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久々に…読んでよかったマンガの話
まあいい年こいて漫画に血道をあげているzukunashiです。

時々書いていますが、もともとこのブログは漫画批評用に・・・まあいいでしょう。堅苦しく考えずにいきましょうか。

えー、これも以前に書いたのですが、今でも買っている漫画雑誌があります。

「月刊少年マガジン」と「アフタヌーン」です。毎月5日頃発売が「月刊少年マガジン」。毎月25日頃発売が「アフタヌーン」。

という事で今日書くのは「月刊少年マガジン」についてです。


月刊誌だから安定したしっかりしたストーリィの話が多いです。週刊誌のように一瞬で火が点くとまたたく間に燃え広がるようなすごいテンションのマンガはありません。

さて、気が早いですが9月号の「月刊少年マガジン」で、これは面白かったと思った話がありました。
ノラガミ
 です。wikiのページを出しておきましょう。ノラガミ

多分日本的な神々のマンガチックな部分は異論があるとは思うが、キャラクターたちの動き、演出がとても自然だ。だから読んでて引き込まれる。兆麻(かずま)の焦燥と自己犠牲が素直に心を打つ。

それ以外にも、「ましろのおと」や「四月は君の嘘」のような音楽のマンガもおもしろい。音を聴かせるような漫画は難しいと思うが、「BECK」からの伝統かな?

逆に最低と思ったのは相変わらず「修羅の門 第弐門」ですね。ニセ科学と同じで、まず決定事項がある。それにそって話を作っている。と言う感じがする。予定調和があるから、安心してみてられるけど、だから面白く無い。スポーツ系の漫画は皆そうなるおそれがある。それをどう崩してみせるか、又は開き直る手もある。どっちでもいいけど、勝負以外に何か見せるモノがないと飽きられてしまう。そういう意味では「修羅の門 第弐門」面白く無いです。

さて、明日はお休み。仕事の付き合いでビアガーデン。酒飲めるからな私。1週間ぶりの休みだからチョットのびのびしてこよう。では・・・m(_ _)m
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by zukunashi | 2012-08-07 01:52 | マンガ(新しい) | Comments(0)
出来上がらないし待ちきれないし
どちらかと言えばマイナー誌である“モーニング・ツー”連載をしていた中村珍氏の『羣青』が打ち切り終了となったそうだ。詳細は彼女のウェブサイトに出ている絵と漫画と仕事とかの雑記 | ご愛読ありがとうございました。をご一読下さい。(めちゃめちゃ長いですけど)

非常に長い『羣青』連載終了のお知らせという決意の文章を読み終わり、そこにいたるまでの紆余曲折の文章を読んでいると、何でかなぁという気がしてくる。
編集者はこの漫画に情熱をもてなくなっても担当を外れなかったのは何でかなぁ。それが大人の仕事だとすると・・・まあ自分にもそんな言い訳で情熱なく仕事をしていた事もありましたが・・・貴方はそれで仕事をしている喜び+給料がもらえるかもしれないけれど、出ない単行本を待つ読者はどうすればよかったですかね?
あと、新人であるがゆえに先が読めず経済的に追い詰められた中村珍氏も、ネームチェックもなくなり疎遠になっていく過程で編集に対して要求をしていかなかったのは何でかなぁ。結果論ではあるしいっても詮方ないことだが、疎遠になる=軽んじられているという事だから・・・とはいえ、面倒が減るという現世御利益が在る訳で、自分の好きなように描けるのは良かったのかもしれない。(私は漫画家じゃないのでそこの所はよく分からない)
とはいえ雷句氏の時もそうだったが編集とマンガ家が対立する前には断絶している期間がある。上手く相手に伝わっていないという状態が状況をさらに混乱させていく。中村氏の場合は単行本の発行についてマンガ家-編集-編集長の間で伝言ゲームになっている。伝わらなかったのは伝え方が悪かったのかもしれないが、それだけでコトが収まるのなら編集はいらない。直接メールで編集長と話し合えば済む。じゃあいったいなんで編集が要るの?と思う。

それともうひとつ、当然マンガは面白かったの?という疑問もある。『羣青』というマンガは、ある一面において陰鬱でジメジメした感じの暗い話である。しかし、怒りや嘆き、悲しみ、諦め、そして愛・・・と軽々しく呼んで良いのだろうか・・・が迸るように紙面を駆け抜けていた話でもある。私はこのマンガは好きだ。とはいえモーニング・ツー誌は読みたいと思わせる話が少なく、定期購読はしていなかった。特に今はそうだ。しかも以前会社に行っていた時ですら、購入はためらっていた。ビジネスジャンプとアフタヌーン、ヤングチャンピオン、ヤングマガジン等があれば、まずそちらから買って読んでいた。
ただ、単行本が出たら買いたいなぁと思っていたマンガではあった。通して読みたい話である。

とはいえ結果的に単行本は出ない。もし出ていたとしても初版売り切りで重版しないのような状況も考えられる。というか本編は尻切れトンボ。あーあ(-_-;)犯人探しをしたからといってもう緊張感のある話を書ける状況ではないでしょう。一読者としては諦めるしかない・・・!!

