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カテゴリ:ニセ科学…科学を詐称するモノ( 10 )
京都北山のホメオパシーセンター @Ryohsuque さんとのツイートの返事
Ryohsuque まっちん · @Ryohsuque  18th Jan 2016 from Tweetlogix
近頃京都北山のホメオパシーセンターさんという方とツイートのやり取りをしている。最初は
京都北山のホメオパシーセンター
‏@Ryohsuque
あるものを体系立てて、それに対して仮説をたて、検証し、臨床に応用する。これはニセ科学!!なのか?そんなことはない!!と昔は憤っていたものです。 
5:47 - 2016年1月14日
ツイートより
に対して私が
zukunashi taro
‏@zukunashi
@Ryohsuque 結果の分析、評価が無いからニセ科学かもしれないね。
16:41 - 2016年1月14日
ツイートより
と返したのが始まりです。

ただこの時は相手の方がここまで真面目だと思っていなかったです。

そして先方はtwitlongerという長い文章をツイートするやり方でお返事がきます。それに私は長いのを幾つかのツイートに分けてお返事していたんですが、ちょっと面倒になりましてblogでお返事に切り替えました。

とまあここまでが前回までのおさらいっぽい話です。で、一番上のリンクが最新のお返事です。

幾つかは理解できますが、根本的な点で相違があります。

京都北山のホメオパシーセンターさんは仰います。
医療というものは、客観性や論理性はとても大事なものです。もちろんです。しかしそれと同じくらいに現象がありそれをある仮説に基づき体系化し、その方法論を使えば癒えるという事実があるならば使うべきなのではないでしょうか。
・・・中略・・・
まず、客観性や論理性というのはどこで担保されるのでしょう?
共通のルールに従ってだした実験でとった数々のホメオパシーがプラシーボ(とよばれているもの)よりも効果があるというデータを見て、それが科学的正しい手法で確証されているならば、ホメオパシーの原理はわからないがとにかくきくのであろうという前提に立っていただいて、同種の法則を理解していただき(あっているかどうかはさておき)、その上で希釈震蘯のこともそういうものがあるのかもしれないと頭に入れていただき、そのうえで現在のホメオパシー側の発言をかんがえて頂けなければ、それは当然何も話がつながるわけはないように思います。
・・・中略・・・
現在の私の考えは、今私の意見に異論がおありなzukunashi taro様がいらっしゃり、あなたが何故そのような意見をお持ちなのか想像しています。そして私の意見を理解していただくには、まずエビデンスを受け入れていただき、前提としてホメオパシーとは有効でこういうものであるという立場に立っていただき。その上で再度この一連の疑問に対して考えて頂きたいということです。
三つの文章をあげました。この三つ共通しているのは、レメディで効果測定できる=ホメオパシー(の同種の法則)は有効であるという前提を受け入れて欲しいという事だと思います。

ですがこれはおかしいです。レメディという砂糖の玉により効果が出ている場合があるという報告があります。しかし効果が出ていないという報告もあります。客観性や論理性より前に、科学的な手法の統計で効果が出ているのだからホメオパシーは科学的だと、もし仰りたいのだとすれば、効果が無いという結果も尊重するべきです。でなければそれは科学ではなく信仰になってしまいませんか?

通常仮説を提唱しそれを検証するための実験や観察を適切にコーディネイトしたうえで結果を分析し検証、仮説を補強もしくは棄却という手順を踏んでいきます。この一連の流れの中で必ず必要なものとしては、疑う事を保証することです。

疑う自由といってもいいかもしれません。

ですが京都北山のホメオパシーセンターさんは上記の特に三つめの文章でこうおっしゃってます。「前提としてホメオパシーとは有効でこういうものであるという立場に立っていただき。」これは科学ではなく信仰です。先ほどお話ししました通り効かないという統計結果も出ていることも同等に扱うべきです。前提としてホメオパシーの有効という話もあるが、効かないという論文もある。効果だけを取り出して話すのは科学的ではありません。

長く間が空いてしまいまして、申し訳ありませんでした。
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by zukunashi | 2016-02-01 22:01 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(0)
歴史に学ばないという斬新さに脱帽
フェイスブックで豊受クリニックというところを見たら・・・
母乳を飲む前に
ミルクですらない
こんなものを生まれて初めて
口にしておなかに入れている
赤ちゃんがほとんどです(`‐ェ‐�)
・メナテトレノン
・安息香酸ナトリウム
・クエン酸水和物
・ゴマ油・水酸化ナトリウム
・ソルビタン脂肪酸エステル
・D-ソルビトール液
・パラオキシ安息香酸エチル
・プロピレングリコール
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
・香料
ケイツーシロップってやつで
一番上のメナテトレノンが
ビタミンKの成分で
その下は全て添加物です。
という出だしで始まっていた。

ああ、また知ったかで添加物がぁ~と吠える保護者かなぁと思って調べてみると
・・・医者?!・・・
ぶっ飛びました。少なくとも国家資格を取る為に学んだだろうに。引用先にはこんなことも書かれていました。
出血を予防するために必要という名目で
ほぼ全員の赤ちゃんに飲まされています。
飲まなければ9割ほどの新生児が脳出血
や消化管出血を起こして死んじゃったり
後遺症が残ったりするのなら、同意なし
で勝手に飲ませてもいいと思いますが。
(本当はそれでもダメですけどね!)
この成分見て、この世に生まれて来た
我が子に初めて口にさせるべき代物だ
と思いますか?
本当に、脳出血や消化管出血を起こす
わずかな可能性を、こんなもので予防
しなければならないのか?というのは
充分考えてみた方がよいのでは?
実際山口県ではホメオパシーにかぶれてしまった助産師に、K2シロップを投与されなかった赤ちゃんが亡くなっています。そしてそれで訴訟も起きてます。山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故2000人に1人が多いか少ないかは置いておきましょう。少なくともK2シロップを摂取させることで助かる訳です。それをしなかったとしても1999人には何ら影響が無いわけです。飲まされ損かもしれませんね。
だから要らない?え!それって助けられると分かっててそれを放棄しちゃうわけですね。
もしK2シロップに副作用があるということなら難しい話です。でも件のお医者さんは最後まで副作用の話しはなく、”人工物は毒”という教義なのでしょう。ついでに言えば自分の免疫で病気を克服(直すじゃない)するために、この先生もホメオパシー等がお好きなようです。(日本ホメオパシー医学協会提携クリニックの池尻クリニックが豊受クリニックとして移転。)自分達が推奨した「レメディー」によって幼児が亡くなったのに、その歴史を一顧だにせず同じ事を繰り返そうとするんでしょうね。

