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久しぶりに松本市に行ってみる
以前ツーリングの話題を載せた事がありましたが、実はわたくし信州は長野県松本市と切ったら切れてしまう関係があります。

大学が信州大学だったんですね。

理学部でしたからずっと松本市でした。

卒業は・・・未定です(ーー;)

で、

来週信州大学の松本キャンパスの大学祭(銀嶺祭)があります。
11月1日2日3日と3日にわたって行われるそうですので、それにちょっと混ざってみようかと思います。

まあ表向きはそうで、裏向きはカングーに乗って長距離走りたいだけなんですが(^^ゞ

と言う事で信州に参ります。久しぶりに。旨い山の幸と海の幸を・・・食べれるかな?

一応テントも用意しますが、松本市内ってキャンプ出来るところ無いんですよね。
昔女鳥羽川でしようと思って出来なくて薄川沿いでやってエライ目に会ったことがありました。
ので、よっぽどの事がない限りテント泊はしないでホテルか車中泊でしょう。奥さん連れなのに(^^ゞ

ホテルあるかなぁ(゚-゚*;) オロオロ(;*゚-゚)
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by zukunashi | 2008-10-27 17:54 | クルマ・バイク
ツーリング 銚子日帰り ぐったり _| ̄|○モウダメポ・・・その3
で、腹を満たした一行はそのままバイクで仲ノ町駅へ。外まであふれているぬれ煎餅のダンボールをかき分け改札へ。改札から入場すると目の前にデキちゃんがいました。(リンク先チョッと重いです)
一応この間の写真はそのデキちゃんです。正式にはデキ3と言う名前の電気機関車です。一人しか乗れない車体ですが、そのぶん愛嬌があっていいですね。
a0008523_2251166.jpg
ボケボケの携帯電話カメラからの画像だったんで、もっとシャープな画像をどうぞ。

で、仲ノ町駅から銚子電鉄に乗って終点まで行き折り返して犬吠迄。チケットは弧廻手形という一日乗車券です。仲ノ町から終点外川までは桃太郎電鉄の車両と普通の車両の2両編成。桃太郎電鉄車両に乗りましたが中は当然桃鉄の広告だらけ。それにしても休日とはいえ車両の混み様は尋常じゃありません。何で休みの日にまでこんな混んだ電車に・・・鉄道マニアではない以上仕方がないですよね。のんびり20分ほどかけて終点まで。そこから乗り換えて犬吠駅。ここには大きな駅舎と売店があり、どうも観光駅として売り出していたようなんですが、駅舎の壁にはってある陶器の壁板ははがれ、外見はメタメタです。まあそれを直す財力も無いと言う所なんでしょう。外では銚子電鉄サポーターズの募集をしていました。また車両を使ったカフェなどもあります。ここではお買い物休憩。ぬれ煎餅買ってつくだ煮買ってお酒買って他にもお菓子買って・・・。バーゲン会場みたいに買ってますけど・・・(^_^;)

これで大体望みは果たしたようで、仲ノ町までまた乗ってバイクで帰りました。

行きはそれでもあまり混んでいなかったんですが、帰りは道も混んで行きより1時間ほど余分にかかってしまいましたね。お尻も肩も足も筋肉痛間違いなし。久しぶりで歳を痛感した次第。

お土産写真としてabsinth先生へ。題して「灯台キャベツ」
a0008523_2462652.jpg

見るだけですが・・・そして悩んだ末にこの記事にトラックバック。

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by zukunashi | 2007-05-04 03:09 |
ツーリング 銚子日帰り ぐったり _| ̄|○モウダメポ・・・その2
到着してまずしたのは銚子駅で作戦会議です。

時間が時間なのでまず食事。色々奥様は調べていました。三つぐらい店があってよしわら食堂・島武・あしか寿司等がピックアップされています。一応バイクでツーッと行っちゃって、その後電車に乗ると言う大雑把なプラン。とはいえ、まずは腹ごしらえであしか寿司に決定。

