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ひとりで2時間0億円
ザ・デイリーさくらさんの犯罪予告検知してそれから どうするのか? どうなるのか?トラバ。

予告.inのニュースを見て。総務省が作りたいものはこういう色々なサービスを寄せ集めたようなモノではないだろう。たぶん一からコードを書いて、政府のぴかぴかなサーバーでそのソフトを稼動させる時に、式典を執り行ってクス玉割ってテープを切って、時の総務大臣が祝辞を述べちゃったり、という事をしたかったのじゃないか?
彼らは信頼性に重点を置くのできっと間違った言葉を拾ってきたりしないように『自分達で適切に管理が出来る』ソフトが欲しいのだろう。

そんな彼ら(役人や議員)はたぶんネットの良心なんてものを知らないのでしょう。

ネットのマイナスイメージを追求する姿勢は他人の欠点ばっかりあげつらうのと似てて、そこが目に付くから。でも長所を見てそこを伸ばす事こそが重要だけど、そんなことを彼らは考えていないようだ。

政府がネット上の正義も司る、と信じているのだろう。

『インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウエアの開発費を、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を明らかにした。』
『業界関係者によると、ソフト開発には少なくとも数億円の費用が掛かるという。』
ザ・デイリーさくらさんの所の引用の孫引きですみませんが、今起きている犯罪に対して『来年』の予算で作り始めてできた時にはもうふるい。Σプロジェクト(シグマ計画)でググッ出てくるような事をまたやろうとしているんじゃないだろうか。

また、数億掛かると概算した業界関係者も、かなり古い・・・富士通とか日立とかがおっきなサーバーを作って会社に納入していた頃の・・・業界関係者なんじゃなかろうか。

いずれにしても予告.inはまだ出来たてで、もっともっとバージョンアップしていかなければいけないサービスだ。でも人力検索型のこういったサービスこそが、ネットらしいと言えるのではないか。ソフトウェアを作れば解決するわけじゃない。一度出来たものを沢山の人の手で改良していくのがネットの力であり、ネットの良心だと思う。
by zukunashi | 2008-06-12 21:40 | 事件・事故


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