結局私達の前10番目の人から立ち見でしたww

さて映画はあらすじがいろいろな映画情報サイトに載っていますから、興味がおありの方はそちらをご覧になって下さい。上に貼った早稲田松竹のサイトにも有りますから、そちらもどうぞ。
その上で私なりの感想は、大当たり!

で、フレッチャー教授の指導とそれについて行こうとするニーマンが追い詰められ次第にというような感じを想像していたんですが、若干違います。フレッチャー教授も完璧なリズム、完璧な音程、完璧なハーモニーを追い求める指揮をするのですが、気に食わない生徒を追い詰めて辞めさせたり、そのくせ音程がズレているお気に入りの生徒をちょっと指摘するだけで不問にするような、スタイルとしての完璧の求道者だったわけで、それは最後のシーンでよく分かるわけです。

かたや、ニーマンは自分と他人を区別する傲慢さと、その傲慢さを維持するために馬鹿みたいに練習する愚直さが同居しています。自分から口説いた女の子を、音楽をやる上で邪魔になる!と身勝手な理由でフッたくせに、退学させられてから急に未練がましくなるぐらい不完全なガキです。
ですが、最後のシーンで騙された彼が意趣返しするあの演奏は、ただヤケになっただけで、あの演奏の後万雷の拍手が鳴ったかといえば・・・わからないわけです。個人的な争いに巻き込まれた他の楽団員が哀れでなりません。
しかし、これは後で気がついたことで、見ているときは彼の精神状態にシンクロしてしまい、追い詰められ、暴走始める、破滅、そして復帰して罠にハマるところまでは、本当に心臓に悪い状況が続くんですが、最後にそれまでに溜め込んだ鬱憤を利子まで付けて叩き返す、そんな胸がすく演奏を見て、晴れ晴れとした気分で劇場を出ました。

フレッチャー教授は最後に完璧を捨てて復讐を取った。ニーマンはその復讐をバネに彼(フレッチャー教授)を踏み台にした。

映画として安心してみていられましたが、映画だから良かったんで現実だったら悪夢です。

んじゃm(_ _)m
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by zukunashi | 2015-11-30 13:13 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
映画「スタートレック イントゥーダークネス」
人気映画は絶対見るタイプじゃないですが、スター・ウォーズとかスタートレックとか、はたまたマトリックスなんかも大好きです。SF映画が大好き。アクション映画・・・カンフーとか武術系も好きだし、ダンスやスポーツ映画も好き。ダンスといえば音楽、ミュージカルも結構好き。

嫌いというより駄目なのはスプラッタラッタッタな血まみれ系。映画や芝居はすごくその世界に没入してしまうことがあるので、血まみれ系の映画を見ると大変なことになるんです。1999年の『タイタス』という映画を見た時、ちょっと綺麗に血が飛び散ってしまい、動機が激しくなって見ていられなくなって張って外に出てしまったことがありました。

という前置きで全くスプラッタラッタッタな映画とは関係なく『スタートレック イントゥーダークネス』をみてきました。この話見た後で知ったんですが、あのカーンが敵役だったんですね。見た後知った(笑)
あらかじめ予断を持ってしまってはいけないということで、常に新鮮な気分で映画を見に行っています。

さて、見に行ってどうだったかといえば、二転三転する敵、味方。味方と思ったら敵、敵と思ったら味方になるという状況が3回ぐらいはあった・・・はず。
そしてスリリングなシーン、心温まるシーンなど映画としてかなり見ごたえがあった・・・はずなんですが、どうも乗り切れないのはナゼカ!!

一つの理由は、スリリングなところもハートウォーミングなシーンも少し先読みしている自分がいました。どんな映画でも「あれ?これってもしかしてこんな風になっちゃうんじゃ・・・」と、イヤらしく先読みしてしまうことはありますが、あたりまえに何回かに一回位しかその通りにならない(って脚本とか書くのは無理だね私)けど、この映画では結構重要なシーンでその能力がほぼ当りを先読みしてしまいました。(あれ?これってこの映画の脚本家と同レベルってコトかな!!)でも、できれば裏切って欲しい!!!

