カテゴリ:マンガ(新しい)( 46 )
キチガイにTwitterとかFacebookとかブログとか言われないように
某社が行ったとされるTRINITY商品のデザイン盗作(疑惑)について 現状報告
なんかパクリだとか盗用だとか盗作だとか、近頃の日本のアート、サブカルチャー業界辺りはきな臭いなぁと思っていると、業界最大手のアールビバンの子会社がデザイン盗作(パクリ)をやっていたらしい。9月に開かれるイベント向けグッズのためにやっちゃったらしいが、その詳しい経緯がされた側(被害者)からブログにアップされている。

ウェブを使う告発は色々な意味で非常に危ういところですが、緊急性を第一に考えると一番効果的です。今回も9月に行われるイベント向けにパクったと思われるので、被害者側の情報がここまで細かく書かれ、尚且つ疑惑としてとても問題があるので、許されると思います。しかしこの方法が第一の選択肢として定着しないようにお願いもしたい。
つい先日も峰某という漫画家がパクリだと騒いだが、とてもそういう疑惑と言える程の程度ではなく、もしかすれば単なるうっかりぐらいかもしれない話で、同業者の連載を中止に追い込んでいた。効果的という事は無実かもしれないという場合には相手に与える被害も甚大だという事を心しなければいけない。峰某はそういうことを考えて行動すべきだったと思う。
さて、肝心のデザイン盗作の件ですが、今のところ盗作社であるアールビバン株式会社から何の発表もないが、このままで済む問題では無いのでどうなることか固唾を呑んで見守ることにしよう。

TRINITY Fine-Art's DesignTrinityのホームページ
Trinityのブログ

アクリルスマフォスタンドに関しましてアールビバンの通販サイトのお知らせ

【重要なお知らせ】アクリルスマフォスタンドに関しまして(8月31日追記)

双方のウェブ・ページを見れば取扱商品の点数などでどちらが大手なのかは一目瞭然。今までも同じようなことやってなんでしょうか?疑惑の目で見られるのも仕様がないですね。


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by zukunashi | 2015-08-31 09:34 | マンガ(新しい) | Comments(0)
久々に…読んでよかったマンガの話
まあいい年こいて漫画に血道をあげているzukunashiです。

時々書いていますが、もともとこのブログは漫画批評用に・・・まあいいでしょう。堅苦しく考えずにいきましょうか。

えー、これも以前に書いたのですが、今でも買っている漫画雑誌があります。

「月刊少年マガジン」と「アフタヌーン」です。毎月5日頃発売が「月刊少年マガジン」。毎月25日頃発売が「アフタヌーン」。

という事で今日書くのは「月刊少年マガジン」についてです。


月刊誌だから安定したしっかりしたストーリィの話が多いです。週刊誌のように一瞬で火が点くとまたたく間に燃え広がるようなすごいテンションのマンガはありません。

さて、気が早いですが9月号の「月刊少年マガジン」で、これは面白かったと思った話がありました。
ノラガミ
 です。wikiのページを出しておきましょう。ノラガミ

多分日本的な神々のマンガチックな部分は異論があるとは思うが、キャラクターたちの動き、演出がとても自然だ。だから読んでて引き込まれる。兆麻(かずま)の焦燥と自己犠牲が素直に心を打つ。

それ以外にも、「ましろのおと」や「四月は君の嘘」のような音楽のマンガもおもしろい。音を聴かせるような漫画は難しいと思うが、「BECK」からの伝統かな?

逆に最低と思ったのは相変わらず「修羅の門 第弐門」ですね。ニセ科学と同じで、まず決定事項がある。それにそって話を作っている。と言う感じがする。予定調和があるから、安心してみてられるけど、だから面白く無い。スポーツ系の漫画は皆そうなるおそれがある。それをどう崩してみせるか、又は開き直る手もある。どっちでもいいけど、勝負以外に何か見せるモノがないと飽きられてしまう。そういう意味では「修羅の門 第弐門」面白く無いです。

さて、明日はお休み。仕事の付き合いでビアガーデン。酒飲めるからな私。1週間ぶりの休みだからチョットのびのびしてこよう。では・・・m(_ _)m
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by zukunashi | 2012-08-07 01:52 | マンガ(新しい) | Comments(0)
久々に単行本を買ってみたよ!!
漫画は立ち読みか月刊誌購読が板についてしまったzukunashiです。
雑誌を買うことで最低限の義理を果たしているつもりになっていますが、好きな漫画家を応援しているとは、あまり言えない状況ですね。

という訳で、ほんとうに久々に単行本を買ってみました。それも2冊も!!

早速レビューします。

アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)

あさり よしとお / 徳間書店

あさりよしとおは学生の頃から読み始めた人で、大学のバイク仲間で回し読みした『宇宙家族カールビンソン』は傑作です。
彼の漫画はどういう範疇に入るかといえば、主にSFです。SFの中でも正統派ハードSFではないですし、ファンタジー・・・?でもないですね。まあファンタジーっぽいといえ無くもないですが、漫画から受けるイメージとしてはあまりファンタジーな感じではないです。だからといってサイバーパンクでも・・・?多分ない・・・と思います。きっちりそういうところに収まらないのが特徴といえば特徴です。
だからといって近頃目に付く自分勝手解釈の科学っぽいSFではなく、むしろ物凄く科学的です。疑似科学、ニセ科学を信じちゃう人に読ませてあげたいぐらい科学的です。

