IE9ピン留め
十一ぴきのネコ 井上ひさし 長塚圭史 紀伊國屋サザンシアター
十一ぴきのネコをみてきました。

元々アンダーグラウンド演劇から芝居の世界に入り(うちの姉の影響である)新劇や大衆演劇もチョット覗いてみたこともありましたが、ほとんど小劇場、アングラ芝居ばかり観てきました。ですが2012年芝居はじめにうちの奥様が一念発起して高いチケットを取ってくれた芝居が『十一ぴきのネコ』だったのです。
実は初井上ひさし、こまつ座です。
かつては全く興味がない芝居でした。好きとか嫌いではなく、無視していた芝居でした。
年を取ったんでしょうか(笑)まあでも芝居なら何でも好きになって来ましたよ。でも見て面白いかどうかは別ですけれどもね。(ン年前の朗読劇とかは今見てもダメだろうなぁと思いますけどね)

という事で、いそいそと久々の新宿へと参りました。

以下ネタバレもありますので、これから観に行く方はご注意下さい。

まず、サザンシアターでかいっす(笑)そして17番目でしたが、比較的見やすくできていました。
舞台も心持ちせきがわに傾いていて、見やすい舞台になっていましたし、大道具がほぼ無く、下手ソデにピアノが置いてあるだけで、とてもシンプルな舞台でした。

ライトも動いている人をピンで抜くような灯りもありましたが、オーソドックスな構成で見やすかったです。

そしてお芝居ですが、会場前から出演者が客席にウロウロ現れて、お客様とふざけ合う光景がそこかしこで見られ、特にお子様はよくいじられていましたね。場内案内のこまつ座のハッピをきたお姉さんもいじられてました。そんな緩い雰囲気で始まりましたが、台本が古いせいもあって、のっけのシーンを見て、今の子供達に空き地に土管って、わかるのかな?といらぬお節介をしたくなりました。でも、のっけから楽しい演出になっていて、掴みはオーケーです。

このお芝居は全2幕。第1幕目はにゃん太郎と他の10ぴきのねこが出会って旅に出るまでの話。第2幕目は旅に出て大きな湖について大きな魚を捕まえようとする話です。
第1幕では希望を持って旅に出ようとするまでのにゃん太郎の孤軍奮闘がコミカルに演じられ、それ以外の10ぴきのねこが生きる希望を亡くしてもう死んでしまおうかと思っているところから、なんとか頑張って旅にでる気になるまでのあーだこーだすったもんだを、やっぱりコミカルに演じています。
話の中には死んでしまおうとするくだりなんかもあり、子供に大丈夫?と思う場面もありますが、陽気で前向きなにゃん太郎に引っ張られるように元気に出発します・・・その裏では老猫が自らの命をたってしまう寂しいエピソードもありますが。単に前向きで明るいだけじゃないです。一筋縄では行きません。

そして2幕目。旅の途中で案の定腹が減ってフラフラになり、人の畑のものを勝手に食べたり、空元気を出すためにいろいろにゃん太郎が手を変え品を変え皆の気分をノせます。そしてとうとう大きな湖に到着。大きな魚とご対面。今度は大きな魚を捉えるためにいろいろやって、とうとう捕え・・・あとは実際芝居を見てのお楽しみです。

さて、2幕の途中で何故野良猫になったのかが語られます。今回のお芝居は相当古い台本を使ったようで(あとで酒場で聞いた話しでは昭和50年代の初演の台本を使ったそうです)ベトナム戦争の話が出てきました。1幕の最初のシーンでも空き地に土管が置いてある舞台だったり、大きな魚を捕まえるために飛行機で特攻したり、地上のユートピアが出てきたりと時代が古いなぁと感じるシーンが結構出てきます。私の年ならそんなに違和感なく見ていましたが、小学生ぐらいだと、どう思ったんでしょう。意外とそのままサラリと流しているんじゃないかと思います。家に帰ってベトナム戦争をウィキペディアで調べている子がいるかも知れません。もしそうやって調べたら、今から3,40年昔に戻れば今と全く違う日本だった事に気がつくかもしれません。
それも芝居を見る楽しさの一つかもしれませんが、引っかかるものを感じます。やっぱり芝居なんだから、演技で勝負して欲しい、と。
でも実を言えば演技も素晴らしかった。舞台の端から端まで使って跳びまわり、走りまわり猫っぽくでも人間臭く、そしてチョットファンタジー。キャッツのような舞台とも違いますが、ある意味ちゃんとねこが主人公でした。そしてそのねこは飼い主だった人間の影響を受け、本当に人間臭いねこでした。そして、人間臭いねこばかりの中で、ただ一人・・・いや一匹”猫糞のにゃん十一“だけが普通の猫でした。飼い主とも適当に距離をおいてい他半野良だったねこ十一。うちのはメス猫ですが、喋れたらこんなふうかなと思いました。

