こんな事では芝居が地盤沈下を起こしちゃうじゃないか!!
近年稀な演劇に関するニュースは、あまりいいニュースじゃないのは仕方がないのかもしれませんねぇ。

ワイドショーなどでも出ていますが、土屋アンナが初舞台のはずだった「誓い奇跡のシンガー」が公演中止だそうだ。理由は
主役の土屋アンナ氏が公的にも私的にも何らの正当な理由なく無断で舞台稽古に参加せず(参加予定の稽古(本番直前の通し稽古を除く)8回中最初の2回のみ参加し,その後すべて不参加),専らそのことが原因で同公演を開催することができなくなりました。(ウェブサイトより引用)
練習こなかったんだ。と思っていると下記のようなニュースもありました。
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これはオリコンニュースなんですが、わざわざご丁寧に<過去には>なんて記事を載せて、土屋アンナのワガママをクローズアップするような体裁になっていたりしているんですが、そこで反撃の狼煙がなんと原作原案の作者から上がります。
原作者のブログ 重大なお話!(魚拓)
既に色々な所で取り上げられていますし、長くないので一度読んで頂ければと思います。端折って書くと原案の作者に許諾がない。多分口約束。しかも誠意がない。と、こんな感じです。一方ワイドショーとしてはミヤネ屋がまっさきに取り上げていましたがそれは下記のようなものだったらしい。
7月30日のミヤネ屋の内容に関するニュース(魚拓)

また炎上マーケティングか?なんて言われてしまうのもしかたがないでしょうね。ミヤネ屋でインタビューに答えた甲斐智陽氏は『「許諾していないというのはありえない。それじゃなかったら舞台なんかやらないですよ」と話し、舞台化に至るまでの経緯を説明。甲斐氏曰く、4月に濱田氏とその弁護士、出版元の光文社の担当者を含めた4名で話し合いの場がもたれ、甲斐氏が企画書を提出した上で舞台化の許可を得たという。』事なんですが、きっこのブログ続・土屋アンナさん舞台中止騒動の真実でもこの4月に許諾云々というところに引っかかったようでキャッシュを拾って地味に情報を集めていました。きっこのブログでの結論は舞台化の許諾より前から動いているじゃんというところでした。というか2月の段階でキャストの選定のためのワークショップを開いている以上、もっと前から動いているでしょう、という内容でした。
私も同じ事を考えていたのでしたが、キャッシュを拾うのは結構面倒なので違う方面から行ってみました。

甲斐智陽氏のFacebookを遡ってみました。すると出てくる出てくる。今回ほどFacebookの会員になっててよかったと思った日はありませんでした。で、結論として、Facebookに入れる方は見て下さい。2012年10月25日に
『来年の舞台車椅子のシンガー
山本優さんと共同制作になりました舞台のあとドラマ化も視野に入れて頑張ります』
という記述があります。そして2012年内に11月と12月に来年の舞台のキャスト探しも兼ねたワークショップを開き、12月に日テレの佐藤重直氏に全面協力のお墨付きをもらいます。新年早々1月5日にはプロデューサーの田中 陽一郎氏と新年会をしています。そこで『Bigプロジェクト!成功させたいですね!!』と多分この芝居のことを言っています。2月12日には早くも脚本が上がりそうで、劇中歌も6曲仕上がっています。

そこからあとは5月29日まであまり関連性のある記述はありません。というところで、だいたいお分かりと思います。4月に4者会談で許諾をもらってやっと舞台に・・・ではなく前の仕事が終わったらすぐ次の仕事の企画に邁進していた訳です。前の仕事も芝居だったようでそれが終わって1ヶ月でこの芝居の企画に取り掛かっています。だいたい劇場は半年から1年前に抑えるのが普通なので、4月OKで8月はチョットありえない。まあ許諾を受けられる前提で劇場を押さえるのは有りですが、まだ企画は通ってないけど通れば絶対動員が出来るのでなければ劇場だけ押さえるなんてギャンブルは出来ないでしょう。