ついでにフェイスブックで甲斐 由美子さんが似たようなことをこれは1年以上前に書いてらっしゃいました。
K2シロップに関する考察
全文引用するわけにも行かないですから幾つかこりゃぁと思う所を抜き出します。
Dr.N: 自然分娩では、産道をなめて赤ちゃんは生まれてくるから、母親の腸内細菌を受け継ぐので、その後母乳で育てていれば、腸内細菌が定着し、ビタミンKは腸内細菌から供給されるからです。
O: ほお!なるほど
H: なるほど。勉強になるーー!!!
とか

Dr.U: っていうかビタミンk不足で出血、なんで不足してる子供とそうでないのがいるのか、考えればよいのでは?元々昔の方が、死産や新生児死亡が圧倒的に多かったことも考慮して。
K: なるほど、ビタミンKが不足すると出血、親の栄養状態が悪いということでしょうか? 母乳が出ないとか?ミルクで育てると欠乏するのかしら?それはないか!とにかく調べてみます!
N.K: 抗生剤の過剰投与、食事も?母乳力、母体力の弱体化?
Dr.U: 新生児は基本的にはビタミンkが不足しやすく、母乳栄養で不足しやすいのも事実です。
K: 母乳とミルクの違いを調べると、栄養的にはあまり違いがないようですが、ミルクはカルシウムが多くウンチの出が少し悪くなるようです。母乳との違いは、やはり、母乳は免疫力がつくので特に初乳は大事ですね。母乳栄養でビタミンKが不足しやすいのは、母親の健康状態による。ジャンクフードや添加物まみれの食べ物を食べていたり薬を服用していると危険性が増すということで、k2シロップを飲ませる。ということでしょうね。
とか

Dr.U: だからビタミンkを意識すればいいだけで、天然のビタミンkとればいいだけです。
O: 結局は、そういうことなんですね・・・
K: なるほど。天然のビタミンk!
N.K: 天然、自然ですね!結局は^ ^
O: 納豆、わかめ等が特に多いみたいですね~けっこう食べまくってるかも。
K: あ~ すっきりした。最初に戻ったんだけどね(笑)Mさんが言うてる。助産師さんもいうてるよ。(笑)
R: ここのひとには 必要ないってことですわね!
M: 食生活が変わった→母乳の質が変わる→栄養士の暗躍→シロップという経緯や背景がわかると、対策が打てますね。最も妊娠前から、腸の微生物が栄養を供給してくれるような体質になるといいです。これが本当の営養ですかね。
自分が納得するためにいろいろ考えてそれで理解したつもりになる。人間の体が自然の作り上げた叡智の塊だとすれば、風が吹けば桶屋が儲かる的思考で大丈夫と思えるところがある意味すごいです。

あと気になるのはDrと付いている人・・・ドクターなんですかね。一番いい加減な事を言うんですが。
産道をなめて赤ちゃんは生まれてくるから、母親の腸内細菌を受け継ぐので、
あのー、素人ツッコミですが産道は腸じゃないです。腸と同じ細菌が産道にあったらと思うとゾッとしますね。

そして最後に、自分達はジャンクフード食べないし添加物もとってないから大丈夫。そうじゃない人がビタミンk欠乏で子供が大変、という上から目線がイラヤシイですね。こう言っちゃなんですが、タマタマあげてなくても症状が出なかっただけ、というのが現実じゃないでしょうか?運が良かったね、おめでとう(棒)

フェイスブックは自分の仲間を見つけやすいので、こういう意識の高い人ばかりが集まるグループが幾つも有ります。ミクシーもそうでしたが、近頃はフェイスブックにたまってますね。

誰でも使えるようになってネットってダメに成った一例かも。
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by zukunashi | 2015-01-20 14:52 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(2)
船橋市議会議員高橋宏氏の懲りないブログ
これっきりにしたいけど目付いてしまうのはこんな話ばかりナノが悲しい。
私の命掛けの活動を個人的な趣味と批判することは絶対に許せない|船橋市議会議員高橋宏 揺るがない、動じない、諦めないと言うブログの記事で、自分が批判されたことに対して切れている。

何に切れているかといえば、自分の仕事について「地方議員の職責に関係のない個人的な趣味の活動」と言われたという事で切れてらっしゃる。

言った人も同じ船橋市議会議員で、その人はこういうことがあって上記のようなことを書いてらっしゃる。
Twitter利用に関してお知らせとお願い
最近、船橋の別の議員さんの事で、要望やクレームや質問を多数いただきます。(なぜ私に送るのかわかりませんが・・・。)
・・・・・・中略・・・・・・
そして、今回の件に関して言えば地方議員の職責に関係のない個人的な趣味の活動にまで関わりたくはないというのも理由です。

今回、私を含め数人の船橋市議に同時に質問がありましたが、長谷川大議長の返信と近い考えと受け取っていただいても結構です。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/assembly/information/p031607.html
中原しんすけ氏のブログより引用です。要するに同じ船橋市議会議員の所業についてなぜかツイッターが来るようです。なのでブログで自分の所信を述べているというわけです。引用もしましたがそこにも書いてあるとおり名前こそ挙げていませんが高橋議員のツイッターやブログでの言論について「個人的な趣味の活動」といっていることが高橋議員には気に入らないようです。

さて、高橋議員は反論の前置きとしてこのように述べておられます。
個人批判というのは、私の主義に合わないので、今迄も極力避けてきました。しかし、どうしても発言をしなければならないこともあり、その場合は批判をせざるを得ません。
ツイッター上では結構個人攻撃をされてらっしゃいますが、そんな事より批判をこの後するわけですよ、個人に対して。その批判が批判というレベルに達していない。

曰く
元々同じ会派で中原氏と同じ健康福祉委員会に入りたかったが子育て支援をしたいという彼の意向を汲んでお譲りしたが、彼は仕事をしていない?!何故なら2011年5月の当選以来健康福祉委員会で一回も彼はHPVワクチンの危険性の指摘をしていないからだ!!

そうなんですね。高橋氏はHPVのみならず一般医療すら必要ないと仰る方です。まとめサイトでもなんでもないので、これぐらいにしておきますが、最後のなんか議論どころか小学生の喧嘩レベルの話。嘘つきにはコーヒー吹きそうになりましたよ、まじで。マンガや昔の小説の中だけの言葉と思いましたよ、嘘つきっていうのは。

まあ個人批判云々をする前に、批判も出来ない議論もできない議員がいるという現実に驚きを隠せないのです。個人個人の価値観とかどう思ってらっしゃるのでしょうか?