この芝居は現代文明に対する風刺だとか、社会に対する鋭い警告だとかいろいろ考えさせられる事でしょう。
ですがこの芝居について、最初は動物農場を思い出しました。あそこまであからさまな風刺ではないと思いましたが、確かに風刺っぽく感じるところは多いですね。
しかし、最期のにゃん十一の生き様を見て、なぜか幕末太陽傳の居残り佐平次を思い出します。にゃん十一が歌いながら舞台を去っていった時に、この芝居の面白さを感じました。とは言えきっと独り合点ですけどね。

馬場のぼるさんの絵本もそれは面白いんですが、芝居になった時、こういうふうに出来る井上ひさしは、やっぱりすごい人だったんだと、やっと受け入れることが出来ました。

2012年芝居初めがこれだとすれば、今年の観劇のテーマは・・・食わず嫌い克服・・・かな?でも2月に寿歌が上演されるしなぁ・・・。
# by zukunashi | 2012-01-19 14:59 | 映画・演劇・音楽 | Trackback | Comments(0)
良い結婚式でした
バントさん、オメデトウ\(^o^)/
# by zukunashi | 2012-01-14 20:56 | Trackback | Comments(0)
問題:下記の文章を読んでこの作者が何を言いたかったのか100字以内で述べよ。
NEWSポストセブン|ラジウムの上で50年過ごした世田谷の92才女性 今でも健康体
2011.10.20 07:00

一時は東京の各地に高濃度汚染地があるのではと疑わせる事態にまでなった世田谷の放射能騒動。しかし、福島第一原発によるものではなく、原因はこの家にあったラジウムの瓶だった。
騒動の舞台となった民家は、築60年ほどの木造平屋建て。現在は空き家になっているが、今年2月まで、92才の女性・A子さんがひとりで住んでいた。
「A子さんが引っ越してきたのは、50年ほど前の、昭和35年ごろのことです。瓶自体も同じくらい古いものなので、当時からあったとみられています」(全国紙記者)
ということは、この「放射能おばあさん」、ラジウムの上で50年も生きてきたことになるのだが、放射能の影響は受けなかったのだろうか。
A子さんは、証券会社に勤める夫とともに、この家に引っ越してきたという。現在、彼女は介護老人保健施設に入所しているが、特に病気ということはなく、夫も10年ほど前に亡くなったが、放射能を受けた人がなりやすい白血病やがんが死因ではなかった。夫妻には、2男1女がいるが、その子供たちもここで育った。次男の妻・B子さんがいう。
「お義父さんは、82才のときに老衰で亡くなりました。義母も耳は遠いし、記憶もぼやけていますが、重い病気にはかかっていません」
子供たちがこの世田谷の家を出て久しいが、ときには、庭の手入れや掃除などに来ることもあったという。現在、子供たちは3人とも50~60代だが、「みんな健康体」だという。
「主人も姉も弟も結婚して家を出るまで、その家で過ごしましたが、全員健康でいます。私には娘がいますけど、娘も健康です。放射能がこれだけ騒がれていて、私たちも普段から食べるものとか気をつけていたのに、まさか身近でこんなことが起こるなんて…」(B子さん)
青天の霹靂といった感じだが、ラジウム入りの瓶が発見された場所は、A子さんの寝室だった。
「和室で畳の部屋なのですが、義母はベッドを置いてそこで寝ていたんです。ちょうどベッドの斜め下あたりが床下収納になっていたんですね。誰も触らないし、そんなモノがはいっていたこともまったく知らなかったようです」(B子さん)
つまり、A子さんはラジウム入り瓶の木箱のすぐ上で毎日寝起きをしていたのだ。計測された放射線量から推測すると、A子さんは1年間で30ミリシーベルト近く外部被曝していた計算になるという。これは震災後、国が計画的避難区域の基準とした20ミリシーベルトを上回っている。
この家に50年間住んでいたということは、単純計算すると、これまでに浴びた総被曝量は1500ミリシーベルトにもなる。放射性物質に詳しい中部大学教授の武田邦彦氏によると、実際にこれだけの量を被曝しているならば、「白血病になってもおかしくない」という。だが、それでもA子さんは90才を超えたいまも健康体。
「外部被曝のみをしていたと考えられます。確かに高濃度ではありますが、1年30ミリシーベルトといった放射能の影響を示す数値は、あくまで目安です。健康被害を受けない人もいるということなんです」(武田氏)