ところで今回買った『アステロイド・マイナーズ 1』はといえば、けっこうハードなSFです。近未来、宇宙に職を求め、宇宙に住む人を描いた話です。1巻には3話収録されていて、その3話のタイトルは…
  1. 宇宙のプロレタリア
  2. 軌道上教習
  3. ゆうれいシリンダー
です。
宇宙のプロレタリアは小惑星から資源を採掘する労働者の話。もし星野之宣が同じ話を描けば、コンピュータの反乱や異星生物の生態、人間関係などが複雑に絡んでくることでしょう。でもあさりよしとおが描くと、主人公の激しい感情の起伏、一緒にいる淡々としたロボット、感動はないけど頷いてしまうリアルな…プロレタリア漫画になっているのです(笑)しかも随所に笑いのネタが仕込まれているので、淡々とした日常風景とは全くかけ離れたギャグマンガになっています。
軌道上教習は新米宇宙パイロットの最初の仕事の話です。新米なのに人を・・・カワイイ少女を・・・のせて打ち上げられます。でも漫画に出てくるのですから、ただカワイイわけがありません。わがままを言って困らせて、パイロットもブチ切れます。でも実は・・・。
でもこの話は普通に学習漫画になっています。私の姪っ子(今年7才)が木少し大きくなったら、読ませてみたい話です。私の実姉にも読ませたい。どんな反応が帰ってくるかな?あまり差がなさそうだけど。でも姪っ子はオチを理解出来ないだろうなぁ・・・もっとも読ませたら義妹に怒られそうだけど。
ゆうれいシリンダーになると主人公は子供たちす。物語は子供たちの冒険譚…廃屋探検かスティーヴン・キングのスタンド・バイ・ミーのような話です。その話の中で子供たちは周りの世界の秘密を解き明かし、ほんの少し大人に近づく・・・そんな話です。

壮大なスペースオペラではないので映画化やドラマ化はされないでしょうが、こういう漫画が沢山出てくればそれだけSFは読まれ、自然に認知され、説明しなくても良くなる・・・事でしょう。

それとは別に大学時代にはまった理由としては、ギャグが私向きだったというのもあります。未だに当時の友達と会うと
「アタタカイ」
「ゲショ ゲショ群体」
など、嫁にも分からないネタで友と会話をして不審がられます。まあそれだけ面白い漫画だったんです。『宇宙家族カールビンソン』は。

殻都市の夢 (F×comics)

鬼頭 莫宏 / 太田出版

さてもう一冊。この方は若い人だと思っていたんですが、紆余曲折がありキャリアは長いんですが最初のデビューから年月が経ってから再デビューしたようです(参考ウィキペディア)なので私は再デビュー後の話しか読んだことがありませんでした。たぶん初めて彼と意識して読んだのは「ぼくらの」という巨大ロボットが出てくるSF。読んでいけば行くほど暗澹としてくる話です。本当に救いのない話なんですが、引き込まれるようにして読みました。

さて、今回買った漫画は、エッチな描写がありますが、それはあまりメインではありません。とはいえそいういう描写があるので18歳未満にはお勧めしません。大きくなってから読みましょう(笑)

さてそれを踏まえて、この漫画は架空の都市に起きた事件を一話完結で描いたものです。近未来っぽい時代背景で二人の都市の管理官が(Xファイルとは逆で女の人が主人公で男の人は脇役)、ゾンビや3年で亡くなる性感染症、人の体細胞クローンについての話を解決していきます。
これらの話はハードSFというよりむしろファンタジーでしょう。救いのない話である点は同じ作者の「ぼくらの」と似ていますが、ファンタジー色が強いこちらの話は読み終わっても後をひきません。スーっと読めて、スーッと忘れてしまう、そんな漫画でした。

今回買った2冊の漫画で、前述したあさりよしとおの漫画と鬼頭 莫宏の漫画の一番大きな違いはなんだろうかと考えてみました。

あさりよしとおの漫画は、看板を読めばそれと分かる街中のお店です。八百屋は八百屋として、魚屋は魚屋として普通に営業しているのです。看板と売っている内容は一致しています。

鬼頭 莫宏の漫画は、看板が出ているけれど、それを読んでも何をやっているのか分からないお店です。何を売っているのか、どんなサービスがあるのか、そして一体幾らなのか、看板を見ただけでは分かりません。かと言って店の戸を開ける差し迫った用事もありません。普段は素通りしていきます。ただ好奇心が強く、暇を持て余していて、ブログのネタ拾いに街に出た時にはあえて扉をあけてみます。そして・・・。

両方共味があって面白いです。それぞれ短篇集が出ているので、見つけたらまた買ってみようと思います。今回買った古本屋の棚に出ていたらですけれど。
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by zukunashi | 2011-02-28 12:01 | マンガ(新しい) | Comments(1)
今週買った漫画雑誌・・・
閑話休題・・・

ちょっと重い(私にとって)話を書き終えたので、またチョット書く気力が失せつつ・・・

という事で軽い話題にシフトします。

えー、漫画です。大好きです(笑)とはいえこの頃は立ち読みこそすれど、雑誌を買うのは稀になってきました。単行本はもう年に何冊ぐらいです。

さて今週買った漫画はコレ
月刊少年マガジン
何かしらんですが、コレとアフタヌーンは欠かさず買っています。別に講談社ファンというわけじゃないんですよ。週刊少年マガジンは立ち読みすらしませんから(笑)

え?以前同じ文を読んだ覚えがある?デ ジャ ビュ ですか?まあよく有ることです。

さて、惰性で買っているかもしれない月刊少年マガジンですが、そこそこ新陳代謝をしています。新しい連載も始まっています。今回は比較的新しく始まった連載を見ていきましょう。