まず批判は的はずれ。自分が重要と思っているからといって、市政の重要課題というわけでもないでしょう。
それに返事になってない。自分のやっている事が「地方議員の職責に関係があり政治活動」である、というふうに返すのが王道だと思うのです。少なくとも関連性を見せてほしかったのですが、
紛れもなく市政に関連しているものばかりです。船橋市は市立の医療センターが存在していますから、がん治療も精神薬も輸血も全て市政に関わる重要なものです。
私の命掛けの活動を個人的な趣味と批判することは絶対に許せないより引用
医療自体の価値を認めない方の言い分としては正しいのかもしれませんが、単なる自分の信念を言っているだけと思っていましたから、真面目に輸血の禁止、抗癌剤やワクチン不使用を市議会で審議するつもりだったんでしょうかね?ていうか何よりも高橋氏は輸血に関する見解は個人的なものであり、党の方針とは関係ありませんというブログをアップしその後も再三おわびにならないおわびをされてましたが、公私をどこで線引をしているのでしょうか?いくら命をかけようと、本当に命をかけてガンと戦っている患者もいれば、ワクチンによってその生命を救われている人もいる。不慮の事故で大量出血した方も輸血で助かっている。と仰っている方はけが人を救うことも出来ず、ガンの方を治すことも、病気の予防も出来ない。何に命をかけているのでしょう?

命がけといえば言っている事に価値が付加されるのでしょうか?イエそんなことはありません。
命がけといえば重大な間違いがあっても免責されるでしょうか?イエそんなことはありません。

批判されて当然と思う一方、何故この歳になるまで放置されていたのかをむしろ不思議に思う今日此頃でした。
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by zukunashi | 2014-11-06 14:37 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(0)
自身をアイヌの権威か何かと勘違いしてない?金子やすゆき市議さんは?
「辞職勧告」可決確実! 9月22日本会議で採決か: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページなどと自分の事を他人事のように書いているのはイロイロ複雑な心の中があるのでしょう。

とはいえ、書いて有る事を読み進めるとなんか面白い。

タイトルで書いたとおり、アイヌのことについては金子やすゆき氏が決めないといけないらしい。
私がいないといったのは、アイヌ「民族」です。
「民族」とは言葉や宗教、文化、生活習慣などを共有し独自の権利を求める集団を指す言葉です。
「民族」には「紛争」「対立」ということばがつきもの。
おとなりの中国ではチベット族やウイグル族への弾圧が問題となっていますが、
日本でアイヌ族への弾圧などあるでしょうか?
「辞職勧告」可決確実! 9月22日本会議で採決か: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページより
いやぁ民族って戦わないとダメなんだ(笑)『「民族」には「紛争」「対立」ということばがつきもの。』なんか歪んでるなぁ。

そして
アイヌ文化が生まれたのは13世紀と言われていますが、12世紀に建てられた神社が道内にあり、
既にこの地域では和人が先に住んでいたことを示すものです。
和人とアイヌは混住していたのであり、アイヌが先住民族だとの主張は学術的根拠がありません。
だからこそ、政府はアイヌの先住性をずっと否定していたのです。
「辞職勧告」可決確実! 9月22日本会議で採決か: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページより
いやぁ、アイヌ文化が生まれたのが13世紀って初耳だわぁ。アイヌには文字がないから、アイヌの歴史は和人が残したものしか無いと言う話は聞いたことがある。もともと、続縄文時代に北海道に居たと思われている人々とアイヌの関連性についてはどのような意見がお有りなのだろう。学術的根拠という言葉を使う以上アイヌの歴史などご存知であると思う。軽々に学術的と仰る事は無いと思いたいが、どうもココで学術的という言葉を出してきたのは、平成20年に「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が国会で可決されたことに対して反対せんが為に学術の権威を振りかざしているとしか思えない。

多分ここまでは金子やすゆき市議は勇み足だとしても言っておきたいことだったのでしょう。この前提がないと、この後が彼の本当に言いたかった事が単なる僻みになってしまうからでしょう。

彼に言わせればアイヌは・・・まるで生活保護の不正受給者や、在日外国人に対する捻れた正義感のように・・・特別に保護されている上にアイヌであることを示す正当な証すら無い。よってアイヌなんか居ない。特別に保護すべきじゃない。

とはいえ、金子やすゆき市議が示した『学術的にアイヌは先住民族じゃない』という学術性は眉唾であり、彼がそれを証明したと思っている『アイヌ文化は13世紀からで12世紀には神社が建っている』と言う話だけじゃ、北海道のみならず千島、樺太、シベリアに居たと言われるアイヌや縁の民族の方々が13世紀に突然現れたとするほうがなかなか漫画チックである。それにアイヌ民族が居ないもう一つの理由として『「民族」には「紛争」「対立」ということばがつきもの。』という民族の定義って斬新で他にはない視点かもしれないけれど、このまま金子やすゆき市議がこの問題を煽っていけばアイヌと大和は『対立』して『紛争』を起こし立派な2つの民族『大和民族』『アイヌ民族』が誕生するというシナリオなんですね。

でもこれは皮肉でもなんでもなく、こういうちょっとした対立が火種となって民族問題が燃え盛ることはあり得る。金子やすゆき市議は火付け役として大役を果たしてご満悦かも知れないが、彼の無知と無教養で要らぬ火を付けられる人々にとってはいらんお世話である。

金子やすゆき市議や彼を支援する人々が在日外国人が嫌いで、朝日新聞が嫌いで、甘い汁を吸う人が嫌いで、陰謀が大好きでも構わないが、あなた方の遣っている政治は悲しいほど非寛容で余裕が無い。極少数の、自分を支持する人の声を聞いているだけで政治をしているつもりになっているのなら、それでも良いがその声が大多数の支持だと勘違いしないでいただきたい。

我々は民主主義を基本とする。だから少数意見は尊重する。だが、少数意見だから尊重するわけじゃない。ダメな意見は淘汰されなければいけない。そこをお間違いなく。少数だから正しい訳じゃない。
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by zukunashi | 2014-09-11 01:14 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(1)
今でもこんな風にいう人がいることに驚かされます
【1日2セット限定】リスドォル・プレミアムセット!9月後半分販売開始!|西荻窪 無添加パン工房「リスドォル・ミツ」のブログ

たぶん、この人に悪気はないと思います。まあ講演したりテレビに出たり本を書いたり、マルチタレントな方ですから、下心というものはあるでしょう。人気者になりたいとか金を儲けたいとか。ただサギ紛いな事には気が付いていないだけだと・・・思いたい。

サギ紛いな文章はそこかしこに散りばめられています。
外食産業を含め、今や花形の大手通信販売会社、これらの会社はベクレル検査を
やっていません。
やっていないのに「やってる」と言っている会社もあるようです。
また福島の野菜、肉などを安く買いたたいているようです。
(因みに私はその通販会社名を知っていますが、言いません。)
とか
また福島産の果物、野菜は他の県の段ボールに詰め替えられJAが主体となって
産地偽装をしている、とも聞いております。
などはその典型例でしょう。