※女性セブン2011年11月3日号

答え…
# by zukunashi | 2011-10-21 19:25 | 事件・事故 | Trackback | Comments(1)
【チョットネタバレ有り!注意!!】ジャングルべル・シアター ギャラリー公演「続々おとぎ夜話 寿」
又々芝居を見に行って来ました。芸術の秋、アートの秋ですね。

今回見に行ってきた場所は、ギャラリー公演となっているとおり、非常に狭い劇場での公演でした。
劇場はアートスポットLADOと言う所で、今年第1回神保町演劇フェスティバルを行い演劇でも神保町を発信しようという、非常にこの先楽しみな芝居小屋なんですが・・・リンクが切れています・・・orz。ドメイン維持の料金を払っていなかったのでしょうか?チョット残念です。(追記:現在はリンク先が復活しています。何があったのかはわかりませんが。10/25)

さて、ウェブページがなくても劇場があれば問題はありません。先程も書きましたとおりちょっと狭いです。間口一間半奥行きも同じぐらいでしょうか。観客席は40人入れば一杯なぐらいでしょうか。そんなコンパクトな舞台の中程には二段のひな壇…一段が50センチ程…が鎮座しています。そのひな壇を青い布が覆い、そのまま客席直前まで延びています。舞台装置はこれだけです。
上を見上げると照明は普通のハロゲンランプだけで、色も特についていない普通の黄色っぽい灯りだけです。
音響も天井に付いているステレオスピーカーだけなのでしょう。

さて、今回見に行った芝居は、よく見に行っている演劇集団ふれる~じゅ演劇集団ふれる~じゅ 20周年記念本公演『Triangle』にも出ていた、神田英樹、西村太一さんが所属している劇団で、今回はその縁で見に行くことにしました。
と、ここで私事ですが、劇場に着いた時、トランスコスモスの派遣仲間とばったり出会いました。同じ会社に派遣されて机を並べてテクニカルサポートをした仲です。こう言っちゃあナンですが、性格的に向いてないんじゃないか?と思ったこともあったんですが、今でも違う会社でテレサポをしているようです。この劇団の芝居を見に来ればまたいつかばったり会うことでしょう。
会場では出演者がそのまま会場整理をしていたり、適当に前説を言ったりとユルーイ雰囲気です。私達が着いたときには、もう残りの席が10もなく、前売り買ってよかったァ、という状態でした。当日は席が空いていれば入れますよ、というようで、入り口の所で6人ぐらいが待っていました。結構人気ありますね。

しばらくすると舞台のライトが付いて、前が明るくなります。そうすると今回の作/演出の浅野泰徳が出てきて、今回の芝居の簡単な解説をし始めます。お話は民俗学を元にした謎解きものです。と言うことです。

この芝居は1幕3場で、主人公の川端諸子がバイト先にあった石像(七福神の福禄寿と寿老人)の謎を解く(なんでこんな所にある?誰が作った?等々)というお話です。

久々に爽快な芝居でした。二つの話が最後の話で一つになり、キッチリ落ちる。唯これだけの事なんですが、破綻すること無く、キッチリ勘所を押さえ、そしてナニヨリ謎を余す所なく解き明かしてくれました。役者さんの台詞のテンポもよく、役者さんの動きにもキレがあり、表情も抜けていません。

