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ハグワイベルシアター第2回公演「Dear・・・私様」 その2
グワィニャオン、ハグハグ共和国、ジャングルベル・シアターの皆様お疲れ様でした。
本日私も見に行きました「Dear・・・私様」千秋楽を迎え無事終わったようです。(ツイッターで確認リンク

という事でその2を書くことにします。
とはいえ今までは2回に分けて書くようなことはなかったので、その2は何を書くかといえば、ネタバレしても大丈夫なことを書きます。
ついこの間その1を書いた時に気がついたのですが、今までは上演中に書き切ることが出来なかった芝居の感想。何故だと考えてみると、大体書いているうちにネタバレに気が付き、あれも書けないこれも書けない・・・ならいっそ終わってから書くか。と言う事になっていたようなきが・・・、まあそういう事です。

で、今回のお芝居で素晴しいと感じたのは、見易い、テンポある演出というところです。
オープニングの1人佇む主人公のシーンから一転して女達の喧騒の中に引き釣りだされ、宣誓しまるで裁判のような話かと思わせて俳優紹介になるというドラマチックな場面から、一転して昭和30年代頃の田舎のお祭りになる。そこで主人公の過去が・・・とテンポよく進む演出が、細いシーンの継ぎ接ぎになりそうなストーリーを淀みなく流していく。中年から青年そして少年と3人の主人公秀生によって小さい頃からの成長ストーリーが舞台上で表現される。ウソマコトという人がその成長の話をあるときは修正しある時は矢継ぎ早に先に進めたりする。

話を全部書いてもしかたがないので、ここまでにしておきます。

話の流れを上手く制御しているのは演出のお手柄でしょう。とは言え、役者さんがそれをしっかり理解しないと、どんなに素晴らしい演出プランでも絵に描いた餅です。そして今回は一人ほぼ一役で出演する役者さんが多い。それでこのクウォリティですから、演出も役者もブラボーです。

そこで、ひとりひとりの役者さんについてコメントするのは難しいので、気になった人だけを何人かコメントします。最初に断っておきますが、超個人的な趣味なので男優より女優さん中心になってしまいますが、勘弁して下さいね。

まず暴走族ヘッド3人のうち蛇年の朝緒さんと寺山くん。特殊な役です(笑)最初はちょっと違和感があった蛇年の朝緒さんは独特なロボットダンスのようなカクカクした動きと一見普通っぽく見せて実はサイコな役柄というというギャップで強烈でした。寺山くんは・・・あれって寺山修司?でも白塗りって・・・暗黒舞踏??キレやすさは蛇年の朝雄さんとどっこいどっこいでしたが、無表情さで怖いww
そしてレディースのヘッドさんはそんなに印象がなかったのですが、やたら青年秀生が気にしていたんですが、もしかして幼稚園で一緒に遊んでた女の子のその後でしょうかね?でもあまり動いていないという印象しか無い。

3人の秀生で一番と思ったのは青年でも中年でもなく少年。彼は(役者さんは女性ですが)一つ一つのシーンをほぼ同じテンションで演じきっていました。そう、私にはずっと少年に見えていました。青年秀生は中年に中年秀生は初老へと時間の経過が感じられてよかったのですが、少年秀生はずっと少年で、そして最後にポツリと放ったセリフ
「僕が忘れていたんだね」(だったかな?そんなふうなセリフ)
が印象的です。記憶の扉がギィィィぃと重い軋みを響かせて開いた感じがしました。本にブラボーです。

ちょっとクサいエピソードはマルが死んでしまうところでしょう。体育座りが妙にマッチしていました。一人暮らしすると言い出したときに捨てられた子犬のような目で青年秀生を見ているところ、週に一度月に一度年に一度・・・と言っている時の恋する乙女チックな仕草に惚れてしまいそうでした。ブラボー( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

定時制高校の先生のアクションシーンはキレもよく、スラっと伸びた足がかっこよく、小さなカラダでバキバキ男をやっつけちゃうところは恐ろしく、そして最期のウェディングドレスのアクションはカリオストロの城の姫様のように可憐でした。