【ノラガミ】〈第2話〉あだちとか作
以前同じ月刊少年マガジンで『アライブ-最終進化的少年-』を連載してけっこう人気があった漫画家さんの2作名です。絵は前回と大きな差はなく、ギャグを挟みつつ今回はチョット心霊的な、スピリチュアルな話になっています。初回の話はプロローグで第2話から登場人物が揃うようです。こういう細かい演出はいいっすね。
前作もSFというより伝奇な風味が強かったので、今回の話のほうが自分の書きたい話なのではないでしょうか。
それとこの人は絵がきれいです。特に目がきれい。焦点が合ってないとマネキンさんのように生気が失せてしまいそうですが、命が宿った目です。期待してます。☆☆☆☆

修羅の門異伝ふでかげ】〈第2話〉川原正敏原作/飛永宏之漫画
川原正敏は同じ月刊少年マガジンで【修羅の門】【修羅の刻】【海王伝】と人気を不動のものにした漫画家さんです。一方作画の飛永宏之さんはいくつかの原作漫画を書いているのですが、代表的なのは【ホワイトアウト(真保 裕一作)】でしょう。元々は映画化された小説です。
さて、この漫画はチョット問題があります。絵があまりにも川原正敏さんのものに似過ぎているんです。以前の飛永宏之さんの絵柄とはチョット違うように思います。しかもダタ絵が似ているだけではなく、原作者の漫画に出てくる登場人物の癖(すぐ舌を出す、横顔のカットが多い、斜め前の顔は片目が隠れている、等々)がふんだんに盛り込まれています。それ以外にもチョット首をかしげたくなるのは、背景がかなり手抜きだというところ。真っ白な背景、建築パースのような建物、写真をトレースすただけのような構図、スクリーントーンをただベタっと貼っただけのような陰影、話を進ませるために無駄に増やしたようなロングショット。66P消費しているんですが、どこぞのスカスカなお節を思い出します。一応サッカー漫画なんですが既に有る【YATAGARASU】や【蹴児ケリンジ】より面白くなるのでしょうか?★

【蹴児ケリンジ】井龍一原作/千住純生
修羅の門異伝ふでかげ】でチョット触れましたが、これもサッカー漫画です。ただしスーパープレーヤーではなく、スーパー高校生監督を目指す漫画のようです。他の人が書いてない漫画を描こうという着眼点は◯ですね。ただし内容はちょっと古いかもしれません。
近頃は半端なスポ根は流行りません。根性論だけではスポーツの世界で強くなれないという現実を踏まえて、【おおきく振りかぶって】や【ジャイアント・キリング】のような理屈もあって尚且つ選手の心も垣間見れるようなモノにスポットが当たってきています。そこから行くと【蹴児ケリンジ】は理屈の面が弱い。なんでそうなるのか?というところは置いといて取り敢えず理屈を付けている。高校サッカーの話なのでそこはイイのかなぁと思いつつも、【おおきく振りかぶって】のような緻密な所をもう少し真似してもいいんじゃねぇ?とは感じます。☆☆★

【正義の禄号】〈第5話〉龍幸伸作
正義の味方のパワードスーツの中身は、ヒキコモリの高校生だったわけです〈終〉
ウソウソ終わりません(笑)えー強い正義の味方じゃなくて、弱いけどだんだん変わっていく正義の味方、という話のような気がします。平成仮面ライダーとか機動戦士ガンダムみたいにね(ちょっと古いか?)
敵の全貌がまだ解からないので、どんな敵が、何をしたいのかというところがまだ謎です。昔はよかったですね。世界征服!これだけでOKですから。今はそれだけだと納得しないです。

●ナゼ世界征服したいのか?
●ナゼその手始めが日本なのか?
●どうやってその資金を調達しているのか?
●どうやってロボットを作っているのか?
等々。

これらをクリアーしないと正義の味方と相対することすら出来ない敵もある意味可哀想です。
とはいえ、5話進んで少しずつ謎が見えてきて、そしてヒキコモリだった主人公も、仲間を得て登校して世界が開けてくる・・・。いいリズムで謎の解明と主人公の生活がリンクしてきています。その調子その調子。☆☆☆★

とまあざっとまだ連載半年以内のものをピックアップしてみました。まあ私の好き嫌いですから一般の評価とはかなりズレていることでしょう。

ところで月刊少年マガジン2011年2月号でイチオシな話は?といえば、今号に限りですが【パンプキン・シザーズ】ですね。インターバルスペシャルとなっていたので外伝的な話なんでしょう。まあ漫画家さんの趣味がよく分かりますね。今までのシリアスな話から一転してモ・ノ・ス・ゴ・イ・息抜きになります。なので連載を読んでないと面白く無いですね。

今回の表紙を見ると川原正敏さんの【修羅の門第弐門】がメインに据えられているようなんですが、話の面白さから言えば【capeta】や【鉄拳チンミLegend】の方が上でしょう。どうも編集部は川原正敏さんに弱いような気がするんです。昔の栄光より新しい息吹だと思うんですけどね。
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by zukunashi | 2011-01-08 01:02 | マンガ(新しい) | Comments(2)
今日買った漫画雑誌・・・
閑話休題・・・

ちょっと重い(私にとって)話を2回続けた書いたせいか、またチョット書く気力が失せつつ・・・

という事で軽い話題にシフトします。

えー、漫画です。大好きです(笑)とはいえこの頃は立ち読みこそすれど、雑誌を買うのは稀になってきました。単行本はもう年に何冊ぐらいです。

さて今日買った漫画はコレ
月刊少年マガジン
何かしらんですが、コレとアフタヌーンは欠かさず買っています。別に講談社ファンというわけじゃないんですよ。週刊少年マガジンは立ち読みすらしませんから(笑)