気になったことがあるとすれば、小道具を全く使わないため、何気なく水を飲むとか、船が揺れる、持ち上げる、下ろすなどすべてが仕草だけです。チョット雑なところもありました。あと下に敷いた布が滑るために、演り辛そうな箇所も見受けられましたが、大きく影響されることはありませんでした。

芝居の最期の所で、キク役の松宮かんなさんがふいに涙を流す場面がありました。これは計算してされたことではないでしょう。役にハマり感極まってしまったのだと思います。彼女は舞台中央のひな壇に静かに座って、川端諸子とその先輩の最期の謎解きを聞いている場面でした。最前列の私の背後からもすすり泣く声が聞こえます。
その直前の過去の回想シーンで三人の役者さん(浅野泰徳、福津屋兼蔵、松宮かんな)の目は赤く、涙をたたえ感情が高ぶるのを抑えながら演技をしていました。もしかするとそれは、役に入り込み過ぎた感傷的な演技だったかもしれません。しかし、次のシーンで川端諸子に過去のいきさつを解き明かされ、その時の想いが川端諸子やバイト先の店長などに伝わった!と瞬時にわかるキクの涙でした。それは計算できない舞台の魔力です。


ところで残念な話、13(木)から19(水)まで毎日公演があるのですが、全て完売しているそうです。
ちょっとだけ当日券が出るという話。もしお暇なら、芸術の秋、食欲の秋を充実させてみてはいかがでしょう。神保町界隈は美味しい呑み屋も沢山ありますからね。

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# by zukunashi | 2011-10-14 15:27 | 映画・演劇・音楽 | Trackback | Comments(0)
twitterの140文字で伝え切れない所はどうするの?
菊池先生のコレを見て早川先生の反応が次
(゚Д゚)ハァ?
これって何を意味するかと考えると…
『私(早川先生)なら別に電気がなくても死なないよ』と言っているふうにしか思えないんですが?
その後、こう仰っている人に対して門前払い(´Д`)ハァ…
上のツイートが医者だったからこんな事も仰ってます。
まあそんな事を菊池先生はおっしゃってませんが、早川先生の言に沿って考えると、こうなるよなぁ。でも違うんだそうです。
で、ある人がこう仰っています。コレに対して早川先生は…
菊池先生のこのツイートを引用した上で…
左記のように反論されました。
上の文中にある「これです」は左記のツイートです。前後も引用したほうがいいですよね。(注意:下から上に読んで下さい。)
前後も読めば予防原則を知ってて尊重しない脱原発運動を菊池先生は批判している、という意味合いになりますね。
電気がない=人が死ぬ と思わせる書き方を早川先生は批判しているのかもしれません。
上の一連のツイートは早川先生のタイムラインのみから引用しています。一番最後だけ菊池先生のタイムラインです。
さて一番上の菊池先生のツイートに対する二番目の早川先生のツイートを読めば、キャンプや登山をしたことがある人の経験談という笑い話ですみます。その後早川先生が切って捨てたお二方は、両方とも私と同じ考えだったでしょう。そして御二方の仰っている事は全然おかしい話ではありません。
早川先生なりに、自分が取り上げたことに対する結論はこちら。(注意:下から上に読んで下さい。)
まあ確かに一般論として人間の生活に電気は必須のものではありません。電気が無いことに依って直ぐ人は死ぬわけではないですが、菊池先生のツーイトにもありますが、経済活動の停滞や間接的な原因で人命が危機にさらされる事も事実ですね。という事を菊池先生は後のツイートで補足していますが。

