マンガと料理と勘違い科学
マンガ好き中年zukunashiです。
どれぐらい好きかというと、週に少なくとも3冊のマンガ雑誌を買います。週刊少年サンデー、モーニング、ビックコミックスペリオール、イブニング、ヤングアニマル、ヤングジャンプ。月刊もアフタヌーンや月刊マガジンなど気になったものは結構買ってます。週刊誌が煙草一箱とほぼ同じ金額と考えると、週に最低煙草を三箱吸っているのと同じですね。アフタヌーンは一冊で煙草ニ~三箱分とやや高いですが。

で、今回のタイトル。マンガを科学的に解説する『柳田理科雄』を気取っているわけではありません。
が、理屈っぽいです。で、嘘を書くな!と声を大にして言いたい。
それに科学的な用語を出して説明しているので何人か本気で信じてしまうだろうなぁ、という事が気になります。ただでさえ理系は人気がないのにねえ。

それでは実際の現場を見てみましょう。
【イブニング 3/22号】の『喰いタン』というマンガです。

339ページでこんな台詞を主人公の高野聖也は言います。

数少ないアルカリ性の食品である納豆を大量喰うことによって
胃酸の酸度を出来るだけ和らげ青酸ガスの発生を抑える事が出来るんだ!!!


??納豆がアルカリ性??疑問だったので調べました。ですが納豆のpH(ペーハー)が出ている栄養分析表が見当たりません。2chの書き込みではpH8まで行かない弱アルカリ性と出ていました。というよりほぼ中性。私も今手元に検査キットとかないんで(科学と学習※1が懐かしい)調べる事が出来ませんが、どうなんでしょう。

よく言われることに『納豆はアルカリ性食品だから』という言葉がありますが、アルカリ性食品とアルカリ性はまったく別物です。アルカリ性食品といえばまず野菜類、果物、海藻、キノコなどですがご存知のとおり梅干もアルカリ性食品です。
酸っぱい梅干にリトマス試験紙を触れると青→赤という典型的は[酸]の反応を起こします。でもアルカリ性食品なんですが、既にアルカリ性食品という言葉のところのリンクを見ればお分かりのとおり、調べ方が違うんです。ですから結論として高野聖也の先輩の小栗伴雄氏は
助かりませんから~残念!(もう古いですか?)

この手の勘違いは、『正しい』と信じ込んでいる事が多いので簡単には変えられないですよね。

同じような話でもう終わっていますが週刊少年マガジンで連載していた『天才料理少年 味の助』というマンガでも
コロッケの油を切るのに毛細管現象を利用する
という話がありました。でもその方法は、揚げたてのコロッケの端を熱い揚げ油に少し触れさせる・・・だったんです。これをどなたか主婦の方、やってみませんか?
でも結論から言うと油は切れません。逆に吸い上がるかもしれない。
解説なんか一切省きますが作者のまるっきりの勘違いです。でも問題なのは[毛細管現象]という科学的な用語を使うと、らしくなってしまうという事なんです。嘘を吐こうとしていないと思いますが・・・調べはしっかりとしましょうね。

自戒も込めて。



※1 科学と学習・・・学研:科学と学習の事です。小学生のとき学校の体育館に月一で売りに来るのが待ち遠しかった。特に学習より科学の方が好きでしたね。
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by zukunashi | 2005-03-12 15:26 | マンガ(新しい) | Comments(2)
Commented at 2005-03-13 22:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by earll73 at 2005-03-13 22:44
アルカリアルカリアルカリ。
これだけ調べるとはさすがですね。
科学と学習も懐かしいです(笑)
実験セットが欲しくて買ってましたねー。
今、大人の科学とかありますよね。
あれもちょっと欲しかったり。


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