さて、惰性で買っているかもしれない月刊少年マガジンですが、少年とタイトルに付いているせいか、エッチ度もバイオレンス度も低めです。安心して買えます。
逆にスポーツ漫画は途切れること無く何かしら連載されています。今月号を例にとると
野球…天のプラタナス なんと孫六(今月は野球をしてませんが…)
サッカー…YATAGARASU 蹴児ケリンジ ふでかげ(今号は休載)
バスケットボール…DEAR BOYS act3
武道…修羅の門第弐門 鉄拳チンミLegend
武道もスポーツなのかというのはいろいろありそうですが、一応今回はスポーツに。
世の流れとしてサッカーの方が野球より多いのでしょうか?正統派の少年サッカー漫画は「YATAGARASU」ですね。舞台はクラブチームですが、大会に出て勝ち進む所は王道ですね。逆に「蹴児ケリンジ」は運動音痴の少年が監督、コーチとなってチームを率いる物語です。「GIANT KILLING」と同じで直接ボールを蹴らなくても楽しめるというサッカーのもう一つの楽しみをテーマにしています。とはいえ話の進み方が章立てされた解説本を読んでいるように思えちゃうところが少々惜しいと思いますが。そこら辺は「GIANT KILLING」の方に一日の長がありますね。
野球漫画は・・・正直この2作とも私は苦手です。「天のプラタナス」はどう見ても「おおきく振りかぶって」を意識している女監督と前のチームでは駄目だったけどこのチームでは輝くエースが・・・。
「なんと孫六」は荒唐無稽とは思わないんですが、読むと疲れる・・・orz

あと月刊少年マガジンで有名といえば、今映画にもなりましたがロック漫画「BECK」ですが、同じ音楽系の漫画として、今連載されているのは、津軽三味線の漫画「ましろのおと」ですね。これは意外と面白いです。音が聞こえないのをどうやって絵にするか、悩むところですね。正直な感想としては「ましろのおと」はチョット音を表現するネーム(セリフ)が華美で装飾過多という気がします。「美味しんぼ」で山岡推薦の食べ物を一口食べた普通の人が、評論家並みにベラベラ喋っちゃうのと同じぐらいの違和感があります。鼓動だとか鐘だとかで津軽三味線の音を表現しようとしても、聴き慣れていない人にとってはハテナマークが増えるだけだけではないでしょうか。

あと正義の味方が意外と多いのも月刊少年マガジンの特徴で有ります。新連載のノラガミ連載が始まったばかりの正義の禄号を始め新仮面ライダーSpirits歴史ロマンですが、コレもやっぱり龍狼伝遮那王義経という具合です。最後の2つは異論があると思いますが、敵が有りそれに立ち向かうという構図なので、入れさせていただきました。逆になんと孫六は入りません。むしろ入れるとすればピカレスクロマンになるでしょう(笑)結果的に正義というのは・・・ね。
その中でも古くて新しい新仮面ライダーSpiritsは作画の村枝賢一がノって描いているなぁと思わせる話です。一話完結、敵をやっつけて終了のTV版仮面ライダー(平成ライダーは除く)は実はこういう話だったんだよ、と言われるとかなりわくわくして来月を待ってしまいます。まあ仮面ライダーV3あたりまではど真ん中ストレートでストライクの世代ですから。

とまあちょっと熱く語ってしまいましたが、もう一つ話しておきたい漫画があります。「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」です。大きく盛り上がる話ではないんですが、ソコに使われるネタがちょっと面白いのです。今月はプリニウスの博物誌とベルリンの壁。時たま殺人事件が起きたりもしますが、学校が舞台のこともあります。淡々と物語は進むんですが、最後の謎解きがちょっと楽しいです。

コレ以外にも将来はきっとF1漫画の「capeta」、月刊少年マガジンには珍しい戦場漫画「Pumpkin scissors」、探偵(?)漫画「名探偵キドリ」など1ヶ月楽しめる・・・ほどではないですが、週刊誌より金を払った分は楽しめます。

それ以外に問題は・・・私コレをずっと買っていて、捨ててないのが山のようにあるんですよね。寝室のベットサイドに。仕方が無いのでドラムセットのスネアとタムタムの代わりになるように積んでドラムの練習用に見せかけてあります。とはいえ将来的にスネア、タム×2、フロアタム×2、ハイハット、シンバル×2ぐらいの編成になったらどうしようかという事です。いや、私はいいんですよ、全く。嫌がっているのはうちの奥様で・・・。
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by zukunashi | 2010-12-07 23:03 | マンガ(新しい) | Comments(1)
雁屋哲はオオカミ少年になった
意外と挑発するようなタイトルは好きなんです。

でも議論は下手なんでやるだけ無意味なんですが。

さて、タイトルだけ見ても何のコッチャ?となります。何のマンガの事かといえば、現在スピリッツで復活連載中の『美味しんぼ』(作:雁屋哲 画:花咲アキラ)の事だ。いま環境問題編が書かれており、2010年5月17日発売号がその最終話だった。そこで環境問題に付いて登場人物達が色々言っているのだが、その中で海原雄山はこんな事を言っている。
話の筋としては、ネオニコチノイドが危険と言う医師と科学者に話があり、受動喫煙は子供の脳に大きな影響を与えると言う話になり、科学者が『ニコチンとネオニコチノイドは化学式の上でも非常に似ている』というところを受けての発言です。

海原雄山「ニコチンとの類似性から、子供の脳に影響を与える可能性があるというのは、理にかなっている」

なるほどね。海原雄山を通して雁屋哲はそう言いたかった訳だ・・・と合点が行く。雁屋哲は環境問題において自分の考えを押し付けてしまった。彼の考えが正しいなら良いじゃないか!というのもたしかにある。けれど、一寸真面目に考えてみよう。