そう考えると言葉足らずだった菊池先生のツイートに対して、もっと言葉足らずに批判した早川先生のやり方もあまり褒められたものではないでしょう。後で早川先生も書いていますが
と書いている事と
コレの関連が不明すぎます。
こんな事今更言うことでもないんですが、山(または海でも川でもいいけど)でキャンプは社会生活ではありません。社会から離れてリラックスするためのものです。まあ時たまもっと疲れちゃったりしますけどね。
だからキャンプで誰も死なないのは、チョットしかいない、何かあったらすぐ連絡できる社会がそばにある、そしてなにより死にそうな人は行かないからです。
『きくまこさんは、山でキャンプして自炊した経験がないようだ。電気がなくてもひとは死なない。』これだけで自分の考えを相手にちゃんと伝えようとするのは、送り手の傲慢なのではないですか?
もう一言付け加えるなら、菊池先生は脱原発はするなと仰ってないですね。ここの一番下の発言を読めばお分かりの通り、脱原発を止めるとかではなく、電気が足りるのかどうかちゃんと評価しましょう。足りているという事だけを喧伝する為に、予防原則を無視して話をすすめるってずるくないか?と言っている訳ですね。


何がどうなったら予防原則の話がキャンプに化けるのかわかりませんが、それでも地球が回っています。
# by zukunashi | 2011-09-30 23:59 | 事件・事故 | Trackback | Comments(2)
演劇集団ふれる~じゅ 20周年記念本公演『Triangle』
うちの奥様に連れられて、またまた久しぶりに芝居を見に行きました。

この間は浅草でしたが、今回はさほど遠くない両国です。両国には有名な劇場『シアターΧ(カイ)』があります。そこに行きました。

劇団はこのごろ奥様ご贔屓の演劇集団ふれる~じゅ。今回は年下の友達で、やっぱり芝居をやっている女の子も連れて、3人で観劇でした。

今回のお芝居はシアターΧの公演案内を御覧下さい。
シアターΧ公演案内より演劇集団ふれる~じゅ
『TryAngle-トライアングル-』


見てのとおりです。既に公演は終わってしまっています。という事で多少ネタバレを含みながら公演の感想などを書き綴りたいと思います。

1幕もので舞台には手前に喫茶店のような椅子と机が2組、下手側奥には白い壁に囲まれたベットがあり、上手手前には喫茶店やバーのような、カウンターと厨房がある。上手野奥は目隠しされていて、そこから人が出入りできるようになっていた。

話の中では今の話と昔の思い出が入れ代わり立ち代わり出てくる。故郷を捨てて都会に出て、何かを成し遂げようとした主人公が、どこかのお話のように成功して故郷に戻るなんてことはなく、忸怩たる思いを抱いたまま生きている。切っ掛けを得て故郷に帰る。そこで昔の仲間が集まって歓迎、諍い、和解、そして大団円・・・。

こう書くとちょっとクサイ話に感じますね。で、実際観た第一印象はやはり「ちょっとクサイ話だなぁ」というものでした。チョット青春を引き摺った大人たちの何年振の同窓会的なノリです。
その中でも不満に思ったのは、2つあります。
諍いの元でもあり、主人公が帰る切っ掛けにもなった、幼なじみの病。
そして、主人公の元カノ役の演技です。

一つ目の『幼なじみの病。』は非常に重要なエピソードで、彼が倒れてすぐに主人公が帰ってこなかった事が、諍いの原因になっているのですが、どんな事があって何が元で、そして今はどうなのか、ほとんど明かされませんでした。強い薬を使って体は回復しているが、何故か意識が回復しない。という程度のことしかわかりません。事故による怪我なのか、病気なのか、深刻でもしかしたら死ぬのか、そうじゃなくただ意識が回復しないだけなのか。舞台を見ているだけではそれもよくわかりませんでした。
元カノが「遅いじゃないのよ!!」と泣きながら主人公の胸を叩くとかそんなステレオタイプの芝居を欲しているわけではありませんが、分からなくて気持ち悪い、あそこで寝ている人は死体なのか生者なのか、なんか宙ぶらりんな感じでした。

二つ目は元カノ役の演技についてですが、この女優さんは外部からの客演がおおい演劇集団ふれる~じゅのなかでも、多分今回が初めての人です。鵜飼真帆さんという方です。ブログ経歴を見ると映画主演もしていますし、いろいろな舞台も踏んでらっしゃいます。経験はあるのでしょう。しかしどうもあの劇場の中で一人だけ光を浴びていない気がしました。長い髪で、内気でうつむき加減の演技が多かったから、顔が真っ黒になってしまったからかもしれません。内気なのでわざと間を外したように吃ったりするせいかもしれません。
どうも違和感が拭えません。なにかチョット話の中から体1/4ぐらいはみ出してしまっているような、ズーッとそんな感じでした。