お昼少し前にあしか寿司へ。入った時は全然お客さんがおらず、「いいですか?」とか聞いてしまいました。

Webサイトのイラストどおりの巨漢の大将と細くて小さな奥様が板の前で仕込みをされている途中でした。その大将も奥様も気さくに
「どうぞどうぞカウンターでもどちらでも」と勧めていただき、カウンターへ。
奥様はその日までの銚子寿司祭り。私は地魚にぎり。ほいほいと二人前を目の前で作って出していただきました。途中で奥からお母さんがお吸い物を。家族経営って言う感じがひしひし。
またここの大将は気さくによく話をしてくれます。握り寿司のネタの解説から始まり
ちなみに 真鯛、鯛の昆布締め、金目鯛、マグロ(赤身)、ボタン海老、ヤリイカ、蛸、秋刀魚押し寿司、そして伊達巻 でした
次いで伊達巻の由来。金目鯛の北限がここ銚子あたりで、ボタン海老の南限がやっぱり銚子あたりで、何百種類と魚が水揚げされる、ナドナド。
薀蓄系の話でうんざりする場合もありますが、あしか寿司の大将はMCもなかなかお上手で面白かったですし、寿司も旨かった・・・と思って回りを見回すと、どんどんどんどん人が入ってきます。私たち2人しかいなかったカウンターもカップルと一人客が来て、後ろの小上がりも二家族。奥の座敷も二家族。いつの間にか満席です。そんな状態の中で最後の伊達巻(プリンのように滑らかで甘い!)を食べ、ああ美味しかった・・・・と思っている奥様と私の目にチョッと引っかかるメニュー・・・ブドウエビ?!
帰ってきてからブドウエビってなに?と思って色々調べてみると相模湾から東シナ海にいる「ブドウエビ」と銚子当たりから北海道までにいる「ヒゴロモエビ」というのがいるらしい。どうも私たちが引っかかったのはこちらの「ヒゴロモエビ」。市場でやり取りされるときは「ブドウエビ」と言う通称で呼ばれるらしいです。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑より

色の感じも「ヒゴロモエビ」のリンク先とそっくりです。
「すみませんブドウエビ下さい」
「何個いきましょう」
「2個で」
「チョッと待っていただけますか」
「ええ、いいですよ。待ってます。」
と言うような会話があり待つことしばし。
出てまいりました「ブドウエビ
ボタンエビより一回り大きくて甘エビよりねっとり甘い。いや旨かったです。滅多に無い美味しいエビありがとうございます。お会計もいい値段でしたが満腹満足でした。

つづく・・・・・・・・・・・・ハズ
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by zukunashi | 2007-05-02 00:40 |
ツーリング 銚子日帰り ぐったり _| ̄|○モウダメポ・・・その1
タイトルがおかしいのはまだ体が本調子じゃないから・・・。

前々から奥様よりリクエストで銚子電鉄に行きたいと言われておりまして、ゴールデンウィークに引篭もってパソコンばかりじゃダメだろうと言う事で行ってまいりました千葉県銚子市。

と、その前に銚子電鉄とは・・・あのニュースが発端で、全国より「ぬれ煎餅」の注文が殺到しているあの銚子電鉄です。銚子電鉄を救え wiki電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。銚子電鉄緊急応援Wikiなどに現在の状態などが出てきます。
電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。銚子電鉄緊急応援Wiki今回のできごとの背景と言う所を読むと、何ゆえこんな状態になったかと言う原因がおぼろげながら分かります。

さて、そんな面倒は止めにしてとっとと走り出そうぜー。と弾けてみます。久しぶりの長距離250kmから300kmは走るのではないでしょうか。(20代:一日の走行距離500kmは短距離。今:100km以上は長距離)チョッとウキウキしています。

わざわざラリーマップ形式で地図をプリントして持って行きますが、これが最後まであだになりました。
荷物はちょっとした防寒ともしかしたらの風呂道具。どうせぬれ煎餅を沢山買うんだろうと思い荷物は少なめに。4月30日朝8時頃にレッツゴー出発です。

前半は調子よく行きました。プリントした地図もここまでは見やすく何とかなっていたのですが、成田空港そばを通るはずのあたりからおかしくなります。どうも曲がる道を見落としてまっすぐ51号線を北に向かってしまったようです。利根川の手前で右に折れ東南東に進み何とか午前中に銚子に到着しました。
やっぱりカラーでプリントしておけばよかった。
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by zukunashi | 2007-05-01 22:53 |
1勝1敗1引き分け 1不戦敗・・・番外編
松本観光案内にも乗っていないし、穴場としても使えない情報がほんの少しだけしないのにお送りする信州ツーリング番外編。