海原雄山は(美味しんぼという話の中では)何者か?陶芸家?美食家?精々そんなところだ。美の大家かもしれないが、環境や化学といった科学の大家ではない。あのセリフ
「ニコチンとの類似性から、子供の脳に影響を与える可能性があるというのは、理にかなっている」
を読めば分かる。ニコチンと、ネオニコチノイドの化学式が似ているという話は化学式を図形としてみた場合の話しだ。化学を知っている・・・特に有機化学・・・人にとって、化学式が似ているから性質が似るとは限らないし、同じ化学式でも異性体では性質が大きく異なるものもある。似ていれば同じ性質を持つという一般論が化学で通用するのかは大きく疑問なのだ。
そして、もう一つ問題なのは彼(=海原雄山=雁屋哲)が可能性があるという言い方をしている点である。可能性・・・言い切っているわけじゃない。でも否定はしていない。
 ◯ネオニコチノイドはニコチンのように子供の脳に悪影響がある!というのを100として
 ●ネオニコチノイドはニコチンと違うから子供の脳に悪影響がない!というのを0としよう。
彼の言い方だと99~1までという事になる。これならだれだって言える。そんな事を「理にかなっている」って・・・理(ことわり)ってこの場合なんだ?むしろ理がないんじゃないか?

実際ネオニコチノイドの昆虫に対する毒性については、しっかりとしたルポルタージュもありますが、疫学的、科学的な検証はまだ多くはないが、今までの農薬などと同じ様にまだ時間がかかるでしょう。もしかすると彼(=海原雄山=雁屋哲)の言うとおりネオニコチノイドに子供の脳に対する毒性が検証されるかもしれません。だとしても、彼(=海原雄山=雁屋哲)のマンガはこの問題にいちはやく警鐘を鳴らしたとは思いません。むしろ雁屋哲はオオカミ少年だと思っています。

雁屋哲は原作者として頑張ったかもしれませんが、あまり科学的、実証的ではなく、ニセ科学的な心情論としての環境問題の大家です。
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by zukunashi | 2010-05-20 23:55 | マンガ(新しい) | Comments(0)
出来上がらないし待ちきれないし
どちらかと言えばマイナー誌である“モーニング・ツー”連載をしていた中村珍氏の『羣青』が打ち切り終了となったそうだ。詳細は彼女のウェブサイトに出ている絵と漫画と仕事とかの雑記 | ご愛読ありがとうございました。をご一読下さい。(めちゃめちゃ長いですけど)

非常に長い『羣青』連載終了のお知らせという決意の文章を読み終わり、そこにいたるまでの紆余曲折の文章を読んでいると、何でかなぁという気がしてくる。
編集者はこの漫画に情熱をもてなくなっても担当を外れなかったのは何でかなぁ。それが大人の仕事だとすると・・・まあ自分にもそんな言い訳で情熱なく仕事をしていた事もありましたが・・・貴方はそれで仕事をしている喜び+給料がもらえるかもしれないけれど、出ない単行本を待つ読者はどうすればよかったですかね?
あと、新人であるがゆえに先が読めず経済的に追い詰められた中村珍氏も、ネームチェックもなくなり疎遠になっていく過程で編集に対して要求をしていかなかったのは何でかなぁ。結果論ではあるしいっても詮方ないことだが、疎遠になる=軽んじられているという事だから・・・とはいえ、面倒が減るという現世御利益が在る訳で、自分の好きなように描けるのは良かったのかもしれない。(私は漫画家じゃないのでそこの所はよく分からない)
とはいえ雷句氏の時もそうだったが編集とマンガ家が対立する前には断絶している期間がある。上手く相手に伝わっていないという状態が状況をさらに混乱させていく。中村氏の場合は単行本の発行についてマンガ家-編集-編集長の間で伝言ゲームになっている。伝わらなかったのは伝え方が悪かったのかもしれないが、それだけでコトが収まるのなら編集はいらない。直接メールで編集長と話し合えば済む。じゃあいったいなんで編集が要るの?と思う。

それともうひとつ、当然マンガは面白かったの?という疑問もある。『羣青』というマンガは、ある一面において陰鬱でジメジメした感じの暗い話である。しかし、怒りや嘆き、悲しみ、諦め、そして愛・・・と軽々しく呼んで良いのだろうか・・・が迸るように紙面を駆け抜けていた話でもある。私はこのマンガは好きだ。とはいえモーニング・ツー誌は読みたいと思わせる話が少なく、定期購読はしていなかった。特に今はそうだ。しかも以前会社に行っていた時ですら、購入はためらっていた。ビジネスジャンプとアフタヌーン、ヤングチャンピオン、ヤングマガジン等があれば、まずそちらから買って読んでいた。
ただ、単行本が出たら買いたいなぁと思っていたマンガではあった。通して読みたい話である。

とはいえ結果的に単行本は出ない。もし出ていたとしても初版売り切りで重版しないのような状況も考えられる。というか本編は尻切れトンボ。あーあ(-_-;)犯人探しをしたからといってもう緊張感のある話を書ける状況ではないでしょう。一読者としては諦めるしかない・・・!!

