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久々に映画の日 「ヒューゴの不思議な発明」
本当に久しぶりに映画の日に映画を見に行って来ました。
ほんと、たまたまお休みになったので、今回は奥様推薦『ヒューゴの不思議な発明』 海外サイト 原作者サイトを観に行って参りました。

で、ざっくりとした感想。
イケますね。映画を見て「ほーぉ、そんな歴史が・・・」と感心して、家に帰って調べてみると、実在の人だったと分かりもう一度感心しました。映画の筋は上記のリンクをご参照いただくとして、一体誰が実在していたのかは、映画を見て、そして英語のwikiなども確認すると宜しいかと思います。

スターウォーズを見てSFXの魔力に囚われた映画ファンですが、あまり3D映画は好きじゃありません。その昔紙で出来た変なメガネで鑑賞した「JAWS3」があまりにも3Dを気にし過ぎて、画面からツンツンつつかれる映像が多いし、最後にジョーズが爆破されるシーンでも、いかにも作り物な破片がこちらに向けてばら撒かれるというありきたりな演出にげんなりした覚えがあったからです。
しかし今回の映画は2Dと3Dを選べて、3Dのほうがちょっと高い。たぶん今までなら2Dを選んでいたと思いますが、奥様のおすすめもあって3Dを選びました。

正直な話、3Dでなければいけないシーンはさほどなかったかと思います。それでも、確かに3Dで見たほうが良かったです。その場に居るような臨場感を得ました。

見ていない映画ですが「ALWAYS」も3Dで撮ってみたらどうでしょうかね?

最後にCASTについてですが、主役の少年少女は魅力的で、映画にマッチしていました。イザベルはステレオタイプな文学少女っぷりがちょっとイタかったですが、まだせいぜい10代になったばかりのヒューゴの人生転落っぷりも併せて、リアルでした。脇もベン・キングズレー、サシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リー、など豪華かつ重厚。

SFXを期待して見に行ってもそれなりに、映画が好きな人は当たり前に、パリが好きな人は(´-`).。oO(イマイチかも・・・)

とはいえ、今年の初映画は面白かったです。
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by zukunashi | 2012-03-02 00:20 | 映画・演劇・音楽 | Comments(2)
十一ぴきのネコ 井上ひさし 長塚圭史 紀伊國屋サザンシアター
十一ぴきのネコをみてきました。

元々アンダーグラウンド演劇から芝居の世界に入り(うちの姉の影響である)新劇や大衆演劇もチョット覗いてみたこともありましたが、ほとんど小劇場、アングラ芝居ばかり観てきました。ですが2012年芝居はじめにうちの奥様が一念発起して高いチケットを取ってくれた芝居が『十一ぴきのネコ』だったのです。
実は初井上ひさし、こまつ座です。
かつては全く興味がない芝居でした。好きとか嫌いではなく、無視していた芝居でした。
年を取ったんでしょうか(笑)まあでも芝居なら何でも好きになって来ましたよ。でも見て面白いかどうかは別ですけれどもね。(ン年前の朗読劇とかは今見てもダメだろうなぁと思いますけどね)

という事で、いそいそと久々の新宿へと参りました。

以下ネタバレもありますので、これから観に行く方はご注意下さい。

まず、サザンシアターでかいっす(笑)そして17番目でしたが、比較的見やすくできていました。
舞台も心持ちせきがわに傾いていて、見やすい舞台になっていましたし、大道具がほぼ無く、下手ソデにピアノが置いてあるだけで、とてもシンプルな舞台でした。

ライトも動いている人をピンで抜くような灯りもありましたが、オーソドックスな構成で見やすかったです。

そしてお芝居ですが、会場前から出演者が客席にウロウロ現れて、お客様とふざけ合う光景がそこかしこで見られ、特にお子様はよくいじられていましたね。場内案内のこまつ座のハッピをきたお姉さんもいじられてました。そんな緩い雰囲気で始まりましたが、台本が古いせいもあって、のっけのシーンを見て、今の子供達に空き地に土管って、わかるのかな?といらぬお節介をしたくなりました。でも、のっけから楽しい演出になっていて、掴みはオーケーです。