読んでみると分かる通り、断定はしてません。1番の文章では御大層に最後のところにカッコ書きで(因みに私はその通販会社名を知っていますが、言いません。)との事。この章の前の章では報ステのディレクターが自殺した件を引き合いに出し、もしかして他殺ではないか?と仄めかしています。これも断定はしていませんが、もし他殺だとしたらどこからか圧力を受けているのでは?と書いています。だから言わない、そう読み取ることもできるでしょう。

2つ目の引用にあるJAの産地偽装も、聞いております、という伝聞調なので、確証のある話ではない。実は2つの引用の間の文章は、牛乳を西に持って行って偽装しているという話を書いている。その文章は「・・・こんなことが当たり前になっています。」と〆ているので、もう一般に知れ渡っているという話になっているようですが、実際にそんなことになっているってみなさん知ってました?て言うか何かの情報を勘違いしている可能性大なんですよね。

牛乳の産地偽装については福島原発事故の4ヶ月後にアノ有名な中部工業大学の武田邦彦教授が誠実な社会を取り戻したい・・・牛乳と柏市の放射線という日記に
大手の販売会社は多くの親が心配しているのに、汚染状態を公開していませんし、「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて、ベクレルを規制値以内に納めているという情報もあります。
と書いて物議をかもしていました。私も上から目線・・・でも見当ハズレじゃない?でチョット首を突っ込んだ覚えがあります。

チョット脱線すると、本当に牛乳は混ぜられているのかといえば、多分・・・と答えるしか無いでしょう。牛乳の流通を逐一把握しているわけでもなく、放射線測定器で調べまくっているわけでもないんですから。で、農林水産省が事故直後から原乳の放射性物質の検査結果についてという形で公表していますが、見る人は少ないでしょうね。あと、科学ジャーナリストの松永和紀氏が書いた牛乳の放射能汚染は深刻か
チェルノブイリと飼育法異なる
「福島のコメは危ない」も短絡的
2011年10月12日(Wed)  松永和紀 (科学ジャーナリスト)
こちらの方が、産地偽装問題についてより詳しく述べていますので、読んでみて下さい。

さて、西荻のリスドォル・ミツのブログについては、パン屋さんが安全な食材を求めてイロイロ探しまわった上での得難い経験を知らせてくれているのだろうと思います。ですが、自分で得た知識をさっきのような表現で公表するのは逆効果でしょう。真実かもしれない情報を眉唾ものにしてしまっています。

なお、一層胡散臭くしているのは最後の方の文章です。
曰く、(可哀想なのはグーミン、いや“我が愛すべき庶民”の方々ですが。)
曰く、このままの状態―――
   即ち、「食」の業界で放射能のことが大きな声で議論できないような状態です。
曰く、あっ、いけねーーー!
   今般は「パン屋のオヤジ」らしからぬことを書いてしまった。

などなど、執筆された本の中身が透けて見える用な胡散臭いおやじ言葉をワザと炸裂させていますが、自分は他のグーミンと違い色々な事を知っているのだぞ!という自負が滲み出てきていますね。上から目線(我が愛すべき庶民)というか、自分だけが食の業界で放射能の事を話しているかのような素振りを見せるところとか、自分を「パン屋のオヤジ」と自己卑下しているところとか。

最後の気持ち悪い文章はおいておくとしても、事実の確認ができない書き方をして不安に付け込むようなやり方を以ってサギと断じるにはまだ証拠が足りないでしょうかね?でも、確実にこういう方が福島の生活を壊しています。
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by zukunashi | 2014-09-08 13:27 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(1)
金子市議について・・・書こうとした事が先を越されていた件について
金子やすゆき札幌市議の嘘と詭弁ともの知らず - Danas je lep dan.

タイトル通りですが、2,3個書き足しておきます。

私が、金子やすゆき札幌市議について問題があると思っている点は、自分の私見にアイヌ協会の不正経理問題を絡めて、あたかもアイヌ自体に問題があるかのように書いているところです。

あえて言えば、夫婦喧嘩の理由を安部首相のせいにするようなもので、尤もらしく強弁している本人はすごく意味がある事を言っているように、自分の見識に酔っているかもしれませんが、周りから見たら『全然関係ないじゃん』の一言で終わっている。

彼(金子やすゆき札幌市議)は自分の発言に根拠が無いことを何とか取り繕うとするようで、例えば最新版じゃない百科事典から引用したり、知里真志保氏のような権威ある第一人者の言を曲解したりといろいろしてらっしゃいます。

その中でも新聞の切り抜きから引用した知里真志保氏の文章を以って『アイヌは滅びた』という自分の不見識を取り繕おうとした態度は、怒りを覚える前に小学校の国語の文章題を1年制から全部やり直していただかないといけなんじゃないかな?と呆れ、その次に本当にこう考えているのならこの人には何を行っても無駄だろうと脱力しました。「なぜアイヌのみ異民族扱い」故・知里眞志保・北大教授談より

リンク先で無駄に全文引用していますので、よろしければそれをお読み下さい。

読んで頂けました?

さて、知里眞志保氏はアイヌについて研究した学者です。そして彼はアイヌ民族です。そしてこの新聞記事は昭和29年のものです。第2次世界大戦が終わり、サンフランシスコ講和条約が発行した1952年から2年後。日本は主権回復後ゆるやかに立ち上がろうとしていた時期です。今から見ればどんな状況だったかわからないことでしょう。簡単に言うのは難しいですが、戦争に負け経済的にも破綻した状態で、昭和25年から28年までにあった朝鮮戦争により景気が上向き始め、徐々に戦争の傷跡も癒えてきた時期と言えます。とはいえまだ全然生活は楽ではなく、なんとかやっていける程度の状況だったはずです。で、そんな時期のアイヌ民族はどうだったのでしょう。日本民族(大多数の日本人)と平等だったでしょうか?

と、そんなことを想像しながらもう一回さっきの新聞切り抜きを読んでみてください。

どうでしょう?本当にアイヌは日本人だ!と言いたいのでしょうか?
私はそうは考えません。多分一番重要なのは
このように見るとアイヌは人ではなく、何かほかの動物のように思われます。このような者の考え方の残滓を今の日本人は早く拭い去ってほしいものです。
北海道大学新聞縮刷版1955年1月31日号からより引用
のように感じるのです。じゃあなぜ金子やすゆき札幌市議はそう認識できないか?これも多分ですが、先の引用の後の文章
現実にはアイヌ文化は明治時代以前に滅びてしまって
北海道大学新聞縮刷版1955年1月31日号からより引用
の滅びた理由は何か?というところです。ほぼ間違いなく日本人(日本民族)のお陰です。北海道のアイヌ民族は自分がアイヌであるという事を明かさないし、差別から逃れるために日本民族と結婚する事が多いという話もある。金子氏はそれをご存じないらしい。

でに、そうするとあの北海道新聞縮小版は金子氏が言っている『アイヌは滅びた』という話を補強するためのものではなくなってしまいます。あの北海道新聞の記事は『アイヌも日本人と同じ生活水準を』とか『なぜアイヌを差別するのだ?』というふうに読めてしまうのですが、如何でしょうか?アイヌに昔の風俗とか文化の上演を押し付けるだけではなく、普通の日本人と同じ生活をさせて、その上でアイヌの文化風俗を研究し、保存すべきと考えていたのではないでしょうか?