気になることを除けば楽しめたかといえば、最後まで芝居にハマることが出来ませんでした。最初のボタンの掛け違いが最期まで響いたように、感情を揺り動かされる何かがなく、閃くような素晴らしい瞬間にも出会うことが出来ませんでした。

近頃芝居もとんとお見限りなのでこちらも鈍ってきているのでしょう。

またリハビリがてら幾つかお芝居を見に行きたいのですが、どこか無料でチケットを頂けないでしょうかね(笑)

次回に期待します。演劇集団ふれる~じゅの役者さんは個性的で面白い人が多いので、期待は出来ます。
# by zukunashi | 2011-09-16 17:04 | 映画・演劇・音楽 | Trackback | Comments(0)
久々の観劇 きまぐれパンダ 「サンパチマイクとセレナーデ」
第2回したまち演劇祭参加作品、きまぐれパンダ「サンパチマイクとセレナーデ」を25日の木曜日に見に行ってきました。

正直なはなし、期待はしていませんでした。ただ、笑える作品であること、ボキャ天に出ていた金谷ヒデユキが出ているという事で、チョット期待して行ってきました。

で、唐突ですが結果として面白かったです。時折ドハハァと笑いの漏れる楽しい芝居でした。

とは言え幾つか腑に落ちない部分はあります。一番気になったのは実は最後のシーンです。たしかにあれでもいいんですが、終わったという感じが弱い。まだ続くのかな?と思わせておいて落とすという事なのかもしれませんが、それにしてもなんか終わったァという感じは弱かったです。

あともうひとつ付け加えるとしたら、チョット主人公の春太郎を実はイイ人に書きすぎているんじゃないか?まあそうしないとホロリという部分が出てこなくなるのですね・・・わかります。んーでもちょっといい人すぎる気がします。

と、最初にキツメに書いておいてどうだったかといえば、話のテンポはいいし、役者さんの間のとり方もgood!
ギャグもそこそこ認知されていましたし、噛んだりトチッた所をすかさずアドリブで返すようなところも結構受けました。
実は冒頭の前説が一番受けていたという気もしないでもないですが。
そして金谷ヒデユキのネタも・・・たぶん観客を見て決めたんだろうなぁと思うんですが・・・年代的にツボでした。笑うシーンについては、近頃見た芝居の中で一番できていたと思います。

ということで、今日と、明日しかもう公演日は残っていませんが、木馬亭で笑って夏を締めてはいかがでしょうか。


きまぐれパンダ

「サンパチマイクとセレナーデ」

演劇集団アーバンフォレストの穴吹一朗と大友恵理のユニット・きまぐれパンダの初陣。夫婦漫才の小石川小春・春太郎は20年来のコンビだが夫婦仲は最悪!のドタバタコメディー。最後はホロリと涙が。
日時
8.24(水)19:30−
8.25(木)15:00−/19:30−
8.26(金)19:30−
8.27(土)14:00−
8.28(日)13:00−/17:00
8.29(月)19:30−

場所
木馬亭

脚本・演出:穴吹一朗/出演:大友恵理|穴吹一朗|峯村純一|福田らん 他
前売開始:7月23日(土)/料金:前売3,000円|当日3,500円(全席自由)
※25日(木)15:00のみ前売・当日とも2,500円※区民割引:2,500円(枚数限定)
問合せ:きまぐれパンダ|Tel:080–3526–6245

上記は第2回したまち演劇祭in台東 の該当ページより引用

(追記)金谷ユキヒロ→金谷ヒデユキ 申し訳ございませんでした<(_ _)>
# by zukunashi | 2011-08-26 01:03 | 映画・演劇・音楽 | Trackback | Comments(0)
上から目線・・・でも見当ハズレじゃない?
中部大学教授の武田邦彦教授は歯に衣着せぬ物言いで、そこそこ人気があるらしい。