これで『羣青』という話は死んでしまいました。その死の原因の幾つかは、彼女のブログで書いてあった通りの事だと思います。彼女も嘘八百を並べ立てて編集に責任をおっかぶせる為にあの長文を書いたのではないでしょう。踏ん切りをつけて次に向かうために書いた『羣青』への弔辞だったのでではないでしょうか。
とはいえ彼女の側の主観が入っているブログを以って編集のみに問題があると即断するのも軽率ですし、彼女もそうは書いていません。
しかしながら幾つかのエピソードは笑えないものでした。社会人としての普通の、成文化されていないマナーぐらいの観点で考えたとしてもありえないことです。得てしてそんな事をした人は、自分の仕打ちを覚えていません。された側は金銭的な事もありますが鮮明に覚えていたりするものです。私もしたりされたりしたので(特に仕事上では)よく覚えていますし、身をもって知ってもいます。

とはいえ担当編集さんか編集長さんのどちらが仰ったのか分かりませんが下記の文章は孫請けを泣かせて利益を取る下請けみたいで感じ出てますね。
「モーニング・ツーはさあ、
"金がなくても面白い漫画ができる"ってことを
証明するために作ったんだよ。ネームが良けりゃいいんだよ。
お金ないのに何で絵にお金掛けちゃったの?」
それを言っちゃあ御仕舞いよ(苦笑)
「うちの会社は
“金を掛けずにいいビルを建てる事ができる”ってことを
証明するために作ったんだよ。設計図が良ければいいんだよ。
お金ないのに何でコンクリにお金を掛けちゃったの?」
何か書いてアホかって思っちゃいましたけど、こんな下請けの下にいる孫請け会社にいたらどうしましょうね?でも私だったらこういいたいですね。
「趣味で会社作ったんですか?ボロボロのコンクリで出来たビルを誰が喜んで買いますか?それより買う人が喜んでくれるビルも建てれる事を証明しませんか?」
まあ長い物には巻かれるタイプなんで正面切ってこんな事言えないだろうなと思います。それにこんな会社には幸か不幸か所属した事はありませんけどね。
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by zukunashi | 2009-09-13 23:02 | マンガ(新しい) | Comments(1)
対談夜に吠える マンガヤンバルクイナ編
テーマ「好きなモノ? 嫌いなモノ?」

ブログを始めてずいぶん経ちました。(調べてみると2004年3月から始めてます)その頃はいろいろなテーマで話を書いていたのですが、この頃はもっぱら日記帳になっています。
ブログを始めて多くの友達が出来ました。オフ会に行ったり、その人の街にいってあったりすると結構いろんな刺激があります。
さて時間が経ってマンネリ化してきているなぁと思っていた頃、ブログ同士をリンクをしているQ@NさんとGoogleチャットをしていたところ「チャットを対談物にしてブログに載せませんか?」という提案があり・・・今に至るわけです。
チョットここでQ@Nさんをご紹介しますと・・・・・・
ご本人はブログを読むと分かりますが九州にお住まいです。物書きでいらっしゃるようで、チャットをしているといろいろ面白い話を聞かせてくれます。今回の話でも月刊少年キャプテンが休刊になった経緯とかスラッと出てくるのはさすがです。以前は東京に出てらして、いろいろな事を・・・少なくとも私の倍以上濃い人生を送ってらっしゃるようです。それはこれから話を聞いていけばいろいろ出てくる事でしょう。
今回も彼のおかげでいろいろしゃべらされていますが、こんな感じでこれからも時たま話を載せていけたらなぁと思っております。
どうでしょう?皆さんもご一緒にこの話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
今回は・・・


Q@N: Q@Nです。

zukunashi: zukunashiです。よろしくお願いします<(_ _)>

Q@N: こういうことで第一回 始まったわけなんですけど テーマ決めたのは俺でして

zukunashi: ですね。

Q@N: 「好きなモノ? 嫌いなモノ?」 漠然としてますね~

zukunashi: こういう場合好きなものを最初に言うじゃないですか。あ・え・て・嫌いなものからいかがでしょう?

Q@N: 永六輔さんだと嫌いなものから言いそうだし、いいのでは?

zukunashi: そんな偉大な先達を引き合いに出して(笑)

Q@N: 俺 毎週聴いているんですよ TBSラジオ(笑)

zukunashi: それは好きなもののほうですね。

Q@N: でもその後の久米宏は嫌いだ(おいおい)

zukunashi: 久米宏は結構好きな方でしたね。みのもんたより。
永六輔小沢昭一なんかと一緒にやっている頃、何かしら聞いてましたが・・・残念ながら全然覚えていない。

Q@N: けっこう出てきますねえ、開始数分で嫌いな人は。

zukunashi: 嫌いな人・・・で、出てくるのは柴門ふみとか漫画家の方ならいくらでも(笑)

Q@N: ビッグコミックスピリッツ黄金期の作家さんじゃないですか。

zukunashi: いしかわじゅんのまねっこじゃないけど「心理的に高度な内容は活字でないと表せない」とか言って小説を書いたけど全然売れなかったからまた漫画に帰ってきたような人だからね。
ドラマ化されて浮かれていたんだと思うけど、彼女の書く漫画が心理的に高度じゃないのは漫画という表現形式のせいじゃなくてウデの問題。

Q@N: 実は「お仕事です!」読んでました。
しかも人知れず泣いた(おいおい)

zukunashi: 人知れずというところが(オイオイ)

Q@N: あの頃は泣かせるにしても恐怖にしても作品がよかったから。
じゃあ 真鍋昌平先生とかは?どうも気分が暗くなる。

zukunashi: 闇金ウシジマくんは好きっす。絵がすごく素人っぽかったけど結構こなれてきてからはよく読みますw

Q@N: えー ありゃ借金取りに追われた人からすると恐怖がこみ上げてきますよ。

zukunashi: それは・・・ごめんなさい<(_ _)> 経験していないから楽観的に見れるのかもしれんです・・・ハイ。

Q@N: 佐々木倫子先生とかも読んでてイライラするときないです?