というちょっとトホホな理由もさることながら、もっと重要な理由があります。
これはネタばれになるんですが・・・
カーンの手に落ちた巨大戦艦から砲撃され地球に落ちるエンタープライズ号。同時にスポック副長の機転で内部から爆発して地球に墜落する巨大戦艦。エンタープライズ号は動力を取り出すパーツがズレてそれを修正しないとエンジンがかからない。ズレているところは放射線濃度が高く、何もしないで入っていけば間違いなく死ぬ。その中に入って足でガンガン蹴ってズレを修正するカーク船長。そのおかげで直り息を吹き返すエンタープライズ号。そして死んでしまうカーク船長。
メッチャ乱暴な粗筋ですがこんな感じで間違ってないはず。
で、そのシーンまでは何とか話に入り込めていたんですが、そのシーンでスーッと音を立てて戻ってきちゃいました。

ハリウッド映画ではおなじみのこんなシーンがありませんか?
追われている主人公、敵がどんどん迫る。そこに撃ち捨てられた車。急いで乗り込みエンジンをかける。キュルルルルル。かからない。何回やってもかからない。主人公がチクショウとか何とか良いながらバンバン車を叩くと突然ドルルルルルゥンとエンジンがかかり、敵を引き離して逃げ切れる、というシーン。
あれなんですよね。車やバイクだったらまあ許します。こんな風に乱暴に扱ってエンジンがかかるなんてありえないけどね。でもね、宇宙船だよ!恒星間飛行する、ワープエンジンだよ。話的には分かるけどあれはダメだろう、足で蹴って直すって。昔の白黒テレビを空手チョップで直すのはありだけど、今のパソコンでそれやったら再起不能だよ。安直だなぁとタメ息が出ちゃうようなやり方です。これはナイヨ。
あと、感傷的なシーンなんだけど、直し方のダメップリとならんで、放射能汚染されたカーク船長が蘇生するんですが、リアル除染は?もっといえば内部被爆は?確かに外部被爆でほぼ即死だったのでしょう?その場合でも除染しなけりゃ医務室にも運べないはずなのに(スコットさん、ずれた箇所を直すのにすぐは入れないヨ放射能濃度が高すぎるって言ってたよね?)蘇生出来る時間でどうやってそこから出したんでしょう?

まあ理屈っぽく絡んでいるのは承知しています。でもね、ちょっとあんまりなシーンだったよ。

それ以外はカンバーパッチさんのタフネスっぷりとそれを追いかけて撲殺寸前までするザカリー・クイントのマッチョぶりはかなり面白かったです。

謎解きも入り組んでて見ごたえあります。トレッキー(スタートレックファン)には懐かしく思われるカーン(今回の敵役)も最後はちょっとウヤムヤになってしまっています。どうなるんでしょうね?
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by zukunashi | 2013-10-11 22:38 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
テッド 確かにR15+だわこれは
ヤバいね、今までもなんか見たことがある話なんだけど、変な人ばっかり出てきて笑いっぱなしだよ。

というのがテッドを見た時の第一印象。エロいといえばエロいけど、それはチョット。ほとんどは沢山変な人が出てきて変人自慢しているような感じ。

主人公はいまいち大人になりきれていない、今時ならどこにでもいる男。責任感は希薄、仕事に情熱は薄く、女好きだけど結婚・・・?それよりもっと楽しみたいなぁ・・・という感じがひしひしと銀幕から伝わってくる。自分で書いていて自分の胸に突き刺さる言葉があるなぁ。良く言えば少年の心を持っている。悪く言えば・・・アダルトチルドレン?