それと、10月25日に仰っていますし、その後佐藤重直氏に会ったのもその布石と思われるのですが、芝居で終わりじゃ無くその後ドラマ化してあわよくば映画化・・・なんて皮算用をしていたんじゃないかと思います。

あと本番まで1週間というところで立ち稽古8回という芝居が、スゴイモノになるかどうかは置いておくとして、代役も立てずに芝居を放り出したプロデューサーから制作会社に対しては
芝居を舐めやがって!!
ぐらいしか掛ける言葉は見つかりません。ショウ・マスト・ゴー・オンじゃないですが、芝居を放り出すのもドラマはありますが、放り出さずに頑張るほうがより芝居っぽくなると思うのは私だけでしょうか?
まあ土屋アンナの様な大物が居ないと誰も見に来てくれないのは間違いないですから、ある意味制作の決断は素晴しいといえる。上演しなくても金は稼げるわけだ。

ここからはちょいと気になった細かい事を書いていきます。

甲斐智陽氏の事を「監督」と読んでる場合がありますが、舞台で監督だと舞台監督というれっきとした仕事があり、演出なんかとは全く別です。映画監督もしていたので監督と呼んでいるようですが、芝居好きから言えばなんじゃこりゃという感じです。因みに舞台監督は演出と違い、実際の舞台で役者の出入り、道具、美術、音響、照明全般の現場監督で、オーケストラに例えれば演出は指揮者で舞台監督はコンサートマスターです。

あと、稽古の数の話ですが、有名人が出演する場合はよく知りませんが、大体小さい劇団の場合1ヶ月前からほぼ毎日稽古漬けになります。バイトや仕事で練習にコレないときは誰かが代役をします。『誓い~奇跡のシンガー~』の公式ホームページの2013年7月13日の稽古写真を見ると(今は見えない状態です)車椅子に乗っている女性は土屋アンナさんじゃありませんでした。と言う事はこの写真が撮られたときは、もう来てなかったわけですね。7月16日のプレミアムライブでは土屋アンナさんは歌っているので、それまでは練習に来ていたと思っていたのですけどね。結構早い段階で練習に来てなかったことが分かります。それでプレミアムライブで歌わせて、なんか気分を盛り上げよう、とか画策したのでしょうかね。

そして最後に、甲斐智陽氏のFacebookの一番新しい(2013年8月1日)の記事でこんなこと言ってます。
次は何を言い出すのでしょうか脚本を読んで
土屋アンナは
出演契約をしたのです マスコミの皆さんちゃんと報道してください
確かにマスコミは脚本読んで出演契約を交わしたと報道していません。原作読んで承諾したと書いてあります。スポニチ・アネックスのこの記事舞台中止騒動の発端は台本…土屋アンナ、主人公の死に不信感には『濱田さんの自伝を読んだ上で出演を決めた土屋にとって、主催者側へ疑念を抱くきっかけになったとみられる。』と書かれています。
それに最後に主役が死んで緞帳下ろすなんて、何十年前のメロドラマだよ。わざわざ最後にしらけさせること無いのにね。
脚本、演出をする甲斐某はこの芝居の前の芝居でもFacebook上で 自分の作品で泣けるなんて幸せでした、とか 大勢の人に涙を流させた、等と書いているので、要するにお涙頂戴のメロドラマがお好きで且つお得意のようだ。だとすれば、やっぱりこの芝居が世に出なくてよかったんじゃないかとチョットホッとする。

チケットノルマがあるという報道なんかもあるので、そんな芝居で損害賠償を請求すること自体かなりレアであることは間違いないだろう。という事で、来週はそんな半端な芝居じゃない芝居を見に行くつもりです。

では・・・
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by zukunashi | 2013-08-02 00:47 | 映画・演劇・音楽 | Comments(0)


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