zukunashi: しますね。絵が全部静止画で躍動感というものが一切無いですから。
台詞がまずいと読みづらいんですが、そこがいいので読んじゃいます。

Q@N: あとネーム(台詞)が説明口調なのも……って書きかけましたよ。
動物のお医者さんファンの皆さんごめんなさい。

zukunashi: (笑)動物のお医者さんは売れましたからねぇ。

Q@N: 月一回連載が待ちきれなくて わがまま言っただけです(おいおい)

zukunashi: 説明的な台詞・・・・・で思い出したのは「もやしもん」。

Q@N: もやしもん 実は一巻だけ読んでやめました。

zukunashi: そのこころは?実はうちは単行本を買ってます(笑)

Q@N: うーん 画とネームがメンドくさかったのかなあ。

zukunashi: ネームの分量が多いのは・・・間違いないですね。あと、あの絵も…バタ臭い(笑)という感じは強いですね。

Q@N: とにかく嫌いな作家とか作品とかはあります?

zukunashi: 実はですね・・・

Q@N: はいはい。

zukunashi: ゴルゴ13はわたし劇画としても漫画としてもあまり好きじゃない方です。Q@Nさんは?

Q@N: 俺ですか……サバイバルは4回通して読んだ作家さんですし、好きな方ではありますね。

zukunashi: サバイバルは結構読みました。途中のシーンで女の人が死んでしまったところなんか結構ガーンとなって一緒に落ち込みましたね。

Q@N: 俺なんか、号泣ですよ。漫画喫茶で。

zukunashi: ただ、ある意味仕方が無いんですが、原作、作画他完全に分業制で流れ作業で話を作っている感じがして・・・ゴルゴ13の擬音のフォントは一種類しかないところなんかも。

Q@N: あー、牧場に出てきて主人公の貞操を奪おうとした先生が実は目しか描いてないみたいなものですね(おいおい汗)

zukunashi: いいところ突いてきますね(笑)

Q@N: 噂ですから、シャンプー大好き(フォローかよ!)

zukunashi: ど、どんなフォローなんだ?

Q@N: 危ないなーこの対談、マンガ夜話超えたよ。

zukunashi: 逆に好きな漫画家とか漫画を聞くとQ@Nさんはいくらでも出てきそうですね。

Q@N: 嫌いな漫画はもう駄目(笑)

zukunashi: いやぁーまだいくらでもいけそうなんで怖いかも>嫌いなマンガ(笑)

Q@N: さて、じゃあ好きな漫画家、好きな作品ということで。
岩明均の「風子のいる店」好きなんですよ。

zukunashi: そうきましたか。そういえばヨコハマ買い出し紀行とか好きですもんね。

Q@N: 主人公風子が少しづつ自分の道を歩み始めるまでのもどかしさと、暗さがいいんですよ。

zukunashi: あの頃はまだ絵も線が多くて、あんまりスクリーントーンとか使わなくて、チョット暗い感じでしたね。

Q@N: ヒストリエとかと違って洗練さはないですが、読んでいて自己を見つめることができるいい作品ですよ。

zukunashi: 時代劇の短編集があるんですがご存知ですか。>岩明均

Q@N: それは読んでないですね

zukunashi: あれを見て結構歴史物好きと思ったら・・・ギリシャローマ時代の話を書き始めてびっくりしました。

Q@N: 七夕の国もある意味歴史的要素がありますからね。

zukunashi: そうですね。でもあれは寄生獣の影響が大きすぎでしたね。

Q@N: 確かに。あの頃は編集部も間口広そうだったし。

zukunashi: 寄生獣は2000年より前でしたよね。

Q@N: 1990年ですね。月刊アフタヌーンに掲載始めたのは。
あ、ちなみに俺はマンガ夜話みたいにネットの資料並べてます。

zukunashi: わたしもそれなりに並べてますよ。ググリまくりです(笑)

Q@N: 偶然、Wikiのま行でマネームーン石坂啓だった(笑)

zukunashi: 石坂啓・・・今全然読まないなぁ(笑)昔は少し好きだったけど。

Q@N: 今の時代では厳しいでしょうね。

zukunashi: うーん、面白いと感じないんですね。変わっているしヒューマニズムあふれているんだけど・・・なんか「いいひと」なんだけど好きにはなれないみたいな感じです。
ますむらひろしは同じようなイメージを持っているんですが、好きで読んでますね。

Q@N: あーあの系統は大の苦手でして。

zukunashi: 弱点発見(笑)じゃなくて、好き嫌いじゃなくて苦手ですね。ウンウン分かりますね。
石坂啓にたいしては苦手という方がぴったり来るかも。

Q@N: 宮沢賢治とかも駄目なんですよ。

zukunashi: そこは意見が分かれるところですね。宮沢賢治は意外と好きです。
芝居やっていたからかもしれないけど。
芝居のネタとして結構使われていますからね。自然と何回も読んで・・・いつの間にか好きになっていた。

Q@N: それにしても今までジャンプ 0 サンデー 0 マガジン 0 チャンピオン0
大人な対談です。

zukunashi: ((+_+))ウーン そんな気無いけどね(笑)
サバイバルがあるから・・・あれマガジンじゃない?
失敬。あれはサンデーだ。

Q@N: 週刊少年サンデーで1976年から1978年ですね。
サンデー 1

zukunashi: チョット強引だけどバイクマンガとしてものすごく異色だった「ペリカンロード」が好きだった。単行本買ったなぁ・・・金無かったのに。
あの路線って・・・ものすごく強引だけど湘南爆走族に流れているような気がする。

Q@N: 湘南爆走族じゃなくてペリカンロードですか。少年キングの最後の花火ですね。

zukunashi: ですね。あれとアルフィーの漫画と「強殖装甲ガイバー
ガイバーは別だ・・・

Q@N: 強殖装甲ガイバー。今は月刊少年エースですね。
それにあれ、月刊少年キャプテンですよ。

zukunashi: そうです、訂正ありがとうございます<(_ _)>

Q@N: 永野のりこ先生のみすて・ないでデイジー、よかったなあ。

zukunashi: 一気にそっち路線ですか。結構好きな漫画ですね。

Q@N: 月刊少年キャプテンはあの頃変った作家さんばかりいましたねえ

zukunashi: そうですね。今より濃い人が多かった気がする。あの頃もしかしたら雑誌を買ってたようなきがする。でも1年もたなかった。

Q@N: あ~あれは親会社は「おもいで※※※※」って作品がイマイチうまくゆかなくて赤字補てんの為切られたんですよね

zukunashi: ええーそんな切られ方ってあり!