このお芝居は全2幕。第1幕目はにゃん太郎と他の10ぴきのねこが出会って旅に出るまでの話。第2幕目は旅に出て大きな湖について大きな魚を捕まえようとする話です。
第1幕では希望を持って旅に出ようとするまでのにゃん太郎の孤軍奮闘がコミカルに演じられ、それ以外の10ぴきのねこが生きる希望を亡くしてもう死んでしまおうかと思っているところから、なんとか頑張って旅にでる気になるまでのあーだこーだすったもんだを、やっぱりコミカルに演じています。
話の中には死んでしまおうとするくだりなんかもあり、子供に大丈夫?と思う場面もありますが、陽気で前向きなにゃん太郎に引っ張られるように元気に出発します・・・その裏では老猫が自らの命をたってしまう寂しいエピソードもありますが。単に前向きで明るいだけじゃないです。一筋縄では行きません。

そして2幕目。旅の途中で案の定腹が減ってフラフラになり、人の畑のものを勝手に食べたり、空元気を出すためにいろいろにゃん太郎が手を変え品を変え皆の気分をノせます。そしてとうとう大きな湖に到着。大きな魚とご対面。今度は大きな魚を捉えるためにいろいろやって、とうとう捕え・・・あとは実際芝居を見てのお楽しみです。

さて、2幕の途中で何故野良猫になったのかが語られます。今回のお芝居は相当古い台本を使ったようで(あとで酒場で聞いた話しでは昭和50年代の初演の台本を使ったそうです)ベトナム戦争の話が出てきました。1幕の最初のシーンでも空き地に土管が置いてある舞台だったり、大きな魚を捕まえるために飛行機で特攻したり、地上のユートピアが出てきたりと時代が古いなぁと感じるシーンが結構出てきます。私の年ならそんなに違和感なく見ていましたが、小学生ぐらいだと、どう思ったんでしょう。意外とそのままサラリと流しているんじゃないかと思います。家に帰ってベトナム戦争をウィキペディアで調べている子がいるかも知れません。もしそうやって調べたら、今から3,40年昔に戻れば今と全く違う日本だった事に気がつくかもしれません。
それも芝居を見る楽しさの一つかもしれませんが、引っかかるものを感じます。やっぱり芝居なんだから、演技で勝負して欲しい、と。
でも実を言えば演技も素晴らしかった。舞台の端から端まで使って跳びまわり、走りまわり猫っぽくでも人間臭く、そしてチョットファンタジー。キャッツのような舞台とも違いますが、ある意味ちゃんとねこが主人公でした。そしてそのねこは飼い主だった人間の影響を受け、本当に人間臭いねこでした。そして、人間臭いねこばかりの中で、ただ一人・・・いや一匹”猫糞のにゃん十一“だけが普通の猫でした。飼い主とも適当に距離をおいてい他半野良だったねこ十一。うちのはメス猫ですが、喋れたらこんなふうかなと思いました。

この芝居は現代文明に対する風刺だとか、社会に対する鋭い警告だとかいろいろ考えさせられる事でしょう。
ですがこの芝居について、最初は動物農場を思い出しました。あそこまであからさまな風刺ではないと思いましたが、確かに風刺っぽく感じるところは多いですね。
しかし、最期のにゃん十一の生き様を見て、なぜか幕末太陽傳の居残り佐平次を思い出します。にゃん十一が歌いながら舞台を去っていった時に、この芝居の面白さを感じました。とは言えきっと独り合点ですけどね。

馬場のぼるさんの絵本もそれは面白いんですが、芝居になった時、こういうふうに出来る井上ひさしは、やっぱりすごい人だったんだと、やっと受け入れることが出来ました。

2012年芝居初めがこれだとすれば、今年の観劇のテーマは・・・食わず嫌い克服・・・かな?でも2月に寿歌が上演されるしなぁ・・・。
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by zukunashi | 2012-01-19 14:59 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
鴨川ホルモー
映画の日じゃないけど、うちの奥様の直々のご要望により『鴨川ホルモー』を見てきました。

