浅草サンバカーニバルは大変で面白かった【追記終了】
2005年から8月末の土曜日は【浅草サンバカーニバル】の日です。今年も昨日29日でした。
で、本日夜になってからやっと更新しているのは何故かと言えば・・・・・・全身筋肉痛だからです(笑)
あと、本日は衆議院議員選挙ですので、それを見ながら何回かに分けて更新しようかと思っています。

プハァー(*^Q^)c[] 昨日の余韻を(全身で)感じながら、缶ビールを飲んでいます。筋肉痛zukunashiです。

今年のサンバカーニバルは、まず27日木曜日から始まりました。

私がお手伝いをしているA.E.S ウニドス・ド・ウルバナは名古屋のサンバチームですから、アレゴリアやアブリアラスを作るにも、名古屋からトラックで部品を持ってきます。そのトラックが午後5時30分頃着くという事だったので、浅草寺裏のエリアで待つ事にしました。
a0008523_2014442.jpg大体5時30分よりチョット前に着くと他のチームは(大半が関東なので)アレゴリアの製作をしています。本来エリア内で作業しなければいけないはずなのに大きくはみ出しているチームほど強豪チームというのは結構悲しい話ですが、実際そうです。
a0008523_20121294.jpgまた、アレゴリアの装飾に使う小物などがまだ来ていないウルバナのエリアに堂々と置かれていたりしていることもあります。

これについては翌日の前日宴会のときに、制作の棟梁のせっつんさんが仰っていたんですが、ああいう事をするのは逆にいえばそのチームの人が居ないからなんだ、ほとんどが制作会社の人でその人たちはそんなルールのことは知らない。だから好き放題やっている。

確かにそんなチームのアレゴリアを見ると非常に装飾も凝っていて綺麗で、何よりも機材もいい物を使っています。なるほどねぇ。まあ制作会社にそれをちゃんと伝えていないチームの人たちもいい面の皮ですが、とはいえ彼らのアレゴリアは素晴らしい出来です。我がチームのはいつ来るのだろう・・・と多少弱気になってきた頃に来ました我がウルバナのトラックが。

制作エリアに入る通路の前で止まったところで、すかさず近寄って運転席のドアをどんどんと叩くと運転席のせっつんさんは私の顔を見るなり「おわぁ!」と驚き「待ってたんですか!」「ウンまあチョット前に着て・・・」
驚かせようと思っていたので成功成功(^^ゞ
(8/30 21:00)

お、朝になっている?!選挙では民主党が308議席!自民は派閥の領袖がこぞって落選。公明にいたっては党首落選!!ネットに棲んでいるとそんなに民主党が議席を取るとはとても思えないんですけどね・・・

と言うところで浅草サンバカーニバルですが、始まったのは27日ですが、その日は荷物も降ろさずそのままにして、明日の朝9時から作業開始です。
で、翌朝9時。万全の格好で、ようするに汚れてもいい格好で、車に乗り込んだ我ら夫婦にはたった一つの秘策がありました。それは非常に単純な事なんですが、暑い時にすばやく水分補給をするため、キャンプ用のクーラーボックスにコストコで買った缶ジュースと2Lペットボトル麦茶をいれて持ち込む事です。毎年水分補給は買い置きのペットボトルを回し飲みしていたので、真夏の炎天下では直ぐぬるくなっておいしくなかったので、この秘策はきっと受けるはずだと確信しておりました。ついでにミニクロワッサンとチョコチップクッキーで簡単にエネルギー補給もしようという魂胆。あとゴミ袋とか気が付いたものを幾つか突っ込んで、車でゴーです。だいたい9時過ぎに到着。クーラーボックスを下ろして私はとんぼ返りして電車で来直す強行軍。
さて、今年はいろいろな原因で大きなアレゴリアは制作出来ず3m×3m程度の台車に家を載せて、そこに恋する二人を乗せてパレードします。そうですシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のような愛の物語を再現しようと言う意欲作でした。壁や屋根は既に出来ていて、それらを台車上で組み立てて、細かい装飾を施していきます。
それにしても、数日前まで多少涼しい風が吹いてきて「ああ、そろそろ秋だねぇ」とか思っていたのにもかかわらず、なぜ今日(この日は28日金曜日)はこんなにカンカン照り且つ快晴且つ気温も30度オーバーなの?と言う事で早速コストコで買った缶ジュースを飲んで・・・あれ炭酸入り?しかも、ものすごくアメリカーンな甘さ!も一つおまけにものすごく果汁の味がするのに実は無色透明!!うわ、体に悪そうなものを買ってきてしまった・・・orz 正直に言っても「いや、俺この味好きだよ」とか言われてなんか気を使っていただいているよう感がひしひしと・・・オーソドックスな伊藤園の麦茶2Lペットを6本持ち込んでおいてよかった。主にみんなにはこっちを飲んでもらって缶ジュースは責任持って飲もう!!
と本来業務とは関係ないことを考えつつも粛々と汗をかいて組み立ては続きます。
(8/31 13:50)