Q@N: 噂ですよ 噂 それでなくともあそこの会社はバブルで大損してるし

zukunashi: ですね、いろいろ手を出していましたから。

Q@N: 月刊COMICリュウ いつも読んでます! 安永航一郎先生最高!(フォロー)

zukunashi: そう来るか(笑)安永航一郎も一発屋かと思ったら長いっすね(おいおい)

Q@N: zukunashiさん そろそろオチということで。

zukunashi: こ、これで、どう落ちをつけろと(笑)

Q@N: 火星人刑事 6巻だしてください~集英社さ~ん。

zukunashi: あー、そういうのだったら一つある。

Q@N: おお! 期待しますよ。

zukunashi: 宇田学Dr.ハーレー・・・続きを読みたいんです
雑誌休刊してからどうしているんでしょう。

Q@N: 復刊ドットコムに出てますよ、その作品。

zukunashi: ミスターマガジンでこれから面白くなるというところで・・・ああ、内戦の国で何をしたらそうなったんでしょう・・・
実は持っています(笑)

Q@N: ミスターマガジンに載っていた分ですか。

zukunashi: そうです。

Q@N: やるなー じゃあ 俺はいしかわじゅんの「ちゃんどら」でいいや。

zukunashi: (笑)ちゃんどらかぁ。あれも結構わかる人しか受けない漫画ですよ。

Q@N: そういうことで、読んでいる皆さん、ちゃんどら探してみよう!

zukunashi: Amazonで売っている・・・かな?


読み返してみると・・・
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by zukunashi | 2009-08-30 15:00 | 対談物 | Comments(1)
紙からウェブへ・・・コミックは移行できるか?
 佐藤秀峰 on Webというウェブサイトがいつの間にかできていました。それはマンガ家の佐藤秀峰氏の個人ウェブサイトです。
 ご存知の方も多いと思いますが、『ブラックジャックによろしく』『新ブラックジャックによろしく』『特攻の島』『海猿』などそれなりに売れている中堅漫画家さんです。ドラマ好きな人には伊藤英明主演でドラマ化されその後映画化までされた『海猿』といえばお分かりでしょう。またマンガとその周辺の情報に気を配っている人でしたら、連載中断して講談社から小学館に発表の場を移したことで知られています。連載中に変わる事は雑誌が休刊する場合を除けば非常に異例で、講談社との間(というか編集部との間)に一体どんな事があったのか話題になりました。佐藤氏側からの話としては佐藤秀峰 on Webのプロフィールをご参照下さい。(flashなんでけっこう重いです)

 さて、佐藤秀峰 on Webのなかの漫画制作日記の4月13日の『漫画貧乏 その8』という記事を読むと、webに作品発表に場を移そうとしている理由などが詳しく述べられています。『漫画貧乏 その8』ですからその1から7までを読めば事情はもっと良く分かります。

 何でそうなってしまったのかを今更言っても仕方がありませんが、これから先どうするかについては紆余曲折があったものの必然的に決まってきます。紙からwebへ。この流れはマンガだけではなく全てのメディアに共通ではないでしょうか。また不況になればなるほど強まっているような気がします。

 その流れの中で佐藤氏は意外と冷静にマンガ制作にかかる費用などを計算し、どうすればいいのかを考えています。紙に対する愛着はあるものの現状を分析して紙媒体からの脱却を図っています。しかし、webへの転換がよいほうに働くかはまだわからないです。

 例えば、現在新聞、音楽、映画・・・色々な分野でどれまでの表現媒体からwebに移行する流れが特に最近目に付くようになって来ました。特に去年あたりから言われているのが新聞です。赤字転落した毎日、産経のみならず朝日、讀賣なども部数と広告費減少で青息吐息といわれています。赤字になったからといって資産が色々あるでしょうからすぐに倒産する事は無いでしょう。ただしこれは日本だけではなく、アメリカやヨーロッパでも同じ問題に直面しています。原因はやはり同じように売り上げの減少です。部数が落ち広告費が減り・・・
 2009年3月17日にはシアトルポストインテリジェンサーという100年以上の歴史のある名門新聞社が、紙による新聞の発行をやめ、全面的にwebに移行しました。リンクニューススタッフも、今までの165人から20人に大幅に減らして経費を大幅に節減して存続を図るようです。2000年ごろから赤字で2009年には身売り先を探していたのですが結局見つからず、このようになったという事です。

 音楽や映像は更に活発にwebを活用しています。
 音楽はアップル社によるiPodの大成功で一気に音楽のダウンロード販売が広がり、当初はDRM(デジタル著作権管理)が付いていたものが、付かない状態でダウンロードできるようになり、一曲99セントだったものが古い曲は69セント、新曲は1ドル29セントで販売する事も出来るようになっています。音楽は徐々にwebで買う(ダウンロード)するものに変わることでしょう。
 また、映画やテレビ番組も同じようにダウンロードしてiPodのようなデジタルメディアプレーヤーや携帯電話、パソコンなどで見る流れが広がってきています。
 音楽や映像は、ライブや劇場で見る生のモノに価値を見出し、そちらを売るための手段としてのダウンロード販売という考え方になりつつあるのでしょう。そしてダウンロード販売で払う金額は安い方に流れていってしまう事でしょう。なぜなら、音楽データは合法的にCDから無料で変換できるのですから。もし、CDをこれ以後出さないというのならば、歯止めはかかるでしょうけれども、今のところそうなる可能性は低いでしょう。
 その対極として音楽ではライブ、映画では映画館が重要になっていくのではないでしょうか。物凄いサラウンドシステムを家に備え付ける事は出来るかもしれませんが、それが出来るのは極少数の限られた人だけです。音楽ライブの迫力、映画館で見る家では体験できない映像と音。そういった物が見直されていくのではないでしょうか。