信州といえば、山、川、温泉、蕎麦。でも、そんな所に今回は一つも行っていない・・・事もないです。

松本の奥座敷、温泉地として有名な浅間温泉。大きなホテルは無く、小さな旅館やホテルが沢山立ち並ぶ松本屈指の湯治場です。そういう旅館に入りに行く事も出来ますが、銭湯のように入れる地元の人用温泉を一つだけ御紹介します。

a0008523_23164750.jpg仙気の湯という温泉です。私が大学生だった時はもっと小さくてもっと汚かったのですが、いまはきれいになっていました。それも外側だけじゃなく中もキレイになっています。今は番台があってちゃんと係りの人がいます。入り口には自動券売機があって、取りっぱぐれない用になっています。昔は木の箱があるだけで金の無い時は(いつも無かったんですが)こっそり入ったりもしました。
a0008523_23344591.jpg
泉質とかは知りません。別にそんなに臭いもないし、ぬるぬるしないし、でも湯ノ花はゆらゆら漂っている事があります。普通の銭湯みたいに入っていました。さっきのリンクを見ると、同じく貧乏学生御用達だった昭和の湯と合併しちゃったそうだ。もう一戸あったはずだと探しても無いわけだ。
昔は金が無くてみすぼらしかったのに、今は新築してもらってきれいになった仙気の湯と私には何か共通点があるような気がした。

サテお次は結構好きだった道。というか好きだった道がやっぱり様変わりしてキレイになっては知りやすくなっていました。これはバイパスとしても使えるかもしれないです。
その道の正式名称は県道松本塩尻線。松商学園そばから始まって、山添をぐるりと回って行く以外と景色のいい道です。その為にちょっと飛ばす車とかもいますが、あまり交通量が多い道路でもないので人よりむしろタヌキとかに注意した方が良いかもしれません。
ずーっと走っていくと牛伏寺という名所のそばを通りそのまま塩尻市街地に近づいていきます。そしてそのうち国道20号線に接続する事になります。

そのまままっすぐ東京に向かうと三つのアルコール名所を通過する事になります。

まず諏訪湖畔、私の大好きな日本酒「真澄」の蔵元宮坂醸造株式会社があります。真澄は一番好きな日本酒で、自分の結婚の引き出物にも使わせてもらいました。

a0008523_01421.jpgそのままずーっと走っていくと長野県の次は山梨県。山梨県の酒といえば二つ。
一つはサントリー白州蒸留所ですね。おいしいお水を飲みたいなと思ったんですが、外をぐるっと見て入らずに帰ってきました。二日酔いだったからでしょうね。惜しい事をした。

そして八ヶ岳の麓を過ぎてもっと甲府に近くなるとワインで有名な勝沼です。ここは32社もワイナリーがあり、実は奥様との初ツーリング先が勝沼でした。当然ワイン目当てでした。
今回も国道20号線を走っていると、まだ夏だというのに、勝沼に差し掛かると甘いブドウの香りがします。ブドウ以外にも桃の産地でもあるのですが、勝沼といえばやはりブドウでしょう。というかそれで造られるワインでしょう。
でも今回はここを通過する時にもう夕方で、体も疲れていたし早く帰りたかったので、一旦止まってお土産・・・という選択肢はありませんでした。
そこがまだノンベエになりきれない弱さというか真人間の証ですね。

国道20号線は実はアルコール街道だったということが良く分かります。

飲酒運転はもちろんダメですが、全部一通りお土産を買ってきたかった。
二日酔いさえなければなぁ・・・・・・(T^T)グッスン

何か為になりましたぁ?

もし為ったとしたら、貴方は錬金術師のように下らない金属も金に換えてしまうようなすばらしい情報リテラシーの持ち主かもしれません。

為に為らないのが普通なのでガッカリしてくださいね。(*^_^*)ニッコリ
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by zukunashi | 2006-09-15 00:46 |
1勝1敗1引き分け 1不戦敗・・・サヨナラ松本
後ろに載せた大荷物にはもしもの時の為にテントも持ってきていた。
今日はどうしよう。・・・(8月19日の話です。誤解無きよう)

まだちょっと頭が痛いけれどマズきゃんぱす向かいます。信州大学のキャンパス内にバイクを停めてバイクを降りるとまた頭がずきずきと痛み出します。ウ~カレー食うのは無理くさいなぁ。喫茶もあるだろうからなんか飲んでおこう。

ログハウス風の階段を登り中に入るといすの配置とか昔のまま。カウンターが4から5脚でテーブルが4つ。昔と違って奥にはパソコンがあった。白い壁にプロジェクターが『スクールオブロック』を映写している。ちょうどジャックブラックが贋教師だと分かって、それでも教え子達がコンテストに出る盛り上がる所をやっていた。私はピンクグレープフルーツのジュースを頼んで、がらがらのテーブル席でボーっと映画を見ていた。
ロックか、ロック・・・いいな。また演奏したい。もう一度学生の時のバンドメンバーでやりたいなぁ。でも映画に演っている子の方がオレよりうまいなぁ。

