雨の日に思い出す・・・
台風が近づいているので何もできない休日を過ごすズクナシです。

九州や中国・四国地方の方大変だと思います。命を大切に冷静に行動して下さいね。

雨が降ると憂鬱、とか外で遊べないからきらい、とか洗濯物が乾かない、とか色々嫌なことがありますが、私は雨を見ているのが大好きです。ついでに言えば雪が降るのを見ているのも大好きです。ぼーっと過ごすのはあまり得意じゃないんですが、雨、雪、雷なんかやスイッチを入れるずーっと動き続ける玩具とかを見ているのは苦になりません。大きくなってもオモチャ売り場でずーっと見てたりしましたね。

大粒で地面に落ちると跳ね返ってくるような激しい夏の夕立や、細かい霧のような雨粒が傘を差していてもじっとりと体に張り付いてくるような粉糠雨、朝から薄暗くずっと灰色の空から降り続くような梅雨、冷たい風が吹き抜けたかと思うと空があっという間に夜のような真っ黒な雲に覆われて降り始める、そんな色々な雨がそれぞれ大好きです。まあ服がべったり濡れるのは好きじゃないです。

色々な雨がありますが、梅雨時の朝から降っている雨はテンションも下がり気味になって嫌がられる雨のベスト3に入ってくるとは思いますが、私にとっては結構好きなシチュエーションです。まあ休みの日限定ですが。

こんな日は雨を肴に一杯・・・そんな気分になります。

今からだいたい・・・ン年前、まだ私が大学生だった時です。信州、松本市は梅雨時結構肌寒く家から出るのが億劫になります。その日も朝から雲が空を覆い尽くし、まあ何時雨が降り始めてもおかしくない、そんな日でした。
大学も留年を繰り返し、6年目ぐらいだったと思います。親の脛をかじって・・・月6万の仕送りと学費が年20万という時代でした・・・バイトとバイクとバンドというバが付くものしかしていなかった。
そんな天気は今までもあったはずですが、その日はなにか閃くものがありました。
「雨見酒しよう」
早速酒と肴を買いに行き・・・酒はビールと日本酒、肴は空豆、枝豆、豆腐ぐらい・・・2階に上がりさっさと酒宴を始めたのでした。

その当時住んでいた部屋は松本市の中心部から南に外れ女鳥羽川の少し南、筑摩神社のすぐ傍でした。元々蚕室・・・お蚕の家・・・を改造した借家で横長で2階建ての蚕室を3つにぶった斬って上下6畳2間の長屋のような家でした。だから留年大学生には贅沢すぎる2階がある借家だったのです。2階の南窓をあけるとすぐに斜めに瓦屋根があり、その向こうには隣の家の垣根が、そして遠くには山が見える、こういう事をするには絶好の場所でした。

そこにちゃぶ台を持ってきて酒を並べ、肴を並べ氷で冷やしながらチビチビとやり始めると、じきに雨がぽつりぽつりと落ちてきて瓦屋根を濡らします。その頃には遊びに行っていた猫も戻ってきて餌をねだってくるので、いつもと違って2階にご飯と水を持ってきて一緒に外を眺めながら、チビチビ、カリカリ、チビリ、カリカリと雨を眺めながら酒を呑んでいました。そのうちに猫は屋根の下を通って雨に当たらないように大家さんの猫のところに遊びに行き、私は雨を見ながらちびりちびりと酒を呑みます。
一時ざーっと大降りになり窓に吹きこむので、閉めてガラス越しに見ていましたが、峠も越えまた小降りになり、そのうちにあがってしまいました。

まだお昼の3時頃でお酒も肴もまだ残っていましたが、もう呑めない程に酔ってしまったので布団をかぶって寝てしまいました。

起きたのは夜中の2時頃。バッチリ10時間以上寝てしまい、もう寝れません。それに酒も覚めています。バイクを押して大通りまで行って、友だちの下宿に行って・・・またお酒飲んだんでしょうかね。さすがに覚えていません。ただ気持ちのよい雨上がりの夜中。空からお月様が煌々と濡れた道を照らしてくれたのを覚えています。

今から考えると、あんな事してなければなぁという記憶の一部分なんですが、妙に嬉し楽しい記憶でもあります。

雨になるとあの日の雨見酒を思い出して、またやりたいなぁと甘えた事を考える今日コノ頃でした。
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by zukunashi | 2013-06-21 19:21 | | Comments(0)


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