ジョニーさん、ブルース・リー、ジャッキー・チェンときたなら、次は何でしょうね。

45歳以下のすべての出演者の方、お疲れ様でした。7分間頑張った証を下に残しておきます。一番下の縦長の写真は、これからボコられる青年秀生が静止している途中でキャップを開けてもらい水をのもうとしているところです。ずるい(笑)
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このお芝居、謎が溶けた爽快感は当然ありますが、それがスゴイということもない。確かに涙あり笑いありアクション有りですが、適度にという感じで、突き抜けた笑いや悲しみを表現しているわけでもないです。
ですが非常に満足しましたし、たぶん今年最初に見たこの芝居が、今年の基準になりそうです。何がそんなに私を満足させたのか?
それは今はわかりません。でも、と言うか、だからまた生で芝居を見に行きたくなるのでしょう。
グワィニャオンやハグハグ共和国の芝居も見に行こうかなぁ?まだ未見なんで。

それではm(_ _)m
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by zukunashi | 2014-02-17 00:46 | 映画・演劇・音楽
ハグワイベルシアター第2回公演「Dear・・・私様」 その1
現在進行形で今やっている芝居の情報をブログでお届けする、zukunashi初の試み。

今回は
グワィニャオンPresents 3団体コラボ公演ハグワィベル・シアター PART2
グリーンフェスタ2014 参加作品
『Dear...私様』
に、行ってまいりましたぁ。

ということで、いつも芝居が公演終了してから「良かったよ」とか書いているので、いい芝居を見に行く手助けを全くしていなかったのですが、今回は間に合ってくれると信じて今こうしてキーを叩いております。

この芝居、グワィニャオンジャングルベル・シアターハグハグ共和国の3団体が協力して一つの芝居を作っています。その中でわたしが知っているのはジャングルベル・シアターなのですが、今回のお芝居ではジャングルベル・シアター色はあまり強くない。見に行ったことがない2団体のどちらか、又は両方の色が強くでているのでしょう。
粗筋は下の公演情報というリンクをクリックしていただくと出てきますが、記憶をたどる話です。非常に地味っぽい話ですが、演出は派手です。そして劇中の音楽やライト、小道具(バイク、昭和風ベンチ、etc)装置(昭和風駄菓子屋、昭和風あばら家、昭和風・・・)まで結構な完成度でした。そして多分さかのぼった記憶が私より多少昔ですがそんなに変わらない年代の話が結構多くてそういう意味では非常に分かりやすかった(笑)

そして、非常に完成したメロドラマです。芝居の中で泣いて笑って怒ってと忙しいのですが、見ている私達も笑って泣いてと非常に忙しい話しでした。そう、泣ける芝居なんです。そして笑える芝居なんです。最後はリリカルな気分になるかもしれません。でも多分スッキリして(泣いてスッキリか、笑ってスッキリかはその人それぞれでしょうが)シアターグリーンを後にすることでしょう。

明日、明後日のチケットはもう残り少ないとは思いますが、今日チョコをもらってお返しをしたいそこのアナタ!!

この芝居に彼女を誘えば・・・
「すごぉい、いろいろ知っているんですね。お芝居っておもしろぉい」
となって、俄然貴方の株が上がる事まちがいなし。どうです!!4000円で安い!!と太鼓判が押せます。高揚した気分のまま、池袋の美味しい飲み屋に入りその後は・・・完璧!

私も今日が雪でなければ、絶対呑み屋で酒飲んで帰ってきたので当日にこんな記事を書き上げることはなかったでしょう。美味しい酒が一回減ってしまったことはちょっと不満でありますが。

でも書き上げてから美味しい酒を飲もうと思います。さあ皆さんも騙されたと思っていかがですか!(騙してない騙してない(;¬д¬)ノ゛))チャウチャウ)

公演情報
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by zukunashi | 2014-02-14 20:25 | 映画・演劇・音楽