映画は終わり、頭痛は終わらなかった。カレー食いたかったけどやめよう。
それより気になるのは、店の人は責任者風の若い男性と、もろバイトの女の子。責任者風の男も20代後半からもしかしたら30代。ちょっと聞きにくい状況だ。だけどそれを聞かないと来た意味が・・・無い!
お勘定を払う為にレジに立つ。会計をしているバイト風の女の子に聞いてみる事にした。
「あの、ここ、前喫茶店だったと思うんですが、その時ご夫婦でやってたと思うんですが。」
「あ、たしかそうでしたっけマスター」
「そうですね、確か旦那さんの方が無くなって、奥さんの方はときたま来られますよ。」
「そうですか、ありがとうございます。」

は~~~~っ。そうだよね、15年経ったんだもんね。亡くなってたんだマスター。ゴメンナサイね、そんな事も知らなくて今頃来ちゃって。そうだったんだ。亡くなったのか。

あー、何か負けた感じがする。もっと早く来ていればよかった。亡くなる前に会いたかったなぁ。

チクショウ。

帰るか、そうしよう。時間が経ちすぎていたんだ。いまさら昔の感傷に浸ろうなんて虫が良すぎる。ここは私の思い出の街だけど・・・・・・。

・・・・・・一時間ほど停滞。頭痛もするし力も出ない。ぐったり横になっていた。・・・・・・

一応もう一軒、以前住んでいたアパートの跡地に行って大家さんに挨拶していこう。それに最後の望みを託し、オートバイにまたがることにする。走っていくと次々に思い出すきゃんぱすでのガールフレンドと待ち合わせたり、クリスマスを祝っていろいろな曲を流して夜中まで踊ったり。やばいなぁ、感傷的になっている。

松本で最後に住んでいたアパートは、筑摩神社のそばにある静かな所だ。オートバイを近くに置いて歩いていく。昨日のよる一度通っているから既に知っているが、住んでいたアパートはキレイな一戸建てに変わっている。
さっきの事があるので躊躇してしまう。大屋さんの家の前でちょっと悩む。まあ当たって砕けるか。

「ごめんください」
・・・奥から人が来る気配がある。
「どうぞ・・・」
と、小さな声が聞こえなので、引き戸をがらりと開ける。
大屋さんの奥さんが15年経った姿でまだ元気にそこに立っていらっしゃった。心の中でホッと胸を撫で下ろす。
「以前ここに住んでいたずくなしという者なんですが、旅行中ちょっと懐かしくて立ち寄ってみたんですが・・・」
「ああ、そうなんですか、今はそこに孫の家を建ててね、もう無いんですよ。」
「そうですね、キレイな立派な家が建ってますね」
「ずくないさん?」
「イエずくなしです」
「そう、ごめんなさいね、私も年を取っちゃってもう覚えていないのよ。ほんとすみませんね」
「イエ、いいんです、突然来てすみません。失礼します」

いろいろ良くしてもらったような気がするけれど、大屋さんは私を覚えていなかった。ちょっと脱力。ふーん、でも仕方が無い。音信不通だったのは私の責任だし。

ここでは猫を二匹飼っていた。1匹は飼い出して2年で病気で死んでしまった。元気な時は大屋さんの飼い猫を配下に置いた界隈のボス猫だった。まあ窓ワクで懸垂させたり壁に投げつけて三角飛びさせたりと、かなり無茶な事をしたせいで強い猫になっちゃったのに、病気であっという間に死んでしまった。
今でも思い出すのは死ぬ直前、ちょっと元気が無いなと思っていたが、私が寝ようとしたら私のふとんに来て急におしっこをもらした。今までそんな事無かったので、びっくりして放り投げたら、着地した座布団の上でパタリと倒れた。その倒れ方があまりにも儚い感じだったので、病気を直感した。案の定倒れこんだ座布団からは既に一歩も立ち上がれない有様だった。その前には下でちょっとご飯を食べて階段を上ってきたのに。それが精一杯だったんだ。彼の体が冷えないようにタオルをかける。息はハアハアと荒いが目はしっかり見開いて私を見ていた。私は彼の横で毛布に包まって寝た。
翌朝、まだ彼は大丈夫だったがやっぱり立ち上がれそうに無かった。タオルで巻いて抱き上げて、行きつけの獣医さんに持ち込む。原因不明だが、血が薄いという。血液検査のために採血した血を光に透かして見せてくれた。それはキレイで鮮やかなピンクだった。
「本当なら光が透けないぐらい赤いんですよ」
それから2日で彼は亡くなった。

