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オーウェン・ハーグリーブス
昨日の夜はイングランド-ポルトガルをPK戦まで見ました。
文字通り死力を尽くした結果ポルトガルの勝利となりました。

昨日のあの試合を見て感動という言葉を使いたいです。イングランドチームは感動的でした。
あのピッチに立った14人の選手は皆献身的に戦い抜きました。

イングランド最終ラインの四人はポルトガルの攻撃をほぼペナルティエリア外で対応し、中に入らせることがほとんどありませんでした。
ボランチのハーグリーブスは信じられないスタミナで、最終ラインの守備から攻撃の前面まで、必要ならばどんな所にも走りこんでいます。守備ではスペースを効果的に消し、突破されそうな場面を地道につぶしていきました。

ジェラート、ランパートともに攻撃のみではなく、前線で執拗にプレスをかけていたし、途中交代したベッカムも彼の最盛期から見れば見劣りしますが、執拗に相手パスをブロックし効果的にパスを通していた。彼と交代したレノンも早いドリブルで何度もポルトガル陣内に切れ込んでチャンスをつくっていました。

もしかすると一番残念なのはルーニーなのでは。プレーによるレッドカードについては申し開きも出来るでしょう。しかしプレー外でC.ロナウドを押した行為での退場はW杯フランス大会のベッカムを彷彿させます。
彼の退場でジョー・コールと交代したクラウチも、得点に絡むことが出来ないチーム状態の中、しっかりロングボールをキープして、あの長い手足を器用に操りポルトガルの攻撃にかける時間を減らし、あわよくばレノンやジェラート、ランパートと協調して延長の時間でもしっかり相手ゴールを脅かしていた。

マン・オブ・ザ・マッチにハーグリーブスが選出されたのは当然で、驚くに値しません。

エクアドルと対戦した時のA・コールのゴール前カバーのように、緊張を切らさないプレーは感動に値します。

さよならイングランド・・・

マッチ59/バドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチ:オーウェン・ハーグリーブス (イングランド)
by zukunashi | 2006-07-02 15:31 | えっ・・・


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