これで『羣青』という話は死んでしまいました。その死の原因の幾つかは、彼女のブログで書いてあった通りの事だと思います。彼女も嘘八百を並べ立てて編集に責任をおっかぶせる為にあの長文を書いたのではないでしょう。踏ん切りをつけて次に向かうために書いた『羣青』への弔辞だったのでではないでしょうか。
とはいえ彼女の側の主観が入っているブログを以って編集のみに問題があると即断するのも軽率ですし、彼女もそうは書いていません。
しかしながら幾つかのエピソードは笑えないものでした。社会人としての普通の、成文化されていないマナーぐらいの観点で考えたとしてもありえないことです。得てしてそんな事をした人は、自分の仕打ちを覚えていません。された側は金銭的な事もありますが鮮明に覚えていたりするものです。私もしたりされたりしたので(特に仕事上では)よく覚えていますし、身をもって知ってもいます。

とはいえ担当編集さんか編集長さんのどちらが仰ったのか分かりませんが下記の文章は孫請けを泣かせて利益を取る下請けみたいで感じ出てますね。
「モーニング・ツーはさあ、
"金がなくても面白い漫画ができる"ってことを
証明するために作ったんだよ。ネームが良けりゃいいんだよ。
お金ないのに何で絵にお金掛けちゃったの?」
それを言っちゃあ御仕舞いよ(苦笑)
「うちの会社は
“金を掛けずにいいビルを建てる事ができる”ってことを
証明するために作ったんだよ。設計図が良ければいいんだよ。
お金ないのに何でコンクリにお金を掛けちゃったの?」
何か書いてアホかって思っちゃいましたけど、こんな下請けの下にいる孫請け会社にいたらどうしましょうね?でも私だったらこういいたいですね。
「趣味で会社作ったんですか?ボロボロのコンクリで出来たビルを誰が喜んで買いますか?それより買う人が喜んでくれるビルも建てれる事を証明しませんか?」
まあ長い物には巻かれるタイプなんで正面切ってこんな事言えないだろうなと思います。それにこんな会社には幸か不幸か所属した事はありませんけどね。
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by zukunashi | 2009-09-13 23:02 | マンガ(新しい) | Comments(1)
『BSマンガ夜話』のゲスト出演をキャンセルされた話…
私じゃないよ(笑)
伊藤剛氏の話だけど。
というか、この話はもともと不正アクセス禁止法違反? という天羽准教授のブログから知ったのですが、関連する伊藤剛氏の伊藤剛のトカトントニズムBSマンガ夜話『よつばと!』の回にゲスト出演するはずでした。 02:51と唐沢俊一検証blog“mindy9”=眠田直だった。を読んで、ハァとチョット力が抜けてからこの文を書いています。

伊藤剛氏のブログの話はそれなりに理解できます。被害者の側になりますので、もしかすると必要以上にネガティブになっている可能性があるとは思います(と学会についてのことやチーフ・プロデューサーの大泉氏の言った事についての反応など)また唐沢俊一検証blogに書かれていることについては、中の人の結構鋭い突っ込みはありますので、情報ソースについてがクリアになれば非常に説得力があると思います。

ところで、もともとの私の情報の出所である不正アクセス禁止法違反? を読むと釈然としないのは、これを書いている方がと学会員だからということもあるのですが、天羽氏がその文章の中で
 と学会MLだが、会員同士の情報交換用であり、非公開である。ログも会員しか見ることができない。各自のメーラーで受信した後は、普段使っているパソコンのメールボックスにその内容が入るし、普通は、パソコンそのものやメーラー起動にはパスワードが設定されている。
 ということは、流出した内容が真実であり、かつ、会員が自発的に出した場合やパソコンへのウイルス感染等が原因の事故による流出でなかった場合
・MLを運用しているサーバーから盗んだ
・会員個人の(パスワードロックしている)メーラーのメールボックスから誰かが盗んだ
・会員がパソコン修理等を依頼した業者がHDDから盗んだ
といったものが考えられる。つまり、当該エントリーに引用された資料入手には、不正アクセス禁止法に違反する行為が伴っている可能性がある。
と書いていらっしゃるのですが、通常企業セキュリティなどを考えればそれ以外に
・その文章を書いている人が会員である
・会員からのリーク

など天羽氏が考えるような状況ばかりではありません。また、ブログ上の情報の出どころを一々開示しなければならないというのは一般のブロガーとしては腑に落ちません。それに“不正アクセス禁止法に違反する行為が伴っている可能性がある。”と仰られますが、仰られる可能性ってどれほどありますかね。可能性という言葉は容量用法を守ってご使用いただきたいです。

書き方にもよりますが(ここまで7/31に書いています)
週末に急の思いつきで友人宅に泊まったせいで(その節はどうも・・・ご飯美味しかったぁ(*^^)v)この記事が宙に浮いてました。
本日(8/3)該当する3ブログを見るとそれなりにコメントや記事に追記が・・・遅れてしまって仕方が無いですがこちらも追記しますか(-_-;)

もともと天羽氏の書き方にはデータリークが違法である場合のみしか検討されていない、と言うか結局違法であれば問題だね、でもそうじゃないならそのデータは嘘なんじゃないの?という事にしたいのではないでしょうか?
とはいえ
流出した内容が真実であり、かつ、会員が自発的に出した場合やパソコンへのウイルス感染等が原因の事故による流出でなかった場合
という条件を仰っている天羽氏ですが、その前にはこのようにも書いてらっしゃいます。
blog主がと学会員でない限り、MLの内容を直接知ることは無いわけだから、内容がと学会MLのものだと主張するのであれば、まずは、メールヘッダを全文公開すべきだろう。でなければ、読んだ第三者が作り話かどうかを判断することができない。【追記】伝聞なので不確かで不完全なものだという前提で話をするのなら、本物であることの証明は不要となる。
不正アクセス禁止法違反?より
内容が正しいかどうかを判断する材料としてメールヘッダの公開を仰っていますが、不特定多数の人が見るブログでそれを行う場合の方がリスクが高く、得るものも少ない事でしょう。もし検証が必要と判断されるのでしたら、権限を持つ人が正しい手順で検証をしその結果を公表すれば済む話と思います。問題は不正アクセスの疑いが非常に高く、それが与える影響が深刻であればあるほどそうすべきと思います。たとえば不幸にも亡くなられてしまいましたが、民主党の永田寿康氏のニセメール問題などがそうです。