とまあ、こんなことを考えていたんですが、書く時間もなくズルズルと引き延ばしていたら、先を越されてなおかつもっと細密に、詳細に書かれてしまったので後出しですが影に隠れて私の私見を述べさせていただきました。

ついでに一言付け加えさせていただければ、金子氏や小野寺まさる北海道議の説を読むと、自分に有利な事については学問的成果とか良識と言う癖に不利な事については言論封殺だとか不適切だとか言っている。彼らは政治的主張の補強に都合のいいものだけを使おうとする態度があり、それは実はニセ科学を推進する人々にも共通している。
政治の世界ではそれが当たり前なのだろうか?だとすれば学術の世界は政治と決別し、政治的発言に学術の論文を使わないようにすべきとすら感じる。
これは、ほんの少数の政治家とやりとりした結果の経験ではあるが、彼らは自分が間違っているという可能性すら考慮してないので、やり込められてあげるしか集結の手段がない場合が多い。こうしてトンデモナイ政治家の意味不明な言論は亡くならない。
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by zukunashi | 2014-09-01 11:52 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(0)
高学歴だからといって正しい科学知識を持っているとは限らない3
さて、こんなに時間を掛けて長い記事を書くつもりはなかったんですが、勢いというものは恐ろしい物で、なんかその3まで書いております。

別にイヤイヤ書いているのではないのですが、芝居の記事のようにノリノリで書いているわけでもありません。
とはいえ、あんまり長々書くこともないので、まず今回のパックス・ジャポニカへの道(その1)「続・『トリチウム汚染水が消える日』 検証実験の実施が決定されるについては今回で終わりにします。

さて、前回は一段落めで終わってしまいました。残りについて書きましょう。

とはいえ、残りのところについては一言で片付けることも出来るのです。
ここで書かれていることは妄想だ。

何故妄想なのか?

まず続・「福島原発から、トリチウム汚染水が消える日」 実証実験の実施日、変更されるの記事からちょっと引用します。

「原田武夫とその研究所は、この技術を開発しているA社と資本関係にあるか、契約関係にある。自らの金銭的な利益のために、煽り立てているに過ぎない」
「『元素転換』などという技術は存在しない。そうしたSF小説のような絵空事を書き立てて、売名行為を行おうとすることは許せない」
「仮に最新技術でトリチウム汚染水の問題が処理できるとしても、それは原発推進に使われる危険性がある。そうした危険な傾向を助長するスクープを行うこと自体、認められない」
続・「福島原発から、トリチウム汚染水が消える日」 実証実験の実施日、変更されるより
それともう一つ
「元素転換などというものがこの世に存在しないのは科学界では常識だ」
「トリチウム汚染水の無害化など出来るわけがない」
「質量計を見た上で議論しているのか。現実には絶対にあり得ないことを憶測で書かないで欲しい」
「カトリック教会から弾圧され、自説を曲げざるを得なかったが『それでも地球は動いている』と地動説を信じてやまなかったガリレオ・ガリレイと、A社のインチキな技術を比べること自体がおこがましい」
パックス・ジャポニカへの道(その1)「続・『トリチウム汚染水が消える日』 検証実験の実施が決定されるより
この2つの引用にでてくカギカッコの中は、原田氏に寄せられたネットからの罵詈雑言、事実無根の誹謗中傷だそうだ。前者の場合はツイッターから寄せられたものらしいのです。で、検索したのですが、そのものズバリの文章には行き当たりませんでした。後者のものはどこに出ていたのか書いてありませんでしたので、もしかしたらメールできたものなのかもしれませんが、ここで引用した文章の後にリンクを示しているものがありそれはちゃんとブログにつながっていました。
中にはご丁寧に亀の甲の化学式を並べて、高校の化学の授業よろしく「解説」してくれるサイトまで登場した。よくよく暇な「専門家」がいたものだと失笑せざるをえなかった。
と書いているところのリンクです。このページを見てベンゼン環…俗に亀の甲と呼ばれる…が出てきているかといえばどこにもありません。たぶん化学式を見ると全部亀の甲に見えるのでしょう。

引用部分とリンクを読んで理解した事、それは彼が他人の書いた文章を勝手に要約して…これはもしかすると改ざんかもしれない…罵詈雑言、事実無根の誹謗中傷だと騒いでいる。こう言ってはなんだが理解力が疑わしいとしか言えない。原田氏が亀の甲の化学式云々と書いたリンクにこんな事が書いてあります。
常温核融合を信じている研究者は現在でもいて、論文もたまに出ているようです。科学的手法に正しくしたがっているのであれば、常温核融合の研究をすることに対して何の問題もありません。その成果について発表することも問題ありません。ただ、信憑性が低いデータや無関係の実験結果を基にして、あたかもその現象が事実であるかのような言説は許されないのです。
トリチウム水から完全無害な水素ガスを作り出す?より
ここに原田氏とA社についての問題が端的に書かれています。要するに信用されるやり方で証明しましょう。ということです。原田氏には理解できなかったようです。

こう言ってはなんですが、ちゃんと出典を明かさずにしかも勝手に要約した文章を元に、自分達が非難されていると仰るのは情報リテラシーが不足しているとしか思えない。ちゃんと出典を明記して要約せずに元の文章を引用するか、少なくともリンクを出しましょう。失笑するのは勝手ですが、ちゃんと読んで理解しましょう。亀の甲何かどこにも書かれていない所もそうですが、少なくとも何に失笑したのかぐらいは書きましょう。自分が理解できなくて自分に失笑したのではと勘ぐりたくなります。

そして、「割烹着のリケジョ」などという言葉を出してしまうところを見れば、原田氏はご自身が科学に興味がなく、イノベーションだけを追い求め、小保方晴子氏を認めた「ネイチャー」や「ハーバード大学」とは真逆に向いている事に未だ気がついていない。ネイチャーは厳しい査読をパスした論文が掲載される。出版部数を増やすためにインパクトを追い求める週刊誌などとは違う事に気がついているだろうか?