り落ちる汗と比例して出来上がっていくアブリアラス。作業初日の28日金曜日は屋根を乗せる前までとしてだいたい午後6時ごろに作業が終了しました。暗くなっていく空。雲ひとつない。この天気が続けば・・・明日も地獄だなぁ(笑)でも去年のように製作中やパレード中に土砂降りになるよりはかなりましです。
気になることはまるまる一日棟梁のせっつんさんがずっと頭痛だった事。あんちゃんによれば、ずっと冷房かけて寝ていたからだと言う事なんですが・・・新型(インフルエンザ)じゃないっすよね(^^ゞ あと、土曜日は天気が悪くなるかもしれないという事。この快晴の天気がもってくれる方がサンバっぽいんだけど、あと少し涼しければもっと作業もはかどるのも確か。やっぱり雨は困るからね。

さて、夜は前夜宴会ということで下町と言う居酒屋さんで7時30分頃に集合です。去年は前後不覚になるほど酔って翌日二日酔いでダメダメだった経験から、今回は深酒せずに帰ろうと心に固く誓いました。まずその前に風呂です。奥様がこの日の為に見つけておいてくれた蛇骨湯に行きます。
それまで行っていた浅草観音温泉は確かに古くて近くていいのですが値段が高くて(700円)脱衣所が狭い。風呂場も湯船は広いんですが洗い場は少なくて、あまり良い風呂屋じゃあない。蛇骨湯は打って変って普通のお風呂屋さんで(だから450円)洗い場も蛇口も沢山あります。それでも明日は一杯になるでしょうけどね。いってみると狭い路地の奥で入り口は綺麗で券売機で券を買って入湯する方式です。番台におばあさんが一人。右が女湯左が男湯。ここら辺は蛇骨湯のウェブページのバーチャル銭湯で見てください。お湯も多くてシャワーの圧力もちゃんとあるんですが、湯船の湯温は高い。私、のぼせますねここでは(笑)お酒が飲めなくなるのも困るんで、体を綺麗にしたら早々にお湯から上がりました。でもこっちに明日も来よう。

お風呂屋さんを出てフラフラと夜の浅草を徘徊しているのは・・・居酒屋下町の場所が分からないからで、結局先にお店に行っている人に電話で場所を確認。さあ行こうと歩き出すと、今日昼間作業場に顔を出してくれた人が目の前をフラフラ。あれ?いや場所わかんなくてさ。と言う事でご同道。ここを曲がって、ああ見えたあそこあそこ。

店に入るとまたもやあれ?今日は来ないはずと仰っていた先生がおられる?先に来たせっつんさんやあんちゃんが店に入ったらカウンターで居たそうです。既に〆鯖とか一通り料理も出ているので、ジョッキでビールを頼んで刺身に舌鼓を・・・。覚えていますよ、飲みすぎない事は、と自分に念を押してパクパクゴクゴクプハァ。美味しいなぁ。そうして飲み食いしていると先生が意外な事を仰る。今日来たのはzukunashiさんが昨日ウルバナのトラックを浅草寺裏に迎えに来ていたというメールを見たからだ。そ、そりゃあ言い過ぎでしょう。私としてはチョット驚かしてやろうと思っただけなんで。でもなんかせっつんさんもあんちゃんも口々に同じ事を仰る。驚かせ過ぎたみたいだ(^^ゞ
と言うわけで前日の夜は、飲み過ぎる事無く更けていきました・・・・・・とさ。
(8/31 17:42)

夜明けて当日。朝9時よりちょっと遅れてしまったけれど現場に着くと、すでに二人の助っ人が作業を始めていた。今日は屋根を上げて、周りを飾って、目隠しをして終了。しかし朝からせっつんさんは昨日と同様に頭痛のようだ。パレードの時までに何とかなるだろうか・・・。
組み立ては順調に進み、屋根を乗せ、周りを囲って緑の蔦をからませ外国の家らしく変えていく。窓辺で愛を交わす恋人たち。激しいサンバのリズムの中にロマンティックな愛の物語を表現できる?
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左の階段に男は腰を掛けてギターを爪弾く。
右のテラスに女は腰を掛けて浮かない表情で空を眺める。互いの想い人はすぐそばにいて、でも二人ともその人とは分からない。ため息を吐く視線の先には想い人がいるというのに・・・。


せっつんさんの話を聞きながらちょっと考えた情景ですが、だいたいそんな感じなんでしょうか。
いかがでしょうかね上のアブリアラス。あとは本番でこれを押すだけ。食事を摂って、着替えて、いよいよ動かします。あれ?こいつ後ろが舵を取るタイプなんで・・・あれ?ちょっと??真っ直ぐに動かすのが結構辛い。じゃ無くても後ろは前が見えないから真っ直ぐは道路に書かれているラインを参考にするしかない。しかも一度外れると・・・修正が難しい。前が舵を取るタイプだと、修正は外れた時に少し切ればいいが、後ろが舵を取るタイプ(フォークリフトみたいな感じ)だと、クルリと狭い範囲で曲がるのは楽だけど、細かい修正をしながら直進しようとすると、どんどんブレ幅が大きくなっていってしまう。
と泣き言を言いながらスタート地点まで押していく。じりじりとスタートを待っていると、バテリーアが突然大音声で地を揺るがす。シンガーが何事かをポルトガル語で言うと、それに合わせるようにバテリーアが変化する。ああ、いくぞ!!そろそろ始まるぞ!!あの一瞬が。あの1時間にもわたる一瞬が!!
バテリーアが4分の2拍子で士気を鼓舞する。先頭がゆっくり動き出す。さあ始まりだ!!楽しめ!!楽しみをしゃぶりつくせ!この瞬間はまた1年経たないとやってこないんだぞ。来年まで忘れないように自分に深く刻み付けるんだ!
(9/4 1:05)