で、この映画ただぬいぐるみに命が宿ってエロいだけじゃない。映画・・・特にフラッシュゴードンについて、強い愛情を感じる。それといろいろな映画に対する敬意も感じる。そういう所があるので、映画好きの人には是非見てほしい。

とは言え就職してからのテッドの品行と経営者の態度を見ると・・・なんか変だぞアメリカ人(ヌイグルミ?)という気がしてこないわけでもない。主人公が彼女に愛想つかされるところからは、正統派大人に脱皮して彼女のハートを射止めよう的メロドラマになるけど、最後を綺麗にまとめようとしたらあゝするしか無かったんだろうなウンウン(゚ー゚)(。_。)(゚ー゚)(。_。)

見に行ってから一ヶ月も立って書くのでチョット薄れている所もありますが、1ヶ所だけココは変だろう!!という場面がある。

テッドが復活する最期の場面・・・純粋な少年の願いでティディベアに命が吹き込まれたはずなのに・・・コレじゃあ世の中、命を得た動いてしゃべる◯◯だらけになっちゃいそうな気がする。まあ女の涙となんとやらともうしますが、日本の映画だったらこのシーンは雨の中お百度を踏む最後の一回で気絶して倒れこむところをテッドが助け起こす・・・コレぐらいの願掛けが必要じゃないかと思うのですが、いかがでしょう。

とはいえ、成人男女には結構おすすめ。愛を考えるとか人生の意味とかを考えるより、まず人生笑って過ごしましょう(笑)
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by zukunashi | 2013-03-18 22:33 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
久々に映画の日 「ヒューゴの不思議な発明」
本当に久しぶりに映画の日に映画を見に行って来ました。
ほんと、たまたまお休みになったので、今回は奥様推薦『ヒューゴの不思議な発明』 海外サイト 原作者サイトを観に行って参りました。

で、ざっくりとした感想。
イケますね。映画を見て「ほーぉ、そんな歴史が・・・」と感心して、家に帰って調べてみると、実在の人だったと分かりもう一度感心しました。映画の筋は上記のリンクをご参照いただくとして、一体誰が実在していたのかは、映画を見て、そして英語のwikiなども確認すると宜しいかと思います。

スターウォーズを見てSFXの魔力に囚われた映画ファンですが、あまり3D映画は好きじゃありません。その昔紙で出来た変なメガネで鑑賞した「JAWS3」があまりにも3Dを気にし過ぎて、画面からツンツンつつかれる映像が多いし、最後にジョーズが爆破されるシーンでも、いかにも作り物な破片がこちらに向けてばら撒かれるというありきたりな演出にげんなりした覚えがあったからです。
しかし今回の映画は2Dと3Dを選べて、3Dのほうがちょっと高い。たぶん今までなら2Dを選んでいたと思いますが、奥様のおすすめもあって3Dを選びました。

正直な話、3Dでなければいけないシーンはさほどなかったかと思います。それでも、確かに3Dで見たほうが良かったです。その場に居るような臨場感を得ました。

見ていない映画ですが「ALWAYS」も3Dで撮ってみたらどうでしょうかね?

最後にCASTについてですが、主役の少年少女は魅力的で、映画にマッチしていました。イザベルはステレオタイプな文学少女っぷりがちょっとイタかったですが、まだせいぜい10代になったばかりのヒューゴの人生転落っぷりも併せて、リアルでした。脇もベン・キングズレー、サシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リー、など豪華かつ重厚。

SFXを期待して見に行ってもそれなりに、映画が好きな人は当たり前に、パリが好きな人は(´-`).。oO(イマイチかも・・・)

とはいえ、今年の初映画は面白かったです。
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by zukunashi | 2012-03-02 00:20 | 映画・演劇・音楽 | Comments(2)
映画を見たいと奥様が言うので…
と、軽く責任をなすりつけておきます。
いえ面白くなかったわけじゃないんですよ。ちょっと痛そうだったぐらいで、結構面白かったです。
ブラックスワン
ブラックスワン=黒鳥 はバレエ「白鳥の湖」における主役の白鳥の恋のライバルにして悪魔の娘。勘違いとはいえ王子を誘惑し、結婚の約束をさせるという悪魔。しかし、バレエの役の上では別々でも一人のプリマドンナが白鳥と黒鳥を踊り分けるのがお約束です。繊細で純粋な白鳥の姫と自信に満ち扇情的な黒鳥を一人で踊るのは非常に難しいようです。