これらの例からわかるように、原田武夫氏は自分に都合のいい事実のみを選択して批判されているといい、相手を失笑し、都合のいいニュースの都合のいいところだけつまみ食いして、自分の主張の正当性を声高に叫ぶが、中身が何一つ無い。ネイチャーやハーバード大学は彼が言うようにイノベーションが欲しいから小保方氏の論文を掲載したのか?答えはノーである。論文が純粋にその部門の専門家に評価されたからだ。掲載する価値があると認められたからだ。それがイノベーションに繋がるかもしれないが、そういう下心で論文審査をすることが出来るのか?外交官もしていた原田氏がそんな事も分からないなら、独立系シンクタンクの所長という方の情報リテラシー、科学リテラシーは確かに足りない。これは日本にとってかなり厳しい話だ。これが日本のトップの情報リテラシー、科学リテラシーだと海外に思われるのだとしたら、そのダメージは計り知れない。

もしかすると誰も原田氏を批判していないかもしれない。批判されていると言う前に誰がどんな批判をしたのかしっかり確認してみるといいのではないだろうか?被害妄想とは言わないが、彼の話には決定的に事実が足りない。批判されているかどうかもそだが、A社の技術云々についてもそうだ。紳士協定がどのような内容なのか分かりかねるが、イノベーションより先に科学的事実の観察が決定的に足りない。自分達をガリレオや小保方氏になぞらえるのはいいが、彼らと決定的に違う事に気がつく必要がある。それに気が付かないならば失笑されるのは原田氏とA社になってしまう。日本を救うとかパックスジャポニカとか言う前に、査読に耐えうる一本の論文の方がいかに大事か!彼らはまだ気がついていない。
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by zukunashi | 2014-02-16 01:09 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(0)
高学歴だからといって正しい科学知識を持っているとは限らない2
時々思い出しては、ネタ帳のように非公開記事を書いているzukunashiです。
いつか記事になる日を夢見て・・・ナイナイナイm(__)m(誰に対して謝っているのか・・・)

さて、タイトルは一ヶ月前に書いた記事・・・そこから一本も上がってないんですが・・・の続編です。

前回は東洋経済オンラインで原田武夫氏が書いたコラムについて言及しました。今回は同じ原田氏が原田武夫国際戦略情報研究所公式ブログという自分のブログに書いた記事を元にしています。元記事のリンクは下記↓
パックス・ジャポニカへの道(その1)「続・『トリチウム汚染水が消える日』 検証実験の実施が決定される

前回は荒唐無稽な実験結果を「元素転換」と決めつけたいなら、普通に論文書けよ、というふうに纏めていいかと思います。と言うか、そういう意味で書きました。

今回のパックス・ジャポニカへの道(その1)「続・『トリチウム汚染水が消える日』 検証実験の実施が決定されるの冒頭「A社の元素転換技術に対する「検証実験」の実施が遂に決定された」と見出しがついています。読んでみると・・・
そのような中、1月30日、某有名国立大学のイノヴェーション・リーダーたちによるA社に対する現場視察が行われ、私もその現場に立ち会い、その全てをこの目で見る機会に恵まれた。
結論を言うならば、その直後に同大学におけるこの技術に対する「検証実験の実施」が決定された。正にA社技術・経営陣による苦労の賜物といった展開であり、このことが持つ意味合いは計りし得ないほど大きい。なぜならば「検証実験」が正規の研究機関によって正規の手続きによって行われるということは、A社の技術がまがいものなどでは決してなく、それに値するものであるということが専門家の見地からもまずは確認されたということを意味しているからである。(太字はzukunashiが入れています)
パックス・ジャポニカへの道(その1)「続・『トリチウム汚染水が消える日』 検証実験の実施が決定される
長々と引用しましたが、多分いくつか分けの分からない用語と、なんか勘違いがあります。特に太字にしたところは、全然正規の手続きでも何でも無い。某有名国立大学のニュートラルな環境が実験にどう影響をおよぼすのかを知りたいだけかもしれない。本来正規の手続きとは論文発表になります。
さて、ちょっとイヂワルな言い方をお許し頂きたい。

前回の記事では原田氏が「権力とアカデミズムの住人」を全く信用していない事を指摘した。それが事を複雑にして、こんがらがっている原因かもしれない。今回は某有名国立大学のイノベーションリーダー(?)を全面的に信頼している様子だ。なんだろうこの違和感?イノベーションリーダーという人物自体胡散臭いのは仕方がないとして、名前を出せない機関や人がわんさと出てくるこの方の文章で、何故この人は権威があり持ち上げられているのだろう?いづれ名前が出るかもしれないが、申し訳ないが畑違いの人ではないかと推測する。
とはいえ、権威に対してなんか反発したくなるのは、トラウマか。はたまた何か別の理由かそれはわかりませんが、権威に対して全て反発するならわかるのですが選択的反発だとダブルスタンダードです。某有名国立大学が「権威とアカデミズム」から独立な存在なら良いのですが、とてもそうとは思えない。前の記事でも引用しましたが
ありとあらゆる公的研究機関や有名大学の研究室でこの技術の有意さについて声を枯らしながら訴えても、権力とアカデミズムの住人たちは、これを一切無視してきたのだという。
と書いています。某有名国立大学は有名大学ですよね。自分たちの技術に目を向けてくれる権威は持ち上げ、それ以外は駄目というのは如何なものでしょう。

あとイノベーションリーダーという言葉。基礎物理、化学の関係者でしょうか?工学系の方でしょうか?まあこれは憶測ばかりなのでこれ以上は突っ込みませんが、イノベーションという原田氏の大変好きそうな言葉を纏った某有名国立大学の関係者の方が、技術を正しく進ませる方向から横道に誘導しているように感じます。

さて、先ほどの長い引用の太字部分。
A社の技術がまがいものなどでは決してなく
もおかしい話です。実証実験をするのが決まった、という事はまだ実証されて・・・いないわけです。実証実験をする価値があると認定されたと言って、それがマガイモノではないとは決まっていない。それは次の太字部分
専門家の見地からもまずは確認されたということを意味している
で、専門家と書いてらっしゃいますが、どう見ても科学音痴である原田氏が、イノベーションリーダー氏を専門家するのは眉に唾して読むのが正しいと感じます。肝心の情報は紳士協定という一言で蓋をして他人には教えないなら、彼の書く事も同様にまず疑ってかかるぐらいがバランスが取れるというものです。

と、最初の段落だけでこんなに書いてしまった。その後の文章についてはまたあとで書かせていただこうと思います。
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by zukunashi | 2014-02-14 22:10 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(0)
高学歴だからといって正しい科学知識を持っているとは限らない
※注この記事を書いた直後に東洋経済オンラインはコラムを削除してしまいました。それに関する編集長の言い分はリンク先に書いてあるとおりです。 
アホかと思いましたが、しかたがないのでこのまま掲載しておきます。

東洋経済オンラインのコラムに『インテリジェンスのプロ、原田武夫氏が開く近未来の扉』というのがある。元は外交官だった原田氏がインテリジェンス=諜報活動などについて書いているようです。インテリジェンスというと、頭のいい人を思い出したり、ウェブのことかな?なんて考えたりしますが、元々諜報という意味がある言葉なんですね。初めて知りました。