の記事もこれで最後の追記です。とはいえもう2週間も前の話なんですね。今はもう秋です、まごうことなき秋です。でも2週間前は残暑でしたね。

カーニバルのパレードは車道から車を締め出してゆっくり動いていきます。後ろからバテリーアの打楽器が弾むようなリズムを叩き、私が押しているアブリアラスの後ろではかわいらしいキューピットがダンサーに恋の矢を射ち込んでいます。(そういう演出なんで)真っ直ぐ押せないアブリアラスは私たちの意に沿わず右に左に迷走します。それでも全身汗を流しながら押すんですが、足はサンバのリズムを踏みます。
だんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだん
(本当はこんなに単純じゃないです(^^; )
東武浅草駅前を右に折れてパレードは進みます。ここから審査員席です。去年はここら辺で大豪雨になり盛大に濡れてゴールインしました。今年は突き抜けるような晴天・・・とはいきませんがいい天気です。マスコミのカメラマン、沿道の観客皆の視線がダンサーに釘付けになります。

ゴールが見えてきました。少しづつ近づいてきます。

そしてフィニッシュ!

写真は撮れないポジションなんですみませんねぇダンサーを見たかった人には(笑)
それは色々なサイトで出てますからそちらをどうぞ<(_ _)>

でも押している時はこんな感じです。踊る訳じゃないですからね。でも道路の中をパレードしていくのは楽しいものです。たとえアブリアラスを押すだけだとしても。

さて、すべて終わって狭い浅草の路地を抜け浅草寺裏の組み立てた場所までアブリアラスを押して行きます。これから先は後片付けです。せっかく作ったアブリアラスをバランバランに解体して、ごみと再利用するものと分けて、ごみはここに残していきますが、再利用するものはもう一度トラックに載せます。あとダンサーやバテリーアの衣装もトラックに積み込んで・・・打ち上げ会場に行きます。

でも全身汗だくなので打ち上げ前に蛇骨湯に行きます。前日行った時にも番台のおばちゃんが言ってたんですが「明日は早い時間に来ないと混むよ」ということで、6人ほどで急いで蛇骨湯に行きます。
途中救急車に行く手を阻まれましたが、無事着いたと思ったら・・・いやもう6時の時点でものすごく混んでます。洗い場一杯です。一杯で一杯で・・・体を洗ったらすぐ出てきてしまいました。
待合で待ってようかと思ったんですが、そこも混んできたので諦めて風呂屋の外で待つ事にしました。冬じゃなくて良かったなぁと思いつつ、タバコを吸わないので間が持たないなぁと思いながらお風呂屋さんの外で立ったり座ったりして待っていました。誰をって?うちの奥様です。見ていると近所のおじさんおばさんも来るのですが圧倒的にサンバの関係者が来ます。そして圧倒的に入っていく人が多くて出る人が少ないです。こんなには入れるの?とビビる程来るのですが・・・ああこれはいかんなぁと一つ気が付きました。
蛇骨湯は地図を見てわかるかと思うのですが、路地の奥にあります。
普段はこんなに人が来る事はないでしょう。だから当然ですが、バテリーアの楽器を置けるような場所はありません。お風呂屋さんの中で置く場所も無いでしょうから仕方がなく自転車置き場の隅にそのまま(といってもカバーが掛かっていますが)置いて風呂屋に入っていきます。私が来た時には既に置いてありました。きっと最初に置いた人は隅だから大丈夫と思ったのでしょう。でもその後から来る人来る人みんなあの大きなスルドやカイシャなどを置いていくのです。すぐに隅っこは一杯になりその横にあふれ出します。横は・・・普通の家の入り口なのに。

ある意味無駄にだだっ広い浅草観音温泉のほうがこんな時は使い勝手が良いのです。とはいえお風呂屋さんの使い方については考え直した方がいいと思います。蛇骨湯に行きたいなら楽器を持っていくのはご法度です。

さて、さっぱりして打ち上げに行きます。会場は雷門前の華の舞です。上がってびっくりしたのは全部貸切かと思いきや、そうじゃなくて一部貸切なんですね。でも座敷の端から端までびっしりウルバナの人が座っています。何度も乾杯して、料理食べて、笑って、踊って、タンボリンの打ち方を間近に見てその技に惚れたり。
2009年の夏の終わりはかまびすしく去っていきました。

お疲れ様ウルバナの人々。さようならウルバナの人々。また会う日まで(^o^)ノシ
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by zukunashi | 2009-08-30 21:00 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)


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