さて、バレエの話は置いとくとして、この映画は「白鳥の湖」の主役に抜擢されたプリマドンナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)が抜擢された日から初日の幕が下りるまでを描いています。

さて、何が面白かったかというと…バレエのシーンは…たしかにそれなりに美しく気高いのですが、感動的ではありませんでした。バレエの映画と思って見に行くと、初日の舞台でニナが人が変わったように凄まじい黒鳥を踊るところだけがバレエ映画です。この映画は昨今はやりのサイコサスペンスです。しかも痛い系の・・・主人公の幻覚がほとんどの場合何かしら血を流して、痛いシーンなのです。そうする事によってどんどんニナは追い詰められていき、そしてついには・・・という映画なので、痛いシーンが必要なのはわかるのですが、痛そうなシーンで顔を背けて横を見ると、うちの奥様も顔を背けてて目があっちゃった、という事が何回かありました。

まあ意味もなくエッチなシーンを入れてくるファッショナブルな映画より、シーンの意味は理解できるのですけれど…。

で、映画の出来としてはどうか?と言えば、結構評判がいいんですが、私としてはすごくいい評価にはなりませんでした。
理由は2つあります。

まず話としては非常にシンプルで分かりやすく、多分こうなるんだろうなぁという話の粗筋が容易に想像できるものだったという事。
粗筋の中には、母親のトラウマや振付師に対する思い、ライバルに対する憧れるけど拒絶してしまうアンビバレンツな思いなど、こう言っては何ですがこの手の話には必ず出てくるこれらの小道具も一通り揃っています。
基本に忠実なお話でした。

ただしここで注意して頂きたいのは、私は基本に忠実な話だからこの映画がダメだと言いたいわけじゃありません。とはいえ良い評価じゃない理由の一つとして「基本に忠実な話」をあげました。正しく言えば2番目の理由のせいでです。

2番目の理由、それはバレエが今一だったからです。
この映画では当然ですがバレエのシーンが沢山あります。ほとんどがレッスンシーンで、綺麗なシーンが多いのですが、それらのシーンで主人公は振付師にダメだしされ、追い詰められていき、ライバルが自分にとって替わろうとしていると妄想を抱いていく(もしかしたら振付師は本当に代役を立てようとしていたのかもしれませんが)筈なのですが、比較できるほどライバルの踊りのシーンは多くなく、ライバルとして彼女を脅かしているという事も、踊りの比較より性格とか行動で語られているいました。

ブラックスワンはバレエの映画ではなくサイコサスペンスの映画と言いましたが、ブラックスワンという題名のとおりバレエが舞台ですから、只のサイコサスペンスではなくバレエがありかつサイコサスペンスというふうであって欲しかったのです。というか、バレエとかダンスの映画は大好きなので、少なくともソコはすごいのだろうと期待していました。
期待しすぎたのかもしれませんが、バレエは…ナタリー・ポートマンは絶賛されていましたが…そんなに素晴らしくはありませんでした。

筋書きが平凡で、バレエもそんなに目立っていないという事で、確かにナタリー・ポートマンは素晴らしかったのですが、映画としてはイマイチという感想になるわけです。

嫌いじゃないですが、今年の映画のオススメとするには・・・

周防監督の「ダンシング・チャップリン」を観に行こうかな?
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by zukunashi | 2011-05-14 01:15 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
9月1日映画の日『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』
すっかりこの頃書くのを忘れています。映画の日の映画
今月の(といってももう来月の映画の日が明日なんですけど)映画は『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』奥様のご要望により行って来ました。