とはいえもともと伊藤剛のトカトントニズムBSマンガ夜話『よつばと!』の回にゲスト出演するはずでした。 02:51のコメント欄を見て、私はこう思いました。
mindy9氏が言っている事はなんと幼稚でバカなん?大体中の人だから知り得た情報をという事だけでプチ傲慢になれるなんて、おめでたすぎる。
というか特定の人にこれだけバカバカいえる人って、ファミレスで取引先の社員を大声で馬鹿にしている人とある意味同レベル。しかも言っている人がどこに所属しているかも分かっているし・・・と学会もアップルと同じようにダメになるんだなぁ。
これぐらいは考えました。アップルとと学会を同列に扱うのは気が引けますが。

そうやって考えてみると天羽氏の参戦は斜め上からの燃料供給以上の何物でもなく、本来なら無視していれば次第に醒めて忘れ去られる問題を、法律という神棚に載せ目に付く位置に掲げてしまった功績は大きいですね。

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by zukunashi | 2009-07-31 21:56 | マンガ(新しい) | Comments(2)
紙からウェブへ・・・コミックは移行できるか?
 佐藤秀峰 on Webというウェブサイトがいつの間にかできていました。それはマンガ家の佐藤秀峰氏の個人ウェブサイトです。
 ご存知の方も多いと思いますが、『ブラックジャックによろしく』『新ブラックジャックによろしく』『特攻の島』『海猿』などそれなりに売れている中堅漫画家さんです。ドラマ好きな人には伊藤英明主演でドラマ化されその後映画化までされた『海猿』といえばお分かりでしょう。またマンガとその周辺の情報に気を配っている人でしたら、連載中断して講談社から小学館に発表の場を移したことで知られています。連載中に変わる事は雑誌が休刊する場合を除けば非常に異例で、講談社との間(というか編集部との間)に一体どんな事があったのか話題になりました。佐藤氏側からの話としては佐藤秀峰 on Webのプロフィールをご参照下さい。(flashなんでけっこう重いです)

 さて、佐藤秀峰 on Webのなかの漫画制作日記の4月13日の『漫画貧乏 その8』という記事を読むと、webに作品発表に場を移そうとしている理由などが詳しく述べられています。『漫画貧乏 その8』ですからその1から7までを読めば事情はもっと良く分かります。

 何でそうなってしまったのかを今更言っても仕方がありませんが、これから先どうするかについては紆余曲折があったものの必然的に決まってきます。紙からwebへ。この流れはマンガだけではなく全てのメディアに共通ではないでしょうか。また不況になればなるほど強まっているような気がします。

 その流れの中で佐藤氏は意外と冷静にマンガ制作にかかる費用などを計算し、どうすればいいのかを考えています。紙に対する愛着はあるものの現状を分析して紙媒体からの脱却を図っています。しかし、webへの転換がよいほうに働くかはまだわからないです。

 例えば、現在新聞、音楽、映画・・・色々な分野でどれまでの表現媒体からwebに移行する流れが特に最近目に付くようになって来ました。特に去年あたりから言われているのが新聞です。赤字転落した毎日、産経のみならず朝日、讀賣なども部数と広告費減少で青息吐息といわれています。赤字になったからといって資産が色々あるでしょうからすぐに倒産する事は無いでしょう。ただしこれは日本だけではなく、アメリカやヨーロッパでも同じ問題に直面しています。原因はやはり同じように売り上げの減少です。部数が落ち広告費が減り・・・
 2009年3月17日にはシアトルポストインテリジェンサーという100年以上の歴史のある名門新聞社が、紙による新聞の発行をやめ、全面的にwebに移行しました。リンクニューススタッフも、今までの165人から20人に大幅に減らして経費を大幅に節減して存続を図るようです。2000年ごろから赤字で2009年には身売り先を探していたのですが結局見つからず、このようになったという事です。

 音楽や映像は更に活発にwebを活用しています。
 音楽はアップル社によるiPodの大成功で一気に音楽のダウンロード販売が広がり、当初はDRM(デジタル著作権管理)が付いていたものが、付かない状態でダウンロードできるようになり、一曲99セントだったものが古い曲は69セント、新曲は1ドル29セントで販売する事も出来るようになっています。音楽は徐々にwebで買う(ダウンロード)するものに変わることでしょう。
 また、映画やテレビ番組も同じようにダウンロードしてiPodのようなデジタルメディアプレーヤーや携帯電話、パソコンなどで見る流れが広がってきています。
 音楽や映像は、ライブや劇場で見る生のモノに価値を見出し、そちらを売るための手段としてのダウンロード販売という考え方になりつつあるのでしょう。そしてダウンロード販売で払う金額は安い方に流れていってしまう事でしょう。なぜなら、音楽データは合法的にCDから無料で変換できるのですから。もし、CDをこれ以後出さないというのならば、歯止めはかかるでしょうけれども、今のところそうなる可能性は低いでしょう。
 その対極として音楽ではライブ、映画では映画館が重要になっていくのではないでしょうか。物凄いサラウンドシステムを家に備え付ける事は出来るかもしれませんが、それが出来るのは極少数の限られた人だけです。音楽ライブの迫力、映画館で見る家では体験できない映像と音。そういった物が見直されていくのではないでしょうか。