<グダグダっと時間をかけて書いているうちに、佐藤秀峰 on Webの漫画制作日記に漫画貧乏その9。が出ております。ご覧になって下さい。>

 それではマンガの場合、ビジネスとして価値があるものは?というと、単行本になるのではないでしょうか。音楽のライブでは、奇跡的なすごい演奏だとか、飛び入りのジャムセッション、客の乱入、トラブルなども付加価値として伝説化するのですが
そういえば昔、江口寿史のお蔵出しというマンガにマンガ家が大きな野球場に人を集めてライブをやるというマンガがありました。みんなの見ている前で4コママンガを作って、出来たものをオーロラビジョンに映し出して、観客がドォーッと受けるというような話だったんですが、それは実現不可能ですね(笑)
マンガの場合、webにアップロードした物を読むのが全てだと、音楽と同じくコピーデータが流通してしまい売り上げ自体が早晩頭打ちになってしまう事でしょう。結局内容はそうやって見れたとしても、それに金額を出したくなる付加価値が必要です。今考えられるのはやはり単行本ではないでしょうか。佐藤秀峰 on Web漫画貧乏その9。では具体的に旧作は10円、新作は30円という価格設定をされています。なるほど非常に安い金額なので手軽に読めますが、佐藤秀峰 on Webにアクセスして読むスタイルで、一定の収益を上げていく事が出来るでしょうか。私はデータコピーなどの問題が解決されないと難しいと思います。
 そこで今一度、佐藤秀峰氏のwebサイトを見ると、全く広告もアフィリエイトもショップもありません。ショッピングページは作ると仰っているのですが、それ以外についてはどうなんでしょうか。氏のwebサイトの現在の集客を考えれば、当然アフィリエイトや広告は大きな収入源になるのではないかと思います。

 現時点で佐藤秀峰氏の望み通りにウェブコミックが大きな収入源になるとは考えづらいと思いますが、アフィリエイトや広告などを組み合わせてシッカリしたウェブサイト経営を行っていただき、ウェブで成功したマンガ家第1号となるように願っております。

 ちなみに、今の佐藤秀峰 on WebのAdobe flashの重さは混雑の影響だけではないと思います。flashをメインにしている動的なウェブサイトから、できれば静的なサイトに変換していただく方が読みやすく扱いやすいのではないでしょうか。
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by zukunashi | 2009-04-16 22:12 | マンガ(新しい) | Comments(0)
誤解を恐れず言わせてもらうとすれば・・・
時々聞かれますが、
「今の漫画って面白い?」
という質問、答えに窮することなく
「面白いよ。」
と答えます。

ただし今の漫画の状況は人気が上がっているように見えますが、あまりいい雰囲気ではないように感じられます。

その一 マンガ原作のアニメ、ドラマ、映画が多すぎる。一番驚いたのは『デトロイトメタルシティ』かも知れない。
どういう基準でドラマや映画になるのか今一分からないし、「でこれがドラマに・・・」という場合と、ドラマを見て「何であの話がこんなに・・・」という場合が多く、漫画家にとってこれがプラスになるのか?と首を傾げてしまう事が多い。

たまたま見た「おせん(イブニング掲載)」は本当に酷かった・・・。アレだと原作の改竄じゃないの?翻案と言える状態でもない。主人公が漫画とまったく別人になってしまえば、題名が同じだけの違う話だよね。

その二 いい加減にやっている(ように見える)
訴訟にもなった雷句誠氏(「金色のガッシュ」の作者)のときにも垣間見えた、どちらかといえばいい加減で、連載が決まっても「契約」という何か約束があるわけではないようで、原稿も本来作者の物なのにちゃんと帰ってこなかったり。
逆に週刊少年ジャンプの「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博氏のように下書き以下の状態で週刊誌に連載をするけど、編集は(人気があるから)打ち切れない。
ただ子の問題は近頃始まった事ではない。
昔だと江口寿史が「POCKY」という漫画で同じように下書きで掲載をしたことがありますが、連載ではなく読みきりでした。うがった味方をすれば、これが悪い連鎖の始まりだったといえなくも無いでしょう(萩原一至とか?)

その三  単行本は高いのではないか?
単純に高いと言っても適正価格は幾らぐらいなのかとか、考えたことは無いのですが、今本屋で雑誌を買うと週刊誌で200~400円ぐらい。月刊は450~700円ぐらいまでかかります。単行本を買うと大きさ、装丁などによりますが、400~700円ぐらいはします。週刊誌で煙草一箱ぐらいと思って買っています。
単行本として印刷されたものを買うのはなぜか?一続きの話として読みたい。収集したい。何回も読みたい話だから云々。色々あると思いますが、いまの単行本はどちらかと言えば収集の側面に傾いているような気がします。本来一続きとして始めから終わりまで一気に読むとすれば当然値段は安い方がいいです。でも収集するのだとすれば綺麗であったり、これと判る特徴があるほうがいいでしょう。
読めればいい。面白い話を読みたい・・・と言うことならインターネットに情報は転がっています(違法だけどね)出版社としてはそういったダウンロードで見れるものを取り締まりたいでしょうが、音楽と同様でそれは無くなる事は無いでしょう。
ただそれを規制して取り締まるだけではこの問題は解決していかないと思います。
漫画単行本は高すぎると言われる日がそう遠くない未来に来るでしょう。音楽で起きた事が出版では起きない理由が無いんですから。