粗筋?
いたって簡単。

女を挟んで二人の男が対決する話。主人公に惚れているメガネっ子(外すとカワイイ!)調子外れの親友、飄々とした先輩、そして訳の分からないホルモーちび達。

単純明快な体育会系お笑い青春映画でした。

ホルモーってナニ?っていうのがあるせいか、話の筋は本当に単純で、いろいろオドロオドロシイ設定はあるにしても、最終的には青春するお話。

結構爆笑よりはクスクス笑いがあちこちから聞こえました。右後ろの席のカップルはなんかごそごそ小さい声でしゃべってて気になりましたけど。主人公、ライバル、親友、一目惚れの女、謎の先輩、他校の学生、鶴光、パパイヤ鈴木。裸踊りあり、妙な仕草、神の怒り、ボロイ学生寮、レトロなアパートナドナド。面白い映画としての要素はたっぷりあります。難しい事考えないで見に行くといいかも。ちなみに私は原作すら知りません。作者名も初耳でした(笑)

唯一石橋蓮司の演った大先輩だけなんか浮いていた。芝居がちょっと臭かった。他の連中の芝居も臭いんだけど、石橋蓮司だけは舞台臭かった。ちょいと臭さが違った。

最後の主人公がかつてされたように新人を勧誘しているシーンは、十分青春映画だったけど、多少説明的でちょっと興醒め。一番最後の最後(アビィ・ロード風の)シーンは印象的かもしれないけれど、映画の最後としてはインパクトに欠けていると思った。

レイトショーで1200円は儲けた感じ。映画の日なら文句無く得した気分。普通に1800円でも金返せとは思わないな。

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by zukunashi | 2009-05-15 01:20 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
映画の日 『DISCO』 本当に映画らしい映画
あたり!『DISCO』面白かったよ。一押し(これが読めるようになった頃にはDVDだろうけど)

まずストーリィはそこらじゅうの映画情報誌で見た通りなんですが、追加すると各キャラクターが非常に楽しい。

主人公のディディエは餓鬼を卒業できない×イチ。息子大好きだけど別れた妻はどうでもいい。ママのオッパイから離れられない永遠の少年。一つ間違えば日本で言うニート。物語が始まった時には周り近所にウォーターベットを売ったけど、ベットが届かないので詐欺一歩手前ぐらい。
スクラッチくじを買って銀を剥がしていると、青春の甘酸っぱい記憶を奮い立たせるような出来事が・・・

と、典型的な『ダメなヤツが這い上がる』的な話だったんですが、そんなスポコンじゃないところがフランス映画のいいところ。アメリカ映画だと散々悪態吐いた後でなんか特訓しちゃって、それで・・・となる所ですがこの主人公、何も考えてません。
ちょうど中学生や高校生の様に目の前の楽しい事をまず優先する。
日本的に言えば『青臭い』でも、真面目じゃない。何とか楽しい事をするために一生懸命頑張る。でもやっぱり上手くいかないから色々すれ違っちゃう・・・ンだけど、それが面白い。

で、漫画的じゃなくて映画的な面白さ。奇想天外じゃない。ああ、こうするしかない・・・でも周りがほっとかないから・・・話がちゃんと転がって、どんな風に落ち着くかは見てのお楽しみ。

どうせネタバレだから言うけど、最後の最後のシーンで主人公のディディエはそれまであんなに恋焦がれていたフランス(ヒロイン)より息子のが船から下りてくるのを今か今かと待っていて、フランスがディディエに『好きよ』という暇を与えない所が・・・、結構ツボ。

人生を楽しもう、とかやっぱり少年の心が、みたいな話で語ってしまうブログがあればそれは信用してはダメ。

ダメ男はダメ男、一生治らない。きっとこの映画の後も仕事なんかせずにちゃらんぽらんと生きている。でもね、そんな奴でもやるときゃやるんだ・・・自分の為なら(笑)洗練されていない分ドタバタ振りが滑稽だけど、そんな優越感もちっちゃいちっチャイ。

あと、カングーがたくさん画面に出てきたのでそれだけで嬉しかったよ。カローラバンみたいな扱いだったけど。
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by zukunashi | 2008-12-01 23:53 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)
映画の日 『007 カジノロワイヤル』つづき・・・
昨日見た来ました。映画の日という事で1,000円×2です。あい変わらず安い時しか見に行かないケチ夫婦ですみません<(_ _)>