監督がフランク・オズというところに引かれました。『セサミストリート』のクッキーモンスターや『スターウォーズ』のヨーダを操演していた人・・・というのは有名ですが、それよりわたしは『ブルースブラザーズ』の刑務官役の方がよく覚えています。という事で監督をしているとは知りませんでした<(_ _)>

映画の方はイギリス版『お葬式』(伊丹十三監督の出世作)か?とも思ったんですが、全然違いました。プロットぐらい・・・と思っていましたが、それもなさそうでした。粗筋は公式サイトで見て頂くとして、この映画はコメディなので最後に少しホロリときます。その時に『葬式ってそういう良いもんなんだ』と思ったら負けです。

まじめな話2回ほど喪主をしてもうコリゴリと思いました。これ以後誰が亡くなっても絶対やらないゾ・・・と、固く心に誓いました。
結局自分が悲しみに浸っていられなくて、終わってみるとなんだったんだろう・・・ああ、親父が亡くなったんだ、お袋が亡くなったんだ、という感じで既に過去の出来事です。もう少し感傷的になりたかったなぁ。

とはいえ、故人を偲ぶ、残された人が支えあうというのはどこの国でも同じで、それと言わなきゃいけない事はちゃんと言うという、非常に単純な事が出来ないが為に、本当に悲喜交交。自分が死んだ時にパソコンに保存したH画像をどうしようかとか、人に言えない秘密のサイトの会員ナンバーがバレたらどうしようとか、そういう取り越し苦労をしないように、日常から何とかしないと・・・ネ!

映画の中で、ピーターに衝撃的な写真を見せられたダニエルが、今いる亡き父の書斎に飾られている絵画彫刻の意味が分かってしまったシーン・・・ああいうベタな演出は結構つぼにはまると一気に笑っちゃいます。古い人間なんで(^^ゞ

お勧め・・・って!!東京では既に上映していませんでした<(_ _)>
今後は名古屋 札幌 大阪 福岡と順次公開の予定です。

楽しめます。お墨付き(^O^)/
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by zukunashi | 2009-09-30 17:30 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
鴨川ホルモー
映画の日じゃないけど、うちの奥様の直々のご要望により『鴨川ホルモー』を見てきました。

粗筋?
いたって簡単。

女を挟んで二人の男が対決する話。主人公に惚れているメガネっ子(外すとカワイイ!)調子外れの親友、飄々とした先輩、そして訳の分からないホルモーちび達。

単純明快な体育会系お笑い青春映画でした。

ホルモーってナニ?っていうのがあるせいか、話の筋は本当に単純で、いろいろオドロオドロシイ設定はあるにしても、最終的には青春するお話。

結構爆笑よりはクスクス笑いがあちこちから聞こえました。右後ろの席のカップルはなんかごそごそ小さい声でしゃべってて気になりましたけど。主人公、ライバル、親友、一目惚れの女、謎の先輩、他校の学生、鶴光、パパイヤ鈴木。裸踊りあり、妙な仕草、神の怒り、ボロイ学生寮、レトロなアパートナドナド。面白い映画としての要素はたっぷりあります。難しい事考えないで見に行くといいかも。ちなみに私は原作すら知りません。作者名も初耳でした(笑)

唯一石橋蓮司の演った大先輩だけなんか浮いていた。芝居がちょっと臭かった。他の連中の芝居も臭いんだけど、石橋蓮司だけは舞台臭かった。ちょいと臭さが違った。

最後の主人公がかつてされたように新人を勧誘しているシーンは、十分青春映画だったけど、多少説明的でちょっと興醒め。一番最後の最後(アビィ・ロード風の)シーンは印象的かもしれないけれど、映画の最後としてはインパクトに欠けていると思った。

レイトショーで1200円は儲けた感じ。映画の日なら文句無く得した気分。普通に1800円でも金返せとは思わないな。

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by zukunashi | 2009-05-15 01:20 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
映画の日 『DISCO』 本当に映画らしい映画
あたり!『DISCO』面白かったよ。一押し(これが読めるようになった頃にはDVDだろうけど)