マンガは好きです。これを引っ込める気はありません。昔ならあまり考えられなかったのですが、40,50のおじさんが、朝のラッシュの中で週刊少年ジャンプを読んでいる。それが良いとか悪いとかではなく、ラッシュの中で10年後には面白くないから漫画を読む人がいないかもしれない。
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by zukunashi | 2008-10-29 14:46 | マンガ(新しい) | Comments(3)
久米田康治がネタにした・・・でもあまり分かりやすくないけど
何をネタにしたのかというと、週刊少年サンデーの原稿紛失の件ですが。
あまりはっきりネタにしていません。

<ネタバレ注意>
『出版社と
漫画家
徹底的に
やればいいのよ!』
『読者が
いなくなります!』

うわぁ言っちゃったよ・・・というほどインパクトないっすね。正論だなぁと言う感じ。
大洪水になりのあの箱舟のような船がやってくる。後世に文化を伝える為に各業種の方々をのせていく。後定員1名の所で・・・

『漫画家の
私を
乗せて
ください!』
『編集者の
私を
乗せてください!』
~中略~
『漫画家が
いなければ
漫画が描け
ません!』
『編集者が
いなければ
本が出せません!』
『どっち
乗せるぅ?』
『中学生に
聞いてみたら
?』
中学生『マンガ読む
ヒマがあったら
ケータイか
ネットっしょ』
パワーマックと携帯が乗せられる・・・
段落まで再現しているんでかなり長くなってしまっていますが、漫画かも編集者も一蓮托生でお先真っ暗・・・というのは裏読みすぎでしょうか。
巻末の一言で・・・
『南国の返却原稿を整理していたら大変な
モノを見つけてしまったあー これは他の
作家さんの原稿だー どーしよう(銭形風に)』
まあなんというか、あまりブラックでもないし、でもちゃんとヒネっているってか。

とまぁ大部分を白っぽくしてしまっていますが、結論から言えば、そんなに踏み込んでいないし、自分の経験を語っているわけでもないのですが、話には上手く絡んでてさすが久米田という感じでしょうか。

それ以外には例えば
GIGAZINEの2008年06月20日 09時00分00秒に「金色のガッシュ!!」の作者である漫画家、雷句誠さんにいろいろとインタビューしてきましたという記事があります。この記者の人はかなり漫画好きか『金色のガッシュ!!』好きなんでしょうね。雷句誠さんのブログを読んでいれば大体分かる話です。インタビューとしてはあまり価値無いような気がする。
「雷句誠が小学館を提訴まとめ」
色々拾ってきていますね。特に漫画家さんのブログに乗っているこの件の感想については、こんなにあったんだといまさらながらに驚きます。
その中でいしかわじゅんが書いているのを見つけました。なるほどね、いしかわ先生。大人な対応だなぁと思いましたが、その中で少年サンデーやその他の漫画家の育成方法と別の方法で漫画家になったいしかわじゅん氏ならではと思ったのがこの言葉。
それにしても、この問題は、
編集者が漫画家を育てる日本式システムに
大きい原因があるなあ。
編集者が絶対的権力を持って若手漫画家を支配するシステムは、
成果も大きいかもしれないが、弊害も大きい。
ぼくは現在の漫画家と編集者のような関係で育てられてはいない。
どちらかといえば、勝手に育った。
編集者の意見がぼくと違えば、それは無視した。
ぼくのことはぼくが知っている。
編集者の仕事は、ぼくを選ぶことだ。
そこから先はぼくがやる。
そういう風に30年以上仕事をしてきたので、
編集部主導型の育て方にはかなり疑問を持っている。
編集者の意見は素直に聞く。
それに助けられたことは多い。
しかし、納得できなければ無視して構わないと思う。
仕事がなくて収入もろくにないころから、
それは一貫していた。
雷句は、編集者とそこまで感情的軋轢を生む前に、
なにかするべきだったと思う。
もちろん編集者も。
それを怠ったことが、
今回のトラブルの原因のひとつになったと思う。
漫画家と編集者が対等であって欲しいと願う雷句誠さんにとって、いしかわじゅん氏をお手本にするべきだったのかもしれない。納得できないことは無視をしろ。もしかすると説教するような付き合いより、ダメなら無視するという突き放す方がいい場合も・・・。いや、普通の仕事関係ではそれは出来ませんね。自分の回りの仕事が全然回らなくなる。とすると、日本的な”皆様のおかげで”という仕事になるんでしょうね・・・。
すべての漫画家がいしかわじゅん氏の様になるのは無理だけど、雷句さんはそうしてみる価値はある?かな?
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by zukunashi | 2008-06-20 23:18 | マンガ(新しい) | Comments(2)
舞台裏はひどい有様だった?・・・小学館少年サンデー編集部
『金色のガッシュ』は連載最初から最後まで読んでいたマンガだったので、読者というなの当事者になる・・・かもしれないと思いつつ。