さて、前回の記事でも書いていたのですが[ラッキーナンバーセブン][マリーアントワネット][007カジノロワイヤル]を私がピックアップしてきて消去法ですが奥様と二人で決めたのは[007カジノロワイヤル]でした。[マリーアントワネット]はどうなんだろうと聞いてみたんですが、そんなに乗り気ではありませんでした。
実は私は[ラッキーナンバーセブン]を見に行きたかったんですが、ネットの評判ではちょっと凄惨なシーンがあるようです。まあR-15指定※1は伊達じゃないということなんでしょうか。
ということで
007/カジノ・ロワイヤル - オフィシャルサイトです。
内の奥様と以前一回だけ007映画を見に行ったことがあります。今回は何でこの映画を選んだの?ときいたら、
「意外と007好きよ。ほら、007が好きになった人の前彼が敵側の人で、発信機を着けて敵の人のところに送り込まれて・・・」
「・・・それ『Mi-2』だね・・・。」
スパイであるという所だけあってます。20点。まだまだですね。一度海馬を開いてみてみたい。
ということでこれからはネタばれ覚悟でよろしくお願いいたします。


まず雰囲気ですが、前作の『カジノロワイヤル』は全編ギャグという感じでしたが、今回は当然シリアスです。
「ジェームス・ボンドが007になるまでの物語」とあるとおり、主人公は若いちょっとやんちゃで自信過剰なジェームス・ボンドです。でも00(ダブルオー)を名乗る為には暗号解読とか体力より、あんな事が必要だったなんて・・・。007以外の00(ダブルオー)ナンバーも皆やったのかな?
全編通じて若くて溌剌としたアクション映画っぽくなっています。いつもは目玉になる秘密兵器は・・・除細動器と解毒剤(笑)
あとは身の回りのありあわせのものと拳銃です。ショーン・コネリーの『ネバーセイ・ネバーアゲイン』を見てしまうと、ギャップの激しさにめまいがすること請け合いです。

そして俳優。
ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンときて初の金髪碧眼ジェームスボンドの『ダニエル・クレイグ』
公開前は欧米でアンチサイトまで出来る状態だったのが、公開されるとあのアクションと演技でシリーズ最高傑作とまで言われるようになっています。確かに初っ端から荒っぽいシーンの連続で、しかも最初の追いかけっこのシーンでは車やバイクやボートなどを一切使っていないです。(一部勝手に車にしがみついていますが、そのシーンも007臭くない)
今までに無くマッチョボンド。ティモシーダルトンもチョット肉体派っぽかったですが、ダニエル・クレイグの比じゃありませんでした。
若くて生きがいいだけじゃなくて、ちょっとシニカルでキツイジョークをいったりします。そこにまたエリートっぽい鼻持ちならない所もイイかも。行き過ぎの自信が崩れてちょっと丸くなった後半の肩の力が抜けた演技もいい感じを出していました。

さて、007といえばボンドガール。しかし身も心も彼に捧げるボンドガールは出てまいりません。マッチョでやんちゃ坊主なボンドの手に余る知性的で気の強い女性がエヴァ・グリーンです。
吸い込まれそうな瞳。カジノに現れたゴージャスな格好もいいけど、その前のスッピンで化粧を始めるシーンが一番キュート且つセクシー。多分シルクのガウンを着ているんですが、体のラインがぴっちり見えてしまい、水着よりセクシーです。女性の化粧シーンで定番の、鏡に向かって目を開いたままマスカラを塗るシーンがチョット映るんですが、心臓が高鳴りました。このままエッチシーンになだれ込んでもOK!!ていうぐらい。まあそのあとのシーンはもっと手に汗握るんですけれどね。
とまあ結構エヴァ・グリーンには入れ込んでおります。次回作要注意。

あと忘れちゃいけない今回の敵ル・シッフル役のマッツ・ミケルセン。神経質で頭脳労働担当。テロリストから金を預かり引き出し自由で利回りは無茶苦茶高い投資ファンドみたいな事をやっている。彼が一番輝いていたのはボンドを拷問していた時。切羽詰ってもうどうしようもなく頭使ってなんてやってられない・・・という感じがすごくよく出ていた。オシッコを我慢する時の1000倍ぐらい辛い感じ。正直上手い。

さて、見に行っての正直な感想ですが、1000円だと得した感じです。1800円でも元が取れます。ただしアクション好き限定。今までの007ファンは賛否分かれると思います。私は賛成のほう。私にとってダメな作品はピアース・ブロスナンの007 ワールド・イズ・ノット・イナフです。

それとジャッキー・チェンが好きな人には意外と好かれるかも。

注釈について
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by zukunashi | 2007-02-03 01:09 | Comments(1)