まずストーリィはそこらじゅうの映画情報誌で見た通りなんですが、追加すると各キャラクターが非常に楽しい。

主人公のディディエは餓鬼を卒業できない×イチ。息子大好きだけど別れた妻はどうでもいい。ママのオッパイから離れられない永遠の少年。一つ間違えば日本で言うニート。物語が始まった時には周り近所にウォーターベットを売ったけど、ベットが届かないので詐欺一歩手前ぐらい。
スクラッチくじを買って銀を剥がしていると、青春の甘酸っぱい記憶を奮い立たせるような出来事が・・・

と、典型的な『ダメなヤツが這い上がる』的な話だったんですが、そんなスポコンじゃないところがフランス映画のいいところ。アメリカ映画だと散々悪態吐いた後でなんか特訓しちゃって、それで・・・となる所ですがこの主人公、何も考えてません。
ちょうど中学生や高校生の様に目の前の楽しい事をまず優先する。
日本的に言えば『青臭い』でも、真面目じゃない。何とか楽しい事をするために一生懸命頑張る。でもやっぱり上手くいかないから色々すれ違っちゃう・・・ンだけど、それが面白い。

で、漫画的じゃなくて映画的な面白さ。奇想天外じゃない。ああ、こうするしかない・・・でも周りがほっとかないから・・・話がちゃんと転がって、どんな風に落ち着くかは見てのお楽しみ。

どうせネタバレだから言うけど、最後の最後のシーンで主人公のディディエはそれまであんなに恋焦がれていたフランス(ヒロイン)より息子のが船から下りてくるのを今か今かと待っていて、フランスがディディエに『好きよ』という暇を与えない所が・・・、結構ツボ。

人生を楽しもう、とかやっぱり少年の心が、みたいな話で語ってしまうブログがあればそれは信用してはダメ。

ダメ男はダメ男、一生治らない。きっとこの映画の後も仕事なんかせずにちゃらんぽらんと生きている。でもね、そんな奴でもやるときゃやるんだ・・・自分の為なら(笑)洗練されていない分ドタバタ振りが滑稽だけど、そんな優越感もちっちゃいちっチャイ。

あと、カングーがたくさん画面に出てきたのでそれだけで嬉しかったよ。カローラバンみたいな扱いだったけど。
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by zukunashi | 2008-12-01 23:53 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
『僕らのミライヘ逆回転』 映画の日だよ
『僕らのミライヘ逆回転』
日本版公式サイトは・・・こちら
アメリカ版公式サイトは・・・こちら

ドッチが面白い?絶対アメリカ版のほうが面白いと思うんですよ。

という事でこの映画、見てみると分かるんですが、ハートウォーミングなコメディでも、コピー品に対する知的な風刺でもありません。

“嘘も方便”

これに尽きると思います。結局嘘に振り回される話です。でもそれが最後にちゃんと落ちのついた良い終わり方に繋がります。

“終わり良ければ全て良し”

この映画を見てから思ったのは、次の日はどうなるんだろうと言う事でした。

でも、自分で作ったものがちゃんと評価されれば嬉しいですよね。明日はきっと胸を張って違う仕事を探している事でしょう。

チョッとやる気を起こさせてくれる映画です。チョッとですよ、チョッと。

それと・・・

自分でなんか作ったり、書いたり、描いたり、演奏したり、撮ったりしたくなります。無性に。

私は、音楽と、小説と、芝居をやっていた自分をチョッと思い出しました。

まだあと1週間ぐらいはやっていると思います。東京近郊の方ならEN博2を見て『僕らのミライヘ逆回転』を日比谷に見に行くなんていかがでしょう。

私たちは今日は日比谷のシャンテシネで見てきました。
連休中、たまにはハリウッドの大作映画以外の変な映画はいかが?
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by zukunashi | 2008-11-01 23:42 | 映画・演劇・音楽 | Comments(3)