彼の亡骸は住んでいたアパートの部屋にあった猫の額ほどの庭に埋葬した。きっと新築する時に出て来てびっくりしたのではないだろうか。

筑摩神社に止めてあったバイクに乗る。サヨナラ松本。また来るけどね。今度は身内のような顔をしないで、旅行者か観光客のような顔で来るよ。そっぽを向いていたのは俺の方なんだからいまさら身内面しても迷惑だろう。


a0008523_1284549.jpg帰る前に好きだった筑摩神社の森を写真に撮った。



これにて松本ツーリング全巻の終わり・・・<(_ _)>


あとがき
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by zukunashi | 2006-09-14 01:48 |
1勝1敗1引き分け 1不戦敗 松本への旅・・・松本の夜
土日は別記事のアップになりちょっと間が空いちゃいました。

松本の夜の話は『アズミノトライアングル』に戻るところから始まります。

戻る途中で500ccのビールを4本買って一応土産にします。泊めて欲しいという図々しい申し出をするのですからそれぐらいは必要でしょう。
ビールを持ってさっきも迎えてくれた店の二階に上がります。ドアをゲンコツでコンコンとノックすると、既に常連さんが一人中にいました。たぶん以前松本にいる時に会っているのですが、私も相手の人も互いを覚えていません。15年近く経っているんですから仕方がないということで特に気にすることなく何やかんやと話しています。まあ主にバイクの事と、友達の事なんですが。
一本目のビールを飲んで、松本の夜の店の話になってきます。『アズミノトライアングル』のマスターがヤクザとケンカした話の流れなんですが (^^;ゞ
何とか組と手打ちになった話とかを酔いながら(オートバイで一日走ったら500一本で酔います)松本市の危ないお店の話になったような気がします・・・。ていうか私も以前は10年ほどいたので、うすうす知っているのですが、でもヤの付く自由業の方の名刺をもらうような話を聞きながらだと、スリル満点です。
「じゃあ行くか」
「どこへ?」
「久しぶりの松本なんだからzukunashi君に裏を見せてあげなきゃ」
そんな事希望してませんが・・・
「じゃあどれぐらい金持って行けば・・・」
「4000円ぐらいでいいよ、金がかからないようにするから」
正常な思考が麻痺してますね。疲れとアルコールって怖い!というのが教訓なのですが、この時点では子カルガモ状態で、付いて行くことしか頭の中にはありません。
財布に在るだけの千円札をポケットに入れて、ふらふらと立ち上がります。ウーン眠いような気もする。

マスターの後を付いて行くとなぜかコンビニに入っていく。そしてアイスキャンディーを沢山買っている。
「何でそんなに買うんですか?」
「これは女の子達にあげるんだ」
まめだなぁ。何で嫁さんいないんだろう。・・・貧乏だからか?
コンビニを出てふらふらと後を付いて行くとやや見慣れた場所に着いた。松本で唯一風俗街に・・・なるはずだった界隈。建設されたけど一回も営業していない「トルコ」という看板が付いたビルがあるそばだ。だいたいその看板がかかっていることが時代を感じさせる。そしてその傍には雑居ビルに飲み屋が沢山入っている。日本人の飲み屋はほぼ皆無。だいたいフィリピンや韓国、朝鮮、中国と外国人街と化している。
しかしマスターの言う事には、再開発でそのうちここもきれいになるだろうという事だ。
結構危ない街で、大学の時の知り合いの友達がここで偉く怖い目に合った話や、バイト先の社長と呑みに行って、えらく羽振り良く遊ばせてもらったのを覚えているがその頃からあまり変わっていない。ビルは新築のきれいなビルもあったような気がするが・・・
という事で2から3軒ぐらい梯子したようなのに、最初の1軒も良く覚えていない。でも3件ぐらい行ったのにもかかわらず4千円しか減っていなかった。マスターだってお金持っていなかったはずなのにどうしたんだろう??

ていうかどうやって帰ってきたのかも分からずソファーで寝てた。
朝起きたとたんトイレできれいに胃の中の物を洗浄して、そのままもう一回ソファーに倒れこんだ。しばらくしてマスターが起きてきて、昨日の顛末を少し話してくれた。