さて、そのインテリジェンスのプロの方の1月7日のコラムは奮っている。
安倍首相、A社の新技術で「水地獄」から抜け出せ!福島原発から、トリチウム汚染水が消える日』トリチウムを除去する技術についての話です。題名を見ておや?と思い、中を読んだらハテナがどんどん増えていった。これは・・・俗にいう詐欺に引っかかったか、ニセ科学に騙されているか?という話なのだ。
いや、それは仕方がない。科学というものは多分インテリジェンスのプロから見れば、ある種のテクニック、技術の問題であると理解されているのだろう。事実や真理などの問題ではなく、時間が立てば解決の方策は出てくるのだと、純粋に思い込んでいるのだろう。日本の科学力(?)を以てすれば、程なくして解決方法は出てくると。

私もプロの科学者(?)ではない。アマチュアの科学愛好者程度で、新しい発見云々とは縁遠い。
だからというわけではないが、こういう記事を読むと情けなくなる。いや、情けないより何故?という方が強いのも確かだ。何故原田氏はこのコラムでA社という会社の技術に疑問がないのか?
私事で恐縮ですが、パソコンの設定をしたり不具合を直したりする仕事をしている手前、Windows8の使い方とかを一通り話して聞かせる場合が結構あります。その時に「質問はございますか?」と聞くとだいたい「何が分からないのかすら分からない(笑)」とよく言われます。原田氏も多分この状態なのでしょう。

 それ以上に現場で驚いたのが、この技術からこの世に生み出される物質の数々である。“我が子”である試験炉を愛おしそうに見つめる社長の方を向いて、右腕である副社長が「それでは入れますよ」と一声かけながらバルブを少しずつ開いていく。しばらくすると温めた炉を抜けて出て来る物質の性質を、傍らに設置された質量計で見ることができる。

「あ、これ見てください、原田さん。普通に考えると、地球上では存在し得ない物質が出て来ていますよ」

地球上では変わらないはずの元素が、明らかにそこでは「変性」していたのである。そして理論的には宇宙空間のどこかでしか存在し得ない物質が、私たちの目の前に出現していた。私は思わず「元素転換ですね、これは!」と叫んでしまった。
安倍首相、A社の新技術で「水地獄」から抜け出せ!福島原発から、トリチウム汚染水が消える日より引用
よくわからない文章であるが、より支離滅裂にしているのは「地球上では存在し得ない物質」=「理論的には宇宙空間のどこかでしか存在し得ない物質」というこの言葉。まあ特許だ何だと面倒なことがあるのでしょう。何がどうなのかちゃんと物質名を出して書いて欲しいがそうもいかないのでしょう。地球上で存在し得ない物質というものは沢山ありそうですが、宇宙空間のどこかでしか存在し得ない物質というものは、条件が揃えば地球上にもありそうな気がする。地球だって宇宙空間のどこかですからね。何故回りくどい書き方をするかといえば、これもちゃんと理由を書きはしないのですが下記の通りのようです。
 さて、そこでまず気になるのはこの技術の中身である。生まれたての技術、しかも我が国と世界の命運を握っている技術であるので十分に秘密を守りながら、あえてざっくりとその概要を書くとこうなる
安倍首相、A社の新技術で「水地獄」から抜け出せ!福島原発から、トリチウム汚染水が消える日より引用
秘密は守らなければいけないようだ。やっぱり金か?と思うと然にあらず。
「原田さん、私たちはね、金儲けがしたいわけじゃないんだよ。ただ、こんなすごい技術が他でもない我が国で生まれたっていうことを皆に知ってもらいたいだけなんだよ。・・・略・・・何とかしたい、本当に何とかしたいんだ」
安倍首相、A社の新技術で「水地獄」から抜け出せ!福島原発から、トリチウム汚染水が消える日より引用
なんと見上げた心意気じゃないですか。一方対するは有名な教授や先生は下記の通り冷たい話です。
ありとあらゆる公的研究機関や有名大学の研究室でこの技術の有意さについて声を枯らしながら訴えても、権力とアカデミズムの住人たちは、これを一切無視してきたのだという。
安倍首相、A社の新技術で「水地獄」から抜け出せ!福島原発から、トリチウム汚染水が消える日より引用


さて、引用を交え長々と書いてまいりました。このA社のひとは酒を飲むと本音が出て世の為人の為自分達の技術を使いたいと曰い、素面になると技術を外に公表することを躊躇う。アンビバレンツな行動様式をお持ちだ。
またこのコラムを書いている原田氏は上記に引用したように「権力とアカデミズムの住人」を信用していない。このコラムの別のところではこんな事も書いている。
 我が国が本当に“成長戦略”を求めるのであれば、この技術を用いるしかない。その結果、砂上の楼閣のような仮説で象牙の塔を塗り固めてきたアカデミズムの住人たちが、何人も「討死」するのは間違いない。
今の科学は砂上の楼閣のような仮説で象牙の塔を塗り固めてきた、と認識しているようである。月面着陸はなかったと言い切る副島隆彦氏同様、何故かアカデミズムを敵視する人は、高学歴の人でも一定数いるようではある。討ち死にとか煽る書き方が上手いなぁとは思いますが、原田氏の考えには全く賛成することが出来ないです。

水からの伝言もそうでしたし、副島隆彦氏の月面着陸がなかった云々もそうですが、その方がロマンがあることは否定しません。でも事実を変えるには積み重ねが必要です。それをしない理由をアカデミズムの問題にすり替えるのは詐欺の手法です。

じゃあこの場合A社は何をすればよかったか。それは非常に簡単です。定量的に厳密な実験をして、レポートを上げる。それを論文にする。査読で問題点を指摘されたらそれを補う実験レポートを上げる。10年間声をからして訴える時間があるなら、数字を上げて実験論文を上げるべきだった。誰かにやってもらおうではなく自分でやればいい。科学の歴史で黙殺されたりした話は沢山ありますが、日の目を見る話も沢山あります。原田氏のような『権力とアカデミズムの住人』を十把一絡げで信用しない人をブレーンに据えてしまったことは不幸だと言えますが、無駄になった10年の代わりにこれから10年地道に数字を積み重ねていけば、常識を打ち破るイノベーションを得る事が出来るやもしれません。しかしそれ打ち破るのは常識で科学的事実ではない事をお忘れなく。科学的事実は打ち破るのではなく積み重ねるものですからね。

カッコよくイノベーションなんて言葉を使う原田氏は、科学の地味でコツコツとした佇まいを古いとかダメなもののように思ってらっしゃるのでしょうね。しかし、貴方が使っているパソコンひとつとってみても砂上の楼閣のような仮説が無いと動かないんですよ。目につく派手なものばかり追い求めないで地味でコツコツとした研究をちゃんとA社の方に伝えて失われた10年を取り戻すようにしていただければなぁと思います。
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by zukunashi | 2014-01-10 19:02 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(5)
昔こういうのに行ってきたっけなぁ
意外と変なところに出没している、ズクナシです。
その昔アムウェイかアムウェイ風の販売会社の説明会というのに行ってきて、例の「油が浮いたところにこれを垂らすと・・・ほら!油の膜の中心にポッカリと穴が…」というのを見て、駄目だこの会社と思って帰ってきました。
石鹸にだって出来るよそんな事。

