仮処分申請・・・あれ?4男喜久夫氏はどこへ??
すんなりと終わる・・・とは思っていなかったですが、やっぱり来ましたね信太郎氏の攻撃が。
なぜかweb上のニュースを見ると産経新聞しか検索に引っかからないので(エキサイトのニュースはいつもの通り・・・ブログ用に使いたいけどねぇ・・・ふう( -。-) =3)
一澤帆布長男、対抗措置の仮処分を申請 兄弟間の争い継続へを読んで幾つか疑問があるのでまあそれについてつらつらと・・・。
長男側は1日、同社の代表取締役を一時的に中立的な第三者から選任することや、自身を取締役に選ぶことなどを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
うーん、これって信三郎氏の弁護士さんも仰っていますけど、ついさっきまで社長だったんだから・・・という事が元だと思うのですが、言えるんですかね。専門家にお聞きしたいところです。まあ申し立てることが出来ると仮定すると・・・それでも何でこんな事するんでしょうね?現時点で株式が無い状態に戻るわけです。というのも今回否定された遺言状では確かに信太郎氏と喜久夫氏併せて62%の株式を握れるんですけどもともとの正しい遺言状では
信夫が保有していた会社の株式(発行済み株式10万株のうち約6万2000株)のうち、67%を社長(当時)の三男・信三郎の夫妻に、33%を四男・喜久夫に、銀行預金のほとんどなどを長男・信太郎に相続させるというものであった。
ウィキペディア一澤帆布工業ヨリ
だとすると信太郎氏には一枚も株式は回ってこない。まあその分現金が来るのでしょう。でも仮処分が通ったとして取締役になっていても、株主総会があれば間違いなく取締役はクビです。確かに一澤帆布から一澤信三郎帆布に向けて幾つかの訴訟をしているためこのままならその訴訟すべてが全く無駄になるのも痛いでしょう。それを回避するには少なくとも株主にならないといけないのですが・・・株を勝手に増やすとか?何とかするための時間稼ぎでしょうか。
あとそれに加えて
 申立書によると、長男は、一時的な代表取締役の職務執行者を第三者から選ぶとともに、長男と長男の子を一時的に取締役職務執行者に選ぶよう求めている。
というところなんですが、何で長男の子供を取締役職務執行者に?そこは喜久夫氏じゃないんですか?といらぬ突込みを入れてしまいたくなりますね。確かに表立った活動からすれば信太郎氏がこの事業も訴訟もガシガシ引っ張っているのですが、喜久夫氏は実は裏で兄を操って・・・という感じでもなさそうですが。どうなるんでしょう。
 長男は産経新聞の取材に「現在いる30人の従業員の地位を守りたい。そして、丈夫で長持ちするかばんをいつまでもお客さまに提供したい」と話した。
という事を信太郎氏は仰っているんですが、従業員の地位保全については信三郎氏が今の従業員の雇用について何も言っていないので、これについてはさっさと信三郎氏が何らかの意思表示をすべきだと思います。前回の敗訴した訴訟と同様ここでもまた相手のペースにはまっているように感じます。

結局攻める信太郎氏受ける信三郎氏というパターンは変わっておらず、信三郎氏にとってはこのままこのペースでずーっと引っ掻き回されるのがオチだと思うのは私だけでしょうか。

兄弟だというのが信三郎氏の目を曇らせているのでしょうか。何か次の一歩が踏み出せないまままた無駄に時間が過ぎていくような気がします。
それとついでに言うならば、信太郎氏は前々から「長男が家を継ぐ」という事を仰っているので、今回信太郎氏の長男が仮処分に出てきていますが、このまま今度は信三郎氏は甥っ子も相手にしないといけない状況に立たされているわけです。きっちりけじめをつけれるよにしないと世代を超えてずるずるといってしまう恐れが強くなってきました。本当にプーマとアディダスのようになってしまうのでしょうかね。



http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090702/trl0907020726000-n1.htm

一澤帆布長男、対抗措置の仮処分を申請 兄弟間の争い継続へ
2009.7.2 07:25
 京都市の手作りかばん店「一澤帆布工業」の相続をめぐり、先代会長の三男で前社長の一澤信三郎氏(60)側が長男の信太郎氏(63)らを相手取り、三男の相続を否定する内容の「前会長の遺言書は偽造」として無効確認を求めた訴訟で三男側勝訴が最高裁で確定したことを受け、長男側は1日、同社の代表取締役を一時的に中立的な第三者から選任することや、自身を取締役に選ぶことなどを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
 三男側の勝訴確定で、長男と四男だけに株を相続させるとした先代会長の遺言書と、これに基づく平成17年の株主総会での三男解任決議が無効となり、三男の取締役としての地位が復活する一方、長男の取締役の地位は消滅した。仮処分申請は長男側の対抗措置で、兄弟間で分裂した人気かばん店をめぐる争いが、さらに続くこととなった。
 申立書によると、長男は、一時的な代表取締役の職務執行者を第三者から選ぶとともに、長男と長男の子を一時的に取締役職務執行者に選ぶよう求めている。
 長男は産経新聞の取材に「現在いる30人の従業員の地位を守りたい。そして、丈夫で長持ちするかばんをいつまでもお客さまに提供したい」と話した。
 一方、三男の代理人弁護士は「何をもってそのような権利を主張するのかよくわからない。申立書をよく見たうえで、法的な対応をしたい」としている。
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by zukunashi | 2009-07-03 13:49 | 事件・事故 | Comments(8)
Commented by Q@N at 2009-07-07 11:20 x
キミジマインターナショナルさんと、
「ユキコ・キミジマ」のタクトコミュニケーションズさん。

こういう風になるかもしれませんね。
キミジマインターナショナルさんは、その後化粧品
会社「FELICE TOWAKO」になったみたいですが。
Commented by zukunashi at 2009-07-08 18:20
君島インターナショナルはあるみたいですが、webなどに情報を出していない所を見ると休眠しているようですね。

親族間の確執・・・なんて簡単に書いちゃいますけどね。
信太郎氏は起死回生の大逆転を狙っているんでしょうかね。
Commented by うっちゃん at 2009-07-28 13:03 x
>現在いる30人の従業員の地位を守りたい

元の職人の職場と雇用を奪っておきながら何を言ってるのですかね?
四男はコウモリのように優勢な方にフラフラとなびくのか?、もう勝ち目がないと一切手を引いてしまったのか?四男は動画で見ましたが長男にそっくりですね。

信三郎氏も本業に集中したいとのことなので、今回の損害賠償請求なり何らかの形でケジメつけないとホントずるずる行ってしまいますね。兄弟とは言えここまでやられたら非情になった方が・・・・。
Commented by zukunashi at 2009-07-28 15:54
うっちゃん様どうもです<(_ _)>
正直に言って喧嘩両成敗と言う感じはします。なぜ最初の裁判でここまで出来なかったのか?
一つにはそこで信三郎氏の敗訴が問題をこじらせたと思います。
二つは訴訟でしかケリがつけれないばあいは、ちゃんと訴訟しに対応しないといけないと言う事です。
信三郎氏の対応一つでこの問題はまだまだ決着しないのではと危惧しております。

本業に集中するためにも、きっちり片をつけてほしいなぁと思うんですよね。
Commented by うっちゃん at 2009-07-28 19:49 x
どうもです。
>ちゃんと訴訟しに対応しないといけないと言う事です。

そうですね。信三郎氏は裁判に消極的とか製品で勝負とか言ってましたね。関係修復は難しいでしょうからビジネスと割り切ってキッチリ決着すべきですね。

前回敗訴したのと、今回の勝訴で両方とも最高裁で確定し司法判断が分かれましたけどどうなるのでしょうかね?前回の裁判の結果は及ばない立場の奥さんがおこした訴訟での勝訴ということですが・・・。
Commented by zukunashi at 2009-07-29 12:39
うっちゃんさんどうもありがとうございます。

判例については気が向いたら調べて読んでみたいと思います。ですからこれは私見ですが、一つの事柄について二つの判例が出ている場合、新しい知見により以前の判断を覆したのだとすれば新しい判例が優先されるでしょう。少なくとも新しい判決に沿って事は進んでいるようですので、そうなのではないでしょうか。

個人個人が自分の技術で物を作って競い合っているようならば信三郎氏のように製品で勝負と言う事も言えますが、会社組織となって従業員もいて、法人対法人の争いになっているのですから、法律関係も含めてきっちり決着をつけてほしいと思います。
それをしない方がする方より、次の世代に面倒を繰り越して行くような気がしますね。
Commented by うっちゃん at 2009-07-30 14:49 x
Wikipediaに下記の記載がありました。
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相続人一人が訴えることのできる通常共同訴訟であり、原告と被告の間に限った判断が行なわれる為最初の訴訟では原告になっていなかった妻には最初の敗訴判決の効力(既判力)が及ばず
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信三郎氏を原告としての訴訟は敗訴で確定だが、奥さんを原告としての訴訟は勝訴で確定したので今回の措置のようですね。今後訴訟を起こせるとしたら四男のみになるのでしょうか?

とにかくキッチリと決着を付けて欲しいですね。
Commented by zukunashi at 2009-07-31 20:32
きっちり決着をつけてほしいと言うのは、間違いなくありますね。
被告は信太郎氏と喜久夫氏なので訴訟が起こせるとしても反訴という形にはならないだろうと思います。

いずれにせよ自分の土俵以外を苦手にせず対応してほしいと思います。


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