「最後に行ったお店でさ、そこの大ばばさんと飲んでたのさ、覚えてる」
「何かかすかに・・・」
「で、帰ろうとした所で店の人がもっと金が欲しいって言い出したんだよ。」
「うんうん、あっ・・・・頭イテー」
「で、顔役の大ばばさんが怒り出しちゃって、『こんな店潰す』って騒ぎになっちゃってさぁ」
といいながらお水を渡してくれた。
「結局それをなだめるからzukunashi君は先帰って、って言ったんだよ」
「ふーん。」
「覚えてないでしょう」
「ぜんぜん」
「でさ、」
バナナを一房剥くとそれも渡してくれたが、ちょっと食べられそうに無いなぁ。
「ここに戻ってきても居ないんさ。途中の変な店に引きずり込まれたかと思って自転車で一回来た道を戻ったんだよ。」
「すんません、ご迷惑をおかけして」
「でもそっからおかしいのが、どっこの店にも居ないしおかしいなと思って帰ってきたら、ここで寝てたよ。」

ん?ああ何か思い出してきた!そういえば一人でとぼとぼ田川沿いを歩いていた記憶がほんのちょっとある。そういうことだったのか。ていうか帰巣本能?渡り鳥になれるかな。

「今日はどうするの」
「適当に走ってます。でもその前に二日酔いをどうにかしたい。」

結局10時過ぎまでグダグダとアズミノトライアングルに居た。

to be Continue
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by zukunashi | 2006-09-12 00:03 |
1勝1敗1引き分け 1不戦敗 松本への旅・・・松本の探索
松本についてから、[アズミノトライアングル]に寄って話をしていた時間が結構長かったようで、オートバイに跨り走り出したときには、夕暮れをすぎて夜になっていた。まず渚の交差点から松本中心部方面に曲がり、そのままJRの高架をくぐると中央一丁目の交差点を左に曲がりそのまま蟻ケ崎の坂を上る。
松本は周りが山で囲まれているので普段でも日が落ちるのが早い。蟻ケ崎の坂は登りきるとゆっくり右に曲がっていく。そのカーブの内側には汚いアパートが建っていて、そこだけ荒んだ空気を醸し出しているが、実は信州大学の教養学部生(一年生)用のこまくさ寮という学生寮なのだ。リンク先を見てもらうと分るとおり趣のある建物である・・・かもしれないですが、部屋の中は・・・あれですよあれ。九龍城みたいな部屋もあります。でもあんな汚い寮でも意外とカップルが出来たりもします。まあ、順応性のある生物なのですよ、人間は。

右に曲がりきって真っ直ぐ走ると程なく大学の北側にある美須々の交差点に出ます。左に行くと四賀村に行ってしまいます。真っ直ぐは浅間温泉で右に曲がると大学に行きます。右に曲がって直ぐ行くと、すぐ左側に美須々高校があり、その先には信州大学の旭町キャンパスになります。
そのまま大学横の道を今度は下っていくと正門前に昔行きつけだった喫茶店があるはずです。と思っていたらカレー屋さんになっていました。名前は昔と同じ[キャンパス]のままでした。しかし既に閉店中らしくシャッターが半分ほど閉まっています。
 大学の時ここは年の離れた老夫婦が経営する普通の喫茶店で、サイフォンでUCCコーヒーを出してくれました。そこの奥様は旦那様より10歳以上若くまだ40代だったと思うのですが、とてもそう見えないスレンダーで若い方でした。旦那様もすらりと背が高いのですが、一応年相応なので、奥様との見た目の差は開くばかりで「親子ですか?」と間違えられる事もありました。
 私は[キャンパス]に行くともっぱら旦那様の方と下手な将棋をよく指しました。だいたい3回に1回か4回に1回位しか勝てた覚えはありませんでした。そしてコーヒーを飲み、友達といろいろここで話しました。
あれから15年ほど経っているのですから、変わっているのも仕方がないでしょう。あす、お昼にもう一回行ってみようと思います。

という事で、そのまま先に進みまっすぐ駅前大通にぶつかるまで行くと、駅前大通を左に曲がりあがたの森公園の方に進みます。あがたの森公園の入り口までその道を進むと、入り口の手前で右に曲がりそのまま川のほうに進みます。そのまま川を渡って筑摩神社を右に曲がると、そこは松本最後に住んだアパートがあるはずでした。
ここだぁ!と思ってみてみると、私の住んでいた古ぼけたアパートは影も形もなく、きれいな家が建っていました。大屋さんのお宅の敷地内にあったアパートだったので、ご家族のおうちでも立てたのでしょう。既にもうあたりは真っ暗なので、確認しただけで通り過ぎる事にします。後いくつかいきたいところもありますが、松本の夜は早いのでやめておくことにします。

