4月の映画の日『フィリップ、君を愛してる!』『Dr.パルナサスの鏡』2本立て!
久しぶりに映画の日に映画を見に行ってきました。2ヶ月ほどいいのが無くて見に行ってなかったんで。

ということで、早速・・・

まずお昼に見たのが『フィリップ、君を愛してる!』
ジム・キャリーとユアン・マクレガーの<想像を超える驚愕の実話を基にした脱獄ラブ・エンタテインメント>
なるほど想像を超えてました(笑)何がって?全編エロですよ。まず初っ端からゲイを隠して夜の夫婦生活をしている場面があり(リンクをクリックすると出てくる予告編にも出てくる)その後髭面の男との浮気場面が画面いっぱいにデーンと・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・セリフもそこで「俺の〇〇に出せ!」 R15指定(15歳未満禁止)も当たり前かと。
そんな感じでまずハードに始まったこの映画、何がすごいって主人公が好き勝手に生きるそのパワーが凄い。瀕死の事故のあと「自分に正直に生きる!!」と決めたのはイイけど、自分に正直=欲しいモノ(男)は手に入れる、ですね。そしてその生活の為に金が必要。ココら辺はなんていうかよくありそうな話し。男を女に変えれば、そこら中に転がっている。そしてその金は普通の生活じゃ手に入らないから…詐欺をして手に入れる。この最後のところが分からない。ていうか、詐欺をしているという意識がないんじゃないかな、とすら思う。
で、映画の中では全く触れられていないんだけど、主人公のスティーブン(ジム・キャリー)はIQが非常に高いらしい。そのせいか詐欺で人を騙すときも、結構大胆かつ何回もやったうえで、結局刑務所送りに。でも刑務所の中で彼は法律を勉強して、おかげで偽弁護士になれるほどの知識を獲得。そしてそこで最愛のフィリップ・モリス(ユアン・マクレガー)と出会うのだ。ところでフィリップもチョットどころかモノ凄く普通から外れている。ていうかスティーブンの横にいると常識人に見えるけど、実はこの人も結構な非常識(笑)と言うかかなりの天然ボケである。
ここからしばらくネタバレ
という事で、インモラルが受け入れられて、ゲイの性生活に多少ナリと興味があれば二重丸◎インモラルが受け入れられれば丸◯、そう言うのはチョット…という人はやっぱり丸◯。自分じゃ絶対体験出来ない事を見るのもいい経験ですぞ。

さて、2本目は『Dr.パルナサスの鏡』私の大好きなテリー・ギリアム監督の最新作。ヒース・レジャーの遺作として有名になってしまいましたが、彼の役柄は非常に重要なんですが、彼も詐欺師役です。詐欺の映画を一日2本見たことになります。
さて話しの筋書きは省略します。分かり難いんで。
まず、予告編を見て映画をみるとガッカリすることがあります。ヒース・レジャーの役はもっとイカレています。あんな颯爽としていないです。そして予告編では彼がまるでナイト役でヒロインを助けるために鏡に!という感じですが、それも違います。なのでもう今言っても始まりませんがあの映画の予告編は見ちゃダメです(笑)
それを前提に話すと、映画の中の世界は混沌と秩序のゲームです。どちらも決定的ではなく、持ちつ持たれつです。秩序を神、混沌を悪魔と呼び変えてもいいですが、逆かもしれません。どちらにしても人の世は秩序も混沌もどちらか一方ではなく、両方とも必要です。そんな寓話です。

こんなふうに言うと詰まらなかったのかと思われそうですが、実は結構この話は好きです。ただ正直な話、ヒース・レジャーが亡くなって、ソコがクローズアップされたせいで、この映画の本当に面白いところが霞んでしまったんじゃないかと思います。そしてあの予告編に騙されてみた人が…(笑)
傑作というのではないです。『バロン』『12モンキーズ』などが好きな人はこの映画も好きになれるのではないでしょうか。私がそうですから。

2000円で2本。4月1日なのに嘘を吐来ませんでしたが、代わりに嘘つきが出てくる映画を見て幸せになりました。



故に出所後のスティーブンも最初は普通の(詐欺じゃない)仕事に就かねば・・・と、とある保険会社に就職する。でも、その就職の時の手段がもう詐欺(笑)面接まえに以前の会社に評判を確認する電話はスティーブンのところに掛かってきて、彼が嘘の話を吹きこむし、だいたい履歴書なども偽造(彼は大学を出ていないはずなのに一流大卒になっている)しかし、IQが高いせいか、彼は財務担当重役として就職が叶い、大出世かつその会社の業績アップもちゃんとしてのけたらしい。しかし・・・元来犯罪に対する抑制が(ゲイのカミングアウト以来)ないようで、今回も会社のカネを流用して儲け、自分の口座にその儲けを密かに(大胆に?)入れるという背任行為を行って・・・御用。フィリップもその事に気が付き、愛想をつかして彼から離れる。
で、またも刑務所から脱走してフィリップに会いに行き、今度は彼までも共犯にして道連れにしてしまう。
フィリップの愛を取り戻すために、またもやスティーブンの滅茶苦茶大胆な出所計画が開始される。それは…エイズにより死んだ事にして出所すると言うもの。そしてまんまと成功(その方法は映画の中で明かされる)し、晴れて出所したスティーブンはフィリップの弁護士に偽装してまたもや会いに行く。そして、フィリップにド派手なビンタを張られる(笑)

全編バカ全開です。

ネタバレ終了。上に戻って下さい。
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by zukunashi | 2010-04-22 13:48 | 映画・演劇・音楽


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