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帰ってきたTBリレー小説 『Peach Boy Episode2』 第16話。
前のお話は→帰ってきたTBリレー小説 『Peach Boy Episode2』 第15話。by北の夢想科学小説さん

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「吐け。貴様は何者だ?」
「い、言えません。そんな・・・」
「なにぃ、貴様自分の今いる状況が飲み込めていないようだな。ではたっぷり可愛がってやろう。」
「や、止めてください~~※△♪☆彡」
「ヤレ!」

ランがドンとテーブルを両手でたたく。もともと羽なんで音より風が巻き起こりナプキンやほこりがあたりに舞い上がった。周りの視線が一斉に注がれたが意に介さず、いつもの高音でシャウトした。
「なんで、ファミレスの筈がケンタッキーフライドチキンで、しかもそこで「大江戸捜査網」を見ているわけなのよ!!」
「いいじゃないでつか待つ時間は長いですよ。」
ランはプイッと横を向いてしまったが、気にせず犬Kは言葉を繋いで行く。
「それに・・・ここはケンタッキーフライドチキンじゃないですよ。ケンターキーですからケンとターキーのお店です。」
そういって犬らしく首を左右に振った。それにつられてソッポを向いていたランも店内を見回す。客層が犬と鳥だけだ。鳥は羽が七色でお化粧も派手な鳥ばかりだ。
「いやだわ、昼間っから。あんな濃い化粧して。きっとお水ね。」
「いやだなぁ何言っているんですか。あれは貴方と同じですよ。」
ランはその言葉にビクッと体を震わせた。同様を悟られまいと必死で取り繕っていたが尾羽がブワーッと広がってしまいあっさりとばれた。
「その広がった尾羽がその証拠です。」
犬Kはよく意味も分からず人差し指を前に突き出して決定的な一言を言い放った。
「ズバリ!貴方はオスの七面鳥ですね。」
「何で○尾末男のなのそこだけ!」
「誰ですか?」
「○尾末男。ちび○子ちゃんに出ているでしょう。・・・ええ、いかにもそうよ。大体元々兄貴のケンだって本当は七面鳥よ。」
「ええ!」
「日本の昔話に出演するからって無理して羽をムシって、無理して染めて、挙句の果てに空飛んだりして・・・。出演料はキビ団子だけって、何よそれ!!」

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小説をリレーして行って下さい
1話の長さは無制限ですが、あまり長くならないように
連続でなければ何度書いてもOKです
【小説連載期間】
50TB(50話)で完結
もしくは、72時間以内にTBがつかなければ即打ち切り
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企画元 毎日が送りバント 

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イヤー全然話し膨らみませんでした。ていうか私繋ぎに徹します。中盤で地味にボールを拾う事に専念する事にしました。FW頑張って点取ってね~ (^O^)/
by zukunashi | 2007-04-28 12:16 | トラバボケ関係


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