ミュージカルをそのまま撮影・・・地下鉄(メトロ)に乗って
変な映画だった。

まず、この映画は音楽座ミュージカルという名前がついている
音楽座ミュージカルメトロに乗って
ミュージカルの舞台をフィルムに撮った、そんな映画です。
だから、撮影場所は舞台、リアルな町並みも、小道具も、人々の衣装もない。それでなくてもこの頃はSFXでありえない過去の情景を作り出すことも出来ます(ちょうど同じ映画館で紀元前1万年をやってました)だから、この映画を見ていると、この舞台装置の動きは・・・とかこれはもしかして、という感じで話の筋以外のところが気になってしまう事でしょう。そうすると映画というよりお芝居風・・・?
だとすると舞台を見ている人は違和感なく見れる・・・かというとそうでもないです。
芝居を見に行くとき、見る席は当然固定されて、同じシーンを上手から見たり下手から見たり、ズームしたり逆に引いたりして見る事はできません。
でも、これは舞台を撮った映画なんで、見る場所は様々に変わります。またズームアップして役者の顔を大写しにする事も、逆に引いて舞台全部を見渡すことも出来ます。
でもやっぱり、リアルを作る映画とは少し違う。それは圧倒的なライブ感があというところでしょう。役者は泣き、笑い、踊り、歌い、文字通り駆けずり回ります。汗をかきそれが飛び散る様までレンズは拾います。

ですからこれはあくまで私の推測ですが、この映画はまず一度「メトロに乗って」の舞台を見たほうがよいのではないでしょうか。

さて、内容については現在上映中なので描くような野暮はいたしませんが、父と子、恋人同士、母と子、兄弟、そんな繋がりについて時間を越えて描く壮大なメロドラマです。自分の身の回りから、それとなく心の琴線に触れる場面があることでしょう。
それと、最後のシーンは受け止め方は様々でしょうが、みな等しく「そうするのか!」「そうするしかないのか!」と思うことでしょう。
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by zukunashi | 2008-05-12 13:39 | 映画・演劇・音楽


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