正直な話、彼のブログや話を聞いて、とても信じる気にはなれない。

例えば、彼は牛乳が汚染されている。しかし汚染されていない牛乳と混ぜて出荷しているので、規制値以下になっている、と言っています。〈注1)

雪印乳業の牛乳での食中毒事件を覚えている方なら、今回武田教授が行っている放射性物質汚染牛乳の話も「あゝ、そうだね、ありそう」と思うでしょう。昔もあったからありそうと考えるのは、仕方が無いことなのかもしれません。

とはいえ既にニュースにもなっているので読んだ方もいるかも知れませんが、武田教授は
…前略…私も牛乳については慎重に調査をしていましたが、どうも危険なようです。

大手の販売会社は多くの親が心配しているのに、汚染状態を公開していませんし、「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて、ベクレルを規制値以内に納めているという情報もあります。…後略…
誠実な社会を取り戻したい・・・牛乳と柏市の放射線ヨリ
慎重に調査をしているそうですが、ダレからの情報なのか、ドコで行われているのかなど肝心な事は何も言いません。仄めかしているだけです。こういう情報の出し方は、後出しジャンケンと同じで、もし今後この話に都合のいい事実が判明したとき、あれはこの事だったと言えば済みます。その時までじっと待っていればいいのです。もし何も起きなければ…元々何ら事実の提示がないのですから、どんな言い逃れでも出来ます。

という事で、ブログでもツイッターでも、もちろん紙媒体の情報でも、こういう人の言うことは信じません。SF小説とかなら楽しく読みますけれどね。

それと、武田教授はなんかいやらしい説教臭さが、嫌な感じです。そう思うのはココです。
【業者の方へ】

原発近くの牛乳のデータと物流について、すべて公開してください。

食材の安全と安心を得るには「正直で誠実」であることだけが求められます!!

汚染された牛乳を飲む子供たちとともに、一度、信頼を失うと、日本の酪農業には将来とも大変な打撃です!!
確かに言っている事は間違っていないですが、まず疑いをかけた武田教授から、彼の慎重な調査結果を公表すべきでしょう。不安を煽ったのは武田教授の側です。誠実に調査結果を公表した上で相手にも誠実さを求めるべきではないでしょうか?コレはポーカーじゃないのですから。
それでももし少しでも混入した牛乳が・・・市場にほとんど流通しておらず、子供どころか大人ですら飲んでいなくても、もしかしたら単なる事故だったとしても・・・存在しただけで、彼や彼を支持する人々は拍手喝采することでしょう。

そして何よりも一番嫌なのは、酪農業界がそれを知ってて隠蔽していると決めつけていることです。
『御上にも慈悲はあるぞ』的な物言いで、真実を語る自分を演出しています。

という事で彼の真似をして・・・
【武田教授へ】

武田教授が慎重に調査したことについて、すべて公表してください。

発言の正確さと信頼感を得るには『正直で誠実』であることだけが求められます!!

あやふやな情報を読む大人たちとともに、一度、信頼を失うと、武田教授の発言には将来ともに大変な打撃です!!
こんな感じでしょうか。

たしかに気持ちいいですね、間違ったことを書いてないし、特に今回は彼が実際ブログに書いたことを元にしていますから。

該当ブログのScreenshot
# by zukunashi | 2011-07-15 09:34 | 事件・事故 | Trackback | Comments(2)
自分の周りで無かっただけじゃない?
妻と猫はいますが、子供はいないzukunashiです。とはいえ姪っ子と甥っ子が計4人いますので、ん年後の正月にいくらふんだくられるのか今から((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さて、めったに読まない・・・というか一年に一回、病院の待合室で読むものがないときに手にするのが【女性◯×】系の雑誌です。マンガもあるんですが全然面白くないですし、ゴシップも性別によってこんなに興味をそそられないものなのですね。という事で無人島に絶対持っていかない物TOP10に必ず入ってくるものが私にとっての女性週刊誌です。