そういえばこの頃よくブログ更新しているなぁと思っている方!
実は嫁の母にせっつかれまして・・・まさか私のブログをそんなに読んでいたとはΣ(゚Д゚) という感じだったんですが、読者様からのご要望に応えねば・・・という元来の体質がむくむくと頭をもたげて参りました。いつまで続くか保証いたしかねますが(笑)


さて、今日のお題は㈱高嶋開発工学総合研究所です。リンク先のブログでは福島県の放射能汚染土壌を液肥で除染するという話が出ています。
すべての議論は、事実の確認から始まります。机上の空論でなく、現場で、ご自身で起きていることをご確認いただき、考えていただければと思います。よろしくお願い致します。6月4日川俣町現地視察会ヨリ引用
コレって冒頭に出した話と同じで、見ることのインパクトで何か知らないけどスゴイ事なんだと思わせるやり方です。事実を検証するすべを持たない一般の人に、事実だけを提示すれば、理屈は勝手に後付け出来ます。とはいえ後付けされた理屈がその事実をちゃんと説明できるのか?そこまで考えていただければいいのですが、その理屈が難しい用語や聞いた事もない法則が入っていれば、直ぐには分からないですね。

また、こういうデモンストレーションをする場合必ずちょっと偉そうな方が参加されます。今回の現地視察会では、経済アナリストの藤原直哉氏という方がいらっしゃます。しかしながら化学や物理などの範疇の問題に、経済アナリストの方を呼ぶのもよく分からないところです。
ちょっとネットで調べてみると、藤原直哉氏は㈱高嶋開発工学総合研究所の高嶋康豪氏と交流があるようです。藤原直哉氏のブログがあるのでリンクしておきます。藤原直哉のインターネット放送局ポッドキャストなんで音声で聞いていただくのですが、対談というカテゴリーを見てみると高嶋康豪氏とは2回ほど対談なさってらっしゃいます。興味がおありでしたら聞いてみてください。

本題に戻りましょう。
正直な話し、この除染方法でガイガーカウンターなどで放射線を測れば明らかにカウントは減っているのでしょう(前回もそうだったようですから)では、彼らの言うとおり放射性元素が減ったのでしょうか?実はそうとは言い切れません。それにはちょっとばかり放射線のお勉強をした方がいいかもしれません。

ヒトクチに放射線放射線と言っていますが、ガイガーカウンターなど、放射線の計測に使う機械は大体ベータ線かガンマ線を計測しています。ベータ線は電子、ガンマ線は光子(=光)です。放射性ヨウ素、放射性セシウムは放射線を出すときにベータ線とガンマ線を放出するため、その二つが計測出来ればいいわけです。
で、ベータ線やガンマ線が届かなくするためにはどうすればいいかというと、一つは間に遮蔽物を置くこと。ベータ線はプラスチックなどでも簡単に遮蔽できます。ガンマ線は鉛やコンクリートでしかも厚い遮蔽物が必要です。それと、水によってもベータ線は遮蔽されるようです。それについては下記のpdfファイルを御確認下さい。福島県立安積黎明高等学校敷地内の放射線量について雨の場合は放射線量が減少しており、土中に含まれる水分がベータ線の遮蔽物になっているのではないか、という検証結果になっています。
また、放射性のヨウ素は半減期8日であるため、大気中に放出されてからおよそ2ヶ月経った今、ほとんど放射性ヨウ素はないと考えるべきでしょう。土の中にある放射性元素の大半はセシウムであると推測されます。セシウムの土壌での沈降速度はあまり早くなく、ウェイブページの記述にはばらつきがありますが、年1cm以下という表記から月に1cm程度という表記もあります。ここでチェルノブイリ事故のケースを引用してみます。そこでは放射性セシウムの土壌中への下向きの移動はあまり早くないことが示唆されています。チェルノブイリ事故の環境影響とその修復の「1.2.1.3 農業環境」などを参考

さてこれらを考えてみるとこういう事が言えます。
1.現在土壌に存在している原発由来の放射性元素はセシウム(セシウム137)だと思われます。
2.セシウム(セシウム137)はベータ線とガンマ線を放出します。
3.ガンマ線は遮蔽しにくいですがベータ線は水などでも遮蔽されます。
4.セシウム(セシウム137)は主に地表にあると思われます。(沈降速度が遅い)

以上から見かけでもいいので放射線の計測値を低くするにはどうすればいいか。
1.水を撒く(水はベータ線を遮蔽する効果があります。)
2.土を耕耘する(地表にセシウムは多く存在するため攪拌すれば相対的に地下に沈降しやすくなる。また、表面から一時的に土埃などで移動する可能性がある)
3.さらに水を撒く(水はベータ線を遮蔽する効果があります)

2で地表から土中に放射性元素が移動すると、上に覆いかぶさる土が天然の遮蔽物になります。ベータ線はその影響を強く受けるでしょうし、ガンマ線も多少はその影響を受けるでしょう。

と、机上でいろいろ空論を弄んでも、
すべての議論は、事実の確認から始まります。机上の空論でなく、現場で、ご自身で起きていることをご確認いただき、考えていただければと思います。よろしくお願い致します。
と言われてしまうだけでしょう。しかし、ここで一つ考えて欲しいのは、実験の結果放射線が低くなったとしても、㈱高嶋開発工学総合研究所の高嶋康豪博士が開発した、複合微生物による複合発酵と耐放射性細菌の微生物触媒と生物触媒による科学技術が原因とは言い切れ無いです。

本当は彼らの実験によって放射性元素が消えてくれる事の方が、望ましいのですが、放射性元素が生物によって放射線を出さない別の元素に変わることはありません。放射性元素が放射能を失うには、放射線を出す事が必要です。(放射性元素は放射線を出す事で、違う元素に変わっていき、最後は放射線を出さない元素になって終わります)

未知の原理が働いている、という事があるかもしれませんが、この実験でそれが証明できるとは思えません。この実験は単に見に来た人を欺いている可能性があります。それともう一つ、原理が先行してプロセスの解析を歪めているという懸念もあります。広告としての効果はあるかもしれませんが、証明にはならないでしょう。事故を自分たちの商機と考えているのなら、止めて頂きたい。純粋に科学なら、一般の人を集めてする必要はないでしょう。
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by zukunashi | 2011-06-03 10:26 | ニセ科学…科学を詐称するモノ | Comments(2)