演劇集団ふれる~じゅpresents projectH.A.L.F vol1 マユツバモノ眉唾人
演劇集団ふれる~じゅというところの本公演ではなく一応別立ての芝居を見てきました。
projectH.A.L.F vol1 マユツバモノ眉唾人
しめの挨拶で主役の俳優さんが言っていましたが、次回、次々回と続くかどうか分からないようですが、今回は結構楽しめました。
で、芝居のチラシに書いてあったあおり文句はこんな感じ。
『マユツバモノ眉唾人』

店で出逢い、電車で出逢い、街角で出逢い
偶然も3度あれば運命
厳格な娘の親の目を盗み、デートを重ね
主人公アタルは、ついに結婚を決意する
しかし、彼には大きなトラウマがあった
彼には親がいなかったのだ
幼い記憶の中に「親との会話」などない
そんな彼が、今、人生の最大の敵
「結婚相手の親」と対峙する為、娘の家を訪れる
玄関を開けたその先に待つ運命とは・・・
ヒューマンドラマから
シチュエーションコメディーへ
演劇集団ふれる~じゅの劇作家
蒲生 淳の新たな挑戦
芝居自体は確かにシチュエーションコメディっぽく、ただ現場の状況は・・・いろいろな人間関係を詰め込んでみてて一筋縄ではいかない感じにしておいて・・・落とす!!という芝居かどうかは見てのお楽しみです(笑)

実際テンポのいい話と突っ込み。台詞の多い芝居なのにもかかわらず台詞だけに流されずにちゃんと体を使って芝居の雰囲気を出していました。音楽と照明は一幕物なので、またドタバタにも近い動くコメディだったのですが、舞台の景色をしっかり作り上げていました。

幾つか難点を指摘すると・・・
○内輪ネタは受けるけど程々に。今日はぎりぎり許容範囲。明日も同じウケになるとは限らないし、すべると目も当てられない。
○その内輪ネタが炸裂した時に話している人以外の役者が笑ってしまっているのはチョット残念。まあ難しいでしょうけれどね(笑)
○居候役の人がもう少しパントマイムが上手いと面白かったかも・・・
○途中でメロドラマになってしまって・・・暴力的な迫力からもっと落差を感じられる演出は無かったものか・・・泣かせるシーンとしてもチョット冗長で、そのあとの楽観的な結末に上げるのもチョット力不足感があります。
○客席寒すぎ。役者が汗をかかない温度に設定してないですか?それだと鳥肌が立っちゃいますよ。
○前列から2列目のたぶん主役か誰か役者の知り合いの客!!芝居が始まってすぐ笑うところじゃないのに大口開けて笑うな!客も芝居を作るんだから、個人的な友達がいつもと違っててもイチイチ笑わない!!!最初からしまいまでその調子だと周りの人は結構迷惑だ。

最後の二つは芝居に関係ないんですけど、家のリビングで映画を見ているような感じでボソボソしゃべるやつとか、友達が出てきた瞬間に大声で笑うやつ(今回はそれね)ははっきり言って邪魔!顔を洗って一昨日出直しておいで。

さて、芝居のアンケートにも書いたのですが、結構気になった役者さんは灰原役の及川崇治。二面性のある役を演じ切った所も確かにそうなんですが、主役が芝居の最後の方でカミングアウトをするシーンで、それをみんながそれぞれの気持ちで聞き入っているのですが、灰原はそんな主人公をあるときはジッと見据え、ある時はうつむき、あるときは・・・という風に台詞に沿って少しずつ芝居を変えていきました。しーんとした中で主役以外があまり動くと邪魔になる事もあるのですが、彼の動きは理に適っていたせいもあって気にはなりませんでした。

という事で初めて見に行く劇団の芝居は…特にコメディとかは…チラシに書かれている言葉自体マユツバモノ何ですが、今回は久々に当たりを引いた気分です。
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by zukunashi | 2009-08-06 02:08 | 映画・演劇・音楽


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