いま小学館の少年サンデーを取り巻く状況が、非常にきな臭くなっています。一つはこの間ニュースにもなった雷句誠氏の裁判カラー原画紛失で賠償請求 小学館に人気漫画家 [ 06月06日 18時58分 ]
共同通信
というニュース。
元々雷句誠氏のブログに
†雷句/自分自身、漫画は描き続けますが、週刊少年サンデーで仕事をする事はありません。(株)小学館のお仕事を受ける事はありません。もう少し先(1週間~1ヶ月後?)の日記で書こうと思っていましたが、この内容の質問があまりに多く来ていたのでとりあえず簡潔に答えておきます。詳しい事は、また後日(1週間~1ヶ月後)に書こうと思います。
またまた、皆さんの質問など。2008/05/21 10:31
という事が書いてあったのでした。何かあったかなと思ってもまさか訴訟ではないだろうと思っていたので、ニュースを見てびっくりしました。ただニュースでは原稿紛失が原因という感じになっていますが、該当ブログおよび弁護士の小野智彦氏のブログblabberに掲載されている陳述書をよむと、引き金は原稿紛失ですが相等軋轢があったようです。陳述書の冒頭「1 この提訴に至るまで」の最初の行が多分全てを物語っているのでしょう。
「あまりにも編集者、出版社と言う物が漫画家を馬鹿にし始めた。」
(株)小学館を提訴。2008/06/06 20:40
もしこの言のとおりなら、またこの陳述書どおりと裁判所が判断をして、原告が勝訴したとするならば・・・。

マンガが好きと言うことを公言しているン十歳として周りを見回してみると・・・多くの同年代が朝夕の電車の中でマンガを読んでいます。月曜日はジャンプ、スピリッツ。火曜日は時々イブニング。水曜日はマガジン、サンデー。木曜日はモーニング、金曜日はいろいろ。
ところで水曜日はサンデー派です。少年サンデーも近頃は新人中堅が多数出てきていて、結構面白い。所詮マンガなので好みにもよりますが今ある少年4誌の中で一番易しく読める漫画雑誌だと思います。絵に凝っている人とか、話しに一癖あって読み難いとか特に感じられません。よく言えば万人受け。悪く言えば味気ない。それでも近頃はチョッとヘンな趣向の漫画(宮下あきら風の『金剛番長』とか主人公がいかりしんじみたいにぼそぼそつぶやく『魔王』とか二匹目のドジョウを狙っているのか『Lost+Brain』など)も出始めていますが、人気沸騰でも無さそうで、地味に3番手という感じです。それが少年サンデーの魅力といえば魅力なんでしょう。トップを争うジャンプとマガジンに対して一歩引いているサンデー。枯れた魅力かと思っていたらとんでもない編集部だったかもしれません。

でも雷句誠氏だけじゃありません。実はそれ以外にもチョッとあります。

『ワイルドライフ』という獣医の漫画がありました。それを書いていた藤崎聖人氏が第51回小学館漫画賞少年部門を受賞した際にこんな事を仰っていたそうです。
藤崎聖人です。この度、第51回小学館漫画賞少年部門を受賞させていただきました。このような栄誉ある賞を受賞したという現実がまだ信じられない状態です。

そもそも、ワイルドライフという漫画を描く以前、サンデーで描かせていただく前の時期、私は漫画家をやめていました。誘われても漫画を描いて生きていく気がまったくなかったのです。

そこへ現在の担当編集者の冠茂さんが現れまして、とにかくしつこく一緒にやろうと誘ってくるのです。毎日のように飲み食いに誘われ説得にかかってきました。なんでこの人は自分みたいな、たいした作品も発表していない奴にここまでこだわるんだろうと、常に頭の中に?マークが飛びかっていましたが、フグを15人前食おうが焼肉を20人前食おうが全部自分持ちで払ってくれるので、この人ならいつでも腹いっぱい食わせてくれるんだぁー!!と思い、この冠茂という編集者についていくことに決めました(笑)。

しかし、いざ一緒に仕事を始めると、冠さんは私の作ったキャラクターたちが最も輝けるようにと、いつもすばらしい、それこそ誰も思いつかないようなアイディアを考えてくれて、親子で読める医療漫画という難しい題材であるにもかかわらず、二人の持ち味が生き、かつ、他とは一味もふた味も違う斬新なストーリーに仕上がるように導いてくれるのです。

出会った当初、冠さんは私の才能や、可能性についてとても真摯に語ってくれましたが、今となっては正直、私の方が、冠さんこそ小学館が漫画界に誇れる才能ある編集者ではないかと、心から感じています。とにかく、この賞をとらせていただいたことで、ひとまず私を信じた彼に少しは恩返しができたかなぁとほっとしています。

最後に1ファンなだけの私に祝辞をくださった高橋よしひろ先生、冠さんと共に担当してくれた高島さん、いつも凄い機動力で取材をしてきてくださるライターの木村さん、獣徳会の原先生、その他、取材に協力してくださった方々、受賞を喜んでくれた編集部のみなさん、アシスタントの皆さんに厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
これはまあ編集やアシスタントのおかげ・・・と持ち上げる言葉という風にも取れるのですが、受賞後から幾つかのブログで『ファンや読者が一言も出てこない』『編集のヨイショばかり』という事でチョッと話題になっていました。ところが藤崎聖人公式サイトという彼の公式ページのダイアリー3月15日にこんな事が書いてあります。
ドラマ試写会行ってきました 2008/3月15日
正直、すごい作品です。
すごく素晴らしい感動大作です!
5年間ワイルドライフを描いてきて
ぶっちゃけ心の底から"よかった”と思ったことなど
ひとっつもないくらい、忘れたいくらい
いい思い出のない作品だったんだけど

こんなたくさんの才能が結集して
TVドラマだなんて思えないくらい素晴らしい大作に
仕上げていただけたことに感激して
見終わった後、
不覚にも涙がでてしまいました。
初めて、がんばって今まで描いてきてよかったなあー・・
と思いました。
後々みんなが見られるようにもなるので
その時は是非、チェックよろしくお願いします。
藤崎聖人公式サイトdiaryより3月15日
強調は私がいれました。