で、今日寝る所ですが、面倒なので「アズミノトライアングル」に泊めてもらう事にします。まあそれが楽しい夜になるとは知らなかったのですが、ここまでにしておきます。

to be continue…
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by zukunashi | 2006-09-01 13:10 |
1勝1敗1引き分け 1不戦敗 松本への旅・・・松本到着
中央自動車道を走るのは飛ぶように風景が過ぎ去っていくのが楽しい事は楽しいが、味気無い旅ともいえる。どちらかというと飛ばさないでのんびり・・・という走り方なので高速道路では基本的にどんどん抜かされます。80キロも結構早い方だと思うんですけどね。

高速道路でイヤなのは抜かすのが下手な人。こちらは走行車線の真ん中よりチョイと左寄りを走っているからといって、同じ走行車線を走ったまま抜かすのだけは止めて欲しい。
というのも、高速道路のオートバイは何が弱いかといえば、雨と暗闇と風。急に夜になって暴風雨になったら路肩にバイクを止めて避難する事も出来ないので非常に怖いです。で、車の人は気が付かないですが、高速道路で車の走った後は結構風が渦を巻いています。車種にもよりますけどね。ワゴンタイプは厳しいですね。軽でも同じです。で、すぐ横を100キロ以上で抜かされると風でふらついたりしちゃうことがあります(ほんとマジで!!)大体抜かす時にそんな近くを通ってちょっとふらついたら接触しちゃうだろうこのバカ野郎がっ!!・・・・と思っています、これもほんとマジで。

それとこれは高速道路を作って保守している所に言いたいのですが、というのも路面がかなり怖い所があります。いえ、確かに一般道でもありますよ。デモネ、高速道路でコケればまあかなりの確立で彼の世行きです。逝った先で釈由美子のような綺麗なオネイサンに「お行きなさい!」とか言われたら・・・それでも全然嬉しくはないですけどね。という事で一般道よりかなり厳しく舗装しておいていただきたいです。特にあるトンネルでは途中のコンクリ舗装に縦線が掘られていて、タイヤが取られそうで、ムチャクチャ怖かったです。真っ暗なトンネルでこければ、普通の道路の何十倍も致死率は高いでしょうね。大体車運転している人はそんなにしっかり前見てませんからね。車以外走ってないと思い込んでますから。
という事で道路に縦線掘るのは勘弁してください。それにタイヤ取られて死んだら道路作った奴を呪っちゃいますよ。マジで。

a0008523_17515995.jpgという事でロクなことが無い高速道路を抜けたのが6時少し前でした。まあ予定に強引に合わせました。

まだ夕暮れ前ちょっと空は明るくて、15年前にはここに一生いるのではないかというぐらい大好きだった街・・・松本。実際は塩尻から松本に向かう国道19号線を走っていたのですが、高速道路が出来たせいでしょうか。国道沿いに立っている店がずいぶん真新しく、しかも隙間無く建っています。あれ?栄えているの、松本?(ずいぶんな感想だなヲイ)
あの古ぼけた長屋みたいな飲食店知ってる、とか何かあのパチンコ屋きれいになっているとか、こんな所に本屋あったっけ?あれゲーセンあったよねココ。見たいに本とおのぼりさんがキョロキョロしている感じでバイクを運転しています。あぶないったらありゃしない・・・。

a0008523_2329691.jpgで、最初の関門・・・じゃなくて最初の思い出をはっけーん!!
確か大学の頃はもうちょっときれいだったバイク屋
「アズミノトライアングル」
です。
今ではほとんど死滅したといわれる「オフロード専門バイクショップ」です。まだ営業っているのを見た瞬間、「ウワッ、まだやってた。」と思いっきりひどい言葉を浴びせてしまいました、すみません。
という事でお客様扱いで店の二階に上げてもらえました。いろいろ話を聞くと、時計売ったりいろいろな物に手を出して何とかがんばっているということ。今オフロードの人気は?と聞いた所、面白い話をしてくれました。

夏にいろいろなコースで大会があるのですが、そういうところに出てくるライダーのほとんどが30代や40代で、たまにチョロット20代も混じっているそうです。10代は全滅。で、表彰台に載るのも30代や40代の人ばかりで、若い世代がぜんぜんオフロードバイクに乗らないそうです。

確かに今街中で見るオフロードバイクのほとんどがタイヤをオンロード用に換えていますし、似てるなと思ってよく見ると、フラットトラッカーのFTRとかTWだったり。それに純粋なオフロードの新設計モデルを、今はどのメーカーも出ていないという話を聞いてちょっとめげました。実際日本の4メーカーのホームページを見ると(ホンダヤマハスズキカワサキ)2,3車種しかありません。しかも全て昔のモデルを焼きなおしているだけ・・・
それに比べてビックスクーターの車種の多い事多い事。