<グダグダっと時間をかけて書いているうちに、佐藤秀峰 on Webの漫画制作日記に漫画貧乏その9。が出ております。ご覧になって下さい。>

 それではマンガの場合、ビジネスとして価値があるものは?というと、単行本になるのではないでしょうか。音楽のライブでは、奇跡的なすごい演奏だとか、飛び入りのジャムセッション、客の乱入、トラブルなども付加価値として伝説化するのですが
そういえば昔、江口寿史のお蔵出しというマンガにマンガ家が大きな野球場に人を集めてライブをやるというマンガがありました。みんなの見ている前で4コママンガを作って、出来たものをオーロラビジョンに映し出して、観客がドォーッと受けるというような話だったんですが、それは実現不可能ですね(笑)
マンガの場合、webにアップロードした物を読むのが全てだと、音楽と同じくコピーデータが流通してしまい売り上げ自体が早晩頭打ちになってしまう事でしょう。結局内容はそうやって見れたとしても、それに金額を出したくなる付加価値が必要です。今考えられるのはやはり単行本ではないでしょうか。佐藤秀峰 on Web漫画貧乏その9。では具体的に旧作は10円、新作は30円という価格設定をされています。なるほど非常に安い金額なので手軽に読めますが、佐藤秀峰 on Webにアクセスして読むスタイルで、一定の収益を上げていく事が出来るでしょうか。私はデータコピーなどの問題が解決されないと難しいと思います。
 そこで今一度、佐藤秀峰氏のwebサイトを見ると、全く広告もアフィリエイトもショップもありません。ショッピングページは作ると仰っているのですが、それ以外についてはどうなんでしょうか。氏のwebサイトの現在の集客を考えれば、当然アフィリエイトや広告は大きな収入源になるのではないかと思います。

 現時点で佐藤秀峰氏の望み通りにウェブコミックが大きな収入源になるとは考えづらいと思いますが、アフィリエイトや広告などを組み合わせてシッカリしたウェブサイト経営を行っていただき、ウェブで成功したマンガ家第1号となるように願っております。

 ちなみに、今の佐藤秀峰 on WebのAdobe flashの重さは混雑の影響だけではないと思います。flashをメインにしている動的なウェブサイトから、できれば静的なサイトに変換していただく方が読みやすく扱いやすいのではないでしょうか。
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by zukunashi | 2009-04-16 22:12 | マンガ(新しい) | Comments(0)
誤解を恐れず言わせてもらうとすれば・・・
時々聞かれますが、
「今の漫画って面白い?」
という質問、答えに窮することなく
「面白いよ。」
と答えます。

ただし今の漫画の状況は人気が上がっているように見えますが、あまりいい雰囲気ではないように感じられます。

その一 マンガ原作のアニメ、ドラマ、映画が多すぎる。一番驚いたのは『デトロイトメタルシティ』かも知れない。
どういう基準でドラマや映画になるのか今一分からないし、「でこれがドラマに・・・」という場合と、ドラマを見て「何であの話がこんなに・・・」という場合が多く、漫画家にとってこれがプラスになるのか?と首を傾げてしまう事が多い。

たまたま見た「おせん(イブニング掲載)」は本当に酷かった・・・。アレだと原作の改竄じゃないの?翻案と言える状態でもない。主人公が漫画とまったく別人になってしまえば、題名が同じだけの違う話だよね。

その二 いい加減にやっている(ように見える)
訴訟にもなった雷句誠氏(「金色のガッシュ」の作者)のときにも垣間見えた、どちらかといえばいい加減で、連載が決まっても「契約」という何か約束があるわけではないようで、原稿も本来作者の物なのにちゃんと帰ってこなかったり。
逆に週刊少年ジャンプの「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博氏のように下書き以下の状態で週刊誌に連載をするけど、編集は(人気があるから)打ち切れない。
ただ子の問題は近頃始まった事ではない。
昔だと江口寿史が「POCKY」という漫画で同じように下書きで掲載をしたことがありますが、連載ではなく読みきりでした。うがった味方をすれば、これが悪い連鎖の始まりだったといえなくも無いでしょう(萩原一至とか?)

その三  単行本は高いのではないか?
単純に高いと言っても適正価格は幾らぐらいなのかとか、考えたことは無いのですが、今本屋で雑誌を買うと週刊誌で200~400円ぐらい。月刊は450~700円ぐらいまでかかります。単行本を買うと大きさ、装丁などによりますが、400~700円ぐらいはします。週刊誌で煙草一箱ぐらいと思って買っています。
単行本として印刷されたものを買うのはなぜか?一続きの話として読みたい。収集したい。何回も読みたい話だから云々。色々あると思いますが、いまの単行本はどちらかと言えば収集の側面に傾いているような気がします。本来一続きとして始めから終わりまで一気に読むとすれば当然値段は安い方がいいです。でも収集するのだとすれば綺麗であったり、これと判る特徴があるほうがいいでしょう。
読めればいい。面白い話を読みたい・・・と言うことならインターネットに情報は転がっています(違法だけどね)出版社としてはそういったダウンロードで見れるものを取り締まりたいでしょうが、音楽と同様でそれは無くなる事は無いでしょう。
ただそれを規制して取り締まるだけではこの問題は解決していかないと思います。
漫画単行本は高すぎると言われる日がそう遠くない未来に来るでしょう。音楽で起きた事が出版では起きない理由が無いんですから。

マンガは好きです。これを引っ込める気はありません。昔ならあまり考えられなかったのですが、40,50のおじさんが、朝のラッシュの中で週刊少年ジャンプを読んでいる。それが良いとか悪いとかではなく、ラッシュの中で10年後には面白くないから漫画を読む人がいないかもしれない。
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by zukunashi | 2008-10-29 14:46 | マンガ(新しい) | Comments(3)