2年でこんなに代わるのかなぁと思うわけです。もしかしたらdiaryに書いている事が本音なのではないかとすら思います。受賞の言葉は一応ヨイショしとくだけしておいて、本当はこうだったんだよ、と。

藤崎聖人氏は編集者の問題かどうかわかりませんが、いい思い出が無かった。そして雷句誠氏は悪い思い出+自分の制作物を亡くされるということで提訴に踏み切った。担当した編集者について、陳述書でも多くのページを割いてありました。一般の社会人の転職の原因の一番は人間関係だと言いますから、同じような事はどこの職場でもありうると思います。
しかし契約関係の間で彼の様な状態に置かれたとすれば、次からそこで仕事をしないのはある意味当たり前でしょうし、損害に対しては賠償を求めるのも当然です。また、泣き寝入りをしないことで後に続く人に対してちゃんとした道筋を開拓しようとしているのも良い事だと思います。
彼の様にこじれてしまった場合、自分の仕事の範囲を狭めてしまう事になるので訴訟まで行く事は辛い選択でしょうが、読者が味方についてくれるのなら、どこで書いても何とかなるでしょう。

私は雷句誠氏を応援します。頑張ってください。
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by zukunashi | 2008-06-07 21:54 | マンガ(新しい) | Comments(8)
覚え書き・・・島耕作さんへ
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冒頭の写真は講談社イブニング連載中の[青年島耕作主任編]のひとコマ。

右の女性はアメリカの有名な女性シンガーで日本にコンサートに来ていたが、終了後こっそり外出して島耕作とばったり出会ったという設定。

未来の島耕作の娘は芸能関係の仕事だったと思うし、私生児(認知せず)がスマッシュヒットを飛ばしたシンガーだった。(その後事故により死亡)

何でこの画像を出したかといえば、前青年島耕作で出したきゃらがその後すぐモーニング連載中の専務島耕作の中で使われて、アレッと思ったことがありました。
突然新キャラを出してくるより、過去の出会いを演出しておいてそのキャラクターに幅を持たせようという姑息な意図があったんじゃないか・・・というのが私の考えです。

もしかしてまたそれをやるの?という疑問があって一応覚書程度に書いた次第です。

もし私が考えた通りだったとしてもまあなんて事はないんですけどね。
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by zukunashi | 2008-01-10 13:52 | マンガ(新しい) | Comments(0)
レンジマン その後   モリタイシ 週刊少年サンデー 39号
本当は浅草サンバカーニバルを書きたいのですが、写真の整理と動画のコンバートが面倒でどうにもこうにも・・・。1ファイル700MBもの巨大な動画を撮ってしまった私もいけないんですが・・・。

ということでその話は今週末にでも。

で今日水曜日は少年サンデーの発売曜日。毎週の事なんで買いますよ当然(威張っていいのか?)

先週そのなかの「レンジマン」を採り上げて久々に漫画の話題を載せました。そして今週最終回です。

結論から言えば、『忘れたんだったらもう一回やり直せるじゃん!!でも、また同じ事やっちゃうんだよね!』
ナルホドね。ある意味外れ無し。誰も死んでないし、怪我は当然あるけど後遺症が残ったり腕が無くなったり足が無くなったりしていない。

少年誌だし漫画だしこうしてクリーンに後腐れなく、いい思い出だけで終わるんだ・・・。

何か俺って汚れてしまったぁ・・・。
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by zukunashi | 2007-08-29 10:01 | マンガ(新しい) | Comments(5)
レンジマン モリタイシ 週刊少年サンデー 38号
久々に漫画ネタです。

毎日タバコを買う様に漫画雑誌を買ってます・・・というのは以前も言ったと思います。

月曜日から金曜日まで火曜日を除いてほぼ毎日読んでます。買うばかりではなく立ち読みなども含めますが。

さて、今日のタイトル【レンジマン】は現在連載中ですが、クライマックスに向かって非常に盛り上がってきているところです。

連載当初は主人公大塚錬児がダメッぷりを発揮して三枚目きゃらでしかもヒーロー物で・・・とギャップを楽しむギャクマンガでした。
惚れっぽいけどぜんぜん上手く行かない、一方的に恋愛を押し付けちゃう・・・そんな主人公が恋愛の力を敵にぶつけるヒーローとなって、無駄にときめく力を社会の為に・・・なんか道徳的な?と思って読んでおりました。

もともと惚れっぽい主人公の話だったので恋愛沙汰が日常の光景だったんですが、もう一人の主人公神楽坂風香(いかにもな名前ですが)の恋愛・・・大塚錬児に対する思い・・・が大きくなり、告白し、そして最後の戦闘へ・・・終局へとなだれ込んでいっています。次回が最終回。

で、最終回の一つ前の今週号、神楽坂風香を狙う敵を迎え撃つレンジマン達の姿は一回も誌面には出て来ずに、神楽坂風香の心情だけの話でした。

ヒーローモノとしてはかなり変な話です。お話もご都合的なところが多いし、なぜ神楽坂風香が狙われるのか、イマイチピンときません。
しかしそんな事を吹き飛ばすほど今回の話は胸に来るものがありました。(ン十歳の中年ですがそういうことを思う事もたまにはあります)そして神楽坂風香が一番悲しいのは
しかし、私のことは
すべてわすれてしまったん
だということ

今まで
あったこと
すべて・・・

忘れられてしまう事が一番悲しい。

5時に恋頭公園で大塚錬児は神楽坂風香に告白の返事をする・・・でも
今は5時を過ぎ破壊されている公園。レンジマンたちの姿も無く、彼女は両手で顔を覆って泣いている。

私に出来るのは・・・ただ来週を待つだけ。
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by zukunashi | 2007-08-22 14:01 | マンガ(新しい) | Comments(1)