とはいえ今回はそれ関係のお話です。女性セブン〈小学館〉の7月14日号に載っている80を超えた現役助産師の話です。以下リンクをお読みください。
NEWSポストセブン|最高齢助産師「出産時の痛みはセックス以上の究極の快感」
快感だとかは(つ´∀`)つ置いといて…

色々と突込みどころはあります。とはいえ子供のいない私が言うのも・・・ね^^; という事で一箇所だけ突っ込ませていただきます。
お産で死ぬことは絶対ないから、なんにも心配いらん。
NEWSポストセブン|最高齢助産師「出産時の痛みはセックス以上の究極の快感」より引用
うわーこれって自分の周りだけを見ていっているんじゃないでしょうかね。お産で子どもが亡くなったり、母親が亡くなったりすることが今より昔のほうが多かったんじゃ?この方のウィキペディアから引用しますと
助産師の仕事をはじめて66年余。取り上げた子どもの数は4000人近い。
ウィキペディア 坂本フジヱより引用
ということなので、終戦直後から助産師をされていると思いますが、その頃から坂本さんが取り上げる子供は一人として亡くならなかったとすれば、まさに神の手です。

しかし、実際は不幸にも亡くなられることがあります。よしんば100歩ゆずって、坂本さんが関わったケースでは誰一人亡くならなかったとしても、それを以てお産で死ぬことは絶対ないから、なんにも心配いらん。と言い切ってしまったならば、目が曇っているのか、知りたく無い事から目を逸らしているのか、はたまた私が思っている『お産』と坂本さんが仰る『お産』は全然別物なのでしょう。

お産で死ぬことがないと彼女に保証されたとしても、亡くなる人はいます。
これもマスコミの問題なのでしょうか?それとも助産師など医療側の問題なのでしょうか?

女性セブンは2011年1月から3月の印刷証明付き発行部数は42万5千部で女性週刊誌ではトップです。
これからお産を迎える人に変な期待と、間違った認識が残らないことを祈ります。
# by zukunashi | 2011-06-30 13:03 | えー?! | Trackback | Comments(0)
そうそう、久々にこの方・・・
えー、今を去ること6年前ぐらいですね。2005年ですから。『募金パーク』という募金をするWebページがありまして(というか今もあります)、募金するページのくせに使途不明だったり(不特定多数から集めた募金をですよ!!)それを追求するメールに対して、業務妨害だと実名を晒すような蛮行をしたり、ちょっと留守にするからと言って代理人に指名した人が、とんでもない非常識な人だったりと、書くネタに事欠かない時がありました。まあその頃から時事ネタを取り上げるようになってきたんですけどね。

さて、その募金パークですが、代表者が高麗和男氏と言いまして、まあいろいろ叩けばホコリが出そうな方でした。現在高麗氏は何をしているかというと、どうやら介護ビジネスをしているようです。
介護24
ですが不思議な事に、上記リンク先のウェブページを隅から隅まで見ても、社長の名前が出てこないんです(笑)

会社についてという項目を見ても、社長の名前が出てきません(笑)
介護24・社長のブログというブログを見ても、会社の社長なのに自分の名前を一切出しません。名前を売るつもりは全くないようです。
じゃあ何で募金パークの代表と介護24の社長が同じ人と分かったかというと・・・
会社についてのFC本部というところを見ると、代表取締役:高麗 (こま)となっている。苗字だけですけどね
このpdfファイルには平仮名ですが、フルネームが出ている。
顔がそっくり(笑) 今調べると募金パーク関連ではほぼ高麗和男氏の顔写真はありません。昔は出ていたんですけどね。
とまあこんなトコロです。根拠が薄弱だなぁと我ながら思いますが、介護24関連では国際介護ビジネス高等学院という学校もありますが、学校なのにその代表者の名前が掲載されていません。なんか勘ぐりたくなりますが、いいでしょう。私は代表者の解からない学校や社長の名前すらWebに出さないフランチャイズには絶対加盟しませんけどね。

タダそれだけです。まっとうな道を歩いて、ちゃんとしたビジネスを展開しているんならいいんです。
こんな話もありますけどね。



P.S.
# by zukunashi | 2011-06-03 21:39 | 事件・事故 | Trackback | Comments(4)


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