オフロードバイクの先行きはくらいなー。ちなみにデュアルパーパスというのはオフロードバイクのことです。と、ひとしきり話をして、いったんお店を出て街中を一周してみることにしました。泊まる所が無かったら戻っといでという言葉を信じてレッツゴーです。

to be continue…
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by zukunashi | 2006-08-31 21:54 |
1勝1敗1引き分け 1不戦敗 松本への旅・・・甲州街道
8月25日の金曜日は夏休み中に溜まった仕事で押しつぶされていた。
でも8月17日の木曜日はまだ夏休みだった。

そして次の8月18日、私はふと思い立って(本当は一ヶ月ぐらい前から行けたら良いなぁと思っていたけど)ツーリングに出かけた。
a0008523_12154984.jpg行き先は中央アルプスの麓、信州は松本平。そう、知る人ぞ知るzukunashiの母校シンダイ(同じ呼び名で新潟大学、神戸大学、神奈川大学も呼ぶけど・・・)に行こう!つらい思い出ばかりだけれど・・・。

ツーリングは大学の時は、夏の年中行事だった。大学二年目の夏から毎年北海道にツーリングに行っていた。長い時は1ヶ月、短くても2週間。何よりもオートバイで走るのは好きだ。早く走る事は出来ないけれど、ゆっくり長く走っている事は何とかできた。だから今まで乗ってきたオートバイはみんな速く走るのではなくゆっくり走るのばかりだ。
GPz250 XL250S XL125R改 SR400 そして今回乗ったNZ250
という事で、今回も東京─松本をのんびり行く事にしました。


<甲州街道>a0008523_23174499.jpg
大雑把に国道20号線(甲州街道)を走り、時間短縮をするなら中央自動車道を走り松本に夕方には着こうという計画で、昼の12時から走り出した。だいたい普通ツーリングは朝から走る物だが、洗濯物がまだ残っていたので、洗濯をしてから出発した為に昼出発になったのだ。ちなみに今回はうちの奥様は残念ながら不参加。私だけ夏休み継続中だったからソロツーリングなのだ。

走り出してしばらくすると甲州街道に入る。
東京に出てきたばかりの頃は三鷹に住んでいたので、甲州街道は良く使った道だ。そして都内にある道の中で夏の甲州街道が一番好きだ。なぜなら道路の両脇にしっかり並木が植えられ木陰がオートバイに優しいのだ。
ちょうど季節は7月から8月の盛夏の頃、甲州街道の並木の下を走ると木々から水のシャワーを浴びているようにとても涼しい。どんなに日差しが強い真夏の昼間でも、甲州街道なら涼しく走れるから好きだ。
そしてその涼しい街道は本格的に山に入る頃まで何とか繋がっている。クーラーのないオートバイにとって木陰がいっぱいある甲州街道は本当に走りやすい道の一つだと思う。

そして道は高尾山から山へと入っていく。いっぱいでもないがそこそこ荷物を載せた私のオートバイは、中部山岳地帯に向けて坂をヨチヨチ上っていく。腕のないライダーはかっこよくコーナーを攻める事も出来ず、後ろの車に時々あおられながらのんびり走ることになる。

途中の上野原あたりでうどんを食して、おなかいっぱいになったが時間も結構押していた。夕方に着く筈がこのまま行けば夜中になってしまう予感がしてきた。どうしようかな。出来れば高速道路などという移動するだけの道は使いたくないのだけれど、早く着きたいのも事実。と思いながらやっぱりよたよた走っていた。

しばらくすると後ろに大きなバイクが付いてくるのに気が付いた。たぶん風防の大きさからBMWの何かだろうと思う。
ところでBMWは自動車以上にオートバイの世界では有名なメーカーだ。昔学生の頃、バイク好きの仲間と乗ったことがないくせに、高級オートバイの乗り心地とか話していた。その中の一人が
「BMWの風防は時速60キロで走っていると雨が体に当たらないように設計されているんだって。」
というトリビアを披露した。本当にそうなのか未だに知らないの。

サテそのBMWのライダーは信号で私の横に止まった。
「どっか行かれるんですか」
と気さくに話しかけてくれた。
「ええ、松本まで」
ニコニコと笑いながら彼はヘルメットのバイザーを下ろした。そして信号が青になって二台とも走り出した。
そのまま特に信号もなくずっと走っていたが、BMWは地元のライダーだったようでいつの間にかどこかに消えていた。
こういう一瞬の邂逅が堪らなく楽しいオートバイの旅だが、結局大月インターから中央自動車道に乗ることにした。

to be continue…
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by zukunashi | 2006-08-31 00:18 |