パコと魔法の絵本・・・久々のひろひと大王の快作
パコと魔法の絵本見た人!
(^O^)/(^O^)/ハーイハーイ

この映画の原作は芝居です。私たち夫婦が大好きな遊気舎の元座長で劇作家・演出・俳優と変なものばかりの幾つものわらじを履いている後藤ひろひと(大王)が2004年に作演出した舞台の映画化です。

一言で言えばマンガチック
よく、映画『マトリックス』がアニメ『攻殻機動隊』の影響を受けていると言われていますが、そういう意味で対応する作品というのは無いですが、ちょいと古いギャグマンガ、ストーリィマンガに影響を受けている映像じゃないでしょうか。
例えばとんでもないところにボタンがあって、押してしまうとどんなシチュエーションでも人間が飛び出てくるとか、病院なのに全然治療とかしてそうに無いところとか、絶対こんな人いない看護婦、医者、患者、サル(?)とか。
上のスキマですか?ネタばれしているからですよ。映画見てない人は見た後でどうぞ。

さて、話のあらすじは非常に単純です。しかも見ててものすごく笑うしものすごく泣きます。話は壮大なようで館の中のドタバタコメディです。劇中劇は小さな池を舞台にしたがまがえるとザリガニの話です。なのにものすごく笑うしものすごく泣きます。

なぜか?

ただハチャメチャなだけじゃない。やってることはハチャメチャだけどその人にはちゃんとそうする意味がある。脈絡はあるんです。若干一人だけ、全然周りと上手く絡まない人がいるんですが、その人も実は全然絡まないんじゃなくて、実はちゃんと絡んでいるんですが見えないだけだったのが最後に分かります。
単なるドタバタだけで終わらせるのだったら、ちょっと芝居を齧ったり、ちょっとお笑い好きだったりすれば誰にでも出来ます。問題はドタバタしててもちゃんと話の筋が動いていて、それが普通に見ていて違和感がないことと、それを演じている役者さんがものすごく大げさに、ものすごくハッチャケていることが両立している事です。
えーっ ちょっと日本映画舐めてました。すみません<(_ _)>
監督さん他全てのスタッフの皆さんと、役者の皆さん。
これは面白かった(^^)

ちなみに冒頭、いんちきハワイアンダンスの一番後ろで素っ頓狂な絶叫をしている中年男が、原作者の後藤ひろひと大王です。
彼の今所属しているPiperは今度といってももうすぐ10/8から全労済ホール/スペース・ゼロ で『ベントラーベントラーベントラー』という新作をかけますので、興味があればどうぞ。
ワタシ?高いんで(当日6800円前売り6500円)ねぇ。下北沢の駅前劇場で2000円ぐらいまでで見れた頃の遊気舎とかは喜んで行ってたんですけどね。
映画の日みたいに演劇の日とかないし・・・。
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by zukunashi | 2008-10-02 15:22 